いよいよW杯決勝は『オランダVSスペイン』です!
どちらが優勝しても初優勝!楽しみな対戦です。
先にスペインが1点取ったらおもしろくなるんじゃないかな(笑)
オランダ自慢の攻撃陣がまずは同点にするために、そして逆転するために牙をむく。
スペインはそれを受けながらのカウンター・・・
2−1でスペインか、逆のパターンなら2−0でオランダかな・・・
しかしスペインのパス回しはおもしろい!
準決勝ドイツ戦を観ましたが、ドイツが前半「積極的にボールを奪いにこなかった」というのもありますが、多くの時間ボールをキープしていました。
DFラインから中盤にかけて、『えっ(驚)そこにパスしたらやばいんちゃう!?ボール取られるんちゃう!?』っていう所にも平気でパスします。
またそれが失わないんだ!
針の穴を通すような精度のパスと、『そこしかない』っていう所にボールを止める技術。
『体格の似ている日本人が最も見本にすべきスタイル』っていうのが最近のスペインに対する日本人の評価ですが、とてもじゃないが足下にも及びません。めっちゃ上手いです!
この日のドイツは完全にスペインにイニシアチブを握られて、いいところが少ししか出てませんでしたが、今大会のドイツは生まれ変わったようでした。
ドイツというと『質実剛健』とか『ゲルマン魂』とか『固い』イメージがありましたが、こちらも上手い!
狭い局面やDFラインで、逃げるようなロングキックはほとんど無くなり、きちんとパスをつないで攻撃していました。
日本との距離が大きく拡がったような気がしました。
ドイツ戦のスペインの終了間際もおもしろかった!
コーナー付近でボールをキープするまでは他のチームと同じですが、スペインは狙ってるんですよね!
ボールキープのふりをしてチャンスがあればゴールを取りに行く。キープしているんだけど、あわよくば追加点を取って息の根を止める、そんな感じです。
ペルナもスペインのようなサッカーがしたいなあ・・・
スペインのボール回しをしながら、前ではガンガンにドリブルで仕掛ける・・・まるっきりバルサのサッカーかっ!!
目標です!
Coachしみず
3・4日はU−11の愛知遠征でした。
典型的な梅雨天気で、1日目は雨が降ったりやんだり、2日目は前日の夜の降雨でグランドぐちゃぐちゃの晴れ。コンディションとしては最悪の状況でした。
そんな中でペルナの選手は、スリッピーな芝生状態にもかかわらず5年生はパスをつないで崩そうとしていましたし、4年生は転がらないボールを一生懸命運んでいました。
5年生はまだパスを始めたばかりなので、まだまだですが少し感覚をつかんだようです。
4年生はドリブルを仕掛けるのはいいのですが、まだまだ『突進ドリブル』で『運ぶ』というよりは『蹴って走る』っていう感じですし、ボールも全然扱えていないし、何よりマナーが悪いし・・・ただ4年生はサッカーが好きな選手ばかりなので、これからの『成長のびしろ』はあるんじゃないかなって思ってます。
県内外から24チームが集う大きな大会で、ペルナも毎年参加させてもらっていて、年間を通じてうちが参加する大会の中では最大級の大会なんですが、内容は・・・
ペルナは日本サッカー協会に登録していないので、『公式戦』というものがありません。以前は公式戦に参加していた時代もあったのですが、『なんか違うんじゃないかな』って思って参加を止めました。
今回の大会もその公式戦の如く『勝った!負けた!』で大騒ぎ。
ある試合では地元のチーム同士の対戦らしく、『ダービーマッチ』の様相で激しいものとなっていました。
一方のチームはユニフォームを見ただけでチーム名が分かるような名門チーム。もう一方も1学年30人もいるようなマンモスチーム。
試合内容は『寒っ!』
選手たちはうちのチームにはいないような身体能力を持った子どもたちばかり。W杯の日本代表のようなゲーム内容に???です。
地域柄、保護者との関係などチーム事情はあると思いますが、なんかもったいないなぁ・・・
やっぱり選手の育成には『大人の我慢』が必要だなって思いました・・・(苦笑)
Coachしみず
