南米選手権

  • 2011年04月13日(水)

Jリーグが日本代表の南米選手権(7月・アルゼンチン)出場に、『条件付き』で協力することを決めました。

当初、日本代表は強化として7月にアルゼンチンでおこなわれる、『11年南米選手権』に参加する予定でしたが、東日本大震災の影響でJリーグが7月に開催され、重複することになったため一度は参加を辞退していました。

南米選手権は日程的に、J1の最大5試合と重複する可能性があり、その間代表選手のいないJリーグの価値が落ちることと、リーグ戦のチーム間の不公平感がでることを理由に一度は辞退しましたが、CONMEBOL(南米サッカー連盟)と開催国アルゼンチンから再度参加を打診されていました。

日本代表の強化として11年度の目玉にしていた南米選手権参加を実現したいJFA(日本サッカー協会)側は、Jリーグに選手派遣を再度要請し、Jリーグ側は『条件付き』で協力を約束しました。
その『条件』とは、登録人数22人の3分の2程度の海外組の招集です。
14人前後の海外組が招集できれば、南米選手権に参加することができるということです。
この意向は、CONMEBOLと開催国アルゼンチンにも伝えてあり、
『日本の海外組の招集に拘束力をつけるようFIFA(国際サッカー連盟)に働きかけ、欧州各クラブとも責任を持って交渉する』
という回答をもらっているようです。

14人か・・・
3月29日のチャリティーマッチでの日本代表の海外組は長友・長谷部ら12人。

南米選手権は国際Aマッチではないので、招集が所属クラブとの交渉になるという難しい問題があります。
選手は所属クラブから給料をもらっているし、代表チームでもしケガをした場合の補償がないし、チームとしては『出したくない』のが本音です。

97年フランスW杯最終予選とJリーグが重複したときは、最大10試合代表抜きで戦ったチームがあり、その不公平感から拘束選手1人につきクラブに勝ち点0.1点を加算した例もあり、今回も出場が決まれば『代表供給クラブ勝ち点補填』も検討するようです。

1916年にアルゼンチンで第1回がおこなわれた『南米選手権』は、変則開催→1979年から原則4年ごと→1987年から2年ごと→2004年から4年ごとに開催されていて、1967年から南米全ての10カ国で行われていました。
1993年大会から、基本CONCACAF(北中米カリブ海サッカー連盟)から2カ国を招待して、12カ国での開催になり、1999年パラグアイ大会に例外的に日本が招待されました。

どこの国もベストメンバーを揃えてくるでしょうし、アウェーでの本気勝負は中途半端な(失礼!)国際Aマッチとは比べ物にならないほど強化になるはず。

落ち込んでいる日本を元気付けるためにも、是非出場してもらいたいものです。

欧州とは違った南米のサッカーを観る機会も日本が出場すれば増えるでしょうし、長い目で見れば『日本のサッカーの将来』のためにもなると思います。

なんとか実現して欲しいな!!

       つたえびと しみず

身体能力

  • 2011年04月12日(火)

身体能力って何でしょう?

現時点での育成年代で、『速く』『でかい』ヤツがトレセンや選抜に選ばれる傾向にあることは、否定できないと思います。
確かに、速い・でかいは武器になるでしょう。

では世界のトップではどうでしょう?

でかい・速い選手・・・
クリロナ(C.ロナウド)・ズラタン(イブラヒモビッチ)・ファンバステン・フリット・ヒバウド(リバウド)・ホナウド(ロナウド)・・・

逆に小さい選手は・・・
メッシ・チャビ(シャビ)・イニエスタ・マラドーナ・ジーコ・ホマーリオ(ロマーリオ)・ベベット・・・

なんかどっちもどっちって感じしません?(笑)

本田圭佑選手も言っています。

『足が遅いっていうだけで、プロになれへんのやったら、何人が夢をあきらめやなあかんねん。そんなことで簡単に夢はあきらめられへん』

その通りですよね。
我々指導者も、『あいつは足が遅いから』とか、『あいつはチビやから』といった見方は止めなければなりません。
そんな先入観が大切なものを見落とすことになるかもしれません。

『その選手のいいところ』を伸ばして、
『その選手の武器』を作るお手伝いをしたいものです。

      つたえびと しみず

グリグリ二重丸◎

  • 2011年04月11日(月)

9・10日の2日間、4・5・6年生は “ゆかいな仲間たち” とたくさんゲームを楽しみました。

4月に新チームになって初めてのゲームだったので、テーマは『楽しむこと!』グリグリ二重丸の大成功でした◎(笑)

試合中順番で試合に出ていない選手は、コーチの隣で『試合出たい!』としきりに言いにきます。
この『もっとやりたい!』っていう気持ちが選手を上達させると思うし、選手の成長にもつながると思います。
『やりたい!』は『楽しい!』です。
ペルナではバス移動なので、朝バスに乗り込んでから夕方バスを降りるまでが活動です。
その活動中全ての選手が『楽しい!』が一番重要です。
勝ち負けは関係ありませんし、サッカーの上手い下手も関係ありません。
『楽しい!』が一番です。
楽しいが継続されれば、技術も上がるし、勝ちもひっついてくるでしょう。
そして、指導者を始め我々大人にとっても、子どもたちの『笑顔』が一番です。

