上のカテゴリーと

  • 2010年11月01日(月)

30・31日は大阪から仲の良いジュニアユースのチームが泊まり掛けで来てくれました。

30日は季節外れの台風の影響で、当日の雨は大したことなかったのですがグランドはグチャグチャ!大きな水たまりにグランド使用は断念。体育館でのミニゲーム大会を楽しむことになりました。

大阪のジュニアユースのチームと兵庫のジュニアユースのチーム、それに八風中とペルナの4チームでグルグル回しで1日中“発表会”をおこないました。
全てのチームが技術的にしっかりしているので、狭いスペースでのミニゲームでフィジカルに頼ることのないスタイルは、中学生に混じっての小学生でも全然問題なくペルナの選手も、『今できること』をしっかりやっていました。
もちろん小学生はがんばっていましたが、3チームの中学生の技術は小学生ががんばることを許すことができる技術を持っていました(言うてる意味わかります?んー・・・難しいなぁ(苦笑))

31日は高校で試合をすることができました。
さすがにペルナの選手は一緒に行けませんでしたが、ここでは八風中の選手ががんばっていました。
1カテゴリー上の高校生相手に八風の選手は自信を持ってプレーしていたし、完全に崩すシーンがハーフに何回もあり、後半始まってすぐには身体も一回り大きな、ストッキングの色の違う上級生を2人引っ張り出すほどのプレーをしていました。
終了間際に失点してしまい、結局2−2の引き分けに終わり課題も見えましたが、その攻撃力は強烈な印象を与えました。
中学生が高校生とやるときに一番怖いのがケガ。
この日の高校生は非常にフェアーでその心配はなく、ここでも下のカテゴリーの選手が力を発揮することができる上のカテゴリ−の選手の“技術”を感じました。

今回も“夜の部”は熱かった!
なんでこんなにサッカーバカばっかりが集まるんかなぁって思うほどバカばっかです(笑)
結局“終わりのない旅”に出ているみたいな感じで話は尽きないし、答えはグランドにしかないし、指導者のポリシーは選手を観れば分かるし・・・
みんな出口のない洞穴の中で必死にもがいています!(笑)

今回もたくさんの刺激を選手・指導者からもらいました。今日からの指導に生かしながら選手と一緒に成長していきます!

       Coachしみず

23・24日

  • 2010年10月25日(月)

23・24日は泊まりで大阪に遠征してきました。

今回もいつもお世話になっている2チームと、たくさん・まったりゲームできて楽しく過ごせました。

今回はいつもと違った宿泊方法を取りました。
『山の施設』というのを利用させてもらった関係上、食事は全て外で取るということになりました。
1日目の夕食は大阪の指導者の行きつけのラーメン屋の2階を貸し切っての食事。一人前のラーメンがついたボリュームたっぷりの焼肉定食で、仲良しの大阪のチームの選手と一緒に食べた夕食は、4年生には多すぎて食べきれないほどでした。
宿泊場所は、選手22人が一部屋で寝れる大部屋。みんなで入れる大きなお風呂に入って自分たちでふとんを敷き、昼間の疲れが出て早めの就寝。6年生は寝る前にサッカーノートをつけるなど宿での行動は『さすが!』の一言でした。
2日目の朝食は、宿舎を出発してから『吉野家』で食べました。ここでの朝食を選手たちは完食。みんな元気いっぱいで2日目の試合会場に向かいました。

サッカーの内容は2日間ともまあまあかな(笑)
アイデアは2日間とも出ていて良かったと思いますし、1日目には大阪の強いチームとできたことで、DF面での甘さが分かり修正箇所がはっきりしました。

今回も全体的にはいい遠征だったんですが・・・
4年生と一部の5年生は少し寂しい遠征となってしまいました。
試合内容も寂しいものでしたし(もちろんがんばってる部分もありましたけど)、試合以外の過ごし方(宿舎も含めて)も良くなく、『地区の旅行』のようなものになってしまいました。
参加することができなかった選手と差を付けるチャンスでしたが、収穫は『これではいけない』ということが分かったことぐらいでした・・・

人は失敗から学びます。
今回うまくいかなかった選手たちは、次は必ず成功すると我々指導者は信じています。
6年生も最初から何でもうまくできたわけではありません。様々な失敗経験をもとに成功を経験し成長してきました。
4年生と一部の5年生は今回の失敗がチャンスです。
次回の遠征で成長した選手たちを観ることが楽しみになってきました。

       Coachしみず

11日

  • 2010年10月20日(水)

