28日はジュニアユースで大阪へ遠征に出掛けました。
年に一度の遠征ですが(年二回程行けるといいのですが(苦笑))、非常に楽しいものになりました。
普段は練習のみなのでどんな感じになるか少しドキドキでしたが、全員ペルナのジュニア出身なのですぐに『ペルナのサッカー』ができました。
いつもの中学でやるサッカーと少し違うサッカーだったので、選手たちは戸惑ったかもしれませんが、体育館でやっているのとは違い課題もはっきりしましたし、間違っていない部分・やり続けたい部分も分かって選手・指導者ともに勉強になりました。
やっぱり選手は試合で成長します。
今回の経験を選手自身が自分のチームに戻った時に、少しでもいかしてもらえばいいかなと思います。
今回、いつもより大阪でゆっくりできたので多くの指導者とたくさん話をしました。
それによって、『分かっていたこと』『分かっていなかったこと』『分かっているつもりだったこと』『なんとなくぼやけていたこと』など様々なことが分かり、すっきりしました(笑)
良かったです!!
今回もいい遠征になりました。
お世話になった皆様、ありがとうございました。
つたえびと しみず
25・26日はU−10・11・12で大阪遠征でした。
25日はいつもお世話になっている大阪のチームのホームで、大阪のチーム・富山から2チームとうちの4チームでぐるぐる回しで試合を楽しみました。
本当に暑い1日でしたが子どもたちは元気いっぱい!
A・B2チームともにいろいろなことにチャレンジできました。
夜はJリーグ観戦。
万博競技場に移動して、Jリーグ・ガンバ大阪VSコンサドーレ札幌を富山の2チームのみんなと一緒に観戦しました。
観戦後、昼間に試合した場所に戻りそれぞれホームステイ先に。
今回も大変お世話になりました。
26日の会場は天然芝のピッチ。
暑さは少し和らぎましたが相変わらず暑い!
この日もがっつり試合を楽しみました。
2日間を通して試合内容は・・・良かったです(笑)
Aチームは『自爆』もありましたが、中盤では結構パスがつながるようになってきて観ていておもしろかったし、選手たちも楽しそうでした。
次は中盤からゴール前にどうボールを運ぶか。
一番プレッシャーのきついゴール前で何ができるか?です。
イージーなミスを減らすことも含めて練習していきたいところです。
4年生は今回大きく成長しました。
5・6年生に引っ張られて試合中はもちろん、生活面でも多くのことを学びました。
これからもどんどん経験をして試合中もプレーでアピールできるようになってもらいたいものです。
今回も大阪のチームにはお世話になりました。
ホームステイ後の翌朝の集合場所で、保護者のかたとうちの選手が個別に『またね』『今日もがんばってね』『ありがとうございました』などと話しているのを見たり、試合会場で試合の合間に2チームの子どもたちが混ざって遊んでいたりするのを観て、『えーことやなぁ』と思い、うれしくなりました。
こういうサッカーを通じた交流が、サッカーの上達以上に大切なことかもしれません。
今回も非常にいい遠征でした。
ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。
つたえびと しみず
18日はU−11・12で兵庫遠征でした。
普段試合することの少ない『西』のチームとたくさんできておもしろかったです。
相変わらず、『自滅』するシーンもありましたが、1試合に何回かは『おっ!』っと思うようなシーンもあって良くなってきていると感じました。
夏休みも終盤。
暑い夏にたくさんの経験をし、自分に正直に努力を重ねた選手は大きく成長しましたね(笑)
19日はU−9・10が四日市で試合でした。
特にU−10の選手は久しぶりの試合だったのでやる気まんまん!
相変わらず暑い日でしたが、最初から最後まで元気一杯にグランドを走り回っていました。
試合の中でちょっとしたコツをつかんだ選手もいたようなので、その部分を練習でも意識しながらプレーするとうまくなるスピードが速くなるんじゃないかな・・・
楽しみです(笑)
18日午後、大阪で雷に打たれて2人が亡くなる事故が起きました。
ちょうど兵庫からの帰り道で、事故があった場所に向かってバスを走らせているところでした。
今までに経験したことがないような豪雨と雷。
この時期は急に天気が変わることがあります。
なによりも優先しなければならないのは『安全』
勇気を持って『中止』『中断』することも大切です。
つたえびと しみず
『ロンドン五輪を振り返る』最終回は、『五輪の意義』についてです。
17日間に及ぶロンドン五輪が幕を閉じましたが、オリンピックというのはいったいなんのためにあるのでしょう。
国のため?
政治のため?
代理戦争?
金儲け?
そもそもスポーツの本質は?