この2日間、多くの指導者と話をすることができました。
新年度になったこともあり、みんないろいろなことがあったようです。
チームを一度リセットしてスクール化の第一歩を踏み出したチーム。
被災地に行って現地の少年と草サッカーをやって、はげますつもりが逆に元気をもらった指導者。

2日間一緒に楽しんだ指導者たちも、いろいろなことを考えています。
全ては『子どもたちのために』です。
そしてそれが日本のサッカーの将来につながることも知っています。
我々指導者の担う責任は非常に大きなものがあります。

これからも “ゆかいな仲間たち” と情報交換をしながら、その責任を全うしたいと改めて思いました。

       つたえびと しみず

義援金

  • 2011年04月08日(金)

先日、皆さまからお預かりしていた、『東日本大震災募金』を、『三重テレビ社会事業委員会』を通じて寄付させていただきました。

発生からもうすぐ1ヶ月になろうとしていますが、連日テレビ等で報道される現地の様子は悲惨なもので、いったいいつになったら以前のような平穏な日々が来ることやら・・・

相変わらずの思い付きで義援金を集めることになり、最初は『集まるかな・・・』と不安でしたが、保護者・指導者を始め子どもたちまで多くの人の協力をいただき、無事送金することができました。

声を掛けさせていただいてから、毎日多くの選手がお金を持ってきてくれました。

中には、『1円玉でもええの?』と聞いてくる選手も。
『もちろんええで!』
次の日にはビニール袋に入った1円玉・5円玉・10円玉を持ってきて、『コーチ、はいっ!』って渡してくれました。
明らかに自分の貯金箱から持ってきてくれた選手や、缶の貯金箱のまま持ってきてくれた選手もいました。
うれしくて涙がでます!

ペルナの選手や保護者、ペルナを取り巻く多くの人たちの優しさに触れ、被災された人たちのために始めた募金が、我々指導者・大人を元気にしてくれました。

これからも、『私たちにできること』を精一杯続けていきたいと思います。

今回ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。
自分のおこずかいを募金箱に入れてくれたペルナの選手を、コーチは誇りに思います。
本当にありがとう!

     つたえびと しみず

義援金ありがとうございました

  • 2011年04月07日(木)
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皆様に協力していただいた東日本大震災の義援金を昨日振り込んできました。合計金額は87992円でした。ありがとうございました。

無理のしどころ

  • 2011年04月07日(木)

キング・カズのコラムで『無理のしどころが肝心』というのがありました。

どういうことかと言うと、
選手として『するべき無理』と『してはいけない無理』があるということです。

『してはいけない無理』とは例えば、ケガをしてまだ治っていないのに無理して試合に出ること。
『するべき無理』というのは、ケガをして治療が終わってから復帰に向けた段階で、休んだことによる筋肉の衰えからくる痛み、それを乗り越えていくためにする無理。
一番良くないのは痛みが引いた後に、ろくにトレーニングもせずに試合に出ること。
痛みが再発すると、ケガの痛みなのか弱った部分の痛みなのか分からずに休んでしまう。
復帰と離脱の連続で、調子が上がらないまま沈んでいく選手をたくさん見てきたそうです。

プロ野球の江川卓さんは現役時代、打者27人全員から三振を取ることを目指していたそうです。
そこから一人でもゴロを打たれたら完全試合を、四球を出したらノーヒット・ノーランを目標に投げ続けたといいます。

キング・カズは全試合フル出場を目標にしています。
開幕戦に出られなければ2試合目から、それもダメなら3試合目からフル出場と、目標を変化させていっています。

『究極を求めつつ、こだわりすぎるのも良くない。常にその時点でのベストを目指す姿勢でいたいね』とも言っています。

目標を立てて、それに向かって実行していく上で検証し、変更が必要なら随時変更し、最終的に目標が達成できるように柔軟に対応することが大切です。

      つたえびと しみず

8人ギリギリチーム

  • 2011年04月05日(火)

ある大会でこんなことがあったようです。

大きな団体の支部の大会でのこと。
全国大会の前日に(団体の支部による全国大会がおこなわれるほどの大きな団体です!)、大会規定についての話し合いが行われました。
あるチームは8人しか参加できませんでした。
大会は11人制なのに8人で大会に来たのです。

その場合、相手チームは何人にするかということが議題に上がりました。
実は、この件は、毎年議題に上がり大人の代表者会議でいつももめて、結論のでない議題でした。

それで一度、子どもの代表者会議を開こうということになったそうです。
参加人数は800人を超える大会といいますから、子どものチーム代表者も3〜40人はいたことでしょう。

