今日は愛知県で練習試合でした。6年生の残り少ないペルナでのゲームです。最近のインフルエンザでなかなか選手が揃わなかったなかで久しぶりにほとんど参加できたゲームでした。
少年のときには、あんなに楽しそうにボールを蹴っていたのが上のカテゴリーになると辞めてしまう選手も出てきたりして、指導者としてはビミョーな気持ちです。それってなんなんでしょうね?いろいろな理由が重なり合って起こることだと思うので一言では言えませんが・・
上のカテゴリーのU先生はこう言います。「最後はサッカーを楽しんでいるかどうかだ」と。
少年の指導をしている人は必ず「サッカーを楽しむことが一番大事だ」と言うと思います。全ての指導者が解っていることであるはずなのですが・・
本当に少年達は楽しんでいるでしょうか?ゲーム中に笑いながらプレーすることが楽しんでいることではないと思います。自分の最大の力を発揮し、必死にやるからこそ楽しめる部分もあると思います。
子どもってどんな時楽しい顔をするでしょう?逆にどんな時楽しくない顔をするでしょう?うちの選手は?うちのサッカーはどこにアレグリア(楽しさ)を感じることができるでしょう?
一所懸命やっていない子どもはいません。個人差のある選手のどこを見てどこを褒めることができるでしょう?選手は褒めなければ笑わないし、育たないと思います。
今日試合した相手の監督さんが「楽しそうですね」って言ってくれました。やり方一つでもっともっと選手を楽しませることができたんじゃないかな?何か一番大切な部分がぼやけているみたいで・・もう一回指導方法を見つめなおそう。選手一人一人が自分の持っている力を十二分に発揮できるよう少しでもお手伝いをしよう。一番最初に指導者になったときってもっと純粋に「子どもを楽しませよう」って思ってたような気がする・・
『おもろいが一番!』もう一度原点に戻って子ども達と一緒にサッカーやろう!そんな気持ちになった一日でした。
Coachしみず
昨日今日の二日間朝明グランドで「Jogo com PERNA」を開催しました。合計10チームが参加しての「練習試合」で大変内容の濃い二日間を過ごさせてもらいました。大阪・兵庫・滋賀・愛知そして三重の松阪・四日市から参加していただいたのですが、その全てのチームがその地区では「濃い」チームばかりで、いろんな意味で「濃すぎる」二日間を過ごさせてもらいました。
今回異常なまでの体調不良で、昨日は8人欠席・今日は10人欠席とすごい状態だったのですが、ぎりぎりのメンバーで今回参加してもらったチームとゲームできたことは非常に有意義な経験となりました。サッカーの基本である個人でのボールの奪い合いの部分を大切にしなければならないことを再度確認させてもらいました。
また明日からもっともっと練習しておもしろいゲームができるように努力します(選手が(笑))
今回遠方はもとより参加してくださった全てのチームの関係者の皆様、本当にありがとうございました。またよろしくお願いします。
Coachしみず
このホームページにはいろいろな感想を書き込める場所があります。「BBS」ならいつでも誰でも、「レポート」ならコーチのしみずに提出してもらえば誰でもOKです。
今回「携帯電話用ペルナサッカークラブ公式エンブレム入り待ち受け画面」を作りました。ペルナSC公式エンブレムをバックに待ち受け画面全面に自分の子どもの写真が入ります。ペルナSCのHPの「レポート」に書き込みをしていただいたかた(匿名でOKです)全員にプレゼントします。詳細はしみずまで。
世界で一つだけの待ち受け画面ができますよ(笑)
Coachしみず
今日U−10に火が点きました。なんのことかと言うとU−10の選手の「サッカー魂」に火が点きました。
今日の練習は最初にリフティングの時間を取りました。4年生のU君が自身の最高記録となる1200回を記録しました。それまでは、4〜500回位で2・3人が競っていたのですが、いきなりぶっちぎりです。それに対して周りのU−10の選手の「サッカー魂」に火が点きました。「絶対おれも1000回やったる」「おれも最高記録出すんや」みるみる選手の集中力が上がっていきます。親や指導者が何回言ってもできなかった(やらなかった)リフティングをこんなにも簡単に集中してやるようになる。そういえば数年前にも同じ状況が・・
そのときも同じように1人が100回できたという噂(本当にできてたんですが)が流れたとたん同じ年代の選手が目の色を変えてリフティングに取り組んでいました。その結果続々と100回超えの選手が出てきました。結局そういうことなんでしょうね。周りがどれだけ騒いでも最後は本人の“やる気”なんでしょうね。そう考えるとおこられ、けなされていては“やる気”なんか起きる訳ないですよね。あらためて「褒めて伸ばす」ことの大切さを痛感しました。
U−10年代がこの先「グッ」と伸びる予感がしてきました(笑)
Coachしみず
2月の3・4日と松阪の「松尾招待」にお世話になりました。私は仕事で1日目は参加できなかったのですが、たいへん有意義な大会でした。夜の懇親会も非常に興味深くサッカーに対する考え方、選手の育成に対する考え方等々、大変参考になったことが多かった二日間でした。
「うちの基本はストリートです」と言い切るあるチームの指導者はミステリアスな部分が多く非常に興味深い人でした。今回参加した全ての指導者がそれぞれに「こだわり」があり“クセ”のある人ばかりです。そんな中で「ペルナらしさ」を出すことは出来たでしょうか?指導者が口で言うことは簡単です。しかし、その指導者の「作品」がグランドのキャンパスにどんな「絵」が描けたでしょうか?