男子のサッカーで3位を決めた韓国選手が、試合終了後に『独島(竹島)は我々の領土』とハングル語で書かれたプラカードを持ってグランドを走りました。
その1日前に韓国の李大統領が竹島(独島)を訪問したこともあって、国際的な問題に発展しそうな雰囲気です。
何年か前の確かAマッチだったと思いますが、日本戦でゴールを決めた韓国の選手がゴール後、人種差別を匂わせるようなパフォーマンスをカメラに向かってやったことがありました。
なんでそんなことするんかなぁ・・・
私は社会が嫌いな科目の一つだったこともあり、昔の日韓問題や領土問題に興味もありませんし、わかりません。
今更、昔の話を出されてもって感じです(苦笑)
まぁこんなに攻撃されても相変わらず日本では『韓流ブーム』ですし、原爆を落とされたアメリカにしっぽを振ってついて行くし、日本人は、元々きれいに言えば『友好的』な人種、悪く言えば『お人よし』な人種です。
日本人の人種の話は置いといて、オリンピック、スポーツっていうのはもっと純粋に可能性に挑戦し、同じ目標を持つ者同士がしのぎを削り合い、自分自身の限界と向き合いそれを乗り越えようとするのが本質で、その過程・結果に観る人は感動するものだと思うのですが・・・
オリンピック憲章には『オリンピックの場で政治的な活動をしてはならない』とあり、今回のこの韓国人選手は完全にこの憲章に違反しています。
きつい言い方をすれば、『韓国は五輪の精神を傷つけた』です。
最後に後味の悪い五輪に韓国選手はしてしまいました。
韓国メディアは全てこの問題に『問題なし』という肯定的な発言をしていますし、このままでは『グローバル・コリア』になることは難しいですよ。
やはり、オリンピックは『平和の祭典』でなければなりません。
つたえびと しみず
『ロンドン五輪を振り返る』第4回は、『ブラジル』についてです。
ロンドン五輪サッカー男子決勝は、メキシコとブラジルが共に初優勝を賭けて戦い、2−1でメキシコが勝利。
初優勝を飾りました。
この試合、後半しか観ていないのでその感想のみですが、メキシコは強かった!
ただ、ブラジルはここに体調のピークを持ってきていたのかと思うほど、身体が『キレて』いました。
マルセロ、フッキ、ネイマールなんかキレキレでしたよね(笑)
両サイドから、フッキとネイマールがドリブルで仕掛けまくり!
後半開始早々から『この世の終わり』かと思うほどの波状攻撃は、観ていて迫力満点。
しかし、それでもメキシコは失点を許しません。
それだけでなく、一瞬のスキを見つけてカウンターからのFKを頭で合わせてゴール!
ねらい通りのゲームプランでブラジルの息の根を止めました。
ブラジルは終了間際、フッキの右足のゴールで1点差と迫りましたが、時すでに遅し。
そのまま2−1で終了。
初優勝のメキシコは大騒ぎでした。
次のブラジルW杯に次のブラジル・リオ五輪と連続で主催するブラジル代表は、今回どうしても金メダルが必要でした。
強烈でした。
フッキとネイマールの両サイドは。
スピード感抜群でした。
ただ、それだけでは崩しきれないことも分かりました。
何かが足りない・・・
その何かとは・・・
『ブラジルらしさ』が足りないような気がします。
『ブラジルらしさ』とは何でしょう?
攻撃をコントロールし、攻撃のリズムが変えられる選手。
具体的に誰かは今のブラジルの選手では浮かびませんが、私的には往年のロナウジーニョでしょうか(笑)
そんなパンチの効いた選手が出てきたら、次の自国開催のW杯で『優勝』の目があるかも・・・っていうか、出てこなかったら優勝は難しいでしょうね(苦笑)
まあでも楽しみなブラジルが出てきました。
最近ぱっとしなかったブラジルが、以前のような魅力あふれるチームになることが、サッカー界全体の望みです!!
がんばれ!ブラジル!!
つたえびと しみず
『ロンドン五輪を振り返る』第3回は、『関塚ジャパン』についてです。
グループリーグ初戦のスペイン戦と3位決定戦の韓国戦残り15分以外は、テレビでハイライトしか観ていないので、コメントするには材料が少なすぎるかもしれませんが、個人の感想です(笑)
スペイン戦は『よくがんばっていました』と以前このコラムで書きました。
韓国戦の最後15分はひどいものでした。
この内容を観ると選手の体調面のピークは初戦のスペイン戦に合わせていたようです。
それは、優勝候補のスペインが入るグループリーグを突破することが、第一目標であったであろう日本代表には当然と言えば当然のことだったのかもしれません。
同じように短期間で6試合を戦った韓国代表も、疲労面で日本代表と変わりがなかったと思いますが、韓国には切り札 “兵役免除” という『にんじん』がぶら下がっていました。
3位決定戦の最後の15分しか観ていないので、そこの話しかできませんがそのサッカーは私が思う『最悪』なものでした。
選手をはじめ、関係者には『まず1点』という気持ちがあったでしょう。
当然です。
その1点の取り方ですが、残り15分もの時間ずーっとロングボールを放り込んで攻撃しているように見えました。
ゴール前にロングボールを入れる→競り合ってボールがこぼれる→こぼれ球を拾ってシュートを打つ→ゴール!
なんでこんなことするんでしょうねぇ(苦笑)
『日本は、人とボールが動く “ムービング・フットボール” でゴールを目指します』って日本サッカー協会は発信しているんでしょ?
