美しいサッカー

  • 2011年04月20日(水)

静岡県出身の元日本代表・川口能活選手が、静岡県出身らしいオシャレなことを言っていたので紹介します。

『世界には富士山より高い山はあるけど、富士山より美しい山はないと思っている。サッカーでも、そうありたいよね。日本より強い国は何十とある。でも、いつの日か、日本のサッカーは真似ができないほど美しいと言われるようになりたいんだ』

ねっ!オシャレでしょ(笑)

関東に向かう高速道路の車中、天気のいい日に目の前に広がる富士山は本当に美しく、感動すら覚えます。

その静岡のシンボル『富士山』をサッカーに例えるとは、なかなかやりますなぁ(笑)

『美しいサッカー』・・・
今でいえば、国なら『スペイン』、単独チームなら『バルセロナ』ってとこでしょうね。
もちろん『強い』にこしたことはありませんが、『美しい』ほうが個人的には好きです。

スペインもバルサも美しく強い。
スペインは世界一の国、バルサは世界一のチーム。
美しいサッカーが強いということは、我々『美しさを追求』している者にとって、心強いし勇気を与えてくれます。

ペルナは『富士山サッカー』を目指し、
『バルサッカー』を追求していきます!(笑)

      つたえびと しみず

復興

  • 2011年04月19日(火)

震災地復興のために、『スポーツがどんな役に立てる』でしょうか。

『こんなときにスポーツなんかやってる場合か』
『こんなときこそスポーツで元気を』
いろいろな声が上がりますが、私は『今だからこそスポーツで元気になろう』に賛成です。

震災が起きて早々にサッカー界はチャリティーマッチを開催しました。
他のスポーツもチャリティーマッチをおこなっています。
多くのスポーツ選手が被災地を訪れ、ボランティアに精を出したり、被災者と一緒に汗を流したりしています。

結局スポーツ選手は、そのスポーツをすることでしか元気を与えることはできません。

日本を元気にするためには、普段以上のプレーが出せなければいけません。

チャリティーマッチのキングカズやゴルフのマスターズで初の予選通過20位になった遼君、そのマスターズで被災地・東北福祉大2年で27位になり日本人初のローアマを獲得した松山選手。

元気のためには、
『ちょっとやそっとの成績じゃダメ。持っている以上のものを出さないと』

この危機にスポーツが持つ責任は大きいと思います。

決して妥協せず、必死に努力を続けましょう。
がんばる姿はきっと被災地に届くことと思います。
そして日本は必ず復興します!

      つたえびと しみず

飛び級

  • 2011年04月18日(月)

“飛び級” の持つ意味はなんでしょう。

飛び級とは、例えばU−23日本代表にU−21の選手を入れるとか、もっと身近なところでは6年生の試合に4年生を入れるといったことです。

上のカテゴリーの中に、下のカテゴリーの選手を入れるメリットはなんでしょう。

当然育成年代での1歳2歳の差は大きく、体力差によるケガや、年上の中でメンタル・モチベーションの維持の難しさなどデメリットも少なくありません。
ただそれ以上に年上の中に入ってプレーすることで得るもののほうが、はるかに大きいのでやっぱり私は “飛び級” 賛成派です。

サッカー界ではガンバの宇佐美選手でしょう!
現在18歳の宇佐美選手は、U−22日本代表候補に名前を連ねています。
将来、日本代表を背負う選手になる可能性を秘めています。

興味深いのはゴルフの石川遼君。
15歳で杉並学院に入学した遼君は、そこの指導者に才能を見出され、初めてのツアー『マンシングウェアオープンKSBカップ』で15歳で劇的な優勝を飾り、『遼君フィーバー』を巻き起こしました。

