終わっちゃいました。
28・29日の試合で6年生のペルナのジュニアでの活動が終わっちゃいました。
この学年は選手の身長も極端に違いがありましたが、個性も極端で『エキサイティング』な学年でした。
思い出もたくさんあります。
去年から少し指導方法を変えました。
以前にも増して試合に点数では勝てなくなりました。
以前にも増して指導者には『我慢』が必要になりました。
がんばって『我慢』しました(苦笑)
そのかいあって最後には『きれいな花』が咲きました。
誰にも、どんなチームにも負けないきれいな大きな花でした。
29日の最後のゲームではその花が満開でした。
相手のチームもこのゲームが6年生のラストゲームでした。
このチームはすばらしいチームで質の高いチームです。毎年このチームとのラストゲームは何かが起こります。
今年も起こりました。
『うち6年生12人なんで12vs12でやってもらえませんか?』
と相手の指導者に言われれば
『うちも6年生12人なんやわぁ。ちょうどやな』
と答えます。
うちの選手が骨折をおしてピッチに立てば、向こうも体調不良でそれまで休んでいた選手がピッチに立っています。
相手選手のシュートがクロスバーを叩けば、うちの選手のゴールキーパーとの1vs1からのシュートもわずかに外れます。
結局0―0の引き分け。
確かにサッカーの神様は朝上小学校のピッチに降り立ちましたが、どちらのチームにも微笑みませんでした。
いや両方のチームに微笑んだのかもしれません。
『両方がんばっていたナイスゲームだったから引き分けだよ』と。
今年もたくさんのことを子どもたちから学びました。
本当にオブリガードです。
Coachしみず
PS ペルナSCの卒部した保護者の方へ
長い間指導者の思いつきやわがままにお付き合い頂きありがとうございました。
ご家庭の大切な『宝物』をお預かりしました。逆に子どもたちから教わることのほうが多かったのですが、その子の将来に少しでも良い影響を与えることができていれば幸いです。
この先、中学の試合でお会いすることもあるでしょうし、引き続きペルナのジュニアユースでお世話になる方もみえます。これからもよろしくお願いします。
本当にありがとうございました。
企業スポーツが危機になっています。
さまざまなスポーツで不景気の影響から休部・廃部が相次いでいます。
結局「株主優先」っていうことになるんでしょうか。1円でも多く株主に還元しなければいけない。1円でも多く役員に報酬を払わなければいけない。そこから言うと部活動は「無駄な経費」ということになるんでしょうね。
「うちの会社のチームを応援しに行こう」
「うちの会社のチームからすごい選手が育っている」
こんな考えが社員の覇気向上につながったり、愛社精神につながったりしないですかねぇ。
日本っていう国は、教育や文化・スポーツといった分野に回るお金は少ないし、後回しになっているような気がするのは私だけでしょうか?
他の国に比べて日本は裕福な国だと思いますが、精神的には「貧しい」ような気がしてなりません。
Coachしみず
日本代表に『育成枠』が設けられるようです。
日本代表の岡田監督は、2010年W杯南アフリカ大会を目指す日本代表に『育成枠』を導入し、12年ロンドン五輪世代の若手を数人ずつフル代表で鍛えていく考えを明かしました。
W杯の『秘密兵器』となりうる隠れた素材の発掘も兼ねているようで、早ければ4月の候補合宿から代表リストに名を連ねることになるようです。
日本代表として世界と戦うために、様々な経験を積むことは不可欠だと思うので非常にいい試みだと思います。
可能性のある選手を発掘して、壊さないように育てて世界で戦えるようにしてもらいたいものですね。
期待しています。岡田監督!
Coachしみず
みんながんばってます!