11日は大阪に3・4年生と行ってきました。

いつもお世話になっている2チームとうちの3チームでグルグル回しましたが、大変楽しい1日となりました。
選手たちは本当にがんばってましたし、楽しんでました。
ホストチームは会場準備等のお手伝いで5・6年生も来ていたので、うちの4年生とゲームしてもらいましたが、うちの『イケイケサッカー』を真正面から受けてもらい感謝感謝でした。

9・10日といろんな意味でストレスの溜まる2日間を過ごした(苦笑)後だったので、余計に3・4年生の『天然ながんばり・楽しみ』が心をさわやかにしてくれて喜んで帰ってきました(笑)

純粋にがんばる子どもたちを観て、子ども本来の姿を感じ、いくつになっても『この感じ』を失わないように、また我々指導者は失わせないように指導していくことが重要であると思いました。

6年生も残り半年を過ぎて指導しながら『言い過ぎ』てしまうこともあるので、『気付けなあかんなぁ』って再確認できたという意味でも、大変実りのある大阪遠征になりました。

『言い過ぎるとストレスになる』
『怒るとアイデアがでない』

帰りには『渋滞で帰りが遅くなるでしょ』って言いながら、選手全員におにぎりをいただきました。そんなところまで気を使っていただいて、いつものことながら感謝感謝です。今回も本当にありがとうございました。

      Coachしみず

15・16日

  • 2010年10月18日(月)

15・16日とペルナの選手がほとんど所属する八風中学校の新人戦に帯同しました。

15日は、少年のときから時々ゲームを楽しんでいたチームの選手が多く所属するチームとの対戦でした。
前半25分で0−3という苦しいゲーム展開でしたが、前半残り5分で2点を返しハーフタイムに。
気合いを入れ直しての後半、2点を入れて苦しみながらも逆転勝利しました。

16日はここ3年間ライバル関係にあるチームとの対戦になりました。
先に先制点を取られる厳しい展開にもすぐに1点を返し同点に。
1−1でむかえた後半12分、相手チームに勝ち越し点を奪われるとチームのリズムは最悪に。残り18分、まったくサッカーになりませんでした。
チームの中心選手の1人がケガで出場できなく、代わりにそのポジションに入った選手もケガで途中交代するハプニングがあったとはいえ、前日に3点差をひっくり返したチームと同じとは思えないほどひどい状態に。
そのままスコアは変わることなく1−2の敗戦。

しかし、今回このゲームで多くのことを学びました。
失敗やピンチなときほどチャンスです。失敗が早い時期に出て、分かったことは大きな収穫です。修正するべき点が分かればそれに対してトレーニングすることができます。八風中の選手は必ず修正できることでしょう。

私自身もこの2日間で多くのことを学びました。
この日のようなゲーム展開にならないように少年のうちから準備しなければなりません。
前々から感じていたことですが、今回はっきりと分かりました。今日からすぐに始めます!

       Coachしみず

日韓戦

  • 2010年10月13日(水)

12日韓国ソウルで国際親善試合『日韓戦』がおこなわれ、5年ぶりの韓国戦勝利を目指したザックジャパンは、アウェーにもかかわらず積極的に攻めましたが、固い韓国の守備陣を崩すことができずにスコアレスドローに終わりました。

先日のアルゼンチン戦に続く勝利を期待されていたザックジャパンは、62500人を集めたソウルのW杯競技場で完全アウェーの中、タフでハードなゲームを戦いました。

当日は練習日だったので録画して観ましたが、フィジカルの強い韓国相手に日本の本田・長谷部・松井・長友選手の海外組は、対等に十分戦えていました。
海外で覚えてくるのかどうかは分かりませんが、非常に身体の使い方がうまいような気がしました。

今回の韓国戦・前回のアルゼンチン戦の両方とも感じたのですが、両試合とも終了前の韓国戦の本田選手のプレーとアルゼンチン戦の前田選手のプレー、二つとも同じように両選手が相手ゴール前にドリブルで入っていきシュートして入らないんですが、どちらのシーンでも味方選手がフリーで走りこんでいます。
両選手がドリブルで相手DFを引きつけておいてスルーパスを出せば問題なく『ゴール!』になるような気がするんですが・・・
シュートを入れれなかったのが本田・前田の両選手だったので『やっぱりFWやな。FWはあれぐらいエゴイストやないとあかん!』って話になるんでしょうが、あそこで実績のない選手が同じことをしても評価は一緒でしょうか?
もちろんシュートが入れば『さすがFWの選手。強引にでもシュートに持っていくところはやっぱりFWらしいな。そうでなくちゃFWは務まらん!』ってことになるんでしょうけど、あれが育成年代の選手であったなら『あいつは全然周りが見えてない』で評価を下げるんでしょうね(苦笑)
いろいろな考え方があるとは思いますが、皆さんはどう思いますか?

