ロンドン五輪・サッカー競技が始まりました。
女子の初戦はFIFAランキング7位のカナダ。
川澄・宮間の2ゴールで2−1の勝利!
メダル獲得に好スタートを切りました。
五輪前は体調面で不安のあった澤選手ですが、この試合は90分間フル出場し、特にDF面でチームに貢献していました。
みんなよくがんばっていましたが、私的には大儀見選手と鮫島選手に目がいきました。
鮫島選手は確かにミスもありますが、ボールに多くかかわってるし、積極的に攻撃参加するし、女の子走りするし(笑)、観ていて楽しめました。
大儀見選手は身体能力の高さがあり、DFを背負ってのプレーにもストレスが無さそうだし、『ワントップ』って感じでした。
彼女の旧姓は『永里』
結婚して『大儀見』に変わりましたが、結婚相手の大儀見さんはスポーツ・メンタルトレーナーで、私も著書を参考にしています。
彼女の好調の原因はだんなさんから受ける毎日の『メンタルトレーニング』かもしれませんね(笑)
男子の初戦は王者スペイン。
大津のゴールで1−0の勝利!
この年代のスペインに興味があってライブで観ていましたが、スペインは自滅したような感じがしました。
確かに日本はうまく戦いました。
この試合にコンディションを合わせていたかのように、選手たちは最後までピッチを縦横無尽に走りまわり、圧倒的にポゼッションされながらも守備にがんばっていました。
OA(オーバーエイジ)の吉田・徳永を中心としたDFは安定していましたし、清武は非凡なものを見せていましたし、なにより永井のスピードはDFに役立っていました。
スペインのDF陣もあんなスピードでボールを奪いに来られたらイヤでしょうね(苦笑)
スペインの選手たちは『若さ』が悪い方にでました。
思い通りにいかないゲームプランに明らかに苛立っていました。
それが前半終了間際の退場に現れてしまい、リードを許した後半を1人少ない状態で戦わなくてはならなくなってしまいました。
それでもポゼッションはしていましたが、日本は1人多い分だけ選手の疲労度が違ったので、あんなハードワークが最後までできたんじゃないかって思いました。
1人少なくなったスペインは日本選手を挑発していました。
特に永井・清武・斉藤は審判に見えないところで挑発されてましたねぇ(苦笑)
それに乗ってしまうと日本側にも退場者が出てしまい、同人数になってしまうところでしたが、日本の選手はなんとか冷静に乗り切りました。
スペインはボール回しはうまいけど、その先がなぁ・・・
前にアクセントが付けられる選手がいないので守備しやすいんちゃうかな・・・
日本戦の最後は前線にでかい選手を置いて『放り込み』をやっていたし・・・
大会が進むにつれて調子を上げていくスペインに期待します!!
男子・女子ともにメダルを獲得し、日本のサッカー界がより一層盛り上げることを希望します!!
がんばれ!
にっぽん!!
つたえびと しみず
21日カシマスタジアムで『東日本大震災復興支援Jスペシャルマッチ』がおこなわれました。
JリーグTEAM AS ONE(J被災地選抜)とJリーグ選抜でおこなわれたこのゲームは、元イタリア代表FWアレッサンドロ・デルピエロ(37)をTEAM AS ONEに招いておこなわれ、TEAM AS ONEがデルピエロの1点を含む4得点を上げ勝利しました。
しかしデルピエロは年齢的なことや長時間の移動などの体調面、時差ぼけ等を差し引いても『絵になる』なぁ(笑)
本人は『呼ばれれば日本でプレーする』と言っていますが、もし実現すればスタジアムの集客には一役買うことができるでしょう。
この試合で一番印象深かったのは、後半残り4分から出場した『ゴン』こと中山選手。
私と同い年のFWはひざの手術後のリハビリ途中。
まともに走ることさえ難しい状態でしたが、ファン投票FW部門で3位選出だったことと、復興支援のために足を引きずりながら出場しました。
相変わらず熱い男やなぁ!
同い年のゴン選手のがんばりに私自身パワーをもらったし、東日本の被災者の皆さんも元気をもらったことでしょう。
これからも日本のためにJリーグやサッカーができることを考え、社会に貢献できるよう我々も協力してがんばりましょう!!
