20日はU−11・12で大阪に行ってきました。
いつもの仲良しチームとごちゃ混ぜミニゲーム大会を楽しみましたが、そこにもう一つの仲良しチームから2人合流して、3チームでのごちゃ混ぜでミニゲームをしました。
今回はゲームの内容ももちろん重要でしたが、それ以上に大切なことは『コミュニケーションを取って友だちを作る』ということでした。
チーム作りのルールは一つ。
『必ず2チーム以上の選手が一緒になってチームを作ること』
後のルールは子どもたちが自由に決めます。
着替えが終わるとあちこちで、
『こっち2人来て!』
『こっちこっち!』
『(一緒に)やろ!』
などの声がしています。
すぐに8チームに分かれてビブスを着てスタート。
我々指導者が見ていても分かりませんが、自分たちで上手く順番を決めてゲームは1点勝負の勝ち残りで進んでいきます。
どうもケガをしてプレーできない選手がタイムキーパーになって、2分を過ぎたら両チーム交代というルールみたいです。
ゲームの間は同じチームでなにやら話をして、コミュニケーションを取っています。
指導者はニコニコ笑いながら『こんなんが大事なんだよねぇ』と言いながら観ているだけ。
2人で参加したチームの選手は最初コミュニケーションを取るのに苦労していましたが、徐々に慣れていったようで後半は笑顔もでていました。
子どもたちはこの先、中学入学時には顔見知りが多くいますが、その先は一人で全然知らない人の中に入っていかなければならないことがあります。
そんな時、すぐに友だちができる人と全然できない人とでは大きく違いが出てきます。
どちらがいいかは言うまでもありませんが、少しでもそのトレーニングになればと今回の大阪遠征は毎年おこなっているミニゲーム大会です。
帰ってきてからのミーティングで、
『上手くコミュニケーションを取ることは、実はサッカーが上手くなるより大事なことかもしれんな』
『次はもっと上手くコミュニケーションを取ろう』
っていう話をしました。
次はもっと上手く友だちを作ってくれることでしょう。
この先、大阪の友だちと高校や大学で一緒にプレーすることがあるかもしれませんよ(笑)
つたえびと しみず
Jリーグの『秋春制』について、日本協会とJリーグの話し合いが再燃しています。
現状は3月開幕で12月閉幕の『春冬制』をJリーグは取っていますが、それを欧州の日程に合わせ秋開幕の春閉幕にしようという『秋春制』への移行プランを日本協会がJリーグに提示しました。
この問題は10年以上も議論されており、08年頃には『サッカーは冬のスポーツ。暑い夏にやるものではない』とする日本協会側と、『冬は豪雪地帯のクラブは試合ができない』と主張するJリーグ側との意見が合わず、問題は棚上げになっていました。
その問題を日本協会側が、13年シーズンを例年通り13年春に開幕し、通常より半年長い1年半の期間で14年春に閉幕し、W杯ブラジル大会を挟んで新しいシーズンを14年秋から始め、秋春制に完全移行するというプランを提出しました。
FIFAはW杯予選などがおこなわれる『国際Aマッチデー(IMD)』を欧州各リーグの日程に合わせて作っているため、日本が欧州の日程に合わせれば、IMDとリーグ戦の日程調整が容易になり、Jリーグ選手の欧州移籍も潤滑に行えるというメリットがあります。
ただ、デメリットもあります。
Jリーグ各クラブは選手との契約を基本的に現状の日程に合わせていて、『○年1月末まで』という契約を結んでいるパターンが多く、13年度のシーズンを1年半で消化するということは1年分の試合で選手には1年半分の給料を支払うことになり、ただでさえ厳しい財政状態のチームにそれが可能か?とか、スポンサーの問題とかクリアーしなければならない問題も山積みです。
まあ私個人の意見としては、いずれにしても欧州の日程に合わせることになるんちゃうかな・・・
欧州の各リーグが世界のサッカーを回している事実がある以上そこに合わせる必要があると思うし、若手の有望選手の多くは『欧州移籍』を視野に入れている現状もあるし、早かれ遅かれそうなっていくことになるでしょう。
新しいことを始めるについてデメリットもあるかもしれませんが、はっきり言って日本はプロ野球がメインの社会なので、『夏は野球』って感じでしょ(苦笑)
その野球がシーズンオフのときにJリーグをバンバンやるってことは、マスコミやスポンサー関係も含めてメリットもあると思います。
是非、前向きに検討してもらいたいと思います。
必ずどこかにチャンスがあります!
