「ぼくも入れて」

  • 2009年06月09日(火)

7日は大阪遠征でした。

大阪2チームとペルナの3チームでぐるぐる回しでやりましたがおもしろい発見がありました。
3チームとも「4年生が熱い」
うちともう1チームは、チーム事情から6年生のゲームに4年生が出場していました。その4年生が「無難にこなしていた」どころではなく、大活躍しました。
うちの4年生もめっちゃがんばっていましたが、その中の1人はうちの唯一の得点を決めました。普通では考えられないことなのですがキレキレでした。

また、1日の中で1試合「遊び」の要素が入っていたゲームでは、うちの選手のお兄ちゃんの試合を見に来ていた弟が(うちの選手で年長さんです)「コーチ、ぼくも入れて」と言って来ました。「えーよ。そこら辺にあるユニフォーム着て行き!」
半袖ユニフォームの上を着てピッチに出ていきましたが、その後姿は「長袖ワンピース」
一所懸命ボールを追いかけて5回程ボールに触れていました(笑)
それを見ていた隣のチームの2年生の弟も「ぼくも入れて」で参加!
今までの経験から言うと、こうやってお兄ちゃんに付いて来た弟が上手くなり、「サッカー大好き」になるようです。

昔のペルナは1〜6年で25〜6人で、試合には3学年1チームで出掛けるのが普通でした。
そこには必ず小さい弟がいて人数が足りなくなるとすぐに白羽の矢が立ったものでした。
なんかそんな頃を思い出して懐かしく思いました。

        Coachしみず

メンタル

  • 2009年06月04日(木)

日本代表の岡田監督が、「日本人のメンタル」について語ったことを紹介します。

岡田監督はメンタルに関してJFA(日本サッカー協会)として、育成や指導者養成をやっていくべきではないかと言っています。

日本の指導者は「ネガティブ」な思考を持っているようです。
例えば、前半を終えて2-0で勝っているとします。この「2-0」という点差は「危ない点差」であることを、経験を持って知っている人はたくさんいると思います。ここでハーフタイムに「2-0というのは一番危険な点差だぞ。1点取られると2-1になって、その後2-2、2-3と逆転される可能性が高いんだ」と言ってしまいます。確かにそんなイメージがある点差ではありますが、実はそんなに起こり得ることではありません。でも、以前にそんな失敗をしている経験から、「やばい」と思ってしまいます。そうじゃなくて「前半2点とれたから、後半も2点とりにいこう」っていう「ポジティブなアプローチ」が大事なんじゃないかって思います。

また、日本人に分かりやすく野球に例えると、高めの速球がやたらと速い投手と対戦した場合、ほとんどの監督は「高めの速球に手を出したら絶対ダメだぞ。振るな」と言います。そうじゃなくて、「お前、低めは得意だろ。低めがきたら思いっ切り振れ。お前なら打てるよ」というポジティブな言い方で終わればいい。しかし、多くの監督はその後追い打ちをかけるように「でもな、あの投手はフォークがあるからな。気をつけろ」と言ってしまう。それで、打者は訳が分からなくなってしまい、打てなくなってしまう。

日本人はネガティブ、悲観的なものの見方をする国民性で、それはある意味、反省力があっていい面もあるのだけれど、アプローチとしてはどうか?

雨が降った後に、下を見て「水たまりばかりだな」と思う人と、空を見て「きれいな虹だな」と思う人と、同じ雨が降った後でもどっちを見るか、どっちを見たいか。そういう考え方が良いプレーにつながるんじゃないかって思うんです。

結局日本人には、常にネガティブに相手を恐れるようなものがあるのではないかって思います。
農耕民族だからでしょうかねぇ。それとも島国だからでしょうか(苦笑)

常にポジティブにプレーできる、そうなるようなメンタル面での取り組みを、日本サッカー界も取り入れる必要があると思います。

       Coachしみず

指導者の考え方の根底

  • 2009年06月01日(月)