昨日に引き続き今日も分析(?)・検証(?)してみたいと思います。
セルジオ越後
『大会前の4連敗で岡田監督はチームのやりかたを変えた。それまでの3年間を捨てて、新しいチームを作った。突貫工事に成功したことは評価しなければいけないけれど、遅すぎるね。もっと早く世界での日本の立場に気づくべきだった。守備重視の戦い方をするのなら、23人のメンバーも違ったはずだよ』
アジア相手なら日本のやりたいサッカー、パスをつないで主導権を取りながら攻撃する形はできるでしょう。
W杯では通用しません。
これから日本のサッカーはどちらに向かうのか?世界と戦うために、『守備重視』を極めるのか、『パスをつないで主導権を握る』のを極めるのか。
A代表やJリーグでは『勝てば官軍』ですが、育成年代の現場ではそんな訳にはいきません。
イビチャ・オシム
『この日の日本は、侍のように勇ましくリスクを冒して戦うべきだったと思う』
確かにこの日の日本はまったくリスクを冒しませんでした。それはまるで全国大会出場を賭けた決勝戦を戦う高校生のように・・・
『ここイチ』の試合でリスクを冒さない。高校生が、中学生がそんなサッカーをやっているようでは、その選手が数年後A代表になっても本質的には同じ事をやってしまうでしょう。それが当たり前です。
『日本人らしいサッカー』=『パスをつないで攻撃する』であるならば育成年代でやらなければなりません。
『高校生』は『育成年代』です。
ここで各国の報道見出しを紹介しましょう。
オランダ・NRCハンデルスブラッド紙
『19日のオランダ戦と同様、規律ある守備でパラグアイを苦しめた』
英民放ITV
『日本にもっと野心があれば別の結果になっただろう』
フランス・スポーツ紙レキップ(電子版)
『守備的で、時につまらないミスが目に付いた』
ブラジル・UOLインターネットニュース
『(双方が)技術的には低いレベルにあった。日本はカウンターを狙うか、パラグアイのミスを待ち続けた』
南ア通信
『今大会で今のところ最も退屈な試合の1つだった』
中国・京華時報
『日本チームの戦いぶりは尊敬に値する』
ベトナム・トイチェ紙
『日本が嘆き、アジアが嘆いた』
オーストラリア・エイジ紙
『日本チームは新しいファンを得た。オーストラリアを含めアジアにとって祝うべきことだ』
最後に岡田監督のコメントを。
『(代表監督は)割りに合わない』
『サッカーのことは当分考えたくない。今は家に帰りたい。そして当分は、どっかに消える』
指揮官に続投の意志はなく、07年12月に発足した第二次岡田体制は終了しました。
『人とボールが動く日本人らしいサッカー』は『リスクを冒さずカウンターとFK頼み』のサッカーに変更を余儀なくされました。岡田監督は本当に大変な決断をしたと思いますし、選手たちは短い時間でよく戦術を理解し、ピッチ上で展開したと思います。
日本代表のW杯南ア大会は終わりました。
日本サッカー界は早急に『日本サッカーの将来』について方向付けをする必要があります。
そして『日本サッカーを世界のトップレベルに』という目標を達成するために必要なことの一つに、『マスコミ・国民のサッカーを観る目を向上させる』ことが大切です。そのためには長い時間と経験が必要です。
そのヒントが今回のW杯に隠されていました。
私がうれしかったのは『いつでもどっかのチャンネルでサッカーの話題をやっている』ことと『普段サッカーに興味のない野球派のおじさんがサッカーを語っていた』ことです。これがW杯の時期だけでなく、普段から生活の一部になれば・・・
これこそが『サッカー文化』であり、日本サッカーを世界のトップレベルに引き上げる一番の近道です。
Coachしみず
『涙の敗戦』から数日たった今日は、選手・関係者の試合後のコメントを分析(?)・検証(?)してみたいと思います。
まずは大久保選手。
『サッカーがこんなに楽しいものだとは思わなかった。オレらはもっとできると思ったし、自信がついた』
日本を出発する前は『代表はこれが最後』と家族に語っていたそうですが、パラグアイ戦後には『やり残したことがある。少しゆっくりして、またでかい舞台を目指す』と家族に連絡したそうです。本気の世界と戦って初めて分かったことでしょう。
