おめでとうございます!

  • 2011年01月03日(月)

Feliz ano novo!!
(ポルトガル語:あけましておめでとう!)

今年はペルナサッカークラブに携わる人たちにとって、どんな1年になるでしょう?なにか楽しいことが待っているようでワクワクしますね(笑)

選手たちが去年よりサッカーが上手くなり、何より楽しんでプレーできるように、今年も指導者一同がんばりますので、よろしくお願いします。

ペルナサッカークラブに関係する全ての人々が、この1年健康で笑って過ごせますように!

       Boa sorte!!

Coachしみず

自律と自立

  • 2010年12月30日(木)

26・27日と中学生に帯同して伊勢遠征に行ってきました。

ほとんどが元ペルナの選手で、現ジュニユースに所属している選手も、他校の選手を除いて全員参加していました。

試合内容は、全体的に良く、観ていて非常に面白い内容でした。

DFにボールが入った多くの場合、ボールを奪いに来た相手選手を外して前線の選手にパス。そこから攻撃を組み立ててフィニッシュに持っていく。イメージは大きくなったペルナって感じでした。

Bチームも少し大きいペルナで、ポゼッションは上手くできるんですが、フィニッシュに持っていくところが少し甘く、これから練習で改善していく余地はあるでしょう。

グランドでは問題なかったんですが、宿では問題がありました。
今回の遠征は顧問の先生が1人参加できなかったので、どうもその分『ゆるかった』ようです。
中学生という難しく、不安定な年代の選手たちは、『楽しむ』の本当の意味が分かっていないようでした。
『ペルナのときはできていたんやけどなぁ・・・』
ミーティングの仕方・サッカーノートの書き方・宿での約束事・・・小学生のときはあんなに完璧やったのに・・・
顔ぶれは何も変わってないのにできなくなってるところに中学生の難しさを感じました。

結局、自律と自立です。
何度も失敗を繰り返しながら、少しずつ自分で理解しながら変わっていくしかないかなぁ・・・
ペルナの選手は絶対できると思うけどなぁ・・・
再度中学生にもペルナスピリットを注入していきたいと思います。

      Coachしみず

25日

  • 2010年12月30日(木)

25日はU−11と10で四日市で練習試合でした。

『なんか久しぶりに4年生の試合観たなぁ』って感じでしたが、相変わらずエキサイティングな学年やなぁって思いました(笑)

5年生はペルナらしい試合ができるようになってきたし、4年生は全く何も考えないイケイケドンドンやし(笑)、来年度5・6年生になるこの学年をどうやって調理していこうかなぁって感じで楽しみです。

今年の5年生は4年生のときから、しっかり頭で理解しながらサッカーをしていくようなタイプの選手が多く、『考えながら』プレーできる選手たちでした。

それに比べ今年の4年生は、どちらかと言うと『全く考えない』タイプ。感覚でサッカーをやる選手が多いので、この先どう化けるか予想がつきません(笑)まぁ5・6年になれば、少し大人になるので(笑)言葉を理解できるかなってあんまり心配していませんけどね(笑)

毎年いろんなタイプの選手がいて非常に楽しみです!

       Coachしみず

23日

  • 2010年12月28日(火)

23日はU−12で伊賀遠征でした。

8チームのトーナメント戦で、大阪のいつも仲良くしてもらっているチームと、毎年一緒に参加する大会です。

例年、大阪の仲良しチームとはいつも下のほう(負けてから試合する)でゲームすることになっていて、下の1位2位が定位置でしたが、今回はなんと(笑)両チームとも勝ってのゲームとなりました。
結果はPKでうちが負けて、勝った大阪のチームはそのままの勢いでなんと優勝してしまいました!