この指導者は遼君の杉並学院入学が決まると、『こいつは天才だから出してくれ』とツアー関係者に電話をかけまくり、15歳の少年をプロの土俵で戦わすことに成功しました。
その結果が初ツアー・初優勝です。
体の成長が早い女子は宮里藍選手らが、中学・高校から活躍するケースがありましたが、男子は25歳くらいにならないと体が出来上がらないので、通用しないと言われていました。
しかし、この指導者は経験上、『男子はレベルの高い試合をやったほうが生き生きする』ということを知っていました。
そんな持論から、15歳の遼君をプロツアーに参加させましたが、スイングの良さ以上に彼に魅かれた部分があったようです。
そんなに裕福ではない普通の家に育った遼君は、いつも練習場やコースに協力してもらってゴルフができていたので、周りの人に感謝する気持ちが常にあったといいます。
それに後輩の面倒見もいいし、勉強もできるから、誰もが『遼と一緒に回りたい』と言っていたそうです。
スイングの良さ以上に、『人間性が素晴らしかった』ということです。
雰囲気・インタビュー、何より顔にそんなところが遼君には見えますよね(笑)

この指導者は、『ちょっと難しいことに挑戦させて、それをクリアすれば、さらに難しい領域へ進ませる。そうして「天井の高さをどんどん変えてやる」ことで、飽きずに自発的な努力が続くんですよ』とも言っています。

この指導者の言葉に『育成の全て』が隠されているような気がします。

      つたえびと しみず

観る

  • 2011年04月15日(金)

サッカーの現場ではよく『周りをみる』ことが大切だと言われますが、ちょっと前に日本サッカー協会主催の指導者講習会に参加したときには、『見る』ではなく『観る』という漢字がふさわしいというような話をされた記憶があります。

例えて言えば、『見る』は見学、『観る』は観察といったところでしょうか。

具体的には、ボールを受ける前に周りを観察しておいて、プレーを選択しようということになると思います。

グランドで『観もしないで感覚でプレーするな』と声を上げている場面によく出会うことがありますが、これは『周りを観る』ことをやらずにプレーしているということを指しています。

確かに『周りを観る』ことは大切で、プレーするうえでは最も大事なことの一つだと思いますが、その反面ある意味では『感覚』でプレーすることは、特に攻撃の場面では大切なことだと思います。

その時々にま逆のことがサッカーの世界では重要になってくる・・・

『観ろ』と言ったり『感覚で』と言ったり、結構難しいなぁ・・・(苦笑)

このあたりを子どもにどうやって伝えようかな・・・

決めた!

ペルナでは『子どもに任せる』ことにします!(笑)

     つたえびと しみず

南米選手権

  • 2011年04月13日(水)

Jリーグが日本代表の南米選手権(7月・アルゼンチン)出場に、『条件付き』で協力することを決めました。

当初、日本代表は強化として7月にアルゼンチンでおこなわれる、『11年南米選手権』に参加する予定でしたが、東日本大震災の影響でJリーグが7月に開催され、重複することになったため一度は参加を辞退していました。

南米選手権は日程的に、J1の最大5試合と重複する可能性があり、その間代表選手のいないJリーグの価値が落ちることと、リーグ戦のチーム間の不公平感がでることを理由に一度は辞退しましたが、CONMEBOL(南米サッカー連盟)と開催国アルゼンチンから再度参加を打診されていました。

日本代表の強化として11年度の目玉にしていた南米選手権参加を実現したいJFA(日本サッカー協会)側は、Jリーグに選手派遣を再度要請し、Jリーグ側は『条件付き』で協力を約束しました。
その『条件』とは、登録人数22人の3分の2程度の海外組の招集です。
14人前後の海外組が招集できれば、南米選手権に参加することができるということです。
この意向は、CONMEBOLと開催国アルゼンチンにも伝えてあり、
『日本の海外組の招集に拘束力をつけるようFIFA(国際サッカー連盟)に働きかけ、欧州各クラブとも責任を持って交渉する』
という回答をもらっているようです。

