ユニフォームのすそ

  • 2010年09月14日(火)

『ユニフォームのすそをパンツから出している選手がいるけど問題はないのか?』

先日スペインの優勝で幕を降ろしたW杯やJリーグでも、ユニフォームのすそをパンツから出している選手が多くいます。少年ならすぐに『シャツのすそを中に入れて!』と注意されますが、日本代表を始めプロの選手がシャツのすそを外へ出しているようでは、半分おこりながら(苦笑)少年に注意している意味が分かりません(苦笑)

いったいルール上ではどうなっているんでしょう?

FIFAのルールでは、
『競技者はシャツ・パンツ・ストッキング・すね当て・靴を身に付けなければならない』
とあるだけのようです。

06年のW杯でもシャツのすそを出していた選手に、審判は何も注意しませんでした。
それまでFIFAはパンツの中に入れるように指導していたので、日本の審判や選手は「ルールが変わったのか」と混乱したようです。
それで、日本サッカー協会は『マナーあるユニフォーム着用の観点から、これまでどおり、シャツのすそをパンツに入れてプレーしなければならない』とチームに通達を出しました。

では、シャツのすそをパンツの中に入れるのはマナーの問題だけなんでしょうか?
どうもそれだけではないようです。
すそを出しているとシャツをつかまれて転倒する可能性があります。腹がむき出しになるから、転んだときに相手に踏まれると危ない。安全確保という意味でもシャツは中に入れたほうがいいということです。
しかし、最近はシャツの下にピッチピチのアンダーシャツを着ることが主流になっています。それで安全面はクリアー?
また、背中のすそ付近に選手名やスポンサー名を入れるのも流行っています。シャツをパンツの中に入れてしまうと、せっかくの文字が消えてしまうという点もあります。
『マナー面』といいますが、最近私服でシャツをパンツの中に入れている人はなかなか見かけませんが・・・
ストッキングを中途半端なところまでしか上げていないほうがだらしなく見えますよね(苦笑)

どこかで『ルール』という線引きをしなければなりませんが、あんまり意味のわからないルールは子どもたちに説明ができません。

『シャツ入れて』
『コーチ、なんで?』
『ルールで決まっとるからや』
『Jリーグの選手出してるで』
『・・・』

子どもたちはサイズが合ってないこともあるので(例えば、小さい学年の選手が大きい学年の選手に混ざってやるときや、明らかに体が大き過ぎてパンツが木村和司状態になっているときなど)そこらへんは臨機応変にいったらどうかなと・・・
個人的にはシャツを中に入れるのは嫌いです!!(笑)

      Coachしみず

11・12日

  • 2010年09月13日(月)

11日はU−12・11・10で岐阜遠征でした。

ペルナは岐阜に仲の良い友達がいなくて(苦笑)、今回が初めての岐阜遠征でした。
長良川の堤防をひたすら走り、金華山・岐阜城の麓にあったグランドはロケーション抜群!天気も良く気持ちのいい一日になりました。

A・B2チームに分かれて15分をそれぞれ6〜7本と熱い中結構な試合量でしたが、選手はみんな元気いっぱい!終わってからも元気モリモリでまだまだやり足りないようでした。いつもながら子どもたちのパワーには驚かされます!


12日はU−9・10で大阪遠征でした。

大阪の名門高校のグランド(人工芝)にお邪魔して、その高校と同じ名前のジュニアチームとサシでゲームを楽しませてもらいました。

フットサルコートだったので、この年代としてペルナが考える『ここまで』ができているかどうかを知るいい機会でしたが、技術的には60点位しかできていなかったような・・・明確な課題が見えたことは大きな収穫でしたが・・・

技術的には60点位でしたが、精神的(?)には100点満点に近い点数が付けられたと思います。
バスの中でもテンション↑でサッカー以外も楽しんでいたし、チャレンジをしていたし、何よりサッカーを楽しんでいたし、100点です(笑)

技術は練習でしか向上しないので、また今日から指導者ともどもがんばっていこうと思います。

       Coachしみず

成長

  • 2010年09月06日(月)

4日は対象者が全員の練習試合でした。

全員だとバスに乗り切らないので、現地集合・現地解散となってしまいましたが、多くの選手が参加してくれて楽しい練習試合となりました。

小さい選手はどうしても試合数が少ないので、久しぶりの試合でしたがみんな楽しそうにがんばっていました。

みんなでお揃いの青いTシャツでの試合は、なんとかゴールを決めようと選手ひとりひとりがボールに向かって行って、見ている側は自然と『がんばれー!』と声が出ました。小さい子どもたちのがんばる姿は我々大人を元気にしてくれます(笑)

