やるなあ

  • 2007年07月05日(木)

今日は4年生以下の練習でした。
OBのT君が遊びに来てくれました。このT君は私の指導者2年目の選手で、当時からサッカー大好きのテクニシャンなレフティーでした。
またこの選手が小さい子どもが好きで、好きなだけに接し方もうまいんですよね。
選手にも年が近いし、「サッカーの上手いおもろいお兄ちゃん」って感じで子ども達から大人気です。

OBの選手が、ひまなときに遊びに来てくれると本当にうれしいですね。
OBの元気そうな顔を見て、このOBも楽しく高校生活を過ごしているなって感じました。毎日が充実してるんでしょうね。そうじゃなきゃ、子どもに対してあんな笑顔で接することはできません。

いままでにペルナを卒業していった選手達、たまには遊びにきてくださいね。近況を聞かせてください。
OBが遊びにきてくれることがコーチは一番うれしいことです!
       Coachしみず

はやり

  • 2007年07月03日(火)

先日、少年とは違うカテゴリーの日本の中のトップクラスのチームを率いてる「監督」とゆっくり酒を呑みながら話をする機会がありました。
普段のトレーニングは夜で、昼間は芝生を刈ってるそうです。
ある意味プロの監督ですから、たいへんなことはいっぱいあります。しかし「自分の好きなことを仕事にできる。休みたいとか楽したいとかは言えへんな」って言ってました。まさにその通りだと思います。
仕事は普通、生活のためにすることであって、自分の好きなことが仕事の人はめずらしいと思います。
本当にたいへんな仕事だとは思いますが、やりがいのある仕事だと思います。ますます彼のチームを応援したいと思いました。


今の日本のトレンディーなトレーニングは、たくさんのビブスを使い「考える負荷」をかけた「オシム流」のトレーニングですかね!?
確かに今の日本代表の監督がオシムなので、代表クラスの選手はオシム式のトレーニングを理解して実行できなければ、代表には選ばれません。一時期ジェフの選手が代表に多かったのもうなずけます。
しかし、そのトレーニングをそのまま使用してはまったくいけないと思います。
たくさんビブスのトレーニングの意図は、「考える・判断する力」を付けるためなのでしょうが、実際問題サッカーは2チームで戦うものでありユニフォームの色は2色です(GKは除く)
ウォーミングアップには「頭の体操」の部分も入っておもしろいと思いますが、その先はもっと「試合」の要素の中で「何ができるか?」の部分を追求していくべきかなって思います。

育成のカテゴリーでの「オシム色」ってむずかしいんじゃないかな?日本サッカー協会がオシムを後10年代表監督にする!って言い切るんなら考えますけど結局後数年で、結果がでずに次にいい監督が見つかったら“クビ”にするんでしょ。
日本のサッカーはどこに向かっていくんんでしょうね・・
        Coachしみず

体調管理

  • 2007年06月25日(月)

先週の週末は、土・日と大阪に遠征してきました。
この二日間は非常に難しい二日間でした。
一日目の土曜日はガンガンの晴れ!暑くて体調を崩す選手が続出しました。
二日目の日曜日は冷たい雨。寒さで体調を崩す選手がまたもや続出。
一日目はひどい時で16人の選手の中でゲームにでれたのが7人!二日目はこれまたひどい時で16人中9人!

でもそんな状態の中でも最後まであきらめず、しっかりしたプレーを多くの選手ができていたことは収穫でした。
フル出場で体的にはしんどかったでしょうが「がんばれる」強い気持ちを持って最後までプレーできたことで、コーチの信頼を得ることができたし、何より選手自身も大きな自信が付いたことでしょう。

長くサッカーをやっていくなかでは、いろいろなことが起こります。体調の悪いこともあるし、ケガをすることもあります。そんなハプニングを乗り越えられるのはいつも「サッカー大好き」って気持ちでしょうね。そんな気持ちを少年の時代に少しでも多く植えつけたい、それが私の、ペルナの願いです。
       Coachしみず

歌とスポーツ

  • 2007年06月22日(金)