うちも大阪のチームも勝つことが目的ではないので、大体いつも負けてしまうのですが、今回はいつもと同じことをしながら『勝つ』という価値ある結果となりました。
コート2面での大会だったので、決勝戦と同時進行で3位決定戦をやっていたので、決勝戦の内容を観ることはできませんでしたが、決勝戦の相手チームのベンチからの声を聞いていると、『チンチンにやっとるなぁ』というのがよ〜く分かりました。
大阪のチームもめったに決勝という舞台に上がることはないと思いますが(失礼!)、雰囲気にのまれることなく実力を発揮できたことは、自分のチームのことのようにうれしく感じました。

これからもお互い切磋琢磨し、内容+点数でも勝てるようにがんばっていきたいと思います。

Coachしみず

サッカー教室

  • 2010年12月25日(土)

18日の夕方、愛知遠征の帰りにそのままサッカー教室に参加しました。

U−11・12は17:15〜18:45、ジュニアユースは19:00〜20:30で、講師は元日本代表・ジュビロ磐田の吉田光範さん。『ドーハの悲劇』のときの代表選手です。

ジュニアもジュニアユースも約30人程の選手だったので、吉田さんにきっちり観てもらうことができ、大変有意義なクリニックになりました。

両カテゴリーともテーマは『観て、自分で決める』こと。
ジュニアユースのほうは、プラス『ボールホルダーのために選択肢を作ってあげる動き』も強調されていました。
ペルナで言い続けていることでも、少し違った表現方法を使われると新鮮で、選手の心に響いていたようです。

ペルナの選手は非常に積極的で、発言もしていたし進んでプレーの見本もやっていて、なんだか指導者として誇らしい気持ちになりました(笑)

最後に『しっかり夢を持って、その夢に向かって努力しよう』と結んでクリニックは終了しましたが、普段接することのできない偉大な元選手と接して、ジュニア・ジュニアユースの選手共に刺激を受け、また今よりさらにもう少しサッカーが好きになったようでした。
本当に吉田さん、このような経験をプロデュースしてくださった○○先生、そして準備等にかかわってくださった全ての人に感謝です!

      Coachしみず

18・19日

  • 2010年12月21日(火)

18・19日は2ヶ所に分かれて大会に行ってきました。

U−12は愛知遠征、U−10は名張遠征で、愛知は48チームの大会、名張は16チームの盛大な大会でした。

私はU−12のほうに行って来たのですが、U−10のほうの話を聞くと相当おもしろかったようです(笑)

愛知の大会は48チーム・8会場での大会で、ペルナが参加する大会としては最大規模の大会です。

1日目は3チームのリーグ戦のあと順位決定戦をおこない、その会場で1位〜6位を決め2日目はそれぞれ6会場での決勝トーナメントをおこなう形式でした。
1日目を4位で終えたペルナは2日目4位トーナメントに進みましたが、この大会2日目に少し問題があります(ペルナ的にですけど・・・)
2日目のトーナメントは8チームで戦うのですが、決勝に進まない限りは1日2試合で終わってしまいます。決勝を戦う2チームのみが1日3試合やることができます。
1日2試合・・・3試合でもペルナ的には少し寂しいんですが、2試合となると・・・選手は完全に不完全燃焼です。
なので、毎年2日目の目標は『3試合目を戦おう』です。大体毎年2試合で終わってしまいますが・・・(苦笑)
今回も1試合目からPK戦になるという展開でしたが、奇跡のPK勝ち!(笑)
勢いを付けて2試合目に臨みましたが、前半終了で0−1。ハーフタイムに『後半逆転して3試合目を戦おう!』と話をしたら、選手たちは後半開始前に円陣を組んで気合いを入れていました。今まで前半が始まる前には円陣を組んでいましたが、後半開始前に円陣を組んでいる姿は初めて見ました。
『えらい気合い入ってるなぁ(笑)』
その気合いのかいがあってか(?)後半逆転して決勝に進むことになりました。
ただ、決勝と言ってもペルナ的には『もう1試合できる』だけのことで、特別になにかを変えることはありませんから、相手チームの気合いに負けてあっさりやっつけられてしまいましたが(笑)
1−6ぐらいでしたかねぇ・・・(はっきり分かりません(苦笑))まぁ点差ほどの差はないと感じたので全然問題ありませんでしたけど(笑)

