親友

  • 2007年10月05日(金)

昨日、昔からの友達と一緒にサッカーをしている夢を見ました。

朝、久し振りにメールを入れると「俺も電話しようと思っとったところや」という返事。
普段は少し離れているので年に数回しか会うことはできませんが、定期的に連絡を取っている親友です。
中学のときからの友達でいつも一緒に悪いこと(?)をしていた仲間です。
高校は私は四日市工業、友達は四中工。2年・3年の高校選手権では2年連続三重県大会の決勝戦を戦って、2年のときは四日市工業が3年のときは四中工がそれぞれ勝利し、選手権出場を果たしました。(2年のとき私は補欠でしたが・・・)
その後、友達は関東を経て関西へ、私はずーっと地元でと別々の道を歩んでいます。

他にも何名かは「親友」と呼べる友達もいますが、全てサッカー関係者です。もともと子どものころから一緒にサッカーをやってきた仲間ばかりです。子どものころの友達がいまでも大切な友達・・・

ペルナでサッカーをやることによって、サッカーの技術を付けることはもちろん、一生サッカーに何らかの形でタッチしている「サッカーファン」になって欲しい。
そしていつまでも一緒にバカなことができる「親友」・「仲間」作りをしてもらいたいもんです。

その友達がポツリと一言。

「また一緒にサッカーやりたいな」

     Coachしみず

横顔

  • 2007年10月04日(木)

3日は4年生以下の練習でした。

やっぱちびっ子はおもろいわ〜。
練習が終わってみんなが帰っていき、残り数名となったところで1年生の選手が歩いてきて
「コーチ、タオル落ちとった」
「名前ないの?」
「ない」
そう言うと自分のかばんを下ろしなにやらごそごそ・・・
「僕のかもしれん」
な・なんやねん!
しかし、その選手が帰った後にはタオルが・・・
手に取って見てみると「○○○(名前)」お前のとちゃうやんけ!思わずツッコミを入れてしまいます(笑)

うちのチームは7人年長児がいます。
その年長児や1・2年の選手はなかなか上手くボールを扱えません。
ましてリフティングは5回以内いつも2〜3回で落してしまいます(2年生で1000回超えている選手もいますけど)
それでも落しては拾いを繰り返し、一所懸命やっている横顔を見ると、その選手が将来サッカーが巧くなることを確信します。
いつまでも元気で楽しくボールを追い掛け続けてくださいね。
    Coachしみず

夢先生

  • 2007年10月03日(水)

以前もこのコラムで紹介しましたが、この4月からJFA(日本サッカー協会)が「JFAこころのプロジェクト」の活動として「夢の教室」を始めました。

「夢の教室」とは、現役のサッカー選手やOBが小学校5・6年生の教室で「夢先生」として教壇に立ち、プロサッカー選手になる「夢」を実現した体験を語り、「夢を持つ」ことの大切さを知ってもらう活動です。

内容は1限目は体育・2限目は教室で「夢」を話して、すでに約50回程開かれているそうです。
話の授業では「夢先生」がどうやって自分の夢をかなえたか、それまでの道のりはどんなだったかなどについて語ります。
サッカーができる学校を探し、どんな遠距離でも通う。
入学に学力が必要なら必死に勉強する。
両親を説得して下宿する。
プレー中大けがをしてしまったこと。そして、その激痛に耐えて治療し復帰するまでのこと。
過酷な練習。
試合にでれない日々、等々。

「夢はプロ選手になりピッチに立つこと」 

悩むこともあるけれど、絶対にくじけない。

やがて「夢」がかなう。

夢先生は教えの素人です。
子ども達に上手く伝えることはできなかったかもしれませんが、夢をかなえた者の、夢をかなえる努力をした者の真の心は子どもたちに届いたことでしょう。

ペルナの選手のところにも「夢先生」こないかな?
ペルナの選手から「夢先生」でないかな・・・
    Coachしみず

雨の日のゲーム

  • 2007年10月02日(火)

30日のゲームについてもう少し・・・

当日は雨でグランド状態が悪く、思うようにボールが運べませんでした。その中でもなんとか「ペルナらしさ」を発揮しようと、必死に選手たちはプレーし続けたのですがやっぱり思うようにいきません。

そこへボール扱いには定評のある「A」チームが登場。
魅せてくれましたねぇ〜。
グランドの状態が悪いから上手くボールが運べないのではなく、単に技術不足であることを思い知らされました。

