プロになる可能性

  • 2007年09月26日(水)

サッカーの本で題名に魅かれて買った本の中にこんな記事がありました。

「プロの選手が小・中学・高校年代をどんなふうに過ごしたか」について書かれたものでした。
ほとんどの選手が小学生からサッカーを始めています。プロになったような選手の少年時代なので、それこそ朝から晩までサッカー漬けの毎日かと思いきや以外にも結構・・・

ある選手は真剣に野球にしようかサッカーにしようか迷っていたとか。
またある選手は、親戚に誘われたけどその親戚が嫌いでサッカーも嫌いだったとか(苦笑)
高校サッカーの2大大会「インターハイ」と「高校選手権」の両方に一度も本大会出場していない選手。
小・中学と小さく、よくふっとばされていた選手。
様々な選手がいて中には高校生位まで自分がプロになるなんて思ってもいなかった選手もいたようです。

しかし、よくよく読んでいくとプロになった選手達には共通点があるようです。大小にかかわらず、自分の立てた目標をクリアーするべく努力を惜しまないこと、根本的にサッカーが好きでサッカーを楽しんでいたこと。この二つは全ての選手に共通しているようです。

この本の中で最も印象に残っている部分を・・・

「『サッカーを好きという気持ちは誰にも負けない』と思える人は、それだけでサッカー選手としての一番の才能を持っている。その気持ちを持っていることが、少々身体能力が低くてもプロになる可能性を高めているということだ」
    Coachしみず

運動の強い子

  • 2007年09月25日(火)

22日はペルナに所属するほとんどの選手が運動会でした。
毎年2つの小学校を行ったり来たりしているのですが、今年はPTA役員に当たっていて1つの小学校から動くことができませんでした。
ペルナの選手達はみんないい顔で運動会を楽しんでいましたよ。特に徒競争では1つでも順位を上げようとみんな必死でした。
幼稚園・保育園の選手も来年入学予定なので「旗取り」に参加しに来ていて「あっコーチや!」ってたくさん声を掛けてくれてうれしかったです。

先日の中学校の体育祭は仕事で行けなかったのですが、聞く所によるとペルナの選手は大活躍!さすがペルナの選手は体を動かすことは強い子ども達ばかりです(勉強は・・・)

サッカーだけでなく、他のスポーツ・いろいろな行事、それに勉強も全力で取り組める、そしてすべての面においてクラス・学校でリーダーシップがとれる選手になってもらいたいものです。
    Coachしみず

青春!

  • 2007年09月24日(月)

24日は高校選手権ベスト8を賭けた戦いが各地でおこなわれました。
我がペルナのOBの所属するチームも多数登場しました。私はその中で2試合を観戦することができました。

1試合目は前回1回戦を観戦したチームでペルナのOBが3人所属しているチーム。相手は夏のインターハイ三重県チャンピオンのチームでした。実力では明らかにインターハイチャンピオンのほうが上でボールポゼッション率(ボール支配率)も6:4〜7:3くらいでした。
しかし3年生は負ければ終わりという極限の状態で持っている力以上のものを出し切っていました。前半20分ころ(40分ハーフ)先制点を奪われそのまま両チーム共に決定的なチャンスを作ることができずにタイムアップ。
3年・2年・1年と学年関係なしにユニフォームで顔を隠して泣いている姿を観て、遠い昔の自分を思い出してしまい熱いものが込み上げてきました。

2試合目はU-18日本代表候補を2人要するチームのゲームで相手は某進学校。なかなか興味深いゲームでしたが地力に勝る代表候補を要するチームが後半25分過ぎから2得点をあげ2-0で勝利しました。
1人の代表候補はケガで出場していませんでしたが、監督の最後まで選手を信じる姿が印象的でした。

私も20数年前ですがこの「負けたら終わり」を経験しているので選手達のアドレナリン出まくり状態は分かります。負けて涙が止まらないことも知っています。

高校卒業後普通の会社に就職予定の選手は本格的にサッカーをやるのはこれで最後です。大学・社会人・プロの世界でサッカーを続ける選手も同じメンバーで勝利に向かって力を合わせるのはこれで最後になります。卒業後一緒にボールを蹴ることはできますが、今日のようなアドレナリンがでることはないでしょう。

苦しい練習に耐えたもののみが、仲間を信頼して戦ったもののみが味わえることのできる感覚。この独特な雰囲気を味わえるのは選ばれたもののみです。
ペルナから1人でも多くこの感覚を味わって「負けて泣ける」「勝って泣ける」そんな経験をしてもらいたいものです。

いやぁ〜青春ですなぁ〜!!
     Coachしみず

プレーヤーズファースト

  • 2007年09月21日(金)

保護者と指導者の良い関係とはどんな感じでしょう?