いつも仲良くしてもらっている三重のチーム2チームと、大阪のチーム1チームとゲームして楽しんでいましたが、あるコーチが『ペルナの小さい子、サッカー選手みたいになってきたな』と言ってました。どういうことかと言うと、以前に見た4年生の選手は、気まぐれにボールを追ったり追わなかったり、試合中も遊んでいたけど(苦笑)今回の4年生は見違えるようにボールに行っている、と言ってほめてもらいました。確かに一生懸命ボールを追って、自分のボールになったら工夫しながらゴールを目指していたし、私も『良くなったなぁ』って喜んでいたのでうれしかったです(笑)

子どもたちはこうやって少しずつ確実にサッカー選手に近づいていきます。
子どもたちの急激な成長に驚きながら、少しでもその手助けができるように、我々指導者もがんばって成長していこうと思いました!

       Coachしみず

デコボコの練習

  • 2010年09月01日(水)

最近いい傾向になってきてます!

月・水曜日のペルナの練習は前半低学年、後半高学年の2部練習になっていますが、最近いい傾向になってきました。

一部の4年生が『コーチ、低学年の練習に入れて!』『一緒にやってもいい?』『上手くなりたいので一緒にやってもいいですか?』と言って混ざるようになってきました。
元々ペルナでは学年をまたいでの練習・ゲームは当たり前のことだったので全然OKです。
今まで逆のパターンはたくさんありました。弟がお兄ちゃんの練習に混ざることはよくあることでした。最近は中学生が小学生の練習に混ざることもあります。
デコボコの学年で練習・ゲームすることは全ての選手にとってプラスになります。
小さい選手は大きい選手相手に『がんばらないと』相手になりません。必死に向かっていきます。大きい選手はそんな必死の小さい選手を『イナす』ことが必要になってきます。
何より自分のカテゴリー以外の練習にも参加するので、練習量・ボールに触る回数共に圧倒的に増えます。
結局みんなが上手くなっていきます。
これからもドンドン参加受け付けます!
みんなで上手くなっていこう!

      Coachしみず

夏休み最後の遠征

  • 2010年08月30日(月)

28・29日は夏休み最後の遠征でした。

いつもお世話になっている大阪のチームに、またもやたくさんお世話になってきました(笑)

28日はお世話になったチームのホームグランドでじっくりゲームを楽しませてもらい、29日は天然芝のピッチで多くのチームとゲームさせてもらいました。

今年の6年生はこの大阪のチームと交流が深く、選手同士はもちろん保護者の方とも仲良くしてもらっていて、『元気?』『がんばれよ!』とあちこちで個別に話しかけられていました。
ホームステイでペルナの選手がお世話になったのも何回目かなぁ・・・
保護者のお父さんと話す機会があったので『いつもすいません。うちの選手はどうですか?』と聞いたところ、『みんなで銭湯に行って、夕食を食べた後、公園でサッカーをするのが楽しみらしいですよ』って教えてくれました。どこまでいってもサッカーなんやなぁ・・・

大阪と三重でサッカーを通じて友達ができる。
中学・高校になってどこかのグランドで再会することもあるかもしれません。
もしかすると大人になってから仕事で一緒になるかも・・・
楽しみだし、そんな友達ができるってすごくいいことですよね。
少年のスポーツの原点って本来はそこにあるんじゃないでしょうか。
サッカーというスポーツを通じて子どもたちに本当に学んで欲しいことは何でしょう。もちろん競技である限りは、その能力の向上は重要なポイントであると思います。でも、例えば『スポーツマンシップ』であったり、『社交性』であったり、『大人との接し方』であったり、『目標に向かってがんばる』ことであったり・・・『競技能力の向上』よりも大切なことを学ぶ機会のほうが重要なんじゃないかな・・・学校にも言えることだとは思いますが・・・

6年生は小学生最後の夏休みが終わろうとしています。
ペルナでのジュニア時代も後7ヶ月となりました。
我々指導者を含め、子どもたちに接している大人たちは何を伝えることができるでしょうか。そして子どもたちは何を身に付けてくれるでしょうか。
なんか改めてそんなことを考えさせられた遠征でした。

結局、選手・指導者ともに『あ〜楽しかった!』で終われたんで、大成功の遠征だったんですけどね(笑)

        Coachしみず

メントレ

  • 2010年08月25日(水)