14人か・・・
3月29日のチャリティーマッチでの日本代表の海外組は長友・長谷部ら12人。

南米選手権は国際Aマッチではないので、招集が所属クラブとの交渉になるという難しい問題があります。
選手は所属クラブから給料をもらっているし、代表チームでもしケガをした場合の補償がないし、チームとしては『出したくない』のが本音です。

97年フランスW杯最終予選とJリーグが重複したときは、最大10試合代表抜きで戦ったチームがあり、その不公平感から拘束選手1人につきクラブに勝ち点0.1点を加算した例もあり、今回も出場が決まれば『代表供給クラブ勝ち点補填』も検討するようです。

1916年にアルゼンチンで第1回がおこなわれた『南米選手権』は、変則開催→1979年から原則4年ごと→1987年から2年ごと→2004年から4年ごとに開催されていて、1967年から南米全ての10カ国で行われていました。
1993年大会から、基本CONCACAF(北中米カリブ海サッカー連盟)から2カ国を招待して、12カ国での開催になり、1999年パラグアイ大会に例外的に日本が招待されました。

どこの国もベストメンバーを揃えてくるでしょうし、アウェーでの本気勝負は中途半端な(失礼!)国際Aマッチとは比べ物にならないほど強化になるはず。

落ち込んでいる日本を元気付けるためにも、是非出場してもらいたいものです。

欧州とは違った南米のサッカーを観る機会も日本が出場すれば増えるでしょうし、長い目で見れば『日本のサッカーの将来』のためにもなると思います。

なんとか実現して欲しいな!!

       つたえびと しみず

身体能力

  • 2011年04月12日(火)

身体能力って何でしょう?

現時点での育成年代で、『速く』『でかい』ヤツがトレセンや選抜に選ばれる傾向にあることは、否定できないと思います。
確かに、速い・でかいは武器になるでしょう。

では世界のトップではどうでしょう?

でかい・速い選手・・・
クリロナ(C.ロナウド)・ズラタン(イブラヒモビッチ)・ファンバステン・フリット・ヒバウド(リバウド)・ホナウド(ロナウド)・・・

逆に小さい選手は・・・
メッシ・チャビ(シャビ)・イニエスタ・マラドーナ・ジーコ・ホマーリオ(ロマーリオ)・ベベット・・・

なんかどっちもどっちって感じしません?(笑)

本田圭佑選手も言っています。

『足が遅いっていうだけで、プロになれへんのやったら、何人が夢をあきらめやなあかんねん。そんなことで簡単に夢はあきらめられへん』

その通りですよね。
我々指導者も、『あいつは足が遅いから』とか、『あいつはチビやから』といった見方は止めなければなりません。
そんな先入観が大切なものを見落とすことになるかもしれません。

『その選手のいいところ』を伸ばして、
『その選手の武器』を作るお手伝いをしたいものです。

      つたえびと しみず

グリグリ二重丸◎

  • 2011年04月11日(月)

9・10日の2日間、4・5・6年生は “ゆかいな仲間たち” とたくさんゲームを楽しみました。

4月に新チームになって初めてのゲームだったので、テーマは『楽しむこと!』グリグリ二重丸の大成功でした◎(笑)

試合中順番で試合に出ていない選手は、コーチの隣で『試合出たい!』としきりに言いにきます。
この『もっとやりたい!』っていう気持ちが選手を上達させると思うし、選手の成長にもつながると思います。
『やりたい!』は『楽しい!』です。
ペルナではバス移動なので、朝バスに乗り込んでから夕方バスを降りるまでが活動です。
その活動中全ての選手が『楽しい!』が一番重要です。
勝ち負けは関係ありませんし、サッカーの上手い下手も関係ありません。
『楽しい!』が一番です。
楽しいが継続されれば、技術も上がるし、勝ちもひっついてくるでしょう。
そして、指導者を始め我々大人にとっても、子どもたちの『笑顔』が一番です。

