7日はペルナのジュニア・ユースの選手の多くが所属する中学校の試合を見に行きました。
スタメン11人中ペルナのジュニア出身の選手は10人。
現在ジュニア・ユースに所属している選手は6人。
途中交代で出場した選手もジュニア出身の現ジュニア・ユース所属。
随所にペルナらしさは出ていましたが、イマイチうまくパスが通りません。
ちょっと遅いねんなぁ・・
パスの受け手がもう少し早く動き出さないと・・
20日から中体連が始まり、この中学校は21日に初戦を戦います。
いいゲームができるように、後少しですが協力したいと思います。
まずは明日の練習で少しアドバイスを。
みんながんばれ!!
つたえびと しみず
ブラジルがコンフェデ杯決勝でスペインを3―0で下し、05年・09年大会に続く3連覇、通算4回目の優勝を果たしました。
ブラジルはスペインにボールを回されることをある程度予測していたはず。
一番怖いのは中盤でシャビ・イニエスタがボールに多く絡み、前線にパスを供給されること。
そこをしっかりケアしたのが、17番ルイス・グスタボと18番パウリーニョ。
地味ながら『いい仕事』してました。
DF4人とドイス・ボランチ2人の計6人で守って、前の4人でシンプルにシュートまでいく。
対スペイン、対バルセロナの戦術としては、ぴったりだったでしょう。
スペインはシャビ・イニエスタのところをタイトに押さえ込まれ、ペドロ・マタが焦れて仕掛けるもDFの網に引っ掛かる。
交代で入ったビジャ・ジョーにもパスが供給されず、同じように仕掛けては餌食に。
決定的な前半41分のペドロのシュートがモジヤ頭ダビド・ルイスに阻まれ、後半10分のセルヒオ・ラモスのPKは枠外。
後半終盤、完全にスタミナ切れのシャビ・イニエスタに対し、マラカナンの大観衆に後押しされたブラジルは最後までアドレナリン出まくり。
スペインの完敗でした。
一つにはコンディションの問題があったでしょう。
来年のブラジルW杯の決勝で、万全な両チームの戦いがもう一度見たい!!
コンフェデ杯で優勝したチームは、今までに一度も翌年のW杯で優勝したことがありません。
『マラカナンの悲劇』は『マラカナンの歓喜』に代わるでしょうか。
楽しみです!!(^o^)
決勝後、MVP等の受賞者が発表されましたが、怪しい・・(>_<)
得点王はスペインのフェルナンド・トレス。
ブラジルのフレジと5点で並びましたが、出場時間等でフェルナンド・トレスが受賞しました。
Bブロックはタヒチがおったからなぁ・・(-.-)
フェアプレー賞はスペイン。
スペインは70%を超えるポゼッションができているときは、相手のファールを誘い相手が汚くスペインがフェアに見えますが、決勝のように『やられて』いるときは汚かったですよね(^_^;)
ピケも退場になったし。
なにより素晴らしかったのはマラカナンの雰囲気。
ブラジルのサッカー文化の象徴ですよね(^o^)
たまらんわ(^o^)
つたえびと しみず
ジュニアサッカー(少年サッカー)の保護者向け情報サイト『サカイク』のコラムに中谷彰宏さんが、6/24・6/25アップされた記事が興味深いものだったので紹介します。
24日は『子どもが自立してのびのびとサッカーを続けるために親はどう関わればいい』、25日は『子どもの自立に必要なことは『親の自立』!?まずは見守ることから始めよう』と題して『子どもの自立』について2日間に渡り記事がアップされています。
自分なりにポイントをあげてみると、
・子どもにおんぶにだっこでは子どもの自立は望めない。子どもに寄りかかるのをやめよう。
・親のすべきことはしつけと健康管理。靴のかかとを踏んで一流になったスポーツ選手は1人もいない。
・親の過干渉が子どもたちの成長のチャンスを奪ってしまう。
・子どもが転んだときに親ができることは、抱きかかえて起こしてあげることではなくて、自分で立ち上がるのを見守ること。
などなど、ためになることや、ドキッとすることがたくさん書いてあります。
自分的には、このコラムから子どもの自立に一番必要なことは『親の自立』というメッセージを受信しました。
『親が子離れ』できていなければ『親も自立』できませんよね(^_^;)
再考させられました。
また、興味深いことに『運動能力は遺伝しない。親の習慣が遺伝する』と言ってました。
喜んでいいのか、悲しんでいいのか・・(>_<)
興味のある方は是非ご一読を!!
http://www.sakaiku.jp/m/
つたえびと しみず
世界の壁・・
ブラジルで行われているコンフェデ杯で日本はメキシコと第3戦を戦い、1―2で破れ日