チャレンジ

  • 2008年04月27日(日)

12年ぶりに現役復帰した女子テニスのクルム伊達公子選手(37)が27日、岐阜市の岐阜メモリアルセンターで行われたカンガルーカップ国際女子オープンのシングルス予選1回戦に臨み、17歳の高校生に6−7、6−1、6−3で逆転勝ちして復帰初戦を飾りました。

試合後の会見で「今はどんな状況でもチャレンジすることを楽しんでいる」と話した伊達選手は、自分より20歳も年下の相手を逆転で下し、1時間44分の熱戦を「負けてもおかしくなかった。久々の公式戦でそう簡単に勝てるものじゃない」と振り返りました。

元世界ランキング4位の実力者が出場するとあって大会への反響は大きく、入場整理券を求め遠くは北海道からなど1週間で1万通を超える応募があり、この日も早朝から長蛇の列で2000人収容の会場は満員。大勢の観客が好プレーに拍手を送りました。

この試合に敗れた高校生は、大観衆の前で、そしてありえないほどのマスコミの前でのゲームに望んだことで、普通の高校生では味わえない緊張感を経験したことと思います。この先の彼女のテニス人生に活かしてもらえればすばらしいことになるでしょう。

この年齢(失礼!)で、しかも12年ぶりの現役復帰という「チャレンジ」に成功した伊達選手の記事を読んで、「夢は必ずかなうもの」そして「夢は諦めた時点で夢でなくなる」という言葉が頭をよぎり、大人でもチャレンジすること、夢を追い続けることって大切だなって思いました。
まして、子どもたちならなおのことです。子どもの純粋な夢を大人が消してしまうことのないようにしたいものです。

        Coachしみず

自己肯定感

  • 2008年04月25日(金)

「自己肯定感」という感覚があります。

「自分には何かできることがある」「自分が生きていることには意味がある」「自分が好き」というふうに、自分を自分で肯定的にとらえる感覚のことを「自己肯定感」といいます。

現代の日本の子どもたちは、この自己肯定感が極めて低いと言われています。例えば、アメリカや中国の子どもたちは8割から9割が自己肯定感を持っているのに対し、日本では3割程度にしか過ぎないようですし、日本の中学生の半数以上は「自分が好きでない」と思っているようです。

自己肯定感の低い子どもは「自分は何をやってもダメだ。何をしてもうまくいかない」」という気持ちを持つようになるため、何事に対しても取り組む姿勢が消極的になってしまいます。

そして、「だからあなたはダメなんだ」「どーせあなたは○○だから」など自分自身を否定するような言葉を投げ掛けられたり、短所ばかりを非難されて長所を見てもらえないまま成長した子どもは「自分は何をしてもうまくいかない」「自分がきらい」となっても不思議ではありません。

子どもに「否定的」ではなく「肯定的」な言葉掛けをする。以前このコラムに書いた「できないことを指摘するんじゃなくて、できることを見付けて褒めてあげる」ことのように、周りの大人(親を含めた)が今までと少し違う目線で子どもに接する。そうすることが、子どもの「自己肯定感」を育て何事に対してもポジティブ(前向き)に取り組める子どもになるんじゃないかなって思っています。

ペルナでも、そんな選手育成ができたら素敵だなって考えています。

           Coachしみず

「満足な一日」

  • 2008年04月22日(火)

20日はU-11・12対象の練習ゲームでした。

U-11・12共に春先のこの時期には、毎年取り組む課題をやっているので、ゲームでは特にその部分を観ていました。
U-12の選手は、去年もやっていたことなのでさすがに多くの選手が“こだわって”いました。
U-11の選手は、今までの「いけーっ」のサッカーから少々頭を使った部分を要求しているので、なかなか上手くいきません。

ゲーム前に「こだわっていこう」という話をしても、選手達はどうしても夢中になって忘れてしまいます。
そう言えば今の6年生も去年はそうでした。それが1年たつと5年生の手本になれたりもしています。そう思うと「子どもってすごいな」って思ってしまいます。

いつも子ども達に教えられることばかりで我々大人も、その子ども達の成長についていかなければ置いていかれてしまうような・・・

家に帰って一日を思い返しては「今日もあのへんは失敗やったな」って考えることも多く、なかなか「満足な一日」は難しいなぁ・・・

これからも勉強しながら、子ども達と一緒に成長していきたいと思います。

       Coachしみず

北京五輪

  • 2008年04月18日(金)

北京五輪はどうなるんでしょうね?