15日に6年生の試合と同時に、2・3年生の試合もやりましたが、みんなめっちゃがんばっていました。
最近の練習でも各学年ともめっちゃがんばっていて、見ていてうれしくなってきます。
1年生はそのほとんどが年長からうちのチームでやっていたので丸2年になりますが、ボールに向かうときに『勢い』を感じます。
2年生は最近入った選手が多く『遠慮がち』でしたが、慣れてきたらしく元気もりもりです。
3年生はいろいろなタイプの選手が揃っていて、先が楽しみです。
4年生は人数が多く、学年内での競争が激しい学年です。練習でミニゲームをやってもバチバチに『バトり』ます。見ていて『ケガすんなよ』って思う位です(苦笑)
どの学年も、どの選手も1年前とは比べものにならないほど上達しています。
なによりボールを追い掛ける『目』に『パワー』があります。『サッカー好きになったなぁ』って感じ、指導者として本当にうれしく思います。
お家のかたも時間があれば練習・試合を見に来てあげてください。
何かと世知辛い世の中で、めっちゃがんばっている子どもたちから逆に元気をもらえますよ(笑)
Coachしみず
15日もいろいろなチームとゲームさせてもらいました。
今日集まった全てのチームがドリブルをやります。『ドリブルのチーム』というひとくくりになるかもしれませんが、一人一人顔が違うように、チームによってサッカーのスタイルが違います。
だからおもしろいんです。違う種類のドリブルのいい所を『パクろう』といろいろな指導者が集まります。みんな何かしらのヒントを他のチームからもらって、明日からの自分のチームに落とし込みます。
種類の違うチームが様々なサッカーをやっていますが、根本的なベースはみんな同じ。
キーワードは『プレーヤーズファースト・子どもたちの将来のために』です。
プロを目指す子、指導者を目指す子、趣味でサッカーを続ける子、サッカーを観ることが好きな子・・・いろいろですが、その全てが子ども本位なこと。大人のために子どもがサッカーしてるんじゃないってこと。
結局『試合に勝つ』ことは2番目以降の目標で、その1番は『子どもが楽しんでいる』こと。
ルートは違うかもしれないけど、目指す山頂はみな同じ。そんな考え方のチームが集まっての試合。そんな考え方の指導者と一緒にゲームを楽しめて、語り合うことができる。私にとって至福のときです。
みなさん!今日もありがとう!!
Coachしみず
イタリアで『オレンジカード』の導入を検討しているようです。
かつて『世界一のレフェリー』と称され、現在もイタリアの審判のシンボル的存在であるコリーナ氏(怖い顔したハゲた人です)が、ラジオ番組の中で『オレンジカード』の導入を検討していることを発表しました。
『オレンジカード』は、ほかのスポーツですでに適用されている『試合中に選手を一時的に退場させる』というルールのために導入されるものだそうです。
コリーナ氏は『時々、レッドカードは厳しすぎるが、イエローカードは甘すぎるというシーンが見られる』とオレンジカードの導入に賛成の意を表しています。
導入されると『ラフプレーにより3分間の退場』みたいな感じになるんでしょうね。
なかなか面白い試みだと思います。
サッカーの醍醐味はゴール前の攻防です。オレンジカードの導入でファールが減り、純粋に点の取り合いが楽しめれば、サッカーはもっと熱くエキサイティングなものとなるでしょう。
いいんじゃないですか。
Coachしみず
7・8日は6年生最後の大阪遠征でした。
今回も様々なスタイルのチームとたくさんゲームをしてきましたが、全体的に大阪のチームは身体能力が高くプレッシャーが厳しいので、普段ならボールを失わない場面でも失ってしまう場面が見られました。もっと技術の精度を上げることが必要だと感じて帰ってきました。
ただ、二日間の最後のゲームではペルナで学んだ全てを選手たちは表現できていました。
狭い局面をアンダーツータッチで打開していきます。積極的なディフェンスも随所に出ていました。
選手たちの成長にグランドの中で笛を吹きながら涙が出そうになりました。
何より嬉しかったのは選手たちが本当に楽しそうにしていたこと。
ホームステイ先の選手たちとの別れはその関係を物語っていて、バスが出発してからもいつまでも走って追いかけて来る姿は感動的でした。
残り3週間。6年生のプレーを楽しみにしているワクワク感より、寂しい気持ちのほうが大きくなってきました(苦笑)
Coachしみず
PS 今回ホームステイ以外にも自分のチームが他で試合しているにもかかわらず、会場準備等で大変お世話になりました。関係者の皆様には本当に感謝感謝です。ありがとうございました。
世界の釜本、14年ぶりの監督復帰!
