ペルナのちっちゃい選手が上手くなってきています。(笑)
子どもってほんの小さなきっかけで「スイッチ」が入ることがあります。それは私達コーチにも分からないことが多々あります。年齢が小さければ小さいほど「スイッチ」が入ると短期間で選手は伸びます。そのスイッチを入れる手助けもコーチの仕事の重要な一つですよね。もしかするとちょっとした一言だったかもしれない。それはコーチによるものか、親によるものか、先生によるものかはもしかすると本人すら分からないかもしれませんが、「スイッチ」の入っている選手はみな一様にうれしそうな顔をしてボールを追っかけています。楽しくて楽しくてしょうがない!って顔しています。それこそが全てなんでしょうね。
先日もある指導者と話をして出た話なんですが、「我々指導者は選手を育てたなどと大それたことは言えない。選手が育つ環境を与えるだけだ。その環境の中で選手自身がどうするか?何ができるか?でその選手が伸びるかどうかが決まる」まさにその通りだと思います。指導者が育てることができるのなら、一度Jリーガーを育てたらまた育てることは可能ですよね(笑)
与えられた環境と少しの指導(助言)。後は個人の努力・気持ちの持ち方でしょうね。
良い環境を与え、少し「スイッチ」押す、もしくは本人が押しやすいところに「スイッチ」を移動させる。そんなアシストが出来たらと思います。
Coachしみず
11月3日・5日と偶然にも続けて4年生の試合がありました。6年生以外の試合が続くのは非常にめずらしいことでしたが、4年生の選手は楽しんでいたようです。
一般的な4年生のチームはそろそろポジションの理解もでき、少々それらしくなってくるのですが、ペルナではまだ「だんごサッカー」です。当然その「だんご」からボールが出てパスで逆サイドに振られると、到底子どもの足では間に合わず失点になります。だから試合では負けてしまいます。ペルナでは勝てないことを解ってやっています。(勝てないのは点だけですけどね!)
ペルナでは4年生までは完全にドリブルだけで勝負します。個人でボールを持った時に何ができるか?だけをやっています。今いっぱいボールを持ってボールを持つことにストレスを感じない選手を育てようと思っています。ボールを持つことにストレスを感じる選手は、来たボールを「はじく」ことしかできなくて、そんな選手からは想像力が見えず、観ている人を楽しませることはできないと思います。
“観客を魅了できる選手”がペルナのテーマです。
Coachしみず
最近、今まで全然付き合いのなかったチームから試合のお誘いを数回受けました。いろいろな所での招待試合でたまたま一緒になったチームからのお誘いです。うれしいですね(笑)
いつも招待試合で初めてやるチームとのゲームのときは必ずこう言います。「(うちとゲームをして)いいチームやったな、またやりたいな!と思わせろ。そうすれば自然と試合に誘ってもらえる。自分達のゲーム内容で営業してこい」と。
いろんなチームといろんな場所でゲームをすることによって得られるものは非常に大きいです。しかしコーチの知り合いとゲームをするのには限界があります。そこで子ども達の出番です。ゲーム内容で「営業」するのです。そうしてどんどん輪を広げていって子ども達の大好きなゲームをいっぱいやりたいと思います。
Coachしみず
今日テレビでインターナショナルAマッチ「スペインVSアルゼンチン」がやってました。親善試合なのでワールドカップのような緊張感はありませんが、やっぱ本物は違いますね。
アルゼンチンは11番テベスと19番メッシ、スペインは7番ヴィジャと16番(名前は忘れました)が、ガンガンドリブルでしかけます。そのしかけから得点シーンが生まれます。
何気ないターンにクライフターンを入れたり、スペインのヴィジャなんか左サイドを突破して最後のクロスは“ラボーナ”ですよ!!軸足の後ろから蹴るやつです!守ってる側はタイミングが取りずらいんですよね。技術の高さを感じさせられました。
