子どもに携わる

  • 2011年03月09日(水)

『Ganar no lo es todo, pero esforzarse porganar si lo es (スペイン語:勝利することがすべてではない。しかし、勝利するために努力を続けるのは最も大切なことである)』

“勝利”にもいろんな種類があります。
大きく、
『この大会で優勝したい』
『この試合に勝ちたい』
という短期的なものと、
『プロになる』
『一生サッカーで楽しむ』
などの長期的なものに分けられると思います。

年齢が下になればなるほど、『長期的』な指導ビジョンが必要になってきます。
短期的な勝利の願望は、選手個人が持っていればいいものではないでしょうか。
って言うか選手個人が持っていなくてはいけないものだと思います。

子どもは純粋です。
純粋に
『勝ちたい』
『楽しみたい』
などの感情を持っています。

サッカーを続けて1年・2年と経っていくうちにその選手なりの『サッカー観』ができてきます。
真っ白な状態から徐々に付いてくるサッカー観は、『環境』が大きく影響します。
その環境を与えるのが、親・指導者を始めとする我々大人たちです。
どんな環境を与えているか、今一度振り返ってみましょう。
その環境は、その子どもの将来のためにプラスとなるものでしょうか。
大人のエゴを押しつけていないでしょうか。

『子どもに携わる』ということは、
『子どもの将来』に大きく影響する仕事です。
自信を持って、
『いい人作り』をやっていきましょう。
そのためには、自分が『変わる』ことが一番大切です!

        つたえびと しみず

終わりよければ全てよし

  • 2011年03月07日(月)

5・6日は6年生最後の遠征でした。

毎年恒例の遠征で、今年もうまくスケジュールが合ったので、Jリーグの開幕戦『ガンバvsセレッソ』を観戦することもできました。

5日朝出発し、いつもお世話になっているチームのホームグランドへ。
ホームグランドと言っても幼稚園の園庭ですが(笑)
一方のゴールに “ドカーン” とシュートを打つと、近所のマンションに飛び込んでしまい、もう一方のゴール側は道路を越えて川にボールが飛び込んでしまうような場所ですが、(もちろん一度もそんなことはありませんでした(笑))両チームごちゃ混ぜにしたミニゲーム大会は、途中から指導者チームも参戦するほどの大盛り上がりでした。

園庭で昼食を取った後万博競技場に移動。
超満員の『大阪ダービー』を観戦し、遠藤・二川・宇佐美のプレーにしびれ、『明日の自分』をイメージしました。

その後、観戦場所をバックスタンドからメインスタンドに移動して後座試合を観戦。
中学生の試合で、お世話になっているチームのOB選手が多数所属するチーム同志の試合を観ました。
スタンドでは数人の懐かしい顔に遭遇。
そのうちの一人の選手が、『こんにちは』と挨拶に来てくれました。
現中2の選手で、2年前は一緒に楽しんだ選手でした。
しっかり挨拶ができ、自信に満ちあふれた選手の姿からは、『いい選手になるな』ってオーラが出ていました。
将来が楽しみな選手の一人です。

その後、うちの選手はそれぞれホームステイ先へ。
ホームステイ先では、本当に良くしてもらい楽しく過ごせたようです。

6日は25分1本の試合を7試合。
大阪の個性的なチームとの対戦は、いつもペルナにとって刺激の多いものになります。

今回も、いろいろなことを考えさせられました。
同じ『少年の指導者』なのに、『こんなに違うか!?』ってぐらい方法は違いましたが、その全てが勉強になりました。
中学生との試合もありましたが、普段ジュニアユースの練習に参加している選手が多いので、全然平気でやれました。
6年生は1カ月後には中学生として活動するので、準備としてはいいものになりましたし、4年生もボールを持ったらガンガン仕掛けていたので、観ていて非常におもしろかったです。

さぁ6年生は残り3週間になりました。
2週間後にはジュニアユースの遠征も控えています。
残り少しを楽しく過ごせて、
『終わりよければ全てよし』
となれるようにがんばります!