つたえびと しみず
21・22日は中体連でした。
中体連は中学3年の最後の大会で『負けたら終わり』の大会です。
2日間、ペルナOBが多数在籍している八風中の試合を観に行きました。
1日目は大会の初戦と言うこともあって少しスタートから固さが見えましたが、先制点・追加点と得点を重ね終わってみれば6−0の完勝。
選手たちには笑顔も見られました。
2日目は地域の強豪チーム。
試合前は『難しい試合になるやろな』と思っていましたが、選手たちのがんばりは強豪チームに対して決してポゼッションでも引けを取らず、互角の戦いをすることができました。
特に3年生ががんばっていましたね。
フィールドプレーヤーは全てペルナのOB。
うち4人はペルナのジュニアユースに所属しており、毎週顔を合わせる選手たちですが、3年生の特にディフェンス面でのがんばりは、強豪チームを慌てさせるのに十分すぎるほどでした。
前半真ん中ぐらいにDFとGKとの連携ミスで失点。
その後は一進一退の攻防を繰り返していましたが、どちらとも決定力がなく時間は過ぎそのままタイムアップ。
0−1で敗れ、3年生たちの夏は終わってしまいました。
格上の相手に本当によくがんばりました。
ただ、身体能力も技術も上回る相手に『必死にがんばった』って感じでのプレーは、『ココイチ』のいい所で焦りを呼び、慌ててしまい精度を欠いてしまいました。
まあ、身体能力といってもこのレベルならなんとかならないレベルではなかったと思うので、やはり大切なことは技術やな・・・
技術で上回ることができれば結果は違ったものとなったでしょう。
3年生はいちおうこれで引退かな。
次は受験に向けて勉強をがんばらなければなりません。
しかし、高校で再度チャレンジする選手には、今からの8ヶ月って結構重要だと思います。
なかなか試合できない状態でのコンディションの維持は、難しいと思いますがここからが勝負です。
普通では難しいことをうまくやり切れれば、大きなアドバンテージを持って高校で勝負することができます。
自立と自律でがんばろう!
中学での公式戦が終わっただけで、君たちのサッカー人生が終わった訳ではない。
まだまだ始まったばかりです。
しっかり先を見てやろう!
自分の将来のために・・・
つたえびと しみず
16日は四日市で6年生のみの試合を楽しみました。
6年生だけで試合に参加することってあんまりないんですけど、今回は試合数や8人制であることなどを考慮して6年生のみでの参加としました。
内容はあまり良くなかったですね・・・(苦笑)
ペルナでは足の速さで勝負することを好みません。
まぁあんまり足の速い選手がいないので勝負しても勝てないというのも大きいですが(苦笑)
常日頃から『自分より足の速い選手をやっつけよう』と言っていて、『そのためにはどうしたらいいか?』を常に考えながらプレーすることを要求しています。
今回はそこのところがあんまりうまくいかなかったなぁ・・・
足の遅さをカバーするには何かが必要になってきますが、そこを個人個人がもっと考えてプレーしないと・・・
まぁ基本的に子どもたちは上手くいったりいかなかったりの繰り返しなので、長い目で観ながらゆっくりと成長していければって思います。
しかし今年の6年はみんな仲良しやなぁ!
4つの小学校から集まってきていますが、バスの中でもきゃっきゃきゃっきゃと騒がしい騒がしい(笑)
いつ観ても楽しそうに遊んでいるのでなんか安心します(笑)
最後にチームとして力を発揮するのは、こういう仲のいいチームじゃないかって思っているので、先が非常に楽しみです!
暑くなってきましたが、夏バテ知らずでがんばろう!!
つたえびと しみず
14・15日は夏の遠征第一弾・静岡遠征でした。
いつも仲良くしているチームの3人の選手を混ぜて合同チームで参加しました。
いつもやれない静岡のチームとたくさん試合できて指導者・選手ともに勉強になりました。
ゲーム内容はおおむねOK!
プレッシャーが厳しいと当然ミスが増えてボールを失うことが多くなりますが、少しプレッシャーが緩くなると自分たちのやりたいサッカーができていたし、アイデアも出て観ていて楽しいものでした。
プレーの精度を上げてハイプレッシャーのなかでも自分たちのサッカーができるようになれば良くなると思うし、そこを目標にこの先練習していく必要があると思います。
グランド以外の生活面はGOODでした。
旅館でのルールは、夕食・朝食の時間以外は全て自分たちで決めました。
部屋割り・自由時間の過ごし方・寝る時間・起きる時間など、自分たちで話し合って決めたルールは、指導者から押し付けられたものではないのでやっぱりきちんと守りますね(笑)
今回あえて旅館を出発する時間を決めずにいましたが、『コーチ、みんな用意できたよ』って部屋まで呼びに来てくれたぐらい、自分たちで考えて行動できました。
学校教育ももう少し子どもたちの自主性に任せてみてはどうでしょうね。
ただ、その自主性や自由には『責任』が付いていることも伝えて、きっちり責任も取らせる。
大人には我慢が必要ですし、勇気もいるでしょうが、子どもの成長のためには必要なことではないかと思います。
暑い夏は体調管理が重要になってきます。
今年の夏も多くの試合が予定されており、たくさんのゲームのなかから技術面で成長することはもちろん、精神的にも大きく成長するチャンスです。
夏の終わりには、真っ黒に日焼けして一回りも二回りも成長した選手たちの姿を見るのが楽しみです!