まったくサッカーに関係ありませんが、私は歌が大好きです。
スポーツは観る人を感動させることができますが、歌は聴く人を感動させることができます。

今日某局で「ユーミンとゆずとミスチルの桜井」のコラボをやってました。やっぱユーミンは荒井由美(こんな字でした?)のころを含めていい歌を出してますね。私くらいの年齢だとごっついストライク入るんですけど・・
またみんな歌が上手いんだ!(当たり前ですけどね)歌って放送内でも言ってましたけど、行ったこともない外国に連れていってくれたり、やったこともない遠距離恋愛をさせてくれたり、いろんな世界を見せてくれます。
「絵」なんかもそうですよね。創造と夢の世界に連れていってくれます。
サッカーも同じですよね。いいサッカーは観終わった後に幸せな気分になれると思います。歌や絵と同じように・・

ペルナはそんなサッカーを目指しています!!
      Coachしみず

ちびっこ

  • 2007年06月18日(月)

先週末は土曜日が愛知県でU-8・9・10(2・3・4年生)日曜日が大阪でU-9・10・11・12(3・4・5・6年生)の試合でした。
遠くでの試合にもかかわらずたくさんの保護者のかたが応援に駆けつけてくれました。
保護者の皆さん試合を観た感想はどうでしたか?

私もつい最近までちびっこの保護者でした。
子どもって気まぐれで、気分の乗ってるときはこちらが驚くくらい動き周ります。逆に気分が乗らないと全然ボールを追いかけません。まあ、それも3〜4年生くらいになると平均してボールを追いかけるようになりますけどね。

この週末は二日間とも天気が良く、選手達は汗まみれになってボールを追いかけていました。
ボールを追いかけて、こけてドロドロになって顔が泥でベタベタになっても、必死にボールを追いかけているちびっこを観て久しぶりに思いだしました。
「自分の子どももこんな時期があったな」って。

親として必死にがんばる子どもの姿って何にも変えられないものがありますよね。涙もろい私なんかはグランドにいても涙が出ます(笑)
押されたり、足がひっかかったりしてこけてもすぐ立ち上がり、でも思いの他痛くって目に一杯涙をためながら、それでもボールを追いかける姿、そしてゴールを決めたときの誇らしげな顔、決してビデオや写真で押さえることのできない、自分の記憶だけに残すことのできる宝物です。

保護者の皆さん、その宝物はそんな簡単に観ることはできませんよ。一年に一回くらいしかないかもしれませんよ。
時間の許す限り子どもの試合を観に行ってあげてください。
そして夜試合の感想を聞いてあげてください。
プレーの批判をせずに良い所をみつけて褒めてあげてください。
その瞬間、お家でもグランドでの笑顔と同じ笑顔・宝物に出会えるかもしれませんよ!
      Coachしみず

がんばれ!

  • 2007年06月16日(土)

選手には自分のやりたいプレーをやってもらいたいものです。
それは、大人から観ると大人が望んでいるプレーではないかもしれない。
もっと答え(ゴール)を出すのに近道があるかもしれない。
大人はそれに気付いているけれども、あえて言わないでおこう。

自分の好きなことをやってみよう。
失敗するだろう。
でもその失敗から多くのことを学ぼう。
成功するかもしれない。
そのイメージは大切にしよう。
どんなことでもいい。
何かを精一杯やってみよう。
その先のことは精一杯やった後に考えよう。
必ず何か光り輝くものが待っているはずだ!
     Coachしみず

梅雨

  • 2007年06月14日(木)

嫌な季節がやってきました。
人間が生活する上で「雨(水)」は必要な物ってことは分かっているのですが試合は中止になるし・・・先週は土・日曜連続で中止になりました。
・・・つまらん・・・
性格的に「今日はどこそこ」「明日はどこそこ」って感じで動き回っているのが好きみたいです。選手達も楽しみにしていた試合が無くなると本当に悔しがっています。やっぱり子どもは試合が好きだなあ。
できるだけたくさん試合ができるように努力しますからね!
        Coachしみず

全日本少年サッカー三重県大会決勝

  • 2007年06月11日(月)