しかし、アルゼンチンもスペインも選手は豊富です。どんどん新しい選手がでてきます。日韓ワールドカップの後ブラジルの人に「ホナウジーニョというすごい選手がでてきましたね」とインタビューしたところ「次のワールドカップにはもっとすごい選手がでてくるよ。だってブラジルではいい選手が地面から生えてくるからね」って言っていたことを思いだします。確かにホビーニョ・カカ・アドリアーノといい選手が出てきています。
自分も数年前にブラジル・アルゼンチンを訪問し、コーチ研修を受けた時にそう感じました。ブラジルはジュニア年代で指導をしているイメージがない。指導しなくても“とんでもないやつ”が潜んでいます。本ま“生えてくる”って感じです。アルゼンチンはそれに比べジュニア年代から指導していい選手を育てようとしているイメージを受けました。でもアルゼンチンも生えてきてますね。最後のほうに出てきたのが若干18歳で代表入り、メッシよりもマラドーナの再来といわれている「アグエロ」です。マラドーナの持つアルゼンチンリーグ出場最年少記録を破った男が、いや少年が今回も出場していました。
やっぱサッカーは南米かな・・みんな若くしてヨーロッパに渡りますがそれにはいろいろ事情もあって・・
ペルナからもすごい選手が出せるよう明日からもがんばろうっと!そんな選手が一人でも出ればOB・その保護者を含め、もっとみんなに愛されるチームになれるんじゃないかなって思います。大阪でお世話になってる「トムFC」にはガンバのトップでゲームに出ている選手がいますしね!
久しぶりに本物同士のゲームを観て幸せな気分になった夜でした(笑)
Coachしみず
今日は5年生のリーグ戦でした。今回は全て5年生でいきました。行きのバスの中は異状にテンションが高く、本ま社会見学の小学生みたいになっていました。
5年生のみで試合に出掛けるのは今回が初めてじゃないかな?みんな本まに楽しそうでした。子どもはやっぱりゲームが好きですね。みんな力いっぱい走っていました。
細かい所にはまだまだ課題が残りますが、全体的には良い内容のゲームだったと思います。これからもっともっと経験を積んで「PERNA]の名を、「PERNA」のサッカーを継承していってください。ま・でも一番は「楽しい」ですけどね。
今日の選手の顔を見ていればとりあえずその部分はOKみたいでしたよ!
PS J君今日で君が天然なのがよーく解ったよ!もっともっとペルナを楽しんでいってね(笑)
Coachしみず
サッカーって本ま難しいですね。
今日愛知遠征にトップチームが出掛けたんですが・・
ジュニア年代は個人戦術が全てだと思い普段から指導しているのですが、今日その部分をズタズタにやられました。1対1にこだわってやってるつもりが1人に2〜3人がやられてしまいました。まだまだですね。
特に5年生はうちのこだわりの部分にもっと磨きをかけなければなりません。もっともっとたくさんゲームをやって経験を積んでこだわっていこうと思います。明日は5年生のリーグ戦があるので、少しでも良い経験が積めるようにしたいと思います。
PS 「まだまだや!」ってことが分かっただけでも今日は収穫ありでした(笑)
Coachしみず
ペルナサッカークラブには小学校1〜6年生と幼稚園の年長児からなる「ジュニア」部門と中学生からなる「ジュニアユース」部門があります。
「ジュニア」部門は大きく「育成」「強化」「普及」からなっています。それに対して「ジュニアユース」部門は各中学校の部活動に所属しながら通ってくる選手ばかりなので、少し感じが変わり「スクール」という形でおこなっています。
「強化」の部分は各中学の部活におまかせして、うちのチームでは「スクール」なので一番に「楽しく」をモットーにやっています。そうは言ってもほとんどがペルナのジュニアのOBなので「楽しく」プラス「様子見」も大きなウエイトを占めています。
中学生になると子どもは非常に不安定な時期を迎えます。肉体的・精神的に急激な成長を見せ、反抗期にもなります。