さあ夏本番!
選手・指導者ともにがんばるぞ!!
つたえびと しみず
ブラジルのクラブチーム・『コリンチャンス』が悲願の南米制覇を達成しました。
アルゼンチンのボカ・ジュニアーズとの戦いになったリベルタドーレス杯(南米選手権)決勝は、アウェーの第1戦1−1、ホームでの第2戦2−0の合計3−1でコリンチャンスが勝利し、初優勝を飾りました。
第2戦では、元鹿島のMFダニーロからのパスを浦和・札幌・川崎Fで活躍し、J得点王にもなったエメルソンが決めて先制。
2点目もエメルソンが決めて2−0で勝利しました。
ブラジル有数の人気チーム・コリンチャンスが初のリベルタドーレス杯チャンピオンというのも驚きですが、エメルソン、ダニーロ、ファビオ・サントス(元鹿島)といったJリーグで活躍した選手が多数所属しているのも驚きです。
コリンチャンスには一昔前、多くのスター選手が所属していました。
リベリーノ、ソクラテス、リバウド、ドゥンガ、リカルジーニョ、マルセリーニョ、カリオカなど、スター選手があふれていた時代には手が届かなかったタイトルだけに、サンパウロの街は大騒ぎだったことでしょう(笑)
同州のライバル、サンパウロはお金持ちのエリートクラブ、コリンチャンスは労働者層からの絶大な人気を誇るクラブ。
昨年のサントスに続き12月に日本で開催されるクラブW杯に出場が決定しましたが、日本にも熱狂的なブラジル人サポーターが多数います。
クラブW杯期間中は間違いなく大盛り上がり!
去年はサントスのゲームを2試合観ることができましたが、そこでのサポーターの応援、『♪サ〜ントース♪』は耳を離れませんでしたが、今年は『コーリンチャンス!コーリンチャンス!』のリズムが脳にインプットされそうです(笑)
昨年はバルサの前に南米チャンピオン・サントスはあっさり敗れましたが、今年はコリンチャンスが欧州チャンピオン・チェルシーに対してどんな戦いを挑むのでしょうか?
今から非常に楽しみです!!
ちなみに辛口評論家『セルジオ・越後』さんもコリンチャンスのOBです(笑)
どんな解説するんでしょうね(笑)
つたえびと しみず
8日はペルナのみんなで試合を楽しみました。
8日は6年で1チーム、5年で1チーム、4・3年で1チーム、2年以下で1チームの合計4チームに分かれて試合しました。
相変わらず2年以下はエキサイティング!(笑)
元気にボールを追いかけてゴールを目指していました。
なかには『コーチ!4点取ったわ!』と報告に来てくれる選手も(笑)
純粋にボールを追いかける姿は『これぞサッカー!』って感じで、観ていてうれしくなります!
3・4年生も少しずつ良くなってきました。
基本的にドリブルでボールを運びますが、ときにはパスも入れたりしてゴールまでボールを運んでいます。
うまくいったりいかなかったりですが、その都度自分たちでなんか話して笑っています。
何を話しているかは聞こえませんが、
『外してしまった!』
『入れろよ(笑)』
って感じですかね(笑)
5・6年生も良かったですね。
プレッシャーがきつくないとゆっくりプレーできるのでミスが少なくなります。
ショートパスがつながってゴール前まで運べるし、余裕があればアイデアが出て、観ていて楽しいくらいですからやっている選手も楽しかったことでしょう。
プレッシャーが速くきつくなると、それに合わせてこちらのプレー速度も速くなるので必然的にミスが増えます。
技術をもっと上げてプレッシャーがきつくてもゆっくりできるようになれば、よりいいサッカーがどんな相手でもできるようになることでしょう。
やっぱり技術が大切です!
細かい部分を突き詰めてもっともっと追及していきたいと思います。
なにわともあれ天気も良く楽しい1日でした。
つたえびと しみず