少年の指導の現場では、よくハーフタイムに保護者がお茶を指導者に出している様子を見掛けます。これは恐らく保護者の、多分ボランティアであろう指導者への感謝の表れだと思います。決して悪いことではありません。
「卵が先か鶏が先か」ではありませんが、子どもと親の熱の入れ方もよく似たところがあります。サッカーに「子どもがはまったから親もはまる」のか「親が熱心だから子どももはまっていくのか」・・・

親も気合いが入ってくると、フットワークの軽い親はチームのためにいろいろな活動の手助けをしてくれます。しかし、サッカーの経験者であったりスポーツ好きな親の中には時々いきすぎてしまう場合もあります。
悪気はなくチームのためを思ってのことでしょうが、お茶当番などのいろいろな当番を作って他の保護者の負担を増やしてみたり、時には指導者まがいのことをやってみたり、言ってみたりしてしまうことがあります。

多くのクラブチームでは「サッカーのことは全て指導者にまかせてください」と最初にお願いするチームも多いと聞きます。
保護者は子ども・指導者の良き“サポーター”であってもらいたいものです。

では指導者はどうでしょう?
試合会場ではイスにふんぞり返って当然のように保護者から接待を受けている指導者も見受けられます。
「子どもにサッカーを教えてやっている」「面倒をみてやっている」じゃないですよね。指導を通じて我々指導者が子ども達から教わることも多いはずです。

保護者も指導者も「プレーヤーズファースト(選手のために)」を一番に考え協力していきたいものです。
    Coachしみず

少年年代

  • 2007年09月20日(木)

16・17日と大阪のチームが三重県で「夏合宿」を行うということで、16日はU-9が17日はU-10・12がお世話になってきました。

この「M」というチームとペルナの知り合ったきっかけというのが少々変わっていて、去年上野での招待試合のときに一緒になったのですが実は試合をしていません。うちの試合のアシスタントレフリーをやっていただいたらしく(私はそれにも気が付きませんでしたが・・・)その時、うちのスタイルを気に入ってもらったということを後から聞かせてもらいました。
今年の春に一度大阪へ呼んでいただきましたが、大雨で「田植え」状態。今回が二回目のお付き合いとなりました。

スケジュールの関係上、私は二日目しか参加できませんでしたが、U-12のゲームをさせていただき「いいチームだな」と思いました。
U-12年代でやっておきたいことを丁寧に指導し、決して目先の勝ちにこだわらない。
もちろん選手達は誰も負けるつもりでゲームに臨んではいません。しかし、あまりにも「勝ち」に走ってしまうと、この年代でやっておかなければならないことがおろそかになってしまいます。

帰り掛けに「大阪ではこのサッカーでは勝てないでしょう?」と聞いたら「市の大会なんかは勝てません。それでも少年年代にやるべきことをやり続けたい」とおっしゃってました。
大変勉強になった二日間でした。
      Coachしみず

雨のゲーム

  • 2007年09月19日(水)

16日は愛知県でU-12の試合がありました。

朝試合が始まったころは日が差してきて、前夜の雨でぬかるんでいたグランドも快方に向かうかに思われました。しかし突然の大雨。みるみるグランドに水が溜まり、粘土質のグランドは「田植え」状態に・・・まったくボールが転がらない状態になってしまいました。

しかし、しっかりした技術と豊富なアイディアを持っている選手は、グランドの状態が悪くてもボールを扱えます。
雨天は中止になることが多い少年の選手達は、中々経験することのできない貴重な体験をすることができました。

イギリスで生まれたスポーツは基本的に雨で中止になりません。Jリーグも雨では中止になりません。少年年代は選手の健康上等の理由で雨天中止になることがよくありますがサッカー本来の姿は「雨天決行」です。

今回、ゲームとゲームの合間の過ごし方・帰りの着替え等大変なこともありましたが、こちらが思うより選手達は「雨のゲーム」を楽しんでいたようです。

お家で田んぼを作っている御家庭は、来年の田植えは子ども達も戦力になるかも(笑)
    Coachしみず
PS お世話になった「P」のチーム関係者の皆様、グランド整備大変だったでしょう。ご苦労様でした。ありがとうございました。

バロメーター

  • 2007年09月18日(火)

高校サッカー選手権の三重県予選が始まりました。

タイミングがうまくあったので、ある高校の1回戦を観にいきました。この高校にはペルナのOBが3人います。3人とも私には思い出深く印象に残っている選手達です。
1人はレフティーでテクニシャン、ゲーム中に両足でボールを挟んで「でんぐり返り」をするようなムードメーカー的な選手でした。
もう1人は努力型で最近見せてもらったボールリフティングの技は、相当なもので目を見張るものがありました。
もう1人もレフティーでドリブル大好きでしたが、負けず嫌いな性格から時折問題を起こすこともありました(笑)