世界各地ですでに始まっている北京五輪の「聖火リレー」。様々な国をつないで行きますが、いろいろと問題が起きているようです。

昔には1980年モスクワ五輪で日本選手団不参加という、スポーツの祭典とは程遠い悲しい歴史もありました。当時の出場予定選手が、無念の涙を流している場面をテレビを通して幼いながらに(?)観ていた記憶があります。

以前、中国には人が何人いるのか把握できない、生年月日もはっきりしない。そのため「何歳以下」というような競技にも年上の選手が出場している、なんて噂もチラホラ・・
今回の北京五輪のメイン会場「鳥の巣」も、複雑な形状のため建設中に作業員が多数墜落死したとか・・

何かと「ダーク」なイメージがつきまとう中国ですが、この北京五輪をすばらしい大会にして、新しい中国をアピールしてほしいと思います。

         Coachしみず

はじめの一歩

  • 2008年04月13日(日)

今日は新チームになって初めての試合でした。

うちのチームは4年生までと5年生からでは、だいぶゲーム中選手に求めることが変わってくるので、新5年生はとまどいもあるようでした。
4年生までは本能のままサッカーをしてきましたが、5年生からは少々頭を使ったプレーを求めていきます。
とは言ってもまだ5年生になったばかりなので、本当にほんの少し“かじった”だけの状態でのゲームだったのでさみしい結果になりましたが・・
6年生としては去年もやっているので、できてないといけないはずでしたが・・
5年生はまずはやり始めないといけないはずが・・

少年の指導の「継続」すること「我慢」することの難しさを感じました。
でも今日は「はじめの一歩」だったので、できること・できないこと、やろうとしていること・やろうとしていないことが、ある程度見えてきただけでも収穫でした。

今から一年かけて少しでも“できること”が増えるように、“やろうとすること”から始めていこうと思います。

         Coachしみず

指導者養成

  • 2008年04月11日(金)

JFA(日本サッカー協会)は指導者養成に関して様々なアクションを起こしています。

古くは1969年デットマール・クラマー氏(東京五輪から日本代表チームのコーチ・メキシコ五輪で銅メダル獲得に多大な影響を及ぼし、日本サッカー界の父と呼ばれた人)を迎えて、FIFAコーチングスクールを開催したときから始まります。

そのクラマー氏が日本サッカーへの提言として残された言葉に

@ 日本でサッカーのリーグ戦を実施すること
A 子どもの指導に力を注ぐこと
B 指導者の養成が大切であること

の3つがあります。

全く我々少年・少女の指導者にあてはまることばかりです。

JFAが発信している指導者向けの雑誌で4ページ半にわたって、指導者養成の現状・公認コーチ(A級・B級などJFAが定めるコーチの資格)の増加やリフレッシュ研修についてなどJFAの考えをまとめていました。
そこで、級を決めて講習と試験でランクアップを狙ったり、資格を取りっぱなしにしないように4年間で40ポイントのリフレッシュ講習を義務付けたり、いろいろ考えてJFAがおこなっていることが説明されていましたが、最後の部分に子ども達の「未来」に触れている指導者の「こころ」の部分について書いてありました。

《「夢を持つことが、子ども達の強い心をはぐくむ。夢があるから子ども達はあきらめずに努力できる」
これはJFAこころのプロジェクトの「ユメセンテキスト」に掲載されている言葉です。子ども達自らたくましく育っていくように、私たちは子ども達に何ができるかを考え、具体的に関わっていく必要があります。指導者は子ども達の興味・関心・能力に合わせた環境を提供することが大切です。もちろん「サッカーを教える」ことは大事です。そして「サッカーで」心豊かな人間性を育むことも指導者の重要な役割ではないでしょうか。子ども達が安心して何事にもトライでき、リスクを冒してチャレンジできる環境を指導者が提供することと、指導者が子どもの“無限”の可能性を信じて優しく見守る姿勢が大事であると思います。》

「サッカーを教える」こと以上に、我々少年・少女の指導者にとって、一番大切なことではないでしょうか・・

          Coachしみず

できること

  • 2008年04月07日(月)

最近読んだ2冊の本に気になる同じようなことが書いてありました。

1冊はサッカー関係者が書いた「サッカーで子どもを伸ばす」本。もう1冊はサッカーに関係のない「子育て」の本。
まったく同じではありませんでしたが、我々指導者にとって「ハッ」とする内容のものでした。

「子どものできないことを探すより、できることを見つけてほめてあげよう」

我々指導者は、ゲームを観ているとき「あの選手はここができへんなあ」とか「この選手は全然できへんなあ」ひどいときは「何でできへんのや!」とおこったりもします。
まったく「子どものできないことを探す」作業をしてしまいます。
そうするとゲームを観ているとき、いつもマイナス側に気持ちが働いてしまいます。
当然我々指導者は、ゲームでできないことを見付け、それに対して練習しなければなりません。そういう目で観なければなりませんが、それは指導者の心のなかに置いておき、口には出さないようにする。その代わり「できていることを見つけて褒める」ことを積極的にやることが大切であり、できることを認めてあげてからできないことをトレーニングするほうが、絶対子どもたちは前向き(ポジティブ)に取り組めると思います。そうすれば選手は気持ちよく取り組め、それが結局は上達を早めると思います。