つたえびと しみず
13日は5・6年で大阪に行きました。
年間数回ゲームを楽しむ仲良しチームとの試合は、実り多い充実した1日になりました。
細かい部分の修正とか、プレーの精度などまだまだ改善するべき点はたくさんありますが、5月中旬のこの時期にしては例年以上にできているんじゃないかな。
ただ、今の6年が去年の6年と一緒にやってきたことの貯金でプレーしている感じがあるで、よく観ると非常にアバウトな部分が多く、もう少していねいにやる必要があると感じました。
大阪のチームと2チームでずーっとグルグル回しだったので、指導者ともゆっくり話すことができました。
ジュニア・ジュニアユースで数百人が所属するマンモスチームなので、悩みは同じではありませんがそれぞれが今後のチームの発展や姿について意見を交換しあい、多くの刺激をもらえた1日になりました。
大阪・三重と場所が違い、少年のサッカーに対する地域の考え方の違いはありますが、我々指導者が考えることは同じ。
『選手のために』です。
健全な青少年の育成と、日本のサッカー界の将来のために、三重と大阪で刺激を与えあいながらがんばっていこうと思いました。
今回もありがとうございました。
またよろしくお願いします!
つたえびと しみず
12日は3・4年生で奈良に行きました。
8チームを4チームの2グループに分けてリーグ戦をおこない、各1位同士、2位同士、3位同士、4位同士が試合をして最終順位を決める方式でしたが、ペルナは堂々の8位!
大阪の強いチームには0―22というびっくりの結果でした(汗)
まあ結果だけ見れば最下位でしたが、内容的にはよくがんばっていたし、点も入れれたし、22点入れられても折れることなく最後までゴールを目指していたので良かったんじゃないかな・・・
学年が上に上がれば上がるほど身体能力に差がなくなってくるので、今はボコボコにやられていてもいずれはチンチンに回せるように・・・なる予定です!(笑)
子どもたちには『今日はやられたけど6年生になったらやっつけるぞ!その代わりがんばって練習せなあかんで!』って帰ってきてから言いました。
サッカーは足が速いのが強いゲームではないし、でかければいいスポーツでもありません。強い相手にみんなで協力して挑みやっつける。
それが可能なスポーツだと思っているので、将来の姿をイメージしながら努力を続けていくことが大切です。
みんなで今日からまたがんばって練習しよう!
どんなチームにも負けないように!!
つたえびと しみず
昨日、今期第2節が行われました。
先発です。
ゆたか・しんじ・よう・しゅん・ともき・ひであき・なおき・たくや・たかひろ・ゆうと・むつじ
前半、ヒールパスなどで相手ゴール前でパスをつなぎ、ペルナらしさを出しているとたくやがシュート!
1-0でハーフタイムを迎えます。
後半交代 なおき→まさひろ、たかひろ→ゆうだい
後半、相手チームにPKを与えてしまい1-1に。
このまま引き分けかと思っていたアディショナルタイムにしゅんがともきからの絶妙なパスでシュート!
ゴーーーール!!!
2-1で劇的な勝利を収めました!
この日は母の日とあってしゅんはゴールのプレゼントを宣言していたらしいです。
毎回のように応援に来てくれるお母さんに最高のプレゼントになりましたね。
次節は5月27日(日)
霞グランドで12:10〜キックオフです。
応援お願いします!