メキシコ五輪銅メダリスト、世界の釜本氏が14年ぶりに監督復帰することが発表されました。
指揮を取るのは静岡県社会人リーグ1部の「藤枝ネルソン」を母体に発足するチームということなので驚きです。
日本のサッカーリーグのシステムは、トップのJリーグを頂点に、J1→J2→JFL→地域リーグ(東海・関西等)→各都道府県リーグというピラミッドになっています。その底辺のチームの監督を釜本氏がやるなんて…
実はこのチーム『サカつく(プロサッカークラブをつくろう!)』のリアルバージョンなんです(ゲームソフトの名前なのでわからなければ子どもに聞いてください(笑))
このチーム、日本初の経営方法を採用するチームで、誰でもホームページで登録するだけで『オーナー』になれるそうです。登録すると、ひとり1票の投票権が与えられ、クラブ運営・選手補強・フォーメーション・先発メンバー選定などあらゆる事案はネット投票で決定されます。
本当に夢のようなチームです。
先ほど「日本初」といいましたが、イングランドに成功例があるそうです。
釜本氏は『今、企業スポーツは行き詰まっとる。インターネットで会員を募り、チームを運営するというのは夢のあるシステム。ゼロからのスタートで失敗するかもしれん。でも、やってみなくては始まらんし、何も変わらん』と話しています。そして『オモシロそうやから引き受けた』と言ってガハハハと笑ったそうです。まったく豪快です(笑)
確かにこの不況で、どのチームもいろいろと大変です。様々なアイデアを出していく必要があるでしょう。興味のある人は、ネットで『MYFC』と検索してみてください。年会費1万円程度、ワンクリックであなたもサッカーチームのオーナーです!(笑)
Coachしみず
PS 以前2回程釜本さんの自宅で食事をご馳走になったことがあります。そのときも思いましたが、本当に「豪快」な人です。応援します!
28・1日は滋賀遠征でした。
28日は体調を崩してしまい、私は行くことができませんでしたが、体調が万全に戻った1日は「はりきって」滋賀に行ってきました。
狭い目のグランドで11対11のゲームだったのですが、内容的には・・・
12〜3チームが集まる「練習試合」で、毎度毎度顔馴染みのチームばかり。年間を通じて同じチームと定期的にできることは、指導者としても選手自身も非常に勉強になります。
この時期、6年生は少年の最終段階に入っています。もちろん、少年で全てのこと(指導者自身が知っているサッカーの全てのこと)を教えている指導者は、少なくとも今日の会場にはいないでしょう。各チームの指導者が考える「少年時代に習得する」サッカーの最終段階に入っているという意味です。
ペルナの選手もその段階に入っています(あくまでもペルナで考える段階です)ある程度の自信を持って滋賀に向かいました。
はっはっはっ!(苦笑)
見事にやっつけられました。
だから、おもろいねん!!
だから、そんなチームやから年間で何回も試合してもらって、指導者に話を聞かせてもらって、選手・指導者共々勉強させてもらってるねん!ありがたや、ありがたや(笑)
確かに「ペルナらしさ」も随所に出ていたと思うし、選手はよくがんばっていたし、確実に伸びていると思います。しかし、同じように、いやもしかするとそれ以上に他のチームの選手も伸びてる!
「あの選手伸びてないなぁ」
「あの選手うまなってないなぁ」
そんな話はよく耳にしますが、今回グランドにいたあの黄色のチームも、白いチームも、青いチームも、紫もオレンジもみんなみんな「うまなってるなぁ」って感じました。と同時に「こんなエグいチームと取引きさせてもらっていて良かったぁ」って改めて思いました。
「絶対負けられへん!」
これですわぁ。日々精進ですわぁ。
子どもと一緒にがんばろ!
「やるなぁ、ペルナ」って言ってもらえるように明日からもっとがんばります!!
Coachしみず
Jリーグは、昨期リーグ戦のスタジアム観戦者について行った調査の結果を発表しました。
観戦者の4割以上が40代以上と、中高年が観戦に熱心であることを示す結果が出ました。
昨期のリーグ全体の観戦者の平均年齢は37,4歳で、40代以上が41,7%を占めました。
この数字はどうでしょう?なんか微妙な感じがしますよね(笑)
平均年齢からすると思いの外高い年齢の人が観戦しているような感じがしますが…
実際スタジアムに足を運んでみると小中学生が少ないような気がします。
早い時期に本物のサッカーに触れることは必ずプラスになると思うし、何より独特な雰囲気にテンション上がりまくりで、ますますサッカー大好き少年になると思います。
我々指導者はサッカー上達の一番の近道は、サッカーが好きになることであることを知っています。
ペルナでは可能な限り大阪へ遠征に出掛けたときガンバのゲーム観戦を計画します。
練習したり試合することももちろん大切ですが、スタジアムで本物に触れることも非常に重要なことだし、何より「サッカーファン」を作ることができます。これからも機会があればどんどん計画していきたいと思います。
Coachしみず