15・16日

  • 2011年10月17日(月)
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15・16日の2日間、元JEF千葉の育成コーチの池上さんに来ていただき、2回のトレーニングと保護者向けの講演会を開いていただきました。

15日朝7時に千葉を出発して12時に菰野に到着。
昼食後すぐにトレーニングをおこなってもらいました。
2回のトレーニングは全てのメニューが『周り・仲間を意識したもの』となっており、1〜6年生同時に行うトレーニングは普段自分たちがやっているのとは大きく違い非常に興味深いものでした。

キーワードは
『助け合うこと』
『みんなで楽しむこと』

トレーニングの内容はポイントさえ押さえていれば後はどうアレンジするかだけで、根本的なところを間違えなければ大丈夫。
サッカーに必要な要素をいかにトレーニングの中で子どもたちに自然と入れれるかが指導者の腕の見せ所です。

少年サッカーの指導の『根本』を学ばせてもらった気がしました。

15日のトレーニング終了後、場所をグランド隣のコミュニティーセンターに移しての『保護者向けの講演会』
私を含め保護者の人には耳の痛い話も多かったと思いますが、非常に勉強になったし、参考になりました。
多くの保護者のかたが参加してくれ、なかには熱心にメモを取りながら話に耳を傾ける保護者も多く、有意義なものとなりました。

今回はチームの合宿も兼ねていたので、1日目終了後希望者は宿泊場所に出掛けました。
1〜6年生で約40人の宿泊。
1〜3年生には初めて泊まる選手も多く楽しみな宿泊でしたが、5・6年生が下級生の面倒をよくみてくれ、『さすが高学年!』と思わせる場面が数多くありました。
食事の準備も全て自分たちでできましたし、風呂の後片付け・退所するときの部屋の確認・食堂の後片付けも『誰が隊長する?』と聞けば『はーい』『はーい』『おれおれ』と多くの選手が立候補してくれて誰に隊長を任命するか迷うほどでした(笑)

4年生以下には、テンションが上がり過ぎて夜あまり眠れず、2日目のトレーニングはリタイヤする選手も何人かいましたが、それも経験。
多くの失敗を経験して子どもたちは成長していきます。
そんなことを改めて思わせてもらった貴重な2日間でした。

今回も、このイベントを開催するに当たり多くの人に協力してもらいました。
池上さん・アシスタントの坂崎くん・ペルナ保護者・ペルナサポーターズクラブのアレグロ・一緒に楽しんだ他のチームのみんななど、多くの人の支えでまた一つ子どもたちは貴重な経験をし、ポケモンのように『経験値』を上げました。
本当に感謝します。
ありがとうございました。

       つたえびと しみず

災害復興派遣B

  • 2011年10月14日(金)

4泊5日の災害復旧支援から帰ってきました。

1ヶ月ほど過ぎた後の5日間だけだったので、本当のことは分かりませんが庁舎での会話、
『誰か知り合い亡くなった?』
『同じ町内の○○さんのところが家族全員流されて4人亡くなった』
を聞けば凄まじさが分かります。

初めての体験でなんて言ったらいいか・・・

確実に言えることは『いつなにが起きてもおかしくない世の中である』ということ。
そして『今を大切に生きる』ことが大切であるということ。
これからも時間を大切にしよっと!

つたえびと しみず

災害復興派遣A

  • 2011年10月12日(水)

災害復興派遣で熊野市に来てから3日が過ぎました。

普段は熊野市庁舎(三重県庁の支店のようなもの)に詰めているのですが、そこでの人々の挨拶が少し気になりました。

庁舎で知り合いに偶然・久しぶりに会うと
『まぁ、久しぶり!家どうやった?』
と最初に聞きます。
聞かれたほうは
『おじいちゃんの家が床上、うちも床上』
と返したりします。

やっぱり後片付けが大変らしく、
『昨日やっと畳を上げて落ち着いたわ』
と話していました。
特に大変なのが、
『泥』『消毒』『臭い』
だそうで、スーパーの駐車場なんかにも泥水の跡が残っています。

もっとひどいところは、家が流れてきていたり、一つの集落全部が水没していたり・・・

東北といい今回の紀伊半島といい、自然には勝てませんが国民全員で力を合わせて乗り越えて行きましょう!