今回も選手たちは多くのことを経験しました。
PK戦では緊張で足が震え、『ドッカーン!』と大きく枠を外してしまった選手(笑)、決勝戦という独特の緊張感。
もちろん選手だけでなく、指導者も多くのことを学びました。
決勝では大きく負けてしまいましたが(点数では)、手ごたえも十分でしたし、課題もはっきりしました。そして何よりみんなが笑いながら帰ってこれたことが一番良かったことでした。
これからも『ペルナらしさ』を出しながら、内容・点数共に勝てるようにがんばっていきたいと思います。

      Coachしみず

検証

  • 2010年12月15日(水)

最近、06年ドイツW杯を終えて引退した中田選手の本を読みました。

そこには興味深いことが書いてありました。

『このドイツで日本代表がどんな問題に直面し、何を見失ったのか、その検証だけは忘れちゃいけないと思う。次の戦いのためにね』

07年6月に発刊された本なので、W杯終了後1年たったころの話です。

『自分たちのサッカーをついに実践できなかった今回の経験から、次に目指すサッカーが導き出されるはずだよ。敗北を前へ進むための力にすることが、きっとできる』とも言っています。
4年後の10年W杯南ア大会に向けて、惨敗に終わった06年ドイツ大会直後の中田選手の素直な感想です。

日本人は分析することが大好きです。実際、各世界大会が終わると『テクニカル・レポート』と称して、世界と日本の差、世界に通用していること・足りないことなどを検証してDVDにまとめ、その後の各代表・トレセンでの活動に役立てています・・・。

10年W杯が終わって5ヶ月が過ぎ、日本国民にはW杯そのものが完全に忘れ去られてしまいましたが(苦笑)、中田選手が語ったように、日本サッカー界は惨敗したドイツ大会から4年間、その検証をおこない、南ア大会で実践することができたでしょうか・・・。
確かに直前の合宿地でのトレーニングマッチまでは、実践していたし、しようとしていました。しかし、実際はどうだったでしょう・・・。
ベスト16という結果は残しましたが、それは4年前の検証に基づく強化の賜物だったでしょうか。
みなさんはどう思われますか?

しかし、岡田監督というのは非常に頭のいい、すばらしい監督でしたね。

楽しいの貯金

  • 2010年12月13日(月)

11・12日の2日間、いろいろなカテゴリーでたくさんゲームを楽しみました。

11日はU−12・11、12日はU−9で2日間選手はゲームを楽しんだし、我々指導者は多くのこだわりの指導者と情報交換したり、現状報告をしたりいっぱい話を楽しめました。

U−12・11は、速いプレッシャーのなか、どこまで自分たちのサッカーができるかを見るいいチャンスでしたが、どうしてもプレッシャーのスピードに付いていけず、ミスが増えたりアバウトなプレーが多くなってしまいました。
どこまでいっても『OK!』にはならんなぁ・・・
まぁ完璧じゃないから努力を続けるし、どんどん進化していけるんだと思うし、次が楽しみになってくるんでいいんですけどねぇ(笑)
ハイプレッシャーでも平気でペルナのサッカーができるようになるまで、結局は練習しかないので毎日の練習を積み重ねていくことが大切です。やっぱり少年の指導は『忍耐』です!

U−9は楽しそうにしていましたねぇ(笑)
試合中は口を尖らせてボールを追いかけていましたし、試合の間は砂遊びやGKの練習?シュート練習?に熱中していました(笑)
大会の趣旨がチャレンジマッチだったので、勝ち負けは関係なく順位を付けることもしなかったので(ペルナ的には順位を付ける大会でも同じですけど)、8人制とうたってあるのに9人や10人でやったり、審判もある程度セルフジャッジにしたりとリラックスした雰囲気の中試合は進んでいきました。
指導者はリラックスして観ていましたが、選手は試合が始まると本気モード!1点でも多く取りに行くし、『負けたくない』と顔に書いてがんばっていました。
なかなか試合に参加できない選手もいたので、久しぶりにゲームに出た選手を観て『うまなったなぁ』と感心することばかり。『がんばれる』選手もたくさんいましたし、これからが楽しみです!
U−9は18人の参加だったので、9人の2チームに分けました。
『どやって分けようかなぁ・・・』
ひらめきました!今回は血液型で分けてみました。A型とそれ以外の2チーム。おもしろかったですねぇ(笑)結構性格出てましたよ(笑)