       つたえびと しみず

オシムの言葉

  • 2011年03月06日(日)

スポーツとは、何でしょう。
見て楽しむもの?やって楽しむもの?どちらも正解でしょう。
しかし、完璧にエレガントな正解とは言えません。
スポーツとは、育てるもの。
人の心を育て、体を育て、チームワークを育て、夢や情熱を育てるもの。
そして、そのスポーツもまた、育てられることを必要としています。
スポーツには人生と似たところがあり、何かを成し遂げようと思えば、
必要な条件を整えなければなりません。スポーツが人を育てるように、
人もまた、スポーツを育てていく必要と責任があるのです。


元・日本代表監督オシムさんの古いポスターに書いてあった言葉です。
んー・・・スポーツは人を育て、人はスポーツを育てる・・・
昔から、『サッカーは子どもを大人にし、大人を紳士にする』と言いますが、その逆に人がサッカー(スポーツ)を育てるとは・・・
オシムさんは上手いこと言うなぁ・・・(笑)

このコラムで常々言い続けたり、いつもの指導者同士でしゃべっている、
『日本のサッカー文化を変えなければ、日本は世界に通用しない』
っていうことが、
『人がサッカーを育てる』
っていうことに当たるんじゃないかなって思います。

我々少年の指導者は、子どもを指導し、子どもの成長の手助けをすることで、
『子どもを育てる』
ことをやっていますが、実はそのことで勉強になったり、成長しているのは我々大人側であるということを理解しています。

サッカーをすることで、子どもを成長させ、自分たちも成長し、日本のサッカーをも成長させる。
日本だけに限らず世界に発信していくところまで考えて、日々お互いに努力を続ける。

そんなことを改めて考えさせられた、『オシムの言葉』でした。

つたえびと しみず

やる気

  • 2011年03月02日(水)

『やる気』には2種類あります。

1つは『一瞬のやる気』もう1つは『持続性のあるやる気』です。

『一瞬のやる気』は、ちょっとした気持ちの変化や、人からの助言などで比較的簡単に持つことができます。
それに対して、『持続性のあるやる気』は難しいものがあります。
何かに一生懸命がんばっている人が、別人のように無気力になっていることはよくあります。
それに対し、何年かに渡ってやる気がみなぎっている人はなかなかいません。
どちらも最初は同じ『やる気』だったのに、どうしてそんなに違ってくるのでしょう。

『やる気』を持続するにはコツのようなものがあるのかもしれません。
例えば、サッカー選手としての目標がある場合、大切なことの一つに、
『基本を大事にやり続ける』
というのがあると思いますが、『基本』というのは結構地味な作業で、『続ける』ことが難しい作業です。
そんな作業を『やる気』を持って続けるということは、『言うは易し、行うは難し』です。
どうすれば続けれるでしょう。
やり方に変化を付ける、小さな結果が出る・・・
工夫と成功体験です。
では、どうすれば『工夫』ができて、『成功』が経験できるのでしょう。

指導者がそこを考えていけば、『やる気の持続』は十分可能なものになりそうです。
なにかいい意見があったら教えてください!(笑)

       つたえびと しみず

26・27日

  • 2011年02月28日(月)

26・27日もたくさん楽しい経験をしました。

少年のチームなので、毎年選手が変わっていきます。
そのため、同じチームなら同じサッカーを毎年するということはありませんが、大体大筋はそのチームのカラーが出ます。

2日間集まった濃いチームには、濃い指導者がたくさんいます。
試合の合間での指導者同士の会話に、
『いい選手を育成する』
ヒントがたくさん隠されています。
人それぞれいろいろな考え方があったり、チーム事情や置かれている立場の違いなどがあって、全てをひとくくりにすることはできませんが、多くの経験をしている指導者・勉強をしている指導者の考え方を聞くことは、いつも刺激になるし、勉強になります。

そんな話の中から、最近私が思うことは・・・
以前の私は、
『ドリブルがどうのこうの』
『パスがどうのこうの』
といった技術的なことを考えることに、多くの時間を費やしていましたが、ある程度の技術を持った選手には、それ以外のことをどう伝えるかということを考えるようになりました。
ゲーム中はもちろん、サッカーをプレーしているとき以外の過ごし方や考え方、実はここにヒントが隠れているんじゃないかと・・・
頭が柔らかい子どものうちに(最近の子どもは固くなったような気がしますが(苦笑))、考え方を伝えられたら・・・
やっぱり頭でサッカーをすることが大切なんじゃないかと、最近特に思っています。

子どもに伝えるためには、まず我々指導者・大人が勉強しなければ!
いろいろな “引き出し” を持つために、たくさんの経験をする必要が、私たちにはあるようです!

