アルゼンチン戦

  • 2010年10月12日(火)

ザックジャパンが初陣となるアルゼンチン戦で、岡崎のゴールを守り切り1−0で勝利しました。

しかし『よー勝ったなぁ』というのが率直な感想です。

アルゼンチンのメンバーはメッシを始め、テベス・ミリト・カンビアッソ・・・そうそうたるメンバーが先発選手に名を連ねましたが、日本は前半19分、長谷部のミドルシュートをGKがこぼしたところを、岡崎が詰め先制点。後半終了間際のアルゼンチンの猛攻をなんとかしのぎ、過去6戦全敗FIFAランキング5位の強豪を1−0で破る大金星をあげました。

日本は弱いチームが強いチームに勝つための戦術を規則正しく守りました。
結果ボール支配率は約6:4。これは数字が示す以上に観る者に『アルゼンチンの時間』を感じさせます。
ただボール支配率と勝負は別。サッカーがボール支配率のゲームではないので、点を取られないように点を取らなければ勝てません。そこがサッカーの面白い(?)ところではありますが・・・
まぁこれはA代表に限ります。育成年代には当てはまらないと私は思っています。

しかし、これがアルゼンチンのホームであったゲームなら大変なことになると思いますが(苦笑)
ホームならアルゼンチンも負けへんか(苦笑)

勝ったことはすごいことですが、いつまでも喜んではいられません。12日には韓国戦があります。
4〜5日の合宿で日本代表の力が上がる訳はないのに、マスコミのあおる『安心感』にだまされて浮かれてはいられません。
この先もキッチリ代表と監督の動向をチェックして、国民も『観る目』を鍛えていかなければなりません。
それが『文化』ににつながっていくと思いますから。

      Coachしみず

9・10日

  • 2010年10月10日(日)

9・10日と以前からお世話になっているチームの招待試合に行ってきました。

9日は大雨+強風! 
立っているだけでガタガタ震えるほどの寒さと、グランドは大洪水!今までの少年サッカーの試合で1・2を争うほどのバッドコンディションでした(苦笑)
それでも選手達は、普段経験することのできないコンディションでのゲームは、貴重なものとなったはず。
試合と試合の間の過ごし方、着替え方、もちろん状態の悪いグランドでの頭を使ったプレーなど、サッカーが雨で中止にならないスポーツである限り、この先必ず役に立つことでしょう。

10日は雨はやみましたが、グランドコンディションは悪く、ボールが上手く転がらない状態でした。
おまけに地域の行事が重なり選手も少なく、いろんな意味で思うようなプレーができませんでした。
でもこれも経験です。
5・6年は4年のぶんまでがんばりますし、4年は5・6年に負けないようにどんどんボールに向かっていきます。
相変わらずほとんどの試合には負けてしまいましたが、各学年の選手達はそれぞれにいい経験をしたことと思います。

選手達にはいろんな経験を積んで、どんな状況でもいつも『自分の最高の力』が発揮できるようになってもらいたいものです。

     Coachしみず

バンちゃん・たむけん

  • 2010年10月08日(金)

元ガンバ大阪・バンちゃんこと播戸選手(現セレッソ大阪)が最近、芸人の『たむらけんじ』さんと食事することが多くなったらしいです(笑)

興味ありますよねぇ(笑)
どんな話をしているんでしょう(笑)

よくしている話は『関西のサッカーをもっと盛り上げよう!』っていうことらしいんですが、具体的には・・・.