先日、U−11・12・ジュニアユースの選手とその保護者、アレグロ(ペルナのサポータークラブ)会員で、『第2回メンタルトレーニング勉強会』を行いました。

今回は初めて保護者とアレグロ会員も参加してもらい、選手だけでなくペルナにかかわるみんなで勉強しようということでの開催でした。

技術・戦術のトレーニングは、選手と指導者が協力してやらなければなりません。
体力面は選手・指導者はもちろん、保護者による『食事面』の協力も必要になってきます。
それらの大元である『心』のトレーニングは選手・指導者・保護者の3者の協力が必要です。
選手が一生懸命心の勉強をして強い心を作ろうとしていても、指導者や保護者の心ない一言で台無しになってしまうことがあります。選手が目標を持って努力できるようにサポートするのが指導者・保護者の仕事です。ほんの少し声のかけ方を変えるだけで全然違ってきますし、選手は少し考え方を変えるだけで大きく成長することができます。

私自身メンタルトレーニングを勉強し始めたばかりでまだまだですが、選手・保護者のみんなと一緒に考え学んでいきたいと思っています。
よりよい選手育成のために、そして子どもの成長のために!

      Coachしみず

兵庫遠征

  • 2010年08月23日(月)

21・22日はU−12で兵庫遠征でした。

今回の遠征は、前日に会場が変更になるというハプニングが2日間とも起こり、開催者側は大変だったと思いますが、抜群のチームワークで全然問題なく予定通り行われました。

ペルナの内容は・・・良かったですねぇ(笑)

何が良かったって、2日間猛暑のなか選手全員が元気にゲームを楽しめたことが一番良かったです(笑)
特に2日目は予定の3試合の他に特別試合を2試合。選手の体調を見ながらでしたが、みんな元気に『もっとやりたい!』って最後まで言ってました。

特別試合の1試合目は主催者チームの中学1年生でした。このチームが上手いんでチンチンに回されましたが、ペルナの選手も局面ではやりたいことができてましたし、やろうとしていました。
他の指導者から『この暑い中大きいコートで中学生相手によーやりますねぇ』って言われましたが、うちの選手たちはこの2日間で一番おもしろかったゲームだったんじゃないかなって思うくらい「いきいき」とサッカーしていました。

特別試合のもう1試合も予定されたゲーム日程が終了後だったにもかかわらず、25分1本(20分の予定だったんですが盛り上がってしまって・・・(苦笑い))もの長い時間、最後まで集中を切らすことなくがんばっていました。

夏休みも終わりに近づいて暑さに体が慣れてきたというのもあるでしょうが、選手個人が体調管理をしっかり普段からやってるんじゃないかって思います。
非常にいいことだし、この夏に選手たちはまた一回り成長したと感じました。

この調子なら来週の大阪遠征も楽しみになってきました。
夏休み最後の遠征も『ペルナらしさ』を出して、いろんな意味で『大暴れ』してきたいと思います!

      Coachしみず

解散時のミーティング

  • 2010年08月18日(水)

ペルナサッカークラブではバスで試合に行った帰りに、解散場所で簡単なミーティングを行っています。

解散場所に到着したらまずはバスの掃除をします。

その後集合してミーティングを始めるのですが、そのミーティングは基本的に2部構成です。
第1部は選手が思ったことを話す時間。
第2部は指導者が思ったことを話す時間。
大切なのは第1部のほうです。
時間の都合上全員に話してもらうわけにはいきませんが、毎回4・5人の選手に
@今日自分の良かったこと
A今日チームの良かったこと
をみんなの前で話してもらいます。
ポイントは『みんなの前で』というところ。日本人は人前で話をするのが苦手です。人前で意見をするのが苦手です。それは小さいときからの教育によるものだと思いますが、大きくなってから外国人と仕事をしたりするときにマイナスになります。
『日本人はいつもだまっているので、何を考えているか分からない』ということになります。
それは小さいときから『人と違うことをする子どもは悪』という教育を受けてきたからで、意見を言うときも自分の意見を言うのではなく、『みんなならこう考えるかな』と、“みんなと同じ”が重要なポイントになります。日本人に個性がないのはここからきているのではないでしょうか。

日本サッカー協会は最近、『ロジカル・コミュニケーション』として言語教育を取り入れています。
『自分の意見をしっかり言える』ということは、『自分でしっかり考えている』ということで、自分の考えで判断してプレーしなければならない“サッカー”というスポーツにおいては非常に重要なことです。
試合中何も考えずに100回ボールに触るのと、しっかり考えて50回触るのとでは明らかに後者のほうが上達すると思います。