      つたえびと しみず

『理由』

  • 2011年02月24日(木)

「この仕事、出来ますか」と問われれば、
「はい、出来ます」と迷いなく答える。
それから、必死にその方法を考える。
出来る理由を、懸命に探してみることも良し。

私のメントレの先生のブログに載っていた言葉です。

人はなにか頼まれごとをされたときに、
『できない理由』
を探してしまうことがよくあります。

誰だったか忘れましたが講演会で、
『頼まれごとは、ためされごと』
というのを聞いたことがあります。

サッカーにも通じる部分もあるような気がします。

『リフティング1000回できる?』

『はい、できます』

と答えてから、練習の仕方を考える、必死に練習して1000回できるようになる。

『できない理由』を考えるんじゃなくて、
『できる理由』を考える。

後者の方が圧倒的にポジティブです。

       つたえびと しみず

サムライ少年

  • 2011年02月23日(水)

ある雑誌を読んでいたら、
『スペインでプレーする「サムライ少年」たち』
という記事があったので紹介します。

内容は、スペインのバルセロナで10〜13歳の8人の少年が、日本を離れ大半が単身で寮生活をしながらサッカーをしているというものです。

8人が所属するクラブは『UEコルネヤ』。
日本であまり馴染みがないのは、トップチームはスペイン4部の所属のためですが、カンテラ(下部組織)は、バルセロナ・エスパニョールにつぐ3番手の存在としてスペイン国内では高い評価を受けているチームです。

UEコルネヤは、バルセロナやエスパニョールのようにトップチームに選手を送り込むような『少数精鋭』のエリート養成機関ではなく、スクール式に間口を広げて多くのチームを抱えながら内部で選手を競わせるピラミッド型の育成システムを用いています。
そのため、日本人選手8人が所属する、『U−10・11』『U−12・13』のカテゴリーではそれぞれ11チーム・8チームが存在します。

すべての日本人選手は、セレクションに合格してチームに入り、当然公式戦にも出場しています。
中にはそのカテゴリーの1軍でプレーしている選手もいます。

寮には、日本人の寮母さんがいて、食事・洗濯の面などでサポートしているようですが、その他にも多くの人がサポートをしているようです。

10歳前後の子どもが、親元を離れて海外に単身渡ることの是非はわかりませんが、私は可能性・チャンスがあるならどんどん挑戦するべきだと思います。
うまくいけば突き進めばいいし、うまくいかなければ帰国して違うことにチャレンジすればいい。
うまくいかなくたって、全てが否定されたわけではないし、たまたま合わなかっただけ。
チャレンジすることで、『失う』ものより『得る』もののほうが多いはずです。
ガンガン挑戦しましょう。
ただし、それは本人の意思でのみに限りますけど(苦笑)

       つたえびと しみず

新喜劇!

  • 2011年02月21日(月)

先週も熱い週末でした!

土曜日はU−10で大阪遠征、日曜日はU−11・10で愛知遠征。

日曜日はいつもの、『愉快な仲間たち』の集まりで、試合中・試合前後に多くのいろいろな話をしました。
サッカーの話、選手の進路の話、家庭の話、恋愛の話(笑)・・・
毎度毎度、このグループの集まりはいろんな意味で勉強になるし、刺激になります。

土曜日は、某大学の人工芝ピッチを借りての盛大な大会でした。
すごいのは、この大学のピッチに少年用のラインが、最初から引かれているということ!
最初の設計の段階から、大学のピッチで少年の試合が行われることが、前提になっているということです。
『ありえへん!』
普通大学のピッチに少年用のラインは引きませんよね。
『地域の少年サッカー活動に協力した』ということで、近々市長から『感謝状』が大学側に贈られるそうです。
すばらしいことだと思いますし、他の大学も参考にしてもらえると、我々少年側はありがたいですけどね(笑)

夜、懇親会がありました。
大会も盛大なら、懇親会も盛大でした!
大阪の開催された地域の指導者が30人ほど集まっていました。
Jリーグの下部組織の指導者から町クラブの指導者、地域の発展に貢献している重鎮も多数。
そこで咲いたサッカー談議は、たいへん素晴らしいもので勉強になりました。