しかし、この時期に親善試合でアジアのチームとやる意味ってあるんでしょうかねぇ。
ましてや宿敵韓国。
日本に対して敵対心丸出しで選手もサポーターも向ってきます。
実際、11分の駒野選手・35分の栗原選手に対して、ヘディングしようとジャンプしているところへ、完全に遅れて韓国の選手はチャージしています。特に駒野選手に対しては後ろから行ってます(このコラムを書いているときは『右腕骨折の疑いあり』となっていますが、明らかに手が変な方向に曲がっていました)

あのスタジアムの雰囲気で気合いが入るのは当たり前だと思いますが、それだけにマッチメイクに問題があるんじゃないかと・・・
W杯が終わって新チームになったこんな時期に、ブラジルはアルゼンチンとやります?っていうかブラジルとアルゼンチンってそもそも親善試合でやります?
なんか選手がかわいそうな気がするし、選手を代表に出している所属チームとしては、それこそ選手にケガされたら・・・
スポンサーとの兼ね合いかどうか分かりませんが、少し考える必要があるんじゃないかと・・・

日本のサッカーの発展のために代表チームにはがんばってもらわなければなりません。もちろんスポンサー獲得も重要な使命です。それにJリーグも盛り上げなければなりません。
全てのサッカー小僧の憧れであるプロ選手には、大変でしょうが誇りを持ってがんばってもらいたいものです。

       Coachしみず

アルゼンチン戦

  • 2010年10月12日(火)

ザックジャパンが初陣となるアルゼンチン戦で、岡崎のゴールを守り切り1−0で勝利しました。

しかし『よー勝ったなぁ』というのが率直な感想です。

アルゼンチンのメンバーはメッシを始め、テベス・ミリト・カンビアッソ・・・そうそうたるメンバーが先発選手に名を連ねましたが、日本は前半19分、長谷部のミドルシュートをGKがこぼしたところを、岡崎が詰め先制点。後半終了間際のアルゼンチンの猛攻をなんとかしのぎ、過去6戦全敗FIFAランキング5位の強豪を1−0で破る大金星をあげました。

日本は弱いチームが強いチームに勝つための戦術を規則正しく守りました。
結果ボール支配率は約6:4。これは数字が示す以上に観る者に『アルゼンチンの時間』を感じさせます。
ただボール支配率と勝負は別。サッカーがボール支配率のゲームではないので、点を取られないように点を取らなければ勝てません。そこがサッカーの面白い(?)ところではありますが・・・
まぁこれはA代表に限ります。育成年代には当てはまらないと私は思っています。

しかし、これがアルゼンチンのホームであったゲームなら大変なことになると思いますが(苦笑)
ホームならアルゼンチンも負けへんか(苦笑)

勝ったことはすごいことですが、いつまでも喜んではいられません。12日には韓国戦があります。
4〜5日の合宿で日本代表の力が上がる訳はないのに、マスコミのあおる『安心感』にだまされて浮かれてはいられません。
この先もキッチリ代表と監督の動向をチェックして、国民も『観る目』を鍛えていかなければなりません。
それが『文化』ににつながっていくと思いますから。

      Coachしみず

9・10日

  • 2010年10月10日(日)

9・10日と以前からお世話になっているチームの招待試合に行ってきました。

9日は大雨+強風! 
立っているだけでガタガタ震えるほどの寒さと、グランドは大洪水!今までの少年サッカーの試合で1・2を争うほどのバッドコンディションでした(苦笑)
それでも選手達は、普段経験することのできないコンディションでのゲームは、貴重なものとなったはず。
試合と試合の間の過ごし方、着替え方、もちろん状態の悪いグランドでの頭を使ったプレーなど、サッカーが雨で中止にならないスポーツである限り、この先必ず役に立つことでしょう。

10日は雨はやみましたが、グランドコンディションは悪く、ボールが上手く転がらない状態でした。
おまけに地域の行事が重なり選手も少なく、いろんな意味で思うようなプレーができませんでした。
でもこれも経験です。
5・6年は4年のぶんまでがんばりますし、4年は5・6年に負けないようにどんどんボールに向かっていきます。
相変わらずほとんどの試合には負けてしまいましたが、各学年の選手達はそれぞれにいい経験をしたことと思います。

選手達にはいろんな経験を積んで、どんな状況でもいつも『自分の最高の力』が発揮できるようになってもらいたいものです。

     Coachしみず

バンちゃん・たむけん

  • 2010年10月08日(金)

元ガンバ大阪・バンちゃんこと播戸選手(現セレッソ大阪)が最近、芸人の『たむらけんじ』さんと食事することが多くなったらしいです(笑)

興味ありますよねぇ(笑)
どんな話をしているんでしょう(笑)

よくしている話は『関西のサッカーをもっと盛り上げよう!』っていうことらしいんですが、具体的には・・・.