この2日間、多くの指導者と話をすることができました。
新年度になったこともあり、みんないろいろなことがあったようです。
チームを一度リセットしてスクール化の第一歩を踏み出したチーム。
被災地に行って現地の少年と草サッカーをやって、はげますつもりが逆に元気をもらった指導者。

2日間一緒に楽しんだ指導者たちも、いろいろなことを考えています。
全ては『子どもたちのために』です。
そしてそれが日本のサッカーの将来につながることも知っています。
我々指導者の担う責任は非常に大きなものがあります。

これからも “ゆかいな仲間たち” と情報交換をしながら、その責任を全うしたいと改めて思いました。

       つたえびと しみず

義援金

  • 2011年04月08日(金)

先日、皆さまからお預かりしていた、『東日本大震災募金』を、『三重テレビ社会事業委員会』を通じて寄付させていただきました。

発生からもうすぐ1ヶ月になろうとしていますが、連日テレビ等で報道される現地の様子は悲惨なもので、いったいいつになったら以前のような平穏な日々が来ることやら・・・

相変わらずの思い付きで義援金を集めることになり、最初は『集まるかな・・・』と不安でしたが、保護者・指導者を始め子どもたちまで多くの人の協力をいただき、無事送金することができました。

声を掛けさせていただいてから、毎日多くの選手がお金を持ってきてくれました。

中には、『1円玉でもええの?』と聞いてくる選手も。
『もちろんええで!』
次の日にはビニール袋に入った1円玉・5円玉・10円玉を持ってきて、『コーチ、はいっ!』って渡してくれました。
明らかに自分の貯金箱から持ってきてくれた選手や、缶の貯金箱のまま持ってきてくれた選手もいました。
うれしくて涙がでます!

ペルナの選手や保護者、ペルナを取り巻く多くの人たちの優しさに触れ、被災された人たちのために始めた募金が、我々指導者・大人を元気にしてくれました。

これからも、『私たちにできること』を精一杯続けていきたいと思います。

今回ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。
自分のおこずかいを募金箱に入れてくれたペルナの選手を、コーチは誇りに思います。
本当にありがとう!

     つたえびと しみず

義援金ありがとうございました

  • 2011年04月07日(木)
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皆様に協力していただいた東日本大震災の義援金を昨日振り込んできました。合計金額は87992円でした。ありがとうございました。

無理のしどころ

  • 2011年04月07日(木)

キング・カズのコラムで『無理のしどころが肝心』というのがありました。

どういうことかと言うと、
選手として『するべき無理』と『してはいけない無理』があるということです。

『してはいけない無理』とは例えば、ケガをしてまだ治っていないのに無理して試合に出ること。
『するべき無理』というのは、ケガをして治療が終わってから復帰に向けた段階で、休んだことによる筋肉の衰えからくる痛み、それを乗り越えていくためにする無理。
一番良くないのは痛みが引いた後に、ろくにトレーニングもせずに試合に出ること。
痛みが再発すると、ケガの痛みなのか弱った部分の痛みなのか分からずに休んでしまう。
復帰と離脱の連続で、調子が上がらないまま沈んでいく選手をたくさん見てきたそうです。

プロ野球の江川卓さんは現役時代、打者27人全員から三振を取ることを目指していたそうです。
そこから一人でもゴロを打たれたら完全試合を、四球を出したらノーヒット・ノーランを目標に投げ続けたといいます。

キング・カズは全試合フル出場を目標にしています。
開幕戦に出られなければ2試合目から、それもダメなら3試合目からフル出場と、目標を変化させていっています。

『究極を求めつつ、こだわりすぎるのも良くない。常にその時点でのベストを目指す姿勢でいたいね』とも言っています。

目標を立てて、それに向かって実行していく上で検証し、変更が必要なら随時変更し、最終的に目標が達成できるように柔軟に対応することが大切です。

      つたえびと しみず