普通にボールを扱われ、簡単に2人・3人の間を割られます。
やっつけられましたねぇ〜。
遊ばれました。
選手・指導者共に勉強になりました。

いろんなチームからいろんな技術を学び、それにペルナの色を混ぜて、どんどん成長していきたいなって改めて思った「雨の日のゲーム」でした。
    Coachしみず

雨天決行

  • 2007年10月01日(月)

30日は全員対象のゲーム予定日でしたが朝から雨が降っていました。
グランドが雨天使用可だったのと、遠方より複数チームが来てくれるのとで予定通りゲームを行いました。

ペルナの多くの選手は雨の中で試合をした経験がなく(特にちびっ子)始まるまでは不安そうでした。
「寒いな」「汚れる」などと口で言いながら、泥をはねさせないようにゆっくり走ります。そうこうしているうちにゲームが始まりました。

「いけーっ!」

さっきまでの上品さが嘘のように水しぶきを上げて走りだします。

「ベチャーン」

足がひっかかってこける選手がいます。ユニフォームも顔までもドロドロになります。
ハーフタイムに帰ってきた選手の顔つきがさっきまでとは違います。人数の都合上前後半選手は総入れ替えだったんですが、明らかに「もっとやりたいな」オーラが出ていました。

前にもこのコラムで書きましたがサッカーは雨では中止になりません。
なかなか普段から雨降りにゲームをしたり、外で遊ぶことのない子ども達はいい経験をしたんじゃないかなって思います。

雨の日は普通の日以上に疲労します。
「大分子どもが疲れているので、バスじゃなくて自分の家の車で帰っていいですか?」
そんなちびっ子選手が続出!
「どうぞ。いいですよ」

車の中で、また家に帰ってから選手達は今日のゲームの感想をどう話したのかな?楽しかったって言ってたかな?コーチ達は観ていてめっちゃおもしろかったよ(笑)
    Coachしみず

新技

  • 2007年09月29日(土)

先日、火曜日の練習で新しい技をやってみました。
さすが中学生、すぐにコツをつかみます。それに対して小学生はなかなか上手くいきません。それでも必死に中学生についていこうとします。
中学生のほうは形がさまになってくると「コーチ、コーチ、見て見て」「こんな感じやろ」とアピールしてきます。中学生がつかんだコツを分かりやすく小学生に伝えるのがコーチの仕事です。小学生の練習している中に入って行き「こんな感じやな」と言いながらゆっくりやってみせます(正しくは“速く”できないのですが・・・)そうこうしている間に中学生はシチュエーションの話をしています。
「DFがこっちにおるときに、こうやろ」「ゴールがここにあったら、こうDFをかわしてシュートやろ」
時にはミスが偶然にアレンジを生み出します。
時間を忘れてあーでもない、こーでもないとやっています。

「そろそろゲームやろか」コーチの声でチーム分けをしてゲームが始まります。早速先ほどの技をやってみる選手がいます。予定通り失敗しました(笑)
本当に楽しそうです。
これがサッカー本来の姿かな。
上手い年上のマネする下の選手。
上の選手はいろいろ考えて技を編み出していく。
失敗を繰り返しながら成長していく。

いつまでもこんなサッカーを続けれたらいいなって思いました。
Coachしみず

しごき

  • 2007年09月28日(金)

サッカーの話ではありませんが、今「相撲界」が揺れています。

某横綱の母国での「サッカー事件」よく訳の分らない事件で、現在も母国で治療・療養中です。
以前には「八百長事件」っていうのもありましたよね。
そして今回の「新弟子リンチ死亡事件」 17歳の少年が1人亡くなっているだけに大きな問題になっています。
角界には新弟子にけいこを付ける「かわいがり」というものが存在していて、その「かわいがり」には2種類あるそうです。1つは1人の弟子に集中的にけいこを付けるもの。もう1つは脱走などの罰としておこなうもの。前者はある意味トレーニングになるのでしょうが(私は認められませんが)後者はリンチ以外の何物でもありません。
関係者は社会のルールを教えるためや、しつけのためと言い訳していますが、まともな団体なら脱走する前に話し合って辞めることができたんじゃないでしょうか?まったく話になりません。