例えば、大阪の街なかでサッカーのことを聞いてみたところ以外にもサッカーのことを全然知らない人が多く、W杯のことすらあんまり知らないし、ましてやJリーグのことは全く知らない人も多く、『このままではアカン』ってなったらしいんですね。
そこで、大阪といえば『お笑い』その『お笑い』と『サッカー』を絡めることはできないかと。
例えば、お笑い芸人がサッカー番組をやるとか・・・
なるほど・・・
二人が食事の席でそんな話をしているとは・・・
いっそバンちゃんがお笑い芸人になったら早いんちゃうかな(笑)

これからは他業種とのコラボもサッカー界は考えていかなければなりません。
皆さん、何かアイディアはありませんか!?(笑)

      Coachしみず

ザックジャパン

  • 2010年10月07日(木)

ザックジャパンが8日、初戦となるアルゼンチン戦を目前にして、代表選手たちは様々な刺激を受けているようです。

守備陣は今までのセオリーとは全く違う指導をされて、ある選手は『ドキドキするけど身につけれれば武器になる』と言っています。うまくいくといいですね!

海外組も合流しました。
W杯後に海外移籍した香川・内田・長友選手は、数ヶ月しかたっていませんが大きく変化しての一時帰国となったようです。
中でも日本の選手がこの3人に衝撃を受けたのが、『練習での激しさ』だったようで、一番そういうイメージのない内田選手でもガツガツ激しく行っているようです。
『たった数ヶ月でこんなに変わるとは・・・これが何年もとなるとどれほどの変化があり、成長するんだろう・・・』っていうのが同年代の日本代表選手の感想だそうです。
まさに『チャレンジなくして、成長なし』ですね。

海外組を招集してのザックジャパン、初戦のアルゼンチン戦はどんな感じになるんでしょう。
楽しみですが、『ミッドフィルダー・10番・メッシ!』のアナウンスのときが一番盛り上がるんじゃないでしょうね(苦笑)

      Coachしみず

当たり前の幸せ

  • 2010年09月29日(水)

テレビで『ブラインドサッカー選手権』の特集を2日間に渡ってやっていたんですけど、観た人います?

『ブラインドサッカー』とは、『全盲』の人のサッカーです。
1チーム5人制でGKは健常者、FPは全員アイマスクを着けてピッチに立ちます。ボールは転がると音が出るようになっていて、相手ゴール裏には声でアシストする人がいます。
目が見えないので、ときには通常で考えられない接触プレーも起きて、流血騒ぎになります。
普段、健常者のサッカーしか観たことがないので、明らかに思うようなプレーはできていませんが、必死にプレーする姿には心を打たれました。

以前にも、障害者のサッカーを観たことがあります。
それは、ブラジルの選手で交通事故により片足を失ってしまい、松葉杖でサッカーをする姿でした。
その黒人選手は、ブラジルの名門チーム『ヴァスコ・ダ・ガマ』の入団テストを明日に控えた夜、街頭テレビでサッカーの試合を観戦中、そこに車が突っ込んできて片足を失いました。
一時は絶望の淵をさまよい荒れた生活を送っていましたが、障害者のオリンピック『パラリンピック』に出会ってからは、出場目指してトレーニングにはげむようになりました。もともとプロを目指していた選手だったのでメキメキ上達していったようです。
普段は健常者と一緒にサッカーをやっています。
ブラジルの選手は、この黒人選手が片足だからといって手を抜くようなことは絶対しません。それが、この黒人選手にとってプラスにならないことを知っているからです。ゲームが白熱してくると自然とプレーは激しいものになってきます。バランスが悪いので少々の接触プレーでも『スッコーン』とこけてしまいます。しかし、彼はどんなときも自分で立ち上がります。パラリンピック出場を決してあきらめない意思の強さを感じさせられました。

『全盲のサッカー選手』も『片足のサッカー選手』もメンタル強いんやろなぁ・・・
正直『すごいなぁ』っていうのが感想です。

こういうのを観るとホンマに自分たちは『幸せやなぁ』って思います。

うちの選手たちには、元気に、健康で、家族を含め周りの人たちにサポートしてもらいながら、腹一杯サッカーができる幸せをしっかり感じて欲しいと思います。

私自身も含めて感じましょう。
『当たり前の幸せ』を・・・

       Coachしみず

指導者講習会

  • 2010年09月24日(金)