そこでの話。
主催者の “大ボス” が、
『私は、 “かんぺいちゃん” のような選手を作りたい』
と私に話ました。
『??・・・どういうことですか?』
『かんぺいちゃんはいつもアホなことしてるでしょ。でも、世界一周アースマラソンをやり遂げる “芯の強さ” を持っている。そんな選手ですわ』
なるほど・・・
私なりの解釈はこうです。
『普段は “ふら〜” っとしてるんやけど、 “ここいち” のときは “バチーン” と行く』
なんか、よう分かるような分からんような話ですけど、なんとなく分かります?(苦笑)
さすが大阪人!
表現の仕方がおもしろいし、パンチが効いてます!(笑)
まったく私も同じ意見です。
なにをするか分からん、つかみどころがないんやけど、何か強いものを持っている。
理想ですよね・・・

そんな選手を作るためには(作ろうと思ってできるものではないでしょうけど)どうしたらいいか・・・
う〜ん・・・
吉本新喜劇でも観に行きますか!!(笑)

2日間、『素敵なサッカーバカ』と楽しく過ごせ、幸せでした!

     つたえびと しみず

失敗

  • 2011年02月17日(木)

『失敗』
悪い言葉の響きがありますが、本当に悪いことでしょうか。

シリコンバレーでは、
『失敗経験の無い奴は、信用できない』
と言われるそうです。

また、組織のリーダーについて
『真剣勝負で負けた経験のある人を、トップに任命せよ』
という話を聞いたことがあります。

失敗した経験のない人はいないでしょう。
どんな人でも1度や2度は失敗した経験があるはず。
それではなぜ、
『失敗経験のない・・・』や『真剣勝負で・・・』と言われることがあるんでしょうか。

大切なことは、『失敗したあと』です。
失敗しても、がんばり続けていることに意味があります。
がんばり続けれる人は、失敗を『経験』に変えることができるからです。
例えば、
『同じ失敗は繰り返さない』
『次はやり方を変える』
などです。

昔から、『失敗は成功の元』と言いますが、まさにその通りです。

『失敗は、失敗のまま終わらすから、失敗になる。成功するまでやり続ければ、経験になる』

こう考えると、『失敗』もそんなに悪いことではないのかもしれません。

      つたえびと しみず

大相撲

  • 2011年02月16日(水)

日本の国技『相撲』が揺れに揺れています。

数年前から、『力士暴行死事件』『野球賭博事件』など、多くの問題点が指摘されていましたが、今回は『八百長』が発覚し2011年春場所が開催中止になりました。
本場所の中止は、65年ぶり。
ただこの時は、戦災による国技館の修復が遅れたためで、不祥事による中止は初めてのことです。

この『八百長問題』は、週刊誌では80年代から報じられており、何年か前には相撲協会に訴えられた週刊誌側が敗訴し、数千万円の慰謝料を支払った経緯もあり、今後もめることは必至です。

十両以上か幕下かで、給料が100万以上違うということが大きくクローズアップされていますが、人間同士の勝負である以上、八百長が全くないということはありえないと、国民全員が分かっていたんちゃうかな・・・
大体、大相撲自体に無理があるでしょ(苦笑)
『国技』とはいえ、幕内力士の多くは外国人。
『ごっつあん体質』に代表される相撲の内側は不透明。
今回の事件に関連して報道されましたが、 “?” な部分が多く、とても国民を納得させられるものではありませんでした。
ここらへんで大きく『仕分け作業』が必要なんじゃないですか(苦笑)
蓮舫議員にお願いして(笑)
いっそこの際、完全に分けてしまったらどうでしょう。
『国技である相撲道を研究し、技術を練磨し、保存に努める』ほうを国が保護し、
『ショーとしての相撲を楽しむ “プロスモウ” 』を公営ギャンブルとして運営していく。
そのほうがはっきいりして楽しめるような気がしますが・・・(笑)

相撲は、日本固有の文化として、後世に残していくべきだと思うし、習慣などもおもしろいものがあると思います。
それに、『プロスモウ』として興行を始めたら、『覆面関取』や『スキンヘッド関取』などが出てきて、暗い日本が盛り上がるかもしれませんよ!(笑)

      つたえびと しみず