大久保選手のお母さんは『駒ちゃんのためにも、また一緒にW杯を目指さないと男じゃない』と言っています。さすが大久保選手を中学から家を出して寮生活させたお母さん、厳しいです。
遠藤選手
『組織は通用した。1人1人の能力をもっと高めないといけない。個で負けるとサッカーでは勝てない』
まったくその通りだと思います。
今の日本のサッカーの現状では『0−0引き分け』が限界です。
遠藤選手がPK戦で1番手を任されたということは『日本で1番PKのうまい選手』ということが言えると思います。大舞台で一番大事な最初のキッカー。おまけに先に入れられているというシチュエーション。想像できないメンタルです。
駒野選手の家族
『あの場でPKを蹴ったことに誇りを持ってほしい』
同じサッカー選手を持つ親として、PKを蹴る息子を見ることは強いメンタルが必要です。
『見てられない』っていうのが本音でしょうが、しっかり目を開いて見なければなりません。PKを蹴る選手は心臓が飛び出しそうなその場から逃げることはできません。その選手の一番のサポーターである家族もその場から逃げ出してはいけません。
「結果」ではありません。課程とチャレンジすることが大切です。
駒野選手には次PKを蹴るチャンスがきたら、迷わず蹴ってもらいたいですし、蹴ってくれると信じています。
中学で父親を亡くし、プロ入り直後から仕送りをして家族を支えてきた駒野選手なら、きっと乗り越えられると思います。
中村選手
『今回、使われなかったことは、02年の落選よりショックだった。02年はこれに比べるとかすり傷かな。中学時代にマリノスユースに上がれなかったことを超えたね』
00年シドニー五輪では希望したトップ下を中田英に奪われた。
02年はトルシエに選んでもらえなかった。
06年ドイツ大会は司令塔として臨んだが体調不良で不調に終わった。
今回の10年南ア大会は、本戦までは中心選手としてやっていたが結局、オランダ戦での途中出場26分間で終わった。
こんなふうにも語りました。
『サッカーの神様がぼくをテストしたのかな』
GK楢崎・DF今野・MF中村・FW岡崎・・・
理由は様々ですが最後の最後で『傍観者』になってしまった選手たちの心の中はどんなものでしょう・・・
本田選手
『今回はこういう(守備的な)戦いを示したけれど、もっと攻める形を次は見せたい』
本戦になって急遽ワントップを言い渡された本田選手。しかも完全に孤立して重要なのは守備という立場。自分を殺してまでも出場したW杯。FKでは強烈な印象を残しましたが、本当にやりたかったことは・・・
最後のPKは完全に吹っ切れてましたね。
「あのPKの結果はどうでもいい」
極端に言えばそんな感じでしょうか。
『多くの人が批判してくれたことを感謝している。批判してくれる人がいなければ、ここまでこられなかった』
本田選手らしいコメントです。
Coachしみず
日本代表の10年南アW杯が終わりました。
めっちゃ微妙な気分です。
初のベスト8入りを賭けたパラグアイ戦は0−0のままPK戦に。パラグアイの5人目が決め、5−3で敗れました。
前評判が最悪だっただけに、岡田ジャパンの決勝トーナメント進出は日本中を盛り上げました。
相変わらずぽっと出の『にわかサッカーファン』もたくさんいて、日本国へ対してストレスを発散しているようでもありましたが(苦笑)経済効果も相当な金額になったと思います。
今まであまりサッカーに興味のなかった人も、日本代表の活躍によって興味を持ってもらったでしょうし、この先「サッカーをやってみたい」という子どもたちが出てくるでしょうから、大成功であったと言えると思います。
でも、成功なのはその部分だけで、『日本サッカー』を内容的に見ると、プラスになった部分は『まだまだ世界のトップ10との差はでかい』ということが分かっただけだったでしょう。もしくは『日本でも守備的に戦えば引き分けやPK勝ちなら狙える』ことが証明できたことぐらいで、はっきり言えば『一からやり直し』ですね。
日本ってあんなサッカーを目指してました?