23日は久しぶりに三重県サッカー協会主催の『指導者講習会』に行ってきました。

2年ぶりかなぁ・・・
『最近の協会は何を言っているのかな?』っていうところに興味もあり、指導者資格のポイント獲得の必要もあったので講習会に参加しました。

午前中実技・午後講義の2部構成で、午前中の実技では久しぶりにばっちり走らせてもらいました(苦笑)

トレーニングの内容に目新しいものはありませんでしたが、指導者の声掛けは指導者資格を取得したころとは180度変わっていました。わずか数年の間に180度変わるとは・・・大丈夫か?協会!
良いと思うことを積極的に取り入れることはすばらしいと思いますが、もう少し信念がいりますね(苦笑)

まあ、私は『協会が今やっていること』を知っておきながら、オリジナリティーをだしていこう(チームとしても個人としても)と思っているので、23日の講習会は“参考になった”程度で指導に大きな影響はありませんけどね(笑)

ただ、この日参加した多くの指導者の『良い選手を育てよう』という意気込みは、大変大きな刺激になりました!また今日からより一層がんばります!

      Coachしみず

18・19・20日

  • 2010年09月21日(火)

18・19・20日の3連休も多くのチームとたくさんゲームを楽しみました。

3日間とも3学年が対象だったので多くの選手が参加することもでき、質・量ともに満足のいくものでした。

3・4年は元気いっぱい!
イケイケドンドンのサッカーで出場している全員が、『おれが点取る!』って感じで観ていて楽しくなりました。

5・6年は攻撃にだいぶアイディアが出てきました。
細かい部分での課題はまだまだありますが、今年のチームもペルナらしさが出てきました。

一緒に楽しんだチームは、各チームユニフォームの色が違うように、スタイルも微妙に違います。それぞれのチームのスタイルを大切にしながら、より良いことは取り入れようというどん欲な姿も指導者に見られ、選手たちの発表会は充実したものになりました。

ゲーム中は対戦している指導者同士が、コートの端っこで選手の邪魔にならないようにしゃべりながらゲームを観ています。普通の試合会場では考えられない光景ですが、いつも一緒に楽しむ仲間のチーム同士では当たり前のことです。ここでのしゃべりから明日のヒントをもらいます。

今回も多くのことを学びました。
次にゲームしたときに他の指導者から『みんなうまくなりましたねぇ』って言われるように選手・指導者ともにがんばっていきたいと思います!

      Coachしみず

第3回メントレ

  • 2010年09月17日(金)
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第3回メントレ(メンタルトレーニング)勉強会を16日に行いました。

今回は初めて『保護者のメントレ』も入れることができ、短い時間でしたが充実したものとなりました。

選手の今回のテーマは、『自己分析』と『目標設定』
メンタレを始めるにあたり、まず自分を知りましょうということで『自己分析』
自分を知ったら目標を設定して、その目標達成のためのプラン→実行→反省という流れを勉強しました。
自分自身勉強を始めたばかりなので手探り状態ですが、選手たちの顔からは『やる気』が感じられましたし、ばっちり手応えを感じました!

保護者のメントレでは、『子どものスポーツ活動における保護者の問題点』について話し合いました。
特に盛り上がったのが、『結果に対して報酬を与えない』というテーマで、いわいる『今日の試合で点取ったらスパイク買うたるわ』っていうやつです。
各家庭の事情・選手の性格などいろいろな要素がからんでくるので、『これ!』っていう正解はありませんが、みんなで意見を出し合い自分なりの正解を導き出せればOKです。

保護者の基本は『全ては子どものために』です。
子どもの健全な成長のために保護者として良いサポートをしていきたいものです。

       Coachしみず

ユニフォームのすそ

  • 2010年09月14日(火)

『ユニフォームのすそをパンツから出している選手がいるけど問題はないのか?』

先日スペインの優勝で幕を降ろしたW杯やJリーグでも、ユニフォームのすそをパンツから出している選手が多くいます。少年ならすぐに『シャツのすそを中に入れて!』と注意されますが、日本代表を始めプロの選手がシャツのすそを外へ出しているようでは、半分おこりながら(苦笑)少年に注意している意味が分かりません(苦笑)

いったいルール上ではどうなっているんでしょう?