少年のうちにいっぱい楽しんで、『楽しいの貯金』をたくさんしなければいけません。たくさん蓄えておけば、一生サッカーを楽しむことができます。
我々指導者はその貯金のお手伝いをしていきましょう。
それが日本のサッカーの発展につながります。

      Coachしみず

ストライカー

  • 2010年12月08日(水)

『フォワードは、天からの贈り物なんだ。だってそう思わないか。野性的な身のこなしを持ち、どんな状況にあっても攻撃的な精神を忘れず、立ちはだかる敵をかいくぐってゴールを奪う嗅覚を持った人間なんて、決して人工的に作り上げることなどできないよ』

フランスのサッカー誌記者、ヴァンサン・マシュノーという人が言った言葉です。

『つまり私が言いたいのは、才能を見出し、それを結実させることは、人知の及ぶところではない、ということだ。才能を見つけ出しても、怪我で失うこともある。そこには常に運、不運がつきまとう』

天性のストライカーは偶然の産物であると・・・
しかし、こうも言っています。

『しかし、人材を見つけ、育てることを諦めるわけにはいかない。なぜなら、そのことが国のサッカーの行方を左右するからだ。贈り物はどの場所にもたらされるか、どこで育っているかわからない。だからこそ、小さな子どもたちの教育が大切なんだよ。大人たちは、幼いころから才能を見極め、その才能が間違った道を進まないように教育しなければならない。それが未来のサッカーのためにできる最良のことだ』

子どもたちがサッカーを始める最初の指導者、ジュニア年代の指導者として大いに考えさせられる文章です。

小学生の指導者は、何も知らない真っ白な子どもを、サッカーの世界へと導いていきます。
小学1年からチームに所属すれば、他のどのカテゴリーよりも長い6年間もの間一緒に学ぶことになります。

『世界に通用するストライカーが釜本以来出ていない』

という事実を、少年の指導者はどう考えますか?

       Coachしみず

個人の技術

  • 2010年11月30日(火)

27・28日も多くのこだわりのチームとゲームを楽しむことができました。

指導者が個性的な人ばかりなので(笑)、自然とその指導者が指導しているチームは個性的なチームばかりです(笑)。
特に夜の指導者は超個性的で、昼間の顔とは違った顔が見えて大変楽しく過ごせました(笑)。

今回も非常に『細かい』部分のこだわりについての話が出ました。なかなかグランドで分からないことも、夜ゆっくり話を聞いてみると『なるほどなぁ』と思わされることが多くて、毎回勉強になります。

2日間集まった指導者たちは多くの細かいこだわりを持っています。それもびっくりするほどの(笑)
ただ、その全てを選手に伝えるかどうかは、その指導者の考え方一つです。知っていることを全て伝えるのも一つの方法。知っていてわざと伝えないのも一つの方法。選手によって伝えたり伝えなかったり・・・
そんなところにも指導者のこだわりが見え隠れして勉強になるし、おもしろいです!

今回特に思ったのは、やっぱり『個人の技術が大切』ということ。
6年生の残りも少なくなり、ますます選手が成長していくのを観て、『個人の技術なくして、グループ・チームの形はできない』と強く思いました。逆に言えば、個人の技術がしっかりしていれば、どこのチームに行っても対応できるということ。

今回集まった全てのチームの選手が、以前見たときより確実に成長していました。もちろん、ペルナの選手も成長しています。
後何回同じチームとゲームできるか分かりませんが、6年生の最後まで競い合って技術を高めていきたいと思います。

      Coachしみず