日本の教育が『人前で自分の意見を言う』ことをやっていないので、ペルナでは少しでもやりたいなって考えミーティングに取り入れています。
少し解散時間が遅れるときがありますが、保護者のかたにはご理解をお願いします。

      Coachしみず

奈良遠征

  • 2010年08月16日(月)

14・15日はU―11・10で奈良遠征でした。

お盆の影響か欠席者が多数出て、U−9の選手を一部追加招集する形での遠征となりました。

1日目の第1試合は異常に暑く、体調を崩す選手が何人か出ました。
1日目の帰りのミーティングで少し体調管理のコツみたいなものを話して、2日目に臨みましたが、思いのほか2日目はすずしかったので全員元気にサッカーができました。
ペルナの練習は夜の体育館なので、夏の暑い日差しの下でのプレーは慣れるのに時間がかかるようです。

試合内容は・・・
人数の関係上前半5・3年生、後半4年生で行ったのですが、相変わらずほとんどの試合には負けました(苦笑)
ただ、内容的には5年生は十分個人としてやれていたし、3・4年生も暑い中、1個か2個上の学年の選手相手に十分やれていました。

夏休みも残り少なくなりましたが、ペルナの選手全員が元気に楽しくサッカーができるように、我々指導者はお手伝いをしていきたいと思っています。

       Coachしみず

フットボール

  • 2010年08月14日(土)

FCバルセロナスクール福岡校のコーチをしている「村松さん」という人がおもしろいことを言っていたので紹介します。

村松さんは大学卒業後スペインに渡り、12年もの間バルセロナ近郊のクラブで育成年代の指導に当たって、スペイン協会の上級コーチングライセンスを取得しました。

そんな村松さんは自身の経験をもとに、日本・スペインの文化や歴史の違いなどを肌で感じて、スペインでおこなわれているものを“フットボール”、日本でのそれを“サッカー”と使い分けています。
例えば
「勝っている状況で、しかもチーム全体が疲れているのに、試合のリズムをまったく考えずにスローインのボールを拾いに行き、すぐにリスタートする」
「相手がカウンターで攻め込んできたときに、DFが靴のヒモを結んでいて失点する」
「自分たちのスローインだと思って投げようとしたとき、審判に相手ボールだと知らされ、相手にボールを渡すと、すぐにボールを入れられウラを取られる」
小学生の試合だったそうですが、スペインではあり得ないことだそうです。(こういうのを“マリーシア”って言うんだと思いますが・・・)

村松さんは、『フットボールとは自己責任を持って、選手ひとりひとりがイニシアチブを持ってプレーしなければならないスポーツである』と言っています。『“フットボール”を“フットボール”らしくプレーし続けることで、フットボーラーというものは自らイニシアチブを持つ一人の人間として育っていくのではないでしょうか』
スペインでは指導する人、選手、サポーターを含め、かかわる人すべてが、フットボールが今述べたようなスポーツであると理解しているので、それぞれの人間が自己責任の下、イニシアチブを持って行動することが当たり前のことになっています。そして、それはスペインの少年フットボーラーにもいえることです。

スペイン遠征でこんな事件があったそうです。
春のバルセロナは朝晩と日中の気温の差が大きく、防寒用にベンチコートを持っていきました。朝ホテルを出発するときは寒いのでベンチコートを着ていきます。数時間後には真夏のような暑さになってきているのに、ほとんどの子どもたちがベンチコートを脱がないのです。「暑くない?」と聞くと「暑い」と答えます。「じゃあ脱げば?」と言うと「大丈夫です」という返事が返ってきます。しかし、誰か一人が脱ぐと、他の子どもたちも脱ぎ始めます。日本の子どもらしいエピソードですよね(苦笑)

また試合中では、コーチが「ラインを上げろ」という指示を出すと、その指示に忠実にラインを上げます。すでに状況が変わっているにもかかわらず・・・

フットボールというスポーツは、例えば失点のシーンでも『完全に○○の責任』というように誰か一人の責任になりにくいし、個人の責任が問いにくく、責任の所在が不明確な場合がほとんどです。しかし、本来フットボールとは『自己責任を負い、イニシアチブを持ってプレーするスポーツ』です。『自己主張ができない』『自己責任が取れない』性格の日本人がやるのが“サッカー”で、自由を好むスペイン人がやるのが“フットボール”というのも分かる気がします。
そしてその違いこそが“文化”の違いではないかと思います。
フットボールをするだけに限らず、将来社会で活躍できる人間になるためにも、“サッカー”から“フットボール”に進化していかなければならないのかもしれません。
そしてその道付けをするのが、我々育成年代の指導者の本来の仕事なのかも・・・

      Coachしみず