少年時代ずーっと成長を見てきた選手を中学になったから「知ーらん!」ではあまりにも無責任ですよね。
小学生の時は「コーチ!コーチ!」ってたくさん話しかけてきていたのに中学生になったら挨拶もせずにこそこそ逃げていく。そんな寂しい関係にはなりたくないっていうところから、「ペルナサッカークラブジュニアユース・スクール」をこの4月から立ち上げました。
実際、少年時代週に2回も3回も練習・ゲームをやってきたのに、中学生になったとたんすぐ横をすれ違っても目も合わせない、そんな選手もいました。(ほんとに少しですけどね)そんなふうに中学になったとたんに関係が切れるのがいやで・・八風中の顧問の先生もそこの部分には理解を示してくれているので選手観察・成長観察でジュニアユースをやってます(笑)
扱いが難しくなってくる年代に、「親じゃなく学校の先生でなく気軽に話が出来る近所の大人」って感じの人になれたらなって思ってます(笑)
Coachしみず
今日はペルナのOBが出場する高校サッカーを観てきました。久しぶりの高校サッカー観戦で昔を多少思い出しましたが(笑)
結局高校にもなると完全パスサッカーで、その中でどうペルナらしさを見せてくれるかが楽しみで・・今日の選手もベースはパスサッカーですが所々ペルナらしさを見せてくれました。またぎを入れたり軸足の後ろをボールを通したり。相手と競ったときに少しの足技を入れることができるかどうかが、ペルナらしいかどうかかなって思います。
ペルナの選手はほとんどが八風中学校でサッカーを続けます。(他の地区から来ている選手ももちろんいますが)小学・中学と長い人で9年間一緒にプレーします。まず最初に高校進学で別れることになるんじゃないでしょうか?別々に違うチームでサッカーをしても、プレーのどこかでペルナらしさを魅せてもらいたいものです。それは今回の三重県選手権でも思いました。全然違うユニフォームを着ていても「ペルナの選手かな?」って観てる人に思わせるようなプレーをしてもらいたいです。
今日高校サッカーを楽しんでたみんな!ペルナらしさは出ていましたよ(笑)
Coachしみず
21日土曜日、三重県12地区のトレセンが集まって試合をおこなう「三重県選手権」を観に行ってきました。
ペルナの選手も6年生4人、5年生2人出場予定でしたので「うちの選手がトレセンの中に入ってどれくらいできているのか?どれくらい楽しんでるか?」も合わせて観てきました。十分楽しんでました。ペルナらしいプレーもいくつか出ていてこっちも楽しませてもらいました。
他のゲームを観ていて「指導者の勝ちたい」を感じました。確かにこの大会の上位は東海大会があります。だからといって、せっかく地区内での高いレベルの選手を集めてやっているのに、目標は「勝ちたい」じゃないでしょう。この2日間を通して、トレセン活動を通して少しでも子どものレベルアップに指導者は努めてもらいたいと思った伊勢での大会でした。
Coachしみず
チームに所属する選手も70人を超えるといろいろなことがあります。
最近ある選手が小さい骨折をしました。この週末には三重県の12地区のトレセンチームが地区対抗で試合をおこなう「三重県選手権」があります。その選手も出場予定でした。その選手にとってこの大会がどれほどのウエイトを占めていたかは知りません。でも出たかったでしょうね(笑)
前にもこのコラムに書いたように、このケガをプラスにしてもらいたいです。良いゲームをするためには、良い準備が大切です。大切な試合の前日になって慌てて栄養のある物を摂っても、その日だけ早く寝ても意味はありません。日頃の準備が大切です。
誰も好んでケガをする人はいません。ケガをしてサッカーができなくなって一番寂しい思いをしているのは本人です。お家の人も焦りから決して子どもに感情的に話しをせず、この先長いサッカー人生が待っていることを上手く説明してあげてください。基本は良好な親子関係ですよ(笑)
Coachしみず