東京遠征@

  • 2012年12月08日(土)
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日付が土曜日に変わるころ『海老名サービスエリア』に到着しました。

選手たちは興奮してなかなか寝付けないようでしたが、隣同士肩を寄せあって眠りにつきました。

地震の影響が心配されますが、自分たちのプレーが関東のチームにどれだけ通用するか?
非常に楽しみです(^o^)

つたえびと しみず

2日スポーツテストA

  • 2012年12月03日(月)
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奉仕作業・ゴミ拾いの様子

2日スポーツテスト

  • 2012年12月03日(月)
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2日はU-12の選手とその兄弟選手で『四日市市少年団行事・スポーツテスト』に参加してきました。

午前中、立ち幅跳び・腕立て・腹筋・時間往復走・5分間走の5種目を四日市ドームで測定し、午後は霞ケ浦緑地の奉仕作業としてゴミ拾いに参加。
子どもたちのサッカー以外の部分が見れておもしろかったです(笑)

午前中のスポーツテストには多くの団体が参加していましたが、そのほとんどが子どもたちの後を大人がついて回り『世話を焼いて』いました。
そんな姿を『子どもに全部やらせたらえーのになぁ』と思いながらスタンドで見ていました。
当然ペルナの選手たちは全て自分たちでやるので、5種目を回る順番も測定の仕方も自分たちで考えてやらなければなりません。
離れて見ているとそれなりに話し合って行動している姿がよく分かります。

別に失敗したところでどーってことないし、そこから学ぶことが多いはずなのに大人が先回りして答えを与えてしまいます。
子どものためを思って焼いている世話が、実は大人の都合であることに、そして子どもの自立を奪っていることに早く気が付くといいんですけどね(苦笑)

        つたえびと しみず

1日大阪遠征

  • 2012年12月03日(月)
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1日はU-10・9で大阪遠征でした。

いつも仲良くしているチームと某J下部のチームの3チームで、U-9と10それぞれ人工芝コート2面を使って時間の許す限りゲームを楽しみました。

内容・結果ともにこの2チームにチンチンにやられましたが、選手たちはなかなかできない貴重な体験をすることができました。

某J下部チームは今までの『J下部』のイメージと少し違うサッカーをしてくれました。
あまりJ下部のチームとゲームする機会はありませんが、今までの『身体能力高いなぁ』の部分だけでなく(すいません!)、『うまいなぁ』も含まれており完全にやられました(苦笑)
スクールではありますが、丁寧に指導されている感じがして良かったです(なんかえらそうですが・・・(笑))

もう一つの仲良しチームにもチンチンにやられてしまい、この学年の課題がはっきり出たわけですが、選手たちは『結構やれたな!』と前向きで指導者に比べ非常にポジティブな姿勢に『ま・えーか!』とこちらが子どもたちに元気付けられた感じでした(笑)
ただ、12分を2学年で16本やって、7〜80失点1得点という結果だったんですけどね(笑)

今回、仲良し指導者・J下部指導者とゆっくり話をすることができて勉強になりました。
うちのことを分析するコメントも聞けて、再度思うところが増えたし、『先のビジョン』がより明確になった気がしました。

ありがとうございました。

      つたえびと しみず

日韓関係

  • 2012年12月01日(土)

日本人で初めて韓国五輪代表のフィジカルコーチを務めた『池田誠剛さん』は、ロンドン五輪の3位決定戦をどのように観たのでしょうか。

結果は韓国が2−0で勝利したわけですが、試合終了の瞬間の気持ちを、『勝利の達成感とともに全く別の複雑な感情が入り込んできて、自分でもどう処理したらいいのか分からなくなった。生まれてから一度も感じたことのない思いが一気に押し寄せてきたことだけは強烈に覚えています』と後に語っています。

自分が関わった選手たちの勝利、幼いころからよく知っている選手がガックリとうなだれている姿、日本の技術(フィジカルの)を持ち出した『売国奴』『非国民』と呼ばれたことなど、様々な感情が一気に噴き出してきたことでしょう。

すぐにロッカールームに戻り、韓国の選手が胴上げをしていたことや、例の竹島問題のプラカードの件などまったく知らなかったようです。

このプラカード事件にしてもどちらかと言えば政治上の問題でサッカー界では、我々が思っている以上に日韓の間は良好なようです。

実際、3位決定戦の晩に同じホテルに宿泊していた日韓の選手たちが、ロビーで一緒に話し込む姿が見られたそうです。

日本の選手だって本当にメダルが取りたかったでしょうし、負けた悔しさは相当なものだったでしょう。
それを受け入れられないことも間違いないにしろ、それでも敗戦に区切りをつけ、お互いの健闘をたたえ合う懐の深さを持っているということは、日本の若者も成長したということではないでしょうか。

多くの韓国人選手がJリーグに所属するなか、五輪前も日本は『協力的』でした。
アーセナル所属の朴選手がオフシーズンでコンディションが上がらないとき、V甲府は3週間朴選手を受け入れトレーニングの場を提供しました。
韓国選手の直前の招集も国際Aマッチではないので拘束力がないにもかかわらず、ましてJリーグが2試合残っているにもかかわらず、Jリーグの全クラブが大韓協会のやり方に協力しました。
池田さんは『正直、日韓が逆ならムリだったかもしれない』と後に語っています。

しかし、こういった部分は韓国では報道されへんのやろなぁ・・・(苦笑)

池田さんは『日本人初韓国五輪代表フィジカルコーチ』を務めて、改めて『日本の良さ』を再確認したんじゃないかな・・・

やっぱり『日本の良さ』で世界と戦いたいですね!!