岡田監督はどんな思いであのサッカーに切り替えたんでしょうね?何年か前からやりたいサッカーを展開しながら、本大会直前のトレーニングマッチで結果が出ないからとスタイルを変える。変更するしかなかったんでしょうが、今まで自分が努力してやってきたことを変えるのって・・・よく決断しましたね。
決断しなければならなかった・・・
岡田監督の本音を知りたいですね。インタビューでの表面だけの話じゃなくて本音を・・・
次の代表監督は誰がやるか分かりませんが、今からまだ10年はかかりますね。
本当は今回のW杯で惨敗し、もう一度育成年代からやり直すことを期待していましたが、中途半端に勝ってしまったのでまたブレそうな気が・・・
W杯日本開催誘致を2022年に絞って、今から12年計画でやる。
今すぐ少年からやり直して自国開催でベスト4入りを目指す。それも内容的に『日本らしさ』を出して・・・
FKだけじゃだめです。
4年後は無理です。
それは今回のW杯で証明されました。
日本らしいサッカーをしながら勝てるようになるためには少年からやり直しです。
時間がかかります。
それには指導者はもちろん、全ての大人に我慢が必要です。
我慢できますか?
日本中が我慢できますか?
我慢できないようなら今すぐ練習しましょう、クリアーとカウンター。
私は認めませんが・・・
岡田監督・選手・スタッフの皆さん、お疲れ様でした!
Coachしみず
W杯のベスト16が出揃いました。
フランス・イタリアが姿を消した以外の驚きは、日本が入っていることぐらいでしょうか(苦笑)
ベスト16の内訳は、アジア2/4・アフリカ1/6・ヨーロッパ6/13・北中米カリブ海2/3・オセアニア0/1・南米5/5。
開催大陸のアフリカが1/6とは淋しい限りですが、すごいのは南米!出場5チーム中全てが決勝トーナメント進出です!
ブラジル・アルゼンチンがすごいのは置いといて、他のチームもいいようです。
ウルグアイVSメキシコを観ましたが、ウルグアイ強い!メキシコ得意のパスサッカーをやらせないほどの力強さがありました。今後も注目です!
W杯はここからが本番です。
強国は予選リーグではなく、決勝トーナメントに体調のピークを持ってきているはず。優勝候補に挙がっている国が苦労して予選リーグを戦う理由はここにあります。良くも悪くも予選リーグと違うチームになることも多々あると思います。(日本は悪い方で危ない!?)
まだまだ熱いW杯は終わりません!