「何でそんなことが出来ないの?」「何でそんなプレーになるの?」等々試合中の指導者から聞かれる言葉です。答えは「指導者が教えてないから」「出来るまで指導者が我慢しないから」・・・
指導を始めて7年目を終えようとしています。「もう一度原点に戻って指導をやり直そう」「勝つのはいつ?どこで?」解っているようでごまかしている部分がたくさんあります。それに気付かせてもらった2日間でした。
松尾の皆さんを始め今回お世話になった人達、本当にありがとうございました。これを機にもっともっとペルナを良いチームにします(笑)
Coachしみず
ペルナのHPのトップページの右の下に「めざせベストサポーター!!」っていうコーナーがあるのを皆さんは知っているでしょうか?
「朝食の摂り方」や「水分の摂り方」などサッカー選手にとって大切なことを“生活面”からサポートするコラムです。
私も学生時代から30歳位までは現役のサッカー選手でした。その後指導の道に入って、自分の子どもも育ててみて、選手を(自分の子どもを)サポートすることの難しさを痛感しました。自分が子どものころの考え方ではいけません。それはサッカーだけではなく、生活面でもそうだと思います。
同じ年頃の子どもを持つ親として、サッカー選手を目指す子を持つ親として少しでも役に立てばという思いのコラムです。是非参考にしてください。そして、このコラムの内容について子どもと話す時間を持ってください。大切な親子の時間を持つことができますよ(笑)
Coachしみず
28日日曜日は6年生にとっては小学生最後の県大会となる「チャンピオンズカップ(マインドハウス杯)」でした。各地区予選を勝ち抜いた12チームが3チームずつの4ブロックに分かれ、14日に予選リーグを戦い、上位2チーム計8チームが28日の決勝トーナメントに進みました。ペルナは予選リーグを1位で通過して決勝トーナメントに進んだのですが・・
6年生の大きな大会は、春から夏にかけての「全日本少年サッカー大会」夏の終わりから秋にかけての「フジパンカップ」そしてこの「チャンピオンズ」の3つがあります。ペルナとしては先の2つの大会はまだまだ全然形になっておらず、当然「勝つ」ことはできない大会と位置しています。チャンピオンズは1年生から6年生までの小学年代の集大成の大会で「勝つ」ことは目標ではありませんが、良いゲームができれば自然と結果も付いてくると考えていました。当然、子ども達には勝ちたい気持ちがいっぱいです。我々指導者も勝たせてあげたい気持ちもあります。しかし、それ以上に6年生の今の段階で、中学生につなげていかなければならない段階で、何ができて何ができていないのか?どれ位のプレッシャーがかかるとミスがでるのか?ミスを出さないためにはどうしたらいいのか?勝利以上に考えなければならないことがたくさんあります。
最後はPK戦になり負けてしまいましたが、外してしまった選手はベンチに帰ってきても涙が止まりません。「泣いてる場合じゃないよ、これで終わりじゃないし、どうしてPK戦になったか?PK戦になる前の30分のなかでやらなければならないことがあったんじゃないの?」話しているうちに涙は止まります。もっともっとトレーニングをしてプレーの精度を上げていかないと中学校になったら通用しません。
長くサッカーを続けるために小学生の今やらなければならないことをもっとやろう、話しているうちに選手達に今やらなければならないことが見えてきます。
今「勝利」という結果は付いてきませんが将来必ず良い選手になると信じています。6年生は残り少なくなってきましたが、少しでも良い状態で中学校に上げたいと考え時間を有効に使っていきたいと思います。
Coachしみず
PS 決勝戦を観ずに隣のコートでブラジル人とゲームをして遊んでいたペルナの選手達。その立直りの早さが素敵です!(笑)
今日は3年生以下の桑員地区との交流試合でした。2・3年生で2チーム作って参加したのですが、この学年(特に2年生)は試合が少ないので今回のゲームは良い経験になりました。普段の練習ではありえないプレーも自チーム・相手チーム共にたくさん出てました。
でもみんなたくましくなったよなぁ〜。うちはこの年代はドリブルしかしないので、いい所で相手の足がひっかかってこけてしまうことがあります。それでも泣かずにボールを追っかけます。必死にがんばる姿に涙が出ます。