子どもたちはいろいろな意見を出し合いました。

『相手も8人にすればいいじゃないか』

『11人制なんだから11人対8人でいいじゃないか』

『8人のチームはほかのチームから人を貸してもらえばいい』

様々な意見が子ども代表者から出ました。
意見が出尽くしたころ、8人ギリギリチームの代表者が口を開きました。

『ぼくたちは何が起こっても8人しかいないからさ。相手が11人でもいいよ』

ギリギリチームの代表者は毅然と言いました。
最初から勝つことが目的ではないのです。
相手は11人でも全力を尽くして、今まで一緒に練習してきた仲間たちと戦おう、そんな感じです。

『最初から人数が多いのはフェアじゃない。ギリギリチームと対戦するときのみ、相手チームも8人でサッカーする』

という結論になりました。

ペルナが主催する試合や、『愉快な仲間たち』が主催する試合は、6年生の試合に5年生のチームで参加することはもちろん、4年生のチームで参加することもあります。
人数が足りなければ、人数を合わすか他チームから借りてやります。
審判もアシスタントはついてないですし、主審もほとんどやらずセルフジャッジです。

学年が凸凹であることは絶対いいことだと思うし、主審・アシスタントの3人セットを全て大人でやって、審判服もしっかり着用し選手をリスペクトするというのも分からないことはありませんが、裏側に大人の『勝ちたい』が見え隠れしていやな感じがします。

もっと子どもたちに任せてもいいのかもしれません。

大人の『やり過ぎ』は、子どもの『自律・自治力』を奪っているかもしれません。

     つたえびと しみず

ケガ

  • 2011年04月03日(日)

『サッカーにケガはつきもの』とよく言います。

確かにサッカー選手でケガをしたことのない選手はいません。
大きい・小さいの別はあるものの、誰しも一度や二度はケガしたことがあるはず。
もちろん、ケガはしないにこしたことはありませんが、避けれないものである以上、どう対処するかとか、どう予防するかとかが大切になってきます。
どんなに注意していてもケガしたり、スランプに陥ることがあります。

そんなときはどうすればいいでしょう。
現実は受け入れ、謙虚な姿勢や成長しようという気持ちをしっかり持ちましょう。

気持ちが折れなければ、必ず明るい未来が待っています。

キング・カズも言っています。

『悪いことが続くのは、自分があきらめてしまっているとき。上を向いている限り、絶対にいいことがあるんだ』

人間は、目も耳も鼻も口も、みんな前に付いています。
体は前を向いて生きたがっているのです。
ポジティブにいきましょう。
必ず道は開けます。

     つたえびと しみず

規格外の選手

  • 2011年04月02日(土)

キング・カズが欧州のサッカーとブラジルのサッカーをこう表現しています。

『欧州のサッカーはオーケストラ型で、指揮者やパートがきっちり決まった組織的な感じだ。それに対してブラジルはジャズやサンバのように即興的。いろんなものをミックスして、本番の中から何かが生まれる。オーケストラのように楽譜通り進めていくのはまねしやすいけど、ジャズメンのまねは難しい。分析しきれないのがブラジル、だからこそ強いのかもしれないね』

欧州・ブラジルの両方を経験しているキング・カズらしいコメントです。

私が以前ブラジルに研修に行ったときもそんな感じがしました。
アルゼンチンでは少年に育成をしていましたが、ブラジルでは育成していない感じでした。

『選手は育てるものではなく、生まれてくるもの』

こんな感じです。

最近は、ブラジルにも欧州流の育成が入ってきたと聞いています。
だから最近、

『規格外の選手がブラジルから生まれてこない』

と思うのは考えすぎですか(笑)

       つたえびと しみず

ラストゲーム

  • 2011年03月29日(火)

6年生最後の試合が終わりました。

『最後はペルナで!』の合言葉のもと、ペルナの他に3チームが集まり “まったり” と2日間試合を楽しみました。

他のチームも6年生最後の試合となるので、それぞれに思い入れがあり、ラストゲーム前のミーティングも、いつもより入念なものになっていたようです。

この2日間、ペルナの選手は最高のゲームを魅せてくれました。
選手個々は、最高のパフォーマンスを魅せてくれ、局面でのグループでのボール保持も、今までで最高のものでした。

この6年生もいろいろなことがあった学年でした。
指導方法も低学年のときと、高学年のときで変わりました。
ちょうどペルナサッカークラブの変化に当たった学年でした。
ラストゲームで良い結果が出たので、良かったんじゃないかなって思います。

この学年はまとまりもあり、サッカーが好きな選手ばっかりなので、中学に行ってもがんばれると思うし、いつまでもサッカーを楽しむことができるんじゃないかな・・・

変化に当たった学年で、我々指導者も多くのことを学ばせてもらいました。
選手と共に大きく成長することができたと思います。
本当にありがとう!
これからも “夢” をかなえるために、努力して一歩ずつ進んで行ってください。
保護者の方々と共に我々指導者も応援し続けます。

Tudo de bom para voce!
Boa sorte!
Obrigade!

       つたえびと しみず