13・14日はU−10・11・12で奈良遠征でした。
私が盆休みがないので全然気にしていませんでしたが、巷では『お盆』で帰省や家での行事の関係上参加者は少し寂しいものでした(苦笑)
2日間とも相変わらず暑い日になりましたが、子どもたちは元気いっぱいにボールを追いかけていました。
グランドの周りは山ばっかり!
抜けるような青空に緑の山。
グランドに立つとなんとなく気が遠くなるような不思議な感覚の会場で、ペルナの選手たちはまた一回り大きくなったような気がしました。
1日目はU−12、10ともに5試合ずつあったのでたくさんゲームを楽しむことができました。
2日目はU−12は6試合ありましたが、U−10は3試合しかなかったので、U−10の選手を順番にU−12の試合に出場できるように調整して、2歳上の選手にチャレンジしてもらいました。
子どもって不思議ですよね。
2歳上のチームに入ると遠慮して抑え気味にプレーするのかなって思いながら観ていると全然そんなことはなし!
みんなガンガン向かっていきます!
自分たちの試合より勢いがあったんじゃないかな(笑)
『ちょっとがんばれば届きそう』っていう感覚や環境が子どもを成長させます。
逆にU−11の選手がU−10の試合に出場する機会も設けました。
1歳下なだけですがU−11の選手はプライドを持って自信満々にプレーします。
ここの1歳の違いは実はそれほど大きくないと思うのですが、根拠のない(笑)自信がプレーの余裕を生み安定した力を発揮していました。
なんとなくここにも成長のヒントがあったような・・・
このように『じっくり』『たっぷり』できるトレーニングマッチはめちゃめちゃプラスになります。
これからもちょっと工夫した環境で子どもたちの成長を促していきたいと思います。
つたえびと しみず
試合会場のJ-GREENで懐かしい選手に会いました。このHPのサポーターズクラブalegroのページの集合写真に写っている『原 歩選手』です。
「原選手ですか?」と声をかけ、6年も前のサッカー教室の話をしたら覚えていてくれました。
当時くの一の選手だった原選手。トークショーの中である子が「今までで一番うれしかったことは何ですか?」という質問をした時の言葉が忘れられません。膝の手術をした原選手。リハビリ後、初めてサッカーボールを蹴った時の感触が忘れられないとおっしゃっていました。ゲームの時は終始笑顔でたくさん声を出していた原選手。みんなで一緒にカレーを食べて楽しく過ごした事を思い出しました。
あの日、集合写真の最前列で写っていた小さかった子たちが目の前で試合をしている事を伝えるとびっくりされていました。
現在は選手を引退されて、セレッソ女子のコーチをされているそうです。
雨の中、快く写真に納まってくださった原選手、ありがとうございました。
これからもずっとご活躍をお祈りしています。
ペルナママ
日本代表が国際親善試合で、宿敵韓国に3−0で完勝しました。
日本が韓国戦で3点差以上で勝ったのは過去に一度だけ。
74年の定期戦で4−1で勝利して以来2回目。
3ゴール以上は67年メキシコ五輪アジア予選での3−3の引き分けを含めて3度目。
得点者は香川2点、本田1点。
岡崎と途中で交代した清武が2アシストと代表デビューを華々しく飾りました。
私は練習だったので試合を観ていないのでなんとも言えませんが、韓国は明らかにコンディション不足だったんでしょうね。
もし韓国がホームでこんな試合をしたら・・・
大変なことになったでしょうね(苦笑)
この試合に出場した16選手のうちJリーグ所属の選手は、磐田・駒野、東京・今野、G大阪・遠藤、C大阪・清武、広島・李の5人のみ。
代表デビューの清武には、フランス1部のリール・マルセイユ、オランダ1部のフェイエノールトなど欧州クラブのスカウトが興味を示しており、近い将来には代表全ての選手が海外組になるかもしれません。
日本人選手が海外で活躍することは喜ばしいことですが、Jリーグにとっては寂しいことです。
一昔前に比べ日本人選手の欧州での評価は上がっていると思いますので、我々育成年代の指導者は完全に『世界』を視野に入れて指導しなければなりません。
国内の大会で『勝つ』ことだけを視野に入れていては遅れていくことになってしまいますね。
完勝したA代表に比べ、U22代表は・・・
これまた試合を観ていないので内容については何も言えませんが、この時期になんで『エジプト』なんですかね。
1日から始まったイスラム教徒儀式『ラマダン(断食月)』期間中のため、先発11人中8人が試合当日の午前2時から飲まず食わずだったといいます。
そんなコンディションでまともに試合できないでしょ(苦笑)
他の国は来てくれなかったんでしょうかね。
日本サッカー協会には、スポンサーやお金の問題もあるでしょうが、意味のあるマッチメークをお願いしたいものです。
A代表・U22代表ともに、ブラジルW杯・ロンドン五輪アジア予選に向けて万全の準備をして、なでしこジャパンに続けるようにがんばってもらいたいものです!