サッカーの世界はどうでしょう。それこそ昔は根性・根性の時代でした。
夏休みは9時から17時まで練習。昼の1時間と午前・午後に1回ずつ休憩があるだけで、それ以外に水を飲むことは許されていませんでした。よくトイレに行って手洗い場の水を飲んだものです。先輩も怖かったし理不尽なこともいっぱいありました。

最近とはほぼ正反対ですよね。今はある程度短い時間で集中してやるのが当たり前になっています。だらだら長くやっても疲労がたまるだけでトレーニングの成果は期待できません。

自分の学生時代を思いだしてみると・・・あんまり楽しかった思い出はないなぁ。楽しかったのは少年の1時期と高校の1時期だけかなぁ。人間関係もいろいろ難しかったし・・・

ペルナでは何よりみんなが楽しめるようにしたいですね。
   Coachしみず
PS 大切な自分の息子さんをリンチで亡くした親の気持ちを考えると許せない事件ですね。

aleglo行事

  • 2007年09月27日(木)

23日はアレグロのバーベQ大会でした。

大人は10時集合で準備、子どもは9時集合で恒例の「芝生裸足サッカー大会」ドンドンドンパフパフ!!
全学年が混じってのミニゲーム大会です。
やっぱり芝生は気持ちいい!全員裸足でボールを追い掛けます。そこへチビッ子(年少さん)が乱入です。ゴールはボールを2個置いてあるだけ。ラインもなければ色分けもありません。もちろん審判もいません。1点交代の勝ち残りです。盛り上がりましたねぇ〜。これぞストリートサッカーって感じでした。

その後、場所を八風キャンプ場に移してのバーベQ大会。
モリモリ食べて、モリモリ飲んで(?)川遊び!ええ、服のまま潜らせてもらいましたよ。水は相当冷たかったです。ここでも子ども達は疲れ知らず。全身が冷たくなって唇の色が変わってましたよ(笑)

本当に楽しい1日でした。
     Coachしみず

プロになる可能性

  • 2007年09月26日(水)

サッカーの本で題名に魅かれて買った本の中にこんな記事がありました。

「プロの選手が小・中学・高校年代をどんなふうに過ごしたか」について書かれたものでした。
ほとんどの選手が小学生からサッカーを始めています。プロになったような選手の少年時代なので、それこそ朝から晩までサッカー漬けの毎日かと思いきや以外にも結構・・・

ある選手は真剣に野球にしようかサッカーにしようか迷っていたとか。
またある選手は、親戚に誘われたけどその親戚が嫌いでサッカーも嫌いだったとか(苦笑)
高校サッカーの2大大会「インターハイ」と「高校選手権」の両方に一度も本大会出場していない選手。
小・中学と小さく、よくふっとばされていた選手。
様々な選手がいて中には高校生位まで自分がプロになるなんて思ってもいなかった選手もいたようです。

しかし、よくよく読んでいくとプロになった選手達には共通点があるようです。大小にかかわらず、自分の立てた目標をクリアーするべく努力を惜しまないこと、根本的にサッカーが好きでサッカーを楽しんでいたこと。この二つは全ての選手に共通しているようです。

この本の中で最も印象に残っている部分を・・・

「『サッカーを好きという気持ちは誰にも負けない』と思える人は、それだけでサッカー選手としての一番の才能を持っている。その気持ちを持っていることが、少々身体能力が低くてもプロになる可能性を高めているということだ」
    Coachしみず

運動の強い子

  • 2007年09月25日(火)

22日はペルナに所属するほとんどの選手が運動会でした。
毎年2つの小学校を行ったり来たりしているのですが、今年はPTA役員に当たっていて1つの小学校から動くことができませんでした。
ペルナの選手達はみんないい顔で運動会を楽しんでいましたよ。特に徒競争では1つでも順位を上げようとみんな必死でした。
幼稚園・保育園の選手も来年入学予定なので「旗取り」に参加しに来ていて「あっコーチや!」ってたくさん声を掛けてくれてうれしかったです。

先日の中学校の体育祭は仕事で行けなかったのですが、聞く所によるとペルナの選手は大活躍!さすがペルナの選手は体を動かすことは強い子ども達ばかりです(勉強は・・・)

サッカーだけでなく、他のスポーツ・いろいろな行事、それに勉強も全力で取り組める、そしてすべての面においてクラス・学校でリーダーシップがとれる選手になってもらいたいものです。
    Coachしみず