       つたえびと しみず

メンタルの重要性

  • 2012年11月26日(月)
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23・24・25日は『Jogo com PERNA 2012』でした。

遠方から独創性を持ったパンチの効いたチームが、たくさん来てくれて本当に楽しい3日間を過ごすことができました。

心配された天気もやや寒い日はありましたが、雨にも降られず最終日はこれ以上ないほどの晴天に恵まれ、延べ350人ほど参加してもらい大満足の3日間でした。

ペルナは5・6年は3日間参加、4年は3日目参加、3年以下は2日目参加で全員がゲームを楽しむことができ良かったと思います。

4年以下は参加日数が少なかったので、解散の時には『まだまだやり足らん』って顔をしていましたが、みんなゴールを目指してプレーしていたので、この先もっとうまくなる可能性が感じられました。

今回は6年生のゲームに『ペルナ』と『ペルナ5年』の2チームで参加しました。

6年生のゲームに5年生だけで3日間戦えたことは、5年生にとって大きな収穫となりました。
6年生に比べまだまだ『サッカーを知らない』感はありますが、今回の経験は非常に勉強になったことと思います。
この先もっと成長していくことでしょう。

6年生はこの3日間、『サッカーをプレーする上でのメンタルの重要性』を学んだようでした。
同じ相手とのゲームで1日目と3日目の内容が大きく変わりました。
そこにあったのは技術の変化ではなく、メンタルの変化だったことを自分たちで知りました。
私も驚くほどの変化を見せた選手たちは口々に『気持ちが違った』と言い、気持ちが変わると内容が大きく変わることを理解したようでした。

この現象に指導者も感じることがありましたし、改めて指導の難しさとメンタルの重要性、トレーニングでの心の持って行き方の重要性に気づきました。

今回、子どもたちから指導のヒントをもらいました。
上達の鍵はここにあるようです。
やはり指導に一工夫、二工夫必要です。

今回も本当にいい3日間でした。
ご協力いただいた皆様に感謝いたします!
ありがとうございました。

      つたえびと しみず

『それをやったら日本代表の進歩はない』

  • 2012年11月22日(木)

『当たり前にできていたパスのつなぎにしても、予想以上の寄せの速さ、足の長さでボールを失うことが多かった。もっと精度を高める必要があるし、ダイレクトを使って、相手の読めないところにパスを出さないといけないと感じた。ロングボールを蹴りだすだけではどうしても相手ボールになってしまう。上で勝負はムリだから下でつなぐことを徹底しないといけない』

少し前の話になりますが、10月16日、ポーランドでおこなわれたブラジル代表との親善試合で日本代表・今野選手が試合後に語った言葉です。

この4日前に強国・フランスに1―0の歴史的(?)勝利を収めた日本代表は、王者・ブラジルに対し勇敢に『自分たちのやりたいサッカー』で挑み、結果0―4という大差で敗れました。

この試合は、長友選手が語った『南アの時は直前の強化試合に負けて、最終的に引くことになったけど、同じ道は辿りたくない。それをやったら日本代表の進歩はないと思うし、世界の強豪の仲間入りをしたいなら自分たちのサッカーを貫かないと。そこにチャレンジしていきたい』という言葉の通り、積極的にボールを回しながらプレーしましたが、少しの隙をつかれ得点を許し、修正することもできずにズルズルと失点を重ねてしまいました。

この2試合の結果(内容も含めて)を観て、『やっぱりな』って思ったのは私だけではなかったでしょう(苦笑)

日本が世界の強豪国と対等に戦うには、『守ってカウンター』しかありません。
今回この部分が再確認できたことが一番の収穫でしょうか。

『日本は守ってカウンターで世界と戦います』って日本サッカー協会が言い切れば今のままでいいでしょうけど、『パスをつないで人とボールが動くサッカーをします』って言うのなら今すぐやり方を変えるべきです。
そして10年の準備期間を設け、勝敗を度外視した育成をおこない将来に向けて『種をまく』べきだと思います。

当然、やる以上は勝利を目指します。
今の育成の現場は小学生から高校生まで『勝つことこそ全て』で『強いこと』が一番です。
それは高校サッカーを見ていれば歴然です。
『負ければ終わり』のギリギリの戦いになると『蹴って走る』ことを認めます。
勝つためにリスクを最小限に抑えたサッカーを、魅力のないサッカーを展開しても『勝てばOK』でマスコミを含め日本中が盛り上がります。