小さいことでかまいません。

できることから・・・

      つたえびと しみず

タジキスタン戦

  • 2011年10月11日(火)

W杯アジア3次予選タジキスタン戦が大阪・長居で今日おこなわれました。

6人がペナルティー・エリアのライン上に並び、その前に3人が並ぶという『超守備的』な布陣で戦うタジキスタンに対して、日本代表は高さのあるハーフナー・マイクをワントップにして臨みました。

結果は8−0の完勝。

完全に引いて守る相手に、ハーフナーの高さは効いていました。
サイドからクロスが上がってしまうと、頭一つ高いハーフナーを止めることはタジキスタンには不可能で、先制点と後半の1点目の2点を入れて交代しました。

ただ、今回のタジキスタンは『大丈夫?』って感じで、なんかおかしいなって思う位でした。
あんなに簡単にボールを回させて、あんなに簡単にクロスを入れさせていたんじゃハーフナーの頭に合わなくてもこぼれ球を狙われます。
事実、前半の2点目と3点目はそんな感じでしたね。

まあ大量点が取れたことは良かったし、リーグ戦である以上得失点の問題もあるし、次にいい感じでアウェー戦に行けるんじゃないかなって思います。

今回、ハーフナーと中村憲剛は良かったですね(笑)

しかし、ヤット(遠藤)は上手いなぁ〜!!
何気ないショートパスとリターンが・・・
なんて言うのかなぁ・・・
何気ないパスを観ているだけでうれしくなってきます。
あくまでも個人の感想ですが(笑)

      つたえびと しみず

災害復興派遣

  • 2011年10月10日(月)

10〜14日の間、台風12号による災害復興派遣で熊野市に来ています。

紀伊半島では1か月余り前の台風12号による豪雨で、がけ崩れや土石流などの土砂災害が各地で発生し、住宅が破壊されたり、川がせき止められたりする被害が相次ぎました。
国土交通省が人工衛星や航空機から撮影された写真などを基に分析した結果、土砂災害は奈良県と和歌山県を中心に、紀伊半島の合わせて3077か所で発生し、崩壊した地域の面積はおよそ950万平方メートルに上ることが分かりました。
また、崩壊した土砂の量は東京ドーム80杯分に相当する少なくともおよそ1億立方メートルに達しています。
これは、おととし7月、山口県や福岡県などに被害が出た「中国・九州北部豪雨」による土砂災害のおよそ42倍に当たり、戦後の大雨による土砂災害では最大の規模だということです。

今日は朝会社を出発して、昼ころ現地に到着。
午後は地元の町役場へ行っただけでしたが、その途中の海岸線はおそらく夏は海水浴場としてにぎわいをみせるであろう砂浜に、まったく似合わない流木が多数流れ着いていて、とてもじゃないがこのままでは来年に海水浴はできません。

明日からどこへ派遣されて行くかまだわかりませんが、どこへ行っても何か感じることができそうです。

東日本大震災といい、この台風12号の豪雨被害といい、結局は『自然の前に人間は無力』ということを感じてしまいますが、だからこそ我々にはやらなければならないことがあるような気がします。

何かを『感じ』れればいいなと思います。

     つたえびと しみず

タジキスタン

  • 2011年10月08日(土)

W杯アジア3次予選・日本VSタジキスタン戦が、11日大阪でキックオフされます。

ところで、タジキスタンってどんな国か知ってます?
戦いの前に相手を知るということで、少し紹介したいと思います。

91年12月に旧ソ連解体とともに独立した中央アジアのタジキスタンは、北海道の約2倍の面積を持ち、タジク語を話す農業とロシアへの出稼ぎが中心の国です。

国民性は一言で言うと、『の〜〜〜んびり』だそうです。

本人がタジキスタン人のビジネス・パートナーに『大至急ファックスを送ってください』と頼むと、『今、これから送るところだよ』との返答。
実際送られてきたのは1週間後。
その間、音信不通だったといいます。
しかも、その期間何をしていたかというと、『ホリデーでちょっと旅行に出掛けてました』・・・(苦笑)