30・31日と様々なチームとたくさんのゲームをおこないました。

全てのチームが「こだわり」を持って取り組んでいる指導者のもと、それぞれの「スペシャル」をグランドで魅せてくれました。

多くのチームがドリブルを魅せてくれましたが、チームごとに違う種類のドリブルを魅せてくれて毎度ながら勉強になりました。

年間を通じて何回もゲームするチームが多く、「あのチームは今年、どんな選手がいるんだろう」とか「去年小さかったあの選手は上手くなってるかな」などの楽しみ方ができておもしろいです。

ペルナも4月に新チームになってから2ヶ月が経ち、最初は「今年のチーム大丈夫かなぁ」と不安でしたが「ちょっとはやれるようになってきたかなぁ」なんて思って臨んだ2日間でしたがまだまだでした。(うちのチームより他のチームのほうが伸びていただけだ!と自分で自分をなぐさめています(苦笑))

プレースタイルが全然違うチームの集まりでしたが、指導者の考え方の根底は同じです。

「選手の将来を見ていること」

選手の将来を見ているからこそ「難しい要求」を指導者は選手にします。難しいので選手は当然失敗しますし、それが失点につながったりします。でも、そこに挑戦しないと「難しいこと」はできるようになりません。
今回集まったのは、それを知っている指導者ばかりなので目の前の「勝ち」にはこだわりません。
そんなチームの集まりだからこそ、AコートとBコートの間に建てた本部席で1日中ゲームを観ていてもあきませんでした。

2日間グランドに集まってくれたチームと指導者が、私とペルナサッカークラブにとって大切な「宝物」です。
これからもよろしくです!

       Coachしみず

止めませんか

  • 2009年05月29日(金)

マイナスの指摘を止めませんか。

日本の指導の現場で見られるほとんどのものが「マイナスの指摘」です。
ボールを失ったことに対する理由付け→ミスに対する指摘→マイナス部分の指摘。こんな指導ばっかじゃないですか?
当然、ミスを減らすためにトレーニングすることは大切だと思います。しかし、少年の指導現場ではもっともっと「プラスの指摘」があってもいいんじゃないでしょうか。
具体的には、少々のミスには目をつぶって、上手くいったところを見逃さずほめる。選手がプラス思考になるように、ポジティブに考えられるように導く。すなわち「ほめる」ことをたくさんやれば選手はやる気になる。そう思いませんか?

欠点を修正するトレーニングと、長所を伸ばすトレーニングの比率をジュニアなら2:8とか3:7にして、ジュニアユース・ユースと年代が上がるにつれその比率を変化させていく。
ジュニア年代での「長所を伸ばすトレーニング」がサッカーの楽しさを倍増させ、その楽しさの貯金で何歳になってもサッカーを続けられる。
サッカー人口を増加させるためには絶対必要なことだと思います。

是非ジュニアの指導者には「長所を伸ばすトレーニング」の導入を!

  Coachしみず

  • 2009年05月25日(月)

最近、自分がサッカーをやっている夢をよく見ます。

ある時は、高校選手権の決勝戦。
試合が始まりボールが回ってきますが、思うようにボールが止まらないし、パスが出せません。一所懸命走っているつもりですが前に進みません。
またある時は、現在の自分が試合に出ています。
この時も全然思うようにプレーできません。
必死に、焦ってプレーしていると目が覚めます(苦笑)

なぜこのような夢をよく見るのか?

「はっはーん!分かったぞ」

今年我がペルナサッカークラブは「トップチーム」を立ち上げました。立ち上げたけど、まだ試合をやっておらず、実際の試合で何人の選手が集まるか分からないので「不安」な気持ちが夢に表れているんでしょうね(苦笑)

トップチームの狙いは、基本的にはペルナのOBが社会人になってからも、サッカーを続けることのできる場所を提供することです。
小・中学時代をペルナでサッカーして、その後様々な条件に合わせた高校に進学してサッカーを続ける。高校卒業後社会人になったり、大学・短大を経て社会人になったりしますが、社会人になってから安心してサッカーを続けられる場所をペルナで提供したい。
選手によっては、いろいろな理由から高校でサッカーをやれない選手もいます。そんな選手も含めてペルナでサッカーを続けてもらいたい。
そんな思いから今年、念願のトップチームを立ち上げました。

本年度は「お試し期間」のような感じで、四日市協会1種のほうで活動させてもらいます。
基本はペルナのOBですが、ペルナの活動に賛同していただける方なら大歓迎です!
また、選手だけでなくサポーターも募集します。
多くの人でペルナを応援してください。
スポーツを、サッカーを通じて上下の健全な関係を築いたり、子どもの育成を多くの地域の人でやりましょう。
ペルナサッカークラブは地域に密着したクラブを目指しています!