FIFAのルールでは、
『競技者はシャツ・パンツ・ストッキング・すね当て・靴を身に付けなければならない』
とあるだけのようです。

06年のW杯でもシャツのすそを出していた選手に、審判は何も注意しませんでした。
それまでFIFAはパンツの中に入れるように指導していたので、日本の審判や選手は「ルールが変わったのか」と混乱したようです。
それで、日本サッカー協会は『マナーあるユニフォーム着用の観点から、これまでどおり、シャツのすそをパンツに入れてプレーしなければならない』とチームに通達を出しました。

では、シャツのすそをパンツの中に入れるのはマナーの問題だけなんでしょうか?
どうもそれだけではないようです。
すそを出しているとシャツをつかまれて転倒する可能性があります。腹がむき出しになるから、転んだときに相手に踏まれると危ない。安全確保という意味でもシャツは中に入れたほうがいいということです。
しかし、最近はシャツの下にピッチピチのアンダーシャツを着ることが主流になっています。それで安全面はクリアー?
また、背中のすそ付近に選手名やスポンサー名を入れるのも流行っています。シャツをパンツの中に入れてしまうと、せっかくの文字が消えてしまうという点もあります。
『マナー面』といいますが、最近私服でシャツをパンツの中に入れている人はなかなか見かけませんが・・・
ストッキングを中途半端なところまでしか上げていないほうがだらしなく見えますよね(苦笑)

どこかで『ルール』という線引きをしなければなりませんが、あんまり意味のわからないルールは子どもたちに説明ができません。

『シャツ入れて』
『コーチ、なんで?』
『ルールで決まっとるからや』
『Jリーグの選手出してるで』
『・・・』

子どもたちはサイズが合ってないこともあるので(例えば、小さい学年の選手が大きい学年の選手に混ざってやるときや、明らかに体が大き過ぎてパンツが木村和司状態になっているときなど)そこらへんは臨機応変にいったらどうかなと・・・
個人的にはシャツを中に入れるのは嫌いです!!(笑)

      Coachしみず

11・12日

  • 2010年09月13日(月)

11日はU−12・11・10で岐阜遠征でした。

ペルナは岐阜に仲の良い友達がいなくて(苦笑)、今回が初めての岐阜遠征でした。
長良川の堤防をひたすら走り、金華山・岐阜城の麓にあったグランドはロケーション抜群!天気も良く気持ちのいい一日になりました。

A・B2チームに分かれて15分をそれぞれ6〜7本と熱い中結構な試合量でしたが、選手はみんな元気いっぱい!終わってからも元気モリモリでまだまだやり足りないようでした。いつもながら子どもたちのパワーには驚かされます!


12日はU−9・10で大阪遠征でした。

大阪の名門高校のグランド(人工芝)にお邪魔して、その高校と同じ名前のジュニアチームとサシでゲームを楽しませてもらいました。

フットサルコートだったので、この年代としてペルナが考える『ここまで』ができているかどうかを知るいい機会でしたが、技術的には60点位しかできていなかったような・・・明確な課題が見えたことは大きな収穫でしたが・・・

技術的には60点位でしたが、精神的(?)には100点満点に近い点数が付けられたと思います。
バスの中でもテンション↑でサッカー以外も楽しんでいたし、チャレンジをしていたし、何よりサッカーを楽しんでいたし、100点です(笑)

技術は練習でしか向上しないので、また今日から指導者ともどもがんばっていこうと思います。

       Coachしみず