本来、そういう究極の舞台でこそ『普段やろうとしているサッカー』をやるべきではないでしょうか。
だから、日本代表がW杯直前に今までの全てを捨てて『守ってカウンター』サッカーに切り替えても、選手たちは育成年代にそういうサッカーをやり慣れている分、すぐに対応できて結果が残せるということだと思います。

もう一度長友選手の言葉に本気で耳を傾けてはどうでしょう。

『それをやったら日本代表の進歩はない』

       つたえびと しみず

スポーツ選手の地位

  • 2012年11月20日(火)

陸上のボルト選手が、あるインタビューで下記のように話していました。

『選手が活躍することで国が一つになることができる。それはすごく意義深いことだと思う。たとえ結果がよくなかったとしても、努力の過程をみなが共有することに意味がある。誰かの懸命な姿を見て人々が一つになれる。アスリートはそういう力を持っているんだ』

まったくその通りだと思います。

暗いニュース・世の中を明るくするのはスポーツです。

五輪もW杯も政治家では決してできないことをやることができます。

選手たちは普段から我々の想像を絶するような努力をストイックにおこなっています。
そして、様々な応援や批判などのプレッシャーと戦いながらメダルに挑戦し、その姿は国民を感動させます。

少しの才能に、人並み外れた努力を重ねているスポーツ選手って、日本ではその割に地位が低いと思いませんか?

もっと金銭的にも恵まれてもいいんじゃないかな・・・

みんなで『スポーツ選手の地位向上』をもっと口に出しませんか。

       つたえびと しみず

高校サッカー

  • 2012年11月15日(木)
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10日は『全国高校サッカー選手権大会・三重県予選・準決勝』を観に行きました。

準決勝の第2戦にペルナのOBがそれぞれ2名ずつ、計4名出場していたのでそのゲームを観てきました。

前半はGKとDFにOBがいるチームの出来が良く、内容・ポゼッションともに上回っていたと思いますが、結局両チームとも無得点で0−0のまま後半へ。

後半も一進一退の攻防でしたが、残り10分を切ったころゴール前の混戦から、『シュート』というよりは『選手に当たった』ボールがゴールマウスに吸い込まれ、FWとMFにOBがいるチームが先制。
この1点で堤防が決壊したかのように残り数分で3失点。
結局4−0でFWとMFにOBのいるチームが勝利し、17日の決勝戦に駒を進めました。

私はこの4人の元指導者であり、敗れた高校の保護者でもあり、いろいろな想いを胸にこのゲームを観戦しました。

ここでは、ゲーム内容についてはあえて触れません。
どちらの選手も本当に勝ちたかったと思うし、先生をはじめ保護者・OBも勝利を望んでいたと思うし、信じていたことでしょう。
点差ほどに実力の差は無かったようにも見えますし、点差が現実であったような気もします。

試合終了の笛で泣き崩れる敗れた選手たち。
なかでもうちのOB2人が一番泣いていました。
そこに歩み寄る勝利したうちのOB2人。
肩を抱き合いお互い何か言葉を掛け合っています。
どんな言葉を掛け合ったかスタンドからでは分かりませんでしたが、見ている者の胸を打つシーンに元指導者として誇らしい気持ちになりました。

本気でやりあった者同士、本気でやり続けた者同士にしか分からない感覚。
人間的な成長。
高校サッカーの良さをここに見ました。

この2人以外にも高校サッカーで敗れ去ったペルナのOBたち、これで君たちのサッカー人生が終わったわけではないし、今まで積み上げてきたものがゼロになるわけでもない。
試合には敗れたが、この時点での高校生としては間違いなく『勝利者』であると信じている。

保護者に多くの負担を掛けたこととは思いますが、それぞれのラストゲームを観戦した保護者たちは間違いなく『満足』していたと思います。
保護者へのお礼は『取り組む姿勢』で見せれば十分。
過程を知っているので結果はどうなろうと親は満足です。

本当にいいゲームを見せてもらいました。
ありがとう!

       つたえびと しみず

池上式

  • 2012年11月14日(水)
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10日夜、我が師・京都パープルサンガの池上さんが、三重県のU12県トレの指導に来ていただいたので見学してきました。

ちょうど1年前、朝上小学校に1泊2日でトレーニングと講演をしていただいたので、久しぶりの再会を楽しんできました(今年の夏に大阪で1回呑んでいるんですけどね(笑))

相変わらずパンチの効いた指導にトーク。
勉強になりました!

三重県サッカー協会の主催行事だったので、日ごろトレセン活動をしている指導者がほとんどだったと思いますが、少し考え方の違う『池上式』をどのように感じたんでしょうね。

結構目新しいメニューもありましたが、我々がヒントにすべきところは池上式をどう自チームに落とし込み、継続していくかだと思います。

選手の将来の姿を想像しながら、『今やらなければならないこと』を継続し、指導者側からの詰め込みではなく、選手自身が自分で考え自然とできるようになる方向付けが大切です。

これからも、たくさん勉強して多くのアプローチの方法を使って、選手の将来のためにお手伝いしたいと思います。

池上さんは17日も来ていただけるそうなので、参加して刺激を受けたいと思います!

         つたえびと しみず