点数はボコボコに入れられましたが、局面ではやっつけられたので満足のいくゲームでした。私は今日他に用事があったので最後のミーティングができませんでしたが、もしその場所にいたらこう聞いたと思います。「今日楽しかった人?」
Coachしみず
1月20日・21日の両日、審判部として4年生以下の大会(愛知、静岡、岐阜、三重)に、いって来ました。今回も、審判員がスムーズに業務が遂行できるよう、業務の運営を担当してきました。選手証のチェックや、記録を付けたり、エントリー票の確認等の仕事で、本部席から離れることは出来ず、あまり試合を見ることはできなかったです。本当は、審判員(レフェリー)がやりたかったです。
自分の事は、それくらいにしておいて、今回の、大会は、4年生以下ということで、ドリブルを多く用い、子供らしい面白いサッカーが見られると思っていたのですが、パスが多く一対一の駆引きが少なく、県の6年生大会を、4年生バージョンにした感じです。少し前までは、4年生以下と言うと、団子サッカーが、主流じゃなかったのかなあ?
今では、勝つためのサッカーに変わってしまって面白みがありません。 確かに、東海大会で優勝すると、次は、全国大会に出られるということは、うれしいことですが、何か、忘れているのではないかと思います。4年生は、6年生のミニチュアサイズではないはず。4年生までに、身に着けるべきことがあるはず。
今回の参加チームの中に「J」のジュニアチームもいましたが、周りに人がいうほど、すごいとは、思いませんでした。先日の大阪遠征で見た、新春カップのほうが、よっぽど凄いと思いました。目先の勝敗にこだわって、子供の将来を忘れているように感じられた二日間でした。
来週は、いよいよチャンピオンズの決勝です。ペルナのサッカーを見せて、本当のサッカーの面白さを見せたやって欲しい。
Coachながき
今日はひでコーチに練習をお願いして「チビリンピック」のお手伝いに行ってきました。4年生以下の東海大会で、東海4県の上位4チームが鈴鹿ガーデンに集まり、昨日今日の2日間グループリーグと決勝トーナメントを戦う大会でした。
いろいろなチームがエントリーしていました。1学年に40人以上いるチーム、小さな少年団クラブ、Jの下部チームも出場していました。(我がペルナが以前にゲームしたチームも何チームかいました)
その会場で1日ゲームを観せてもらいましたが・・・
Jの下部はかわいそうですね。どんな時でも「J」っていう名前が付いて回ります。4コートあるなかでもJクラブがゲームしているときは明らかに観客が多かったです。勝って当たり前みたいな雰囲気が流れています。結局、決勝で0-1で敗れ準優勝に終わりましたが・・・
Jリーグの下部組織・ジュニアチームって日本のトップレベルの指導をしているんじゃないでしょうか?日本のジュニアのトップじゃないんでしょうか?負けを知らせるホイッスルと同時に芝生にうずくまる選手達。負けて悔しいのは分かります。4年生の最後の公式戦で、この大会を今までやってきたことの発表の場に位置していたのでしょう。でも4年生ですよ。4年生としてやってきたことを発表してくださいよ。4年生の集大成の場所で「勝ちたい」ですか?勝たなければならない、勝って当たり前のプレッシャーのなかでやってることは本ま大変だと思います。でもそこを前面に押し出してくるのなら「普通のチーム」と一緒ですよね?日本のトップレベルじゃないですよね?当然、相手チームは「J」をやっつけたい、「J」に勝ちたいっていう気持ちで普段以上のモチベーションで文字通り“倒しに”くると思います。「J」の下部組織って“倒す”“倒される”のサッカーを指導してるんですか?4年生に“倒されるな!”って教えてるんですか?「Jを倒したい」っていうチームと同じ考え方で指導したらあかんでしょ。
必死に倒しにくるチーム・選手相手に今練習しているスキル(技術)の部分がどれだけ通用して、どの部分は通用しなかったか?だから明日からどんな練習をするかを考えてやらないと、ユニフォームが泣きますよ。身体能力の高い選手が集まってくるんですから、周りの観る目が特別きびしいでしょうけどあれでは「J」の下部組織、日本のトップのチームとしては私は認められません。もっともっと選手の将来を考えて指導してはどうでしょう?「なんだかな・・・」って考えさせられた1日でした。
Coachしみず