私の中で「高校生になってもサッカーを部活で続ける」が1つのバロメーターになっています。
ほとんどが朝上地区のペルナの選手は、小学生から中学生になるときはみんな顔見知りで誘ってサッカー部に入ります。高校は学力別にそれぞれ違う学校へ進み、いつも一緒だったサッカーの仲間とも別々になってしまいます。そんな環境のなかでもサッカーを続けたいと思う人だけが高校のサッカー部に入るのです。
そこで3年間やりとげれば、確実に我等“サッカーばか”の仲間入り!!いつまでも“サッカーファン”でいられることでしょう。

中学・高校とカテゴリーが上がるにつれ、楽しいことよりもつらいことや苦しいことが多くなってきます。でも「やり切ったときの達成感」や「うまくいったときの満足感」などサッカー本来の楽しみ方を忘れずに、そして何より「めっちゃサッカー好き」っていう気持ちを大切にがんばって欲しいものです。
     Coachしみず

関わり方

  • 2007年09月14日(金)

少年サッカーに携わる保護者と子ども(選手)の、良い関係とはどんな感じでしょうか?

親は子どもがサッカーをやっている以上、将来「プロ選手」にというのは目標だと思います。もちろん選手自身もそうです。
しかし、みんながプロになれるわけはありません。サッカーを通して「健康」・「困難に立ち向かう強い意志」・「自分で決めたことを貫き通す姿勢」・「周りの人と仲良くできる」などの人間性を磨いてくれれば・・・
これが究極の目的ではないでしょうか。
まず人間性を磨くこと、その後にプロのサッカー選手になる夢がくる、そう考えると保護者と子どもの良い関係というものが見えてくるのではないでしょうか?

コーチが選手に伝えていることは、保護者である大人のほうが早く理解します。試合の後の夕食の時に「コーチはこう言っていたのに、なぜできないんだ」とか「どうしてあんなプレーをしたんだ」などのネガティブな話をしていませんか?

毎日のように顔を合わす親から子どもは大きな影響を受けます。ネガティブな発言の多い親に育てられた子どもは、ネガティブな考え方をするようになってしまうのではないでしょうか?

自分達が子どもだったころを思い出してみてください。どんな些細なことでも親に褒められることはうれしかったと思います。もちろん悪いことをしたときは、しっかり叱ることも大切なことだと思います。しかし、今の子どもは基本的に褒めて育てるほうが良いような気がします。そして、親は子どもの良いお手本になりましょう。家での親の言動を思いのほか子どもはよく見ていますよ。
    Coachしみず
PS コラムを書いていて自分の胸も痛くなります(苦笑)

魅了するプレー

  • 2007年09月12日(水)

9月9日はU-11(5年生)の四日市のリーグ戦でした。5年生の試合はこの時期結構少なく、久しぶりのゲームとなる選手もいてみんなはりきっていました(笑)

ペルナはこの年代あたりから少しずつ“パス”が出てくるので選手達は、今までの「ドリブルのみ」からの変化で戸惑うこともあります。
一番小さい頃は「自分」と「ボール」だけの関係なので、よく友達とぶつかります。それから、「相手」が出てきてドリブルで相手を抜くことを考えます。そして、この年代でパスが出てきて「味方」が出てきます。もう少しすると「スペース」も出てきます。
いろいろなキーワードが出てくるにつれ、ゲーム中たくさんの情報を仕入れる必要があります。一般的に言われる「観る」ということがこれに当たると思うのですが、ペルナではこの「観る」ということにも、ドリブル同様こだわっていきたいと考えています。

いろんな所を観て、創造性あふれるプレーが出来る選手を目標に、日々トレーニングをしていきたいと思います。
ペルナの目標である「観る人を魅了するプレー」を目指して・・・
     Coachしみず

子どものタイプ

  • 2007年09月10日(月)

先日、4年生の四日市北部トレセンのトレーニングを見学させてもらいました。

5・6年生はそれぞれ三重郡と四日市の選抜されたメンバーで「四日市トレセン」として活動しているのですが、4年生は四日市を東西南北に分けて各地区で活動しています。ペルナSCはその北部に所属しているのでうちの選手も数名参加させてもらってます。そこで驚いたことが1つ・・・

全部で5〜6チームから35名程の選手がいるなかで、1人すばらしいリーダーシップの選手がいました。練習の先頭に立ち、「分からない人はこっち来て」と声をかけて見本を見せる。後片付けも他の選手に指示を出して進めていく。4年生でそんなことが出来るんやぁって感動しました。
サッカーの技術以上に大切なことを、この選手は学んでいるんだなって思いました。

社会に出てからもきっとリーダーシップを発揮できるでしょう。でも、みんながみんなリーダーでも困ってしまいます。言われたことをコツコツとやり続けることのできる人も貴重です。

子どもは決して同じタイプではありません。顔が違うように性格も違います。リーダータイプもコツコツタイプもいます。
我々指導者は選手1人1人をよく見てその選手に合った指導をしていきたいものです。
      Coachしみず