寝不足が・・・
Coachしみず
日に日にW杯も盛り上がってきましたが、試合以外の『ウラ話』もいろいろ出てきました。
日本―オランダ戦の前に、キング・カズから中村俊輔に1通のメールが来たそうです。
大会前までは『俊輔のチーム』と言われていたのに、フタを開けると先発落ち。出場が減った俊輔のことを気遣ってのキングの心使い。自身も直前のメンバー落ちの経験があるだけに、『重み』のある内容だったに違いありません。メンタルの維持が難しい控え選手にとっては、大変心強いものだったでしょう。
一方、W杯本戦が始まってから出番が増えたのは松井大輔。親友は『タッキー&翼』の今井翼。(私はどんな人かはっきり知りませんが・・・苦笑)
5月に発売したフォトエッセーでは、松井のことを『生涯の友』と紹介しているようです。
松井は前回W杯で最後の最後、代表落ちを経験しており今回に賭ける気持ちは相当なものがあるようです。松井と今井は前回落選が決まった翌日に2人で飲んでいて、松井が一番しんどかったときに一緒に過ごしただけに、今井も今回のW杯での気持ちの入りようはMAXなようです。
優勝候補筆頭、早々に決勝トーナメント出場を決めたアルゼンチンは、監督のマラドーナが熱い!
練習で『FKをバーに当てたら勝ち大会』を開催。一番最初に蹴ったマラドーナがいきなり命中させ、メッシら選手たちの出番すら与えず勝利しました(笑)
前回大会でオーストラリアを率いたヒディング監督も同様の練習を実施しましたが、『選手をいい気分で送り出すことが大事』と故意に自分は外したそうです。どうやらマラドーナにそんなことは通用しないようです(笑)
内部分裂で最後までチームがまとまらなかった前回大会準優勝のフランス・前回優勝国のイタリアは早々に姿を消しました。
だんだんおもしろくなってきましたが、一番の話題はやっぱり『マラドーナ』
目が離せません!
Coachしみず
日本代表がデンマーク代表に3−1で勝利し、見事決勝トーナメント進出を決めました。
前半、本田・遠藤のFKで2点を先制した日本は、後半デンマークの猛攻をPKからの1失点に抑え、終了間際には本田の個人技からの“ごっちゃんパス”を岡崎が冷静に流し込み、3−1で勝利しました。
眠い目をこすりながら早朝からテレビで観戦しましたが、完全に“サッカーの神様”は日本に味方していましたね。一つ間違えば結果は全く反対になっていてもおかしくない内容だったと思いますが・・・
前半開始から15分頃までのデンマークは良かったですね。っていうか、あれが実力なんでしょうね。
テレビでは「日本のDFが良かった」と言ってましたが、私は???です。逆に最初の15分が日本の課題であるDF面の弱さが出ていたと思います。
日本の選手は開始早々から激しいプレスをかけていました。ボールに3人位が行き積極的に奪う姿勢を見せていましたが、デンマークの選手のパス回しは慌てることなくワンタッチできれいに回っていました。そのパス回しを日本が狙って『回させている』のなら問題ないのですが・・・
ワンタッチでポゼッションしながら前線の選手がDFとMFの間やDFとDFの間へ入ってきて、そこにパスが入りピンチになることがしばしばありました。そこで失点していたら結果は・・・
数で守備する日本のシステムに問題があるんじゃないかって思います。今後の課題でしょう。
しかし、FKが直接入るっていうことは本当に“楽”ですよね(苦笑)
FK2発で完全に決まってしまいましたからね。
デンマークは後半ロングボール主体に攻めてきたので、私は逆に守りやすかったんじゃないかなって思います。日本のセンターバックは高さがありますし、ゴールに近いところでヘディングされなければDFに人数をかけている分セカンドボールも拾えたし・・・
時間が無くなってデンマークが前掛かりになってからの日本は、前線で個人技が発揮できました。その一番が3点目です。デンマークDFの人数が少ないところに本田が個人技で突破。岡崎は『ごちそうさま!』でした。この3点目はいろんな意味で完璧だったと思います。ドリブルで入ったのがこの日1得点の本田だったので横を走る岡崎にパスを出しましたが、これが大久保だったら自分でシュートをしたでしょね。この日も大久保は『どうしても点が取りたい』っていうオーラが出ていました(笑)