『体の小ささをハンディキャップととらえるか、それともアドバンテージととらえるか』
こんな書き出しでスポーツジャーナリストの二宮清純さんが、おもしろいコラムを書いていたので紹介します。
昨年7月に行われた女子サッカーW杯を制した『なでしこジャパン』は、後者を積極的かつ建設的に証明しました。
この大会MVPに選ばれたのは澤選手でしたが、司令塔の役目を果たしたMF宮間選手の活躍は外せず、『宮間なくしてなでしこジャパンの世界一はありえなかった』と言っても過言ではありません。
この宮間選手、身長は157cmしかなく、アメリカやドイツの選手に比べ二回りも三回りも小さく感じられます。
その宮間選手には持論があります。
『アメリカと日本との間に “差” はありません。あるのは “違い” なんです』
それは、どういう意味でしょう?
『サッカーにおいてフィジカルは勝てる要因にはなりません。ただ、こちらが負ける要因にはなります。だから屈強な体をつくるトレーニングは必要です。だけど、そうしたトレーニングによって勝利に近づけるかというと、そうではない。勝とうとするなら、違うところで勝負すべきです。私たちは佐々木監督の下、何年もかけて、それを追求してきました。要するにサッカーの質を上げるということです。内容的に上回る努力をせずして、アメリカに勝つことはできないでしょう』
PK戦の末の勝利だったこともあり、宮間選手はアメリカに追いついたとは思っていないようで、名実ともに追いつき、追い越すためには、日本人の特徴を強調したオリジナルなサッカーに磨きをかけなければならないと思っているようです。
つまり、アメリカにもドイツにも真似のできない、世界に二つとないサッカーを目指すということです。
重要なことは日本人の特徴をどう生かすか。
そのためには様々なスピードとスキルアップ、そして頭脳の部分を伸ばしていく必要があるでしょう。
日本人にしかできないサッカー。
オンリーワンを追求するサッカー界と、それを見極めることのできるサッカーファンの目の両立が必要です。
そろそろ育成年代で『勝てばOK』的な見方はマスコミを含めて止めませんか(苦笑)
つたえびと しみず
GW後半もサッカー三昧でした!
3・4・6日は5・6年で愛知遠征、5日は2・3・4・6年で奈良遠征でした。
スカッと晴れた5日の奈良は、初めてバスで遠征に行く選手も含めた多くの人数で1日中ゲームを楽しみました。
6年→4年→3年→6年→4年→3年・・・
連続でずーっと試合があったので、ベンチでおにぎりを食べながらの観戦になりましたが、暑い中選手たちは最後までがんばってボールを追いかけていました。
ただ、最後のほうは暑さもあってバテ気味。
急に暑くなると体調管理が難しく元気にサッカーをしているつもりでも夕方になると身体が動かなくなってきます。
そうなると頭が全然動かなくなってくるので、反応が鈍くなってくるしプレーが “雑” になってきます。
そうならないために、帰ってきてからのミーティングで
@たくさんごはんを食べましょう
Aいっぱい寝ましょう
Bしっかりトレーニングをしましょう
という話をしました。
たくさん食べて、いっぱい寝て、しっかり動いて、『強い身体』を作って、『あいつ暑いのに元気やなぁ』って言われる選手になりましょう。
サッカー選手にとって技術も大事ですが、『元気』っていうことも非常に大切です。
3・4・6日はいつもお世話になっている愛知の “ドン” のところで楽しんできました。
いつもドンの顔の広さには驚かされますが、今回も仙台・埼玉・東京・山梨・静岡・岐阜・滋賀・三重・富山・大阪・兵庫・岡山・広島・・・
みんな覚悟を決めて愛知に集まってきました(笑)
しかし、みんなうまいなぁ・・・
毎年この時期のこの大会に参加しては『もっと練習せなあかんなぁ・・・』って思いながら帰ってきますが、今年も同じでした(苦笑)
『ストレスなくボールを扱う』という部分がペルナはまだまだやなぁ。
そこができないと次のステップに進めない、って言うか何もできないし、『ごまかしのサッカー』になってしまい、選手の将来につながらないということになってしまいます。
この部分が選手の『土台』の部分になるので、この先もっと練習してしっかりした土台の上におしゃれなプレーを構築できるようにしていきたいと思いましたし、そこに気が付けたので収穫の多い遠征になりました。
GWに集まってきた日本のパンチの効いた指導者たちに負けないように、ペルナもがんばっていきたいと思います!
つたえびと しみず