その集合体であり、集大成である代表は、普段からボールをつないで崩しゴールを奪うことをトレーニングではもちろん、親善試合などでやってきていたわけでしょ?
それが銅メダルを賭けた『どうしても点が欲しい時間帯』に普段やらない『放り込み』の『リアクション』サッカーを選択するんですか?
おかしくないですか?
これは今回のロンドン五輪の選手・監督・関係者が悪いわけではないと思います。
我々育成の指導者の責任だと思います。
目指すべきは『パスサッカー』っていうことは、ほとんどの育成の指導者が分かっているはずなのに、中学でも高校でも最後は必ず『放り込みサッカー』をやりますよね。
どうしても1点が欲しいときには1分1秒を争うように放り込みますよね。
育成年代からそのサッカーをやっていれば、いくら五輪代表といえども困ったときに慣れ親しんだ『戦術』を使うのは当たり前のことです。
普段、やっている『つないで』『崩して』ゴールを奪う方法は、『使用不可』になってしまうわけです。
女子のなでしこジャパンは決勝の米国戦で、最後まで自分たちのサッカーを貫きました。
評価も非常に高いものです。
男子もよくがんばりました。
評価も非常に高いものですが、その『評価』は女子のそれとは同じものではありません。
今回のロンドン五輪、最初『ワクワク!』最後『がっかり』
残念な結果に終わりました。
やはりポイントは『少年サッカー』です。
みんなで気づき、もうやめましょう。
『勝てばOK』のサッカーは。
このままでは、女子と同じように『日本が世界をリードする』ことは、男子は100年後も無理ですよ。
今すぐ変えませんか?
つたえびと しみず
『ロンドン五輪を振り返る』第2回は、『なでしこジャパン』についてです。
グループリーグF組を2位で突破したなでしこジャパンは、決勝トーナメント第1戦でブラジルに2−0と勝利し、続く準決勝でフランスに2−1の勝利。
決勝では五輪2連覇中の米国に惜しくも1−2で敗れましたが、価値ある銀メダルに輝きました。
決勝戦をテレビで観ましたが、なでしこジャパンは良かったですねぇ!!
それまでのなでしこの試合を観ていて、『ちょっと違うところがあるなぁ』と違和感もありましたが、この決勝は本当にいいゲームでした。
絶対的な世界王者米国に対しなでしこは、真正面から戦いを挑みました。
それはボール保有率58%という数字にも表れているように、『なでしこらしさ』を十分に出してきっちりパスをつないで攻撃を組み立てていました。
決勝戦前の違和感、『サイドからのクロスの多さ』は影を潜め、徹底したゴロのパスでのつなぎは、世界一の米国を慌てさせるのに十分すぎるほど魅力的なものでした。
昨年のW杯でチャンピオンになり、今回の五輪も日本中が『金メダル』を期待する重圧の中、最後に米国に敗れはしましたが、銀メダルは本当に価値ある結果だったと思います。
なでしこジャパンは最初から金メダルに照準を絞っていました。
グループリーグの『2位狙い』は準々決勝に体調のピークを持ってくるために、ある意味必要なことでした。
準々決勝に体調のピークを持ってくるということは、『確実にメダルを取る』ということです。
狙って決勝に進出し、あの内容のゲーム。
間違いなく日本の女子サッカーは世界トップレベルです!
ただ、重要なのはこの先。
今の地位を維持することは容易ではありません。
間違いなく米国をはじめ、世界のトップは日本の『パスサッカー』を自国のオリジナルに混ぜてきます。
日本の指導者が外国のチームで指揮することもでてくるでしょう。
そうなったとき、なでしこジャパンはどう進化しているかが重要です。
なでしこ人気に乗っかって女子サッカー人口を増やし、能力の高い選手の獲得を目指す。
それプラス今のパスサッカーに磨きをかける。
そして常に世界の女子サッカー界をリードする。
男子から見ると夢のような話ですが、『こだわって』やってもらいたいものです。
なでしこジャパンの選手・関係者のみなさん、お疲れ様でした!
感動をありがとうございました!!
つたえびと しみず
熱かったロンドン五輪も終わってしまいましたね。
今回から5回に渡って、自分なりにロンドン五輪を振り返ってみたいと思います。
あくまでも私個人の感想ですよ(笑)
第1回は『3位決定戦』について。
『3位決定戦』っていります?
大体なんで競技によって3位決定戦があったりなかったりと、統一性がないんでしょうね(苦笑)
私は基本的に3位決定戦はいらないと思います。
多くのチームや個人が金メダルを目指して戦います。
その中で、最後に『勝って』大会を終われるのは『1チームだけ』でいいんじゃないでしょうか。
それ以外のチームは大会を『負け』て終わる。
それが次へのモチベーションとなり、更なるステップアップへの第一歩となるんじゃないでしょうか。
勝って歓喜の中、大会を終えることができる。
これこそが『チャンピオンチームにのみ与えられる特権』ということでどうでしょう?(笑)
IOC(国際オリンピック委員会)に提案します(笑)
つたえびと しみず