 今回も、県審判部として鈴鹿スポーツガーデン・サッカー場へ行ってきました。予選を勝ち上がった4チーム、FCプエルタ(松坂)、四日市JFC(四日市)、セントロ津南(津)、名張JFC(名張)。
例年通り、大ゴール、大ピッチと大人の競技サイズ。
 結果から言うと、優勝したのは、四日市JFCでした。大人サイズのピッチであるため、パスが使えて、キック力が有り、足が速い等の身体能力の高い選手が多くいるチームが有利な状況です。当日の朝は、どしゃ降りの雨で芝のピッチも柔らかく、選手の足に掛かる負荷も相当なものだと思います。試合の前には、雨も止みましたが、ピッチ上は、湿度が高く大変辛い状況と見えました。
 この4チームの中で、唯一FCプエルタ(旧:松尾サッカー少年団)は、ドリブルのチームで大きくボールを蹴ることをしなかった。ドリブルで大人サイズピッチを移動するのは大変だと思いました。でも、最後まで、コダワリのサッカーを見せてくれました。お疲れさまでした。
 FCプエルタとは、今年、フジパンカップの1日目に、対戦しますので、三井さん、その時は、宜しくお願いします。そして、一成さん、審判お疲れさまでした。
試合結果
     FCプエルタ 0−5 四日市JFC、 セントロ津南 3−1 名張JFC 、
3位決定戦 FCプエルタ 2−6 名張JFC
 決勝戦  四日市JFC  2−0 セントロ津南                                           
  coach ながき

狙いは?

  • 2007年06月09日(土)

以前からずーっと気になっていることがあります。
今日見学に行った場所で行われていたゲームでも同じことが気になりました。

ゲーム中よく聞かれる言葉の一つに「シュートで終わっとけ」というのがあります。この「シュートで終わっとけ」ってどういう意味なんですかね?日常的に攻撃の最後はシュートで終わればとりあえずOKみたいな感じになってますよね?それって合ってます?

私は違うと思うんですよね。
当然得点のためにはシュートは打たなければいけないとは思いますが、そこばっかり強調しすぎてゴールが決まる可能性が低いのにとりあえずシュートで終わってないですか?そんな“クセ”がついてないですか?
シュートで終わりじゃないでしょう?「ゴール」で終わりでしょう?そのゴールを目指すためにシュートを選ぶのか、シュートとみせかけてのキックフェイントで抜きにいったりスルーパスを出したりするのかの、一番おもしろいかけひきを「シュートで終わっとけ」で失ってないですか?

遠い目からシュートを打つ。決して悪いことではありませんが全てそれが「良し」になっていてはゴール前で決定的に崩すことはできないんじゃないかなって思います。
きれいなロングシュート・ミドルシュート、ゴール前での混戦からの泥くさいシュート、完全にくずしてのシュート、いろんな得点があると思います。いろんな点の取り方の練習をしないと、いつでも「シュートで終わっとけ」じゃ流れのなかでの得点はありえませんよ。

最後は「ゴール」で終われるように選手に要求してその実現のための失敗に我慢していく。それが我々指導者の仕事ではないでしょうか?

何才まで“育成”ですか?
        Coachしみず

ペルナ色

  • 2007年06月08日(金)

先日、うちのOBのお母さんがこんな話をしてくれました。
「うちの子(高校1年)が高校の部活でサッカーをしていたら、指導者の先生が『君ペルナ出身か?』って聞いてきたわ」
また他の選手のお母さんからは、こんな話が・・
「市のトレセンに行ったら知らない指導者から『君ペルナの子か?』と聞かれました」と。

指導者をしていて、他の人から言われてうれしいことが2つあります。1つは「ペルナの子って本当に楽しそうにサッカーやってるよね」です。
この部分はうちのチームのポリシーでこれがなくては何も始まらない!それ位重要なものだと考えています。
もう一つがさっきのです。「プレースタイルがペルナっぽいね」

セレソンのユニフォームを着ていなくても、普通のTシャツで練習・ゲームをしていても「あの子ペルナの子(出身の子)じゃない?」って言われるほど特徴のある選手になって欲しい、ちょっと普通じゃないな!って感じになって欲しい!

だから今回、うちのOBの選手と現役の選手から“そんな匂い”がしたのがめちゃめちゃうれしくて・・・

いつまでもおしゃれで素敵なペルナ色を追求していきたいと改めて思った日でした!
       Coachしみず