ペルナもこれからは、そんなスタンスでやっていきたいと思います。

          Coachしみず

選手の安全

  • 2008年04月04日(金)

クロアチアで、サッカー界全体がよく考えなければならない衝撃的な事故が起こりました。

クロアチア1部リーグのザダルに所属していたフルボイェ・チュスティッチ(25)は、先週土曜日に行われたツィバリヤとの試合で壁に頭をぶつけ、その際に受けた強い衝撃が原因で命を落としました。
チュスティッチは事故の直後から重体に陥り、医師は彼を助けるため手術を行いましたが、3日間の昏睡のあと脳死が確認されました。

Jリーグもピッチのすぐ隣にスポンサーの広告看板が置いてあります。
プロサッカーリーグ・チームを運営していくのに、スポンサーの存在は非常に重要で、なくてはならない存在です。
スポンサーは宣伝効果と引き換えにお金を出していて、それがチームの収入になり選手・関係者がサッカーに携わっています。
Jリーグのピッチ脇に置いてある看板がどのような素材でできているか知りませんが、安全面は確保されているんでしょうかね?
スポンサーへの配慮が第一で、選手の安全が第二になっては決していけないと思うので、Jリーグ側も早急に調査してクロアチアで起きた悲しい事故が、日本で起こらないようにしてもらいたいものです。

そして、我々少年・少女の指導者も「サッカーの指導」が一番ではなく、「子どもの安全」が一番であることを、今一度確認したいと思います。

          Coachしみず

親の役割

  • 2008年04月02日(水)

先日紹介した「JFAこころのプロジェクト」で「夢の教室」を実施した「夢先生」に、参加した児童の保護者から送られた手紙のなかで、考えさせられるものがあったので紹介します。

『祐樹はワールドカップに魅了されて、小3の秋からサッカーを始めました。チームの他のメンバーは、みんな小学校入学当時からサッカーを続けてきた子どもばかりで、レギュラーメンバーをほぼ確定しており、本人はスタート時期が遅かったことに気後れを感じていたようでした。
プロサッカー選手になりたいという夢も自分の中にはあったものの「でもムリ、なれないだろうな」というあきらめもあって、人前でその夢を公言することはあまりありませんでした。
それがユメセンの授業の最後ではずかしそうに小声ではありましたが、「プロサッカー選手になって、テレビに出て有名になりたい!」という夢を先生や友達、ましてや元プロサッカー選手だったやっくんとひらっちの前で発表したので、とても驚きました。
おそらく、安永先生の話を聞いて(先生が小4からサッカーを始めたことや目標をもってあきらめずがんばったこと)自分も努力し続ければ夢がかなうかもしれない!と感じたのだと思います。
今までも、各界で成功した方々の話を聞く機会はありましたが、今回は祐樹の夢のゴールであるプロサッカー選手のお話を直接聞けたことが、祐樹の心に強く響いたようでした。
私は、「プロサッカー選手になりたい」等という大きすぎる夢を語る息子に「現実的に考えてムリじゃない?」と心の中で思っていたこともあり、「プロじゃなくて、学校の先生になって部活のコーチになったら」などという超現実的なアドバイスをしてしまったことがありました。
しかし、昨日のお話を聞いてとても反省しました。
子どもの夢を親がつぶしてしまっては、いけませんね。これからは、できる限り応援し、励まして、彼の夢がいつまでも続くように、一番のサポーターになってやりたいと思います。
子どもと私にたくさんのことを気付かせて下さったことに心より感謝致します。ありがとうございました。』

全文そのままです。
どうでしょう?
考えさせられますね。

         Coachしみず

卒部式

  • 2008年03月31日(月)

3/30は13回目の卒部式でした。

毎年いろいろな選手がペルナのジュニアを卒部していきます。毎年涙、涙の式になりますがその年によって微妙に感じることも違います。

卒部式で少し話しましたが、今年の6年生にはこちらが(指導者が)いろいろと勉強させてもらいました。

今年の6年生と日々接触することによって、ここ数年の悪い指導の仕方がはっきり分かり、それを直すために大きく路線を変更したこともありました。このことはペルナの、そして私自信の大きな財産となることでしょう。

他の学年に比べサッカーを始めた学年も遅く、最初は「どうなるかなぁ」なんて思っていましたが、結局はこちらが教えてもらうほど大きく成長した今年の6年生。「サッカーを楽しむ」ことと「夢をあきらめない」ことの大切さで我々指導者の目を覚ましてくれたことは絶対忘れません。

これからも「孫にボールリフティングを教えれるおじいちゃん・おばあちゃん」目指してサッカーを続けてください。

30日の最後のペルナの試合は楽しかったですか?

今日も少しサッカーが上手くなったようですね。

          Coachしみず