例えば、大阪の街なかでサッカーのことを聞いてみたところ以外にもサッカーのことを全然知らない人が多く、W杯のことすらあんまり知らないし、ましてやJリーグのことは全く知らない人も多く、『このままではアカン』ってなったらしいんですね。
そこで、大阪といえば『お笑い』その『お笑い』と『サッカー』を絡めることはできないかと。
例えば、お笑い芸人がサッカー番組をやるとか・・・
なるほど・・・
二人が食事の席でそんな話をしているとは・・・
いっそバンちゃんがお笑い芸人になったら早いんちゃうかな(笑)

これからは他業種とのコラボもサッカー界は考えていかなければなりません。
皆さん、何かアイディアはありませんか!?(笑)

      Coachしみず

ザックジャパン

  • 2010年10月07日(木)

ザックジャパンが8日、初戦となるアルゼンチン戦を目前にして、代表選手たちは様々な刺激を受けているようです。

守備陣は今までのセオリーとは全く違う指導をされて、ある選手は『ドキドキするけど身につけれれば武器になる』と言っています。うまくいくといいですね!

海外組も合流しました。
W杯後に海外移籍した香川・内田・長友選手は、数ヶ月しかたっていませんが大きく変化しての一時帰国となったようです。
中でも日本の選手がこの3人に衝撃を受けたのが、『練習での激しさ』だったようで、一番そういうイメージのない内田選手でもガツガツ激しく行っているようです。
『たった数ヶ月でこんなに変わるとは・・・これが何年もとなるとどれほどの変化があり、成長するんだろう・・・』っていうのが同年代の日本代表選手の感想だそうです。
まさに『チャレンジなくして、成長なし』ですね。

海外組を招集してのザックジャパン、初戦のアルゼンチン戦はどんな感じになるんでしょう。
楽しみですが、『ミッドフィルダー・10番・メッシ!』のアナウンスのときが一番盛り上がるんじゃないでしょうね(苦笑)

      Coachしみず

当たり前の幸せ

  • 2010年09月29日(水)

テレビで『ブラインドサッカー選手権』の特集を2日間に渡ってやっていたんですけど、観た人います?

『ブラインドサッカー』とは、『全盲』の人のサッカーです。
1チーム5人制でGKは健常者、FPは全員アイマスクを着けてピッチに立ちます。ボールは転がると音が出るようになっていて、相手ゴール裏には声でアシストする人がいます。
目が見えないので、ときには通常で考えられない接触プレーも起きて、流血騒ぎになります。
普段、健常者のサッカーしか観たことがないので、明らかに思うようなプレーはできていませんが、必死にプレーする姿には心を打たれました。

以前にも、障害者のサッカーを観たことがあります。
それは、ブラジルの選手で交通事故により片足を失ってしまい、松葉杖でサッカーをする姿でした。
その黒人選手は、ブラジルの名門チーム『ヴァスコ・ダ・ガマ』の入団テストを明日に控えた夜、街頭テレビでサッカーの試合を観戦中、そこに車が突っ込んできて片足を失いました。
一時は絶望の淵をさまよい荒れた生活を送っていましたが、障害者のオリンピック『パラリンピック』に出会ってからは、出場目指してトレーニングにはげむようになりました。もともとプロを目指していた選手だったのでメキメキ上達していったようです。
普段は健常者と一緒にサッカーをやっています。
ブラジルの選手は、この黒人選手が片足だからといって手を抜くようなことは絶対しません。それが、この黒人選手にとってプラスにならないことを知っているからです。ゲームが白熱してくると自然とプレーは激しいものになってきます。バランスが悪いので少々の接触プレーでも『スッコーン』とこけてしまいます。しかし、彼はどんなときも自分で立ち上がります。パラリンピック出場を決してあきらめない意思の強さを感じさせられました。

『全盲のサッカー選手』も『片足のサッカー選手』もメンタル強いんやろなぁ・・・
正直『すごいなぁ』っていうのが感想です。

こういうのを観るとホンマに自分たちは『幸せやなぁ』って思います。

うちの選手たちには、元気に、健康で、家族を含め周りの人たちにサポートしてもらいながら、腹一杯サッカーができる幸せをしっかり感じて欲しいと思います。

私自身も含めて感じましょう。
『当たり前の幸せ』を・・・

       Coachしみず