また、首都ドゥシャンベで同国政府役人と会合を持つため、同国国内大手旅行関係者と事前にスケジュールを綿密に打ち合わせて現地空港に降り立った時に、迎えに来た関係者は開口一番、『ようこそ。あれ?ところで君は、何をしにきたんだっけ?』と言ったといいます(苦笑)

せっかちな日本人では考えられないことですが、中学の世界史の教科書に日本の戦国時代のサムライや、広島への原爆投下の記述があり、太平洋戦争後の復興をリスペクトする親日家が多いということです。

自国の内戦によって苦しい経済状態が続くタジキスタンにとって、戦後急速に発展した日本は目標とするべき国なのかもしれません。

まぁサッカーの試合には全然関係ありませんが、試合でもリスペクトして今回は勝利を譲ってもらえればありがたいですけどね(笑)

      つたえびと しみず

ミスについて

  • 2011年10月06日(木)

日本代表の合宿先で長友選手が、他の選手にビッグクラブの強いマインドを伝授しました。

朝食会場で他の選手から、『普通のクラブとビッグクラブはどこが違うの?』と聞かれた長友選手は次のように答えたそうです。

『選手全員がミスを気にしないことかな?ミスをミスと思ってないし、思っても口にしない』

『鉄のメンタルですよ。ミスをして一番ダメなのはネガティブになって、下を向いて引きずることです。失点しても「あれはオレのミスじゃないよ」というくらい強い気持ちでやることが大事だから』

サッカーは『ミスのスポーツ』といわれます。
ある意味ミスするのが当たり前ですが、どうも日本人はミスに対してネガティブな印象があるようです。

ミスがつながっていくと『失点』につながります。
一人のミスや責任で失点するということはないでしょ?
GKのミスで失点しても、その前のプレーによってはGKのところにボールがいかなかったんじゃないの?
そうすればGKのミスはなくなり失点はなかったんじゃないの?

ある特定の選手のミスのせいにすれば、その失点の責任の所在は簡単になります。
一つのミスに目がいってそれ以外の重要なポイントに目がいかなくなってしまいがちです。
我々指導者はそうならないように気を付けてゲームを観察しなければいけません。
そして、選手がミスに対してネガティブにならないように注意しなければいけません。

日本の選手がミスに対してネガティブなのは、育成年代の指導の仕方によるもののような気がしてなりません。

      つたえびと しみず

女子プロ化

  • 2011年10月05日(水)

なでしこジャパンのDF岩清水選手が、所属する日テレとプロ契約をむすんだことが分かりました。

11年10月1日から15年1月31日まで3年4ヶ月の長期契約ですが、金額は非公開。
優勝した女子W杯後、なでしこリーグ初の新たなプロ契約選手となりました。

岩清水選手といえば、W杯決勝の米国戦で終了間際に退場になった『なんか憎めない』顔をした選手です(笑)

これで国内では、INAC神戸の沢・大野選手、浦和の矢野・山郷選手に続く5人目ですが、国外チーム所属の鮫島・熊谷・宇津木・安藤・永里の5選手を入れてもプロ契約の選手はたったの10人。
女子サッカーの厳しさを物語っています。

なでしこリーグ首位のINAC神戸は来季から全員プロ化を検討中ということですが、そうなったらそうなったで所属選手は減らされるんでしょうね(苦笑)

日テレの岩清水選手の『金額非公開』というのも怪しい感じがしますが、こうして小さいながらも第一歩を踏み出すことが大切。
W杯で優勝したからと言って、一気に女子を取り巻く環境が良くなることはありませんが、少しずつ改善していくことが重要です。

岩清水選手の『小さな一歩』が将来の『大きな足跡』になるよう我々にできることは、引き続き応援をしていくことでしょう。
この人気を一過性のものにしてしまわないように、みんなで見守っていきましょう。
この小さな一歩が日本のサッカー文化を変えていく一歩になるかもしれません。

       つたえびと しみず

富山遠征

  • 2011年10月03日(月)
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帰りのバスの中

富山遠征

  • 2011年10月03日(月)
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食事の様子B