次はいよいよベスト8入りを賭けてパラグアイ戦です。
南米予選でブラジル・アルゼンチンと対等に戦っている強豪です。簡単にはいかないでしょうが是非とも勝って日本のサッカー界・日本全体を盛り上げてもらいたいものです。
Coachしみず
19・20日の2日間たくさんのこだわりのチームとゲームすることができました。
全ての指導者が将来の選手の姿から逆算して、『今何をするべきか?』を考えて指導しています。
その方法は微妙に違いますがそれは当たり前のことで、一緒のほうが危険です。
その指導者なりのこだわりを持ち、『今一番良い』と考えていることを、試行錯誤しながらやっています。
方法は違ってもゴールは同じ。全ては『選手のために!』です。
定期的にお互いのチーム・選手を見ることは、指導者にとって刺激的です。
ゲームのシステムが1人審判で、どちらかと言うと選手のセルフジャッジに近いところがあるので、審判とは名ばかりで両チームの指導者がコートの中に入り『ゲームを観ながらしゃべってる』って感じです。
『あの選手うまなってるなぁ』とか『あの選手かしこなったなぁ』など、久しぶりに見る他のチームの選手をいつもとは違った目で見て感想を言い合うので、指導者にとっては大変勉強になります。ときには他のチームがやってることを“パクッたり”して自分のチーム・選手にフィードバックします。信頼できる指導者の様々なアドバイスは本当に“宝物”です。
この2日間、200名ほどの選手がグランドに集まりましたが、この中から日の丸をつけてW杯で戦う選手が出てきたときが、日本が世界ベスト10に入れるときじゃないかなって思います。
そう思わせるくらい、この2日間集まった指導者たちは『世界に通用する日本らしいサッカー』の構築にがんばっています。
『あのときのあの選手が、日本代表で10番を付けてがんばってる』そんな会話が何年か後に、いつものグランドで交わせる日が来ることを夢見て・・・
Coachしみず
日本代表が19日、E組最強・優勝候補のオランダと戦い、0−1で敗れました。
前半を無失点に抑え番狂わせに向けて臨んだ後半開始早々の8分、日本DF闘莉王のヘディングのクリアーボールを拾ったオランダFWファンペルシーがMFスナイデルにパス。ペナルティーエリア外から右足で振り抜かれたシュートは、日本GK川島の手をはじきながら無情にもゴールマウスの中に吸い込まれていきました。
日本もその後がんばって攻めましたが1点は重く、そのままタイムアップ。次のデンマーク戦に1次リーグ突破を賭けて戦うこととなりました。
しかし、強烈なシュートでしたね(苦笑)
後半になって積極的に前へ出てきたオランダに対して日本は、完全に受けに回ってしまいましたね。ウラを取られたくない気持ちが強すぎてDFラインが下がってしまっていたし、MFも守備の意識が強すぎてDFラインに吸収されていました。そうなるとやはりゴールになるのはミドルシュート。ワールドクラスの選手のシュート力はやっぱりすごい!引いて守るチームにミドルシュートは有効です。それをいやがってDFラインが上げると今度はウラを狙われます。
オランダも先制した後は守備的でした。だから日本が攻めているように見えました。しかし今回も、先制されて追いつくことはできませんでした。
オランダはやっぱりうまい!
先制の後守備的に戦いながらカウンターをうまく狙ってました。ただ日本もそれにかからず(GK川島のファインプレーもありましたが・・・)2点目を取られなかったのは評価できますが、引いた相手を崩すことはできず、またしてもDF闘莉王を前に上げて、でかい相手にロングボールでした。
ただ今回のように、本当に強い相手と本気の戦いを多く経験して、時々勝ちきることができるようになれば、日本の将来も明るいものになりそうです。
なんとか次のデンマーク戦に引き分け以上の結果を出し、決勝トーナメントに勝ち進んで欲しい!
日本のサッカー界を盛り上げて欲しい!
楽しみにしています。
しかしデンマーク戦は25日3時半キックオフ・・・
一旦寝てから早起きして応援しますか!?
Coachしみず