       Coachしみず

決定力

  • 2009年05月22日(金)

日本代表に「決定力が足りない」と言われてずいぶんたちますが、それはなぜでしょう?

人にはそれぞれ得意・不得意があります。
音楽が得意な人、英語が得意な人、短距離が得意な人、長距離が得意な人・・・
それと同じようにサッカーにも人によって得意が違います。
パスが得意な人、ドリブルが得意な人、相手のマークが得意な人、点を取ることが得意な人・・・

人はそれぞれの得意分野の「素質」を持っていることになるのではないでしょうか。
よって優れたストライカーは「決定力の素質」を持っていることになります。
つまり「決定力」はチームが持っているものではなく、「個人」が持っているものなのです。
例えば、点をたくさん取るチームがあったとします。そのチームには優れたストライカーがいると思います。そのストライカーがケガかなにかで他の選手と代わったとしましょう。すると、今までのようにこのチームは得点することができないでしょう。もし、チームが決定力を持っているとしたら、一人代わったぐらいでは決定力は変わらないはずです。

「ストライカー」と一言で言っても様々なタイプの選手がいると思います。
ヘディングが得意な選手、ドリブル突破が得意な選手、ロングシュートが得意な選手、ゴール前に「すっ」っと現れて「ごっつぁんゴール」を決める選手。
つまり大げさに言うとストライカーの数だけ、そのプレースタイルがあるということです。
それは指導者が一人一人にあった得点スタイルを教え込んだのではなく、ストライカー自身が自分の力で身に付けたものと言えるでしょう。

サッカー先進国でストライカーの養成をしている国はないといいます。それはストライカーが指導者によって作られるものではないということでしょう。

決定力のある選手を輩出するには、「ストライカーを養成する」のではなく、「ストライカーの素質を育てる環境」の整備と、「ストライカーの素質を摘み取らない環境」を作る努力が必要なのかもしれません。

          Coachしみず

『○○ッチ』

  • 2009年05月17日(日)

ビディッチ(マンチェスター・ユナイテッド)、モドリッチ(トットナム)、ブチニッチ(ローマ)…
世界中にはたくさんの『○○ッチ』という名の選手がいます。
彼らの出生起源をたどると、ある地域で共通しています。
かつて『東欧のブラジル』と称され、サッカー王国として名をはせた旧ユーゴスラビアです。
この『〜ッチ(〜ic)』とは『〜の子』という意味で、英語圏の『マク〜(Mc〜)』や、北欧の『〜セン(〜sen)』と同じ感覚です。

欧州の主要リーグでプレーする外国人選手を出身国別で見ると、ダントツに多いのはブラジルで、二番目はアルゼンチン。そして三番目がこの旧ユーゴスラビアだそうです。
旧ユーゴスラビア出身の選手がなぜ各国で活躍できるのか?いろいろな理由が考えられます。
@国の中でサッカーが一番ポピュラーな球技であること
A指導者教育に力を注いでいること
B歴史上一度も金持ちの国になったことがないこと
C運動能力が高く体格に恵まれていること
D環境になじむことのできる順応性の高さなどが挙げられます。

旧ユーゴスラビア出身の選手が世界中で活躍できて、日本人が活躍できない理由がこの旧ユーゴスラビア出身の選手の特長@〜Dでバッチリわかるんじゃないでしょうか。

なんとか日本人の特長を生かしながら世界で活躍できるように我々少年の指導者は『考えて』育成していかなければなりません。

Coachしみず

グレー

  • 2009年05月12日(火)