つたえびと しみず
時々、調子の上がらないJリーグのチームや監督・選手に対して、サポーターがスタジアムに試合終了後居座ったり、フロントに謝罪を求めたりすることがありますが、あれってどうなんでしょうかねぇ(苦笑)
サポーターとプロ選手・チームはもっと協力体制を取って、励ましあっていくべきだと思います。
誰ひとり『ミスしよう』とか『負けよう』と思ってゲームに臨む人はいません。
一生懸命やった結果、うまくいかなかっただけです。
もちろん選手は応援してくれるサポーターに伝わるような戦い方をしなければなりません。
選手はサポーターの声援からエネルギーをもらい、子どもたちに夢を与えます。
その子どもたちが大人になって、選手になる人・サポーターになって応援する人になっていきます。
そんな繋がりが選手を育て、チームを育て、サッカーを育てていき、日本のサッカー文化になっていきます。
時々、なにかのペナルティーで『無観客試合』というのがありますが、そんなとき選手は決まって『力が出ない』と言います。
選手とサポーターは持ちつ持たれつの関係だと思います。
お互いが協力してがんばりましょう。
1人1人が小さな力ではありますが、大切な役割を担っています。
みんなで選手・チームを育てましょう。
本当の意味で日本を『豊かな』国にするために・・・
つたえびと しみず
南米王者に輝いたブラジルのサントスが、12月に日本でおこなわれるクラブW杯でOBのペレ氏(70)を選手として登録しようとしていると、同クラブのリベイロ会長が明かしました。
同会長は『ペレはサントスの永遠のシンボル。70歳では長くピッチに立つことはできないだろうが、彼がドリブルやPKを蹴る姿でみんなを感動させることができる』などと話しました。
商業的にも大きいことから幹部は乗り気で、あとは監督の判断次第だそうです。
もし実現すればすごいとだと思いますが、ペレ氏を選手登録することによって若手の1人が登録を外されるのであれば、それはマイナスなことじゃないかなって思います。
サッカーの王様ペレの活躍する場は他にあるんじゃないかな・・・
サントスの選手にしてみれば一生に一度あるかないかのチャンス。
ここで活躍すればヨーロッパへの移籍も夢ではありません。
失礼な言い方ですが、お金のために若手の夢を消すようなマネはしてもらいたくないというのが、私個人の意見です。
ペレにはチャリティーマッチに出場してもらいましょ(笑)
そして日本を元気に!!
つたえびと しみず
なでしこジャパンの全メンバーに赤いバラの花が届きました。
届いたのは半永久的に保存できるよう特殊加工された『ブリザードフラワー』で、1輪3000円は下らない高級品。
送り主はなんとキング・カズ(三浦和良:44)で、それぞれにメッセージカードを付けて、海外に所属する選手を含めた全員に届けられました。
沢選手は『一生部屋に飾ります』と大感激。
大野選手は『ヤバイ!カズさまからおバラを頂いてしまった〜』と興奮気味に語りました。
さすがはキングカズって感じですね!
やることがオシャレです!
こんなことが “さらっと” できる男になりたいものです!(笑)
つたえびと しみず
サッカー元日本代表でJFL(日本フットボールリーグ)松本山雅DF松田直樹選手が4日、長野県松本市内の病院で心筋梗塞のため死去しました。
34歳でした。
2日の練習中に急性心筋梗塞による心肺停止で倒れ、集中治療室(ICU)に運び込まれていましたが回復せず、家族に見守られながら息を引き取りました。
『オレにはサッカーしかない。40歳を超えても現役でいたい』
と常日頃から周りの人に語っていましたが、志半ばで訪れた突然の悲劇に、その死はあまりにも若すぎて周囲の人を悲しませる結果になりました。
松本市内の病院には多くの関係者が集まりました。
その多くが『日本を代表するDFだった』と語っているように、松田選手は全年代で日本代表に入っており、各年代別大会・コンフェデ杯・W杯というFIFA主催の世界大会すべてに出場しています。
仙台FW柳沢選手は『自分に正直で、自分の気持ちにうそをつかない選手だった。常に熱いハートを持っていた』と松田選手のことを語っています。
高卒ルーキーのとき所属チームの横浜でミスをして、みんなから責められたとき『井原さんだってミスするでしょ?』と反論するほど気の強かった松田選手は、その発言から時々誤解を招くこともありましたが、16年在籍した横浜、現所属の松本山雅両チームで、彼の存在は大きなものでした。
大変残念な結果になりましたが、彼が横浜・松本山雅に残したものは大きなものがあります。
彼の意思を継いで両チームの選手、サッカー界全体の選手が、日本のサッカー界の発展のためにがんばっていかなければいけません。
心からご冥福をお祈りします。
つたえびと しみず