アジアチャンピオンズリーグ(ACL)の1次リーグを戦っているガンバ大阪がグループリーグ1試合を残してF組一位通過を決めました。

久しぶりにリアルタイムでテレビ観戦ができたのでがっつり応援していたのですが…

Jリーグも『ホーム&アウェイ』で戦いますがヤバいのは浦和レッズくらいで後のチームはそんなにって感じだと思います。
ACLのガンバのアウェイのゲームを初めて見ましたが『すげぇな』が感想です。
圧倒的なサポーターの応援によるスタジアムの雰囲気はもちろんのことですが問題は『審判』です。まぁ少々はホーム寄りで当たり前ですがちょっと『ひどいなぁ』って思いました。
審判も人間ですから間違えることもあるでしょう。果たして不可抗力のミスだけでしょうか?なんらかの別の力は働いてないでしょうねぇ。限りなく黒に近いグレーじゃないですかねぇ。

今までにも何回かこのコラムで紹介しましたが結構審判ってグレーですよね。

ちなみに私がリアルタイムで観た6日のガンバ戦は中国・山東とのゲームで1―0でガンバが勝利したのですが、それまではACL過去6年間で日本勢は中国勢にアウェイで1分6敗と一回も勝つことができていませんでした。
まったくの無関係とは思えませんよね(苦笑)

それも含めてサッカーですけど(苦笑)

        Coachしみず

失敗しました!

  • 2009年05月10日(日)

失敗しました。

10日はU-11・10で津遠征でした。
ペルナはU-10までは「行けー」で、どちらかと言うと人間の本能の部分に頼っているところがあります。
U-11から少し頭を使ったサッカーに移行していきます。
今年のU-11も例年通り4月から少し頭を使った部分をやっていて、最近その第二ステージに入っていたので、今日は張り切ってそこをやるつもりでした。しかし、そこをやり始めると何か違和感が・・・

第二ステージどころか、第一ステージも怪しいことに気が付いて・・・
2試合目が終わった時点でそれに気が付いて、今日の目標を第二ステージから第一ステージに修正したのですが、一度崩れたリズムは今日一日戻ることはありませんでした。

いやぁ〜、失敗しました。
後から考えるとU-11は第一ステージをまだ4月ひと月しかしていないので、できていなくて当たり前。それを勘違いして第二ステージに先走り。その上一日中そのままひっぱってしまって・・・指導者としての力不足を感じます。

もう一度第一ステージからやり直します。

ステージは数字が小さいほど「土台」の部分になります。しっかりした土台の上にしか高く積み上げることはできません。中学・高校・その先と長くサッカーを続けるための「土台」をしっかり今作りたいと思います。
また明日から地道にやり直します。

今日も、たくさんの保護者の方が応援に駆けつけてくれました。今日のペルナのゲームを観て「なんかヘンやな」って感じたことと思います。その理由は上記の通りです。安心してください。想定内です。また明日から子どもたちと一緒にがんばります!

          Coachしみず

サッカー年齢

  • 2009年05月09日(土)

9日はU-10・9で京都遠征でした。

U-10はともかく、U-9は初めての遠征で迷子にならないか不安でしたが(笑)問題なく帰ってきました。

ゲーム内容は1試合で10〜20点くらい入れられて(たくさんすぎてはっきりわかりません!)全部負けてしまいましたが、内容的には「そんなに問題ないな」って感じでした。
U-10の選手は局面での1対1では負けていなかったと思うし、3人だけ連れて行ったU-8の選手もたくさんボールに触って、しかもチームが1日で2点しか取れなかったのに、うち1点を取ったし!
U-9の選手は、最近入った選手が多く、まだゲーム中「どうしたらいいか」分からない状態でサッカーをやっている感じがしました。でもそれは仕方がないことだと思っています。

ペルナではサッカーには「サッカー年齢」というのがあると考えています。
今年のU-9の選手の多くは去年に入部したり、今年に入ってから入部した「サッカー年齢0歳」の選手が多くいます。それに対して、今日一緒に行ったU-8の選手は年長からペルナでサッカーをやっていて「サッカー年齢2歳」の選手たちです。
体の大きさや足の速さは違いますが、U-8の選手のほうが「先輩」っていうことになります。
だからU-9の選手たちが「どうしたらいいか分からない」のは仕方がないことなのです。

彼らもこれからたくさんの経験を積んでどんどん上手くなっていってくれると思っています。

帰りに「今日楽しかった人?」って聞いたら全員「ハーイ」って手を挙げてくれたので、それでAll OK!です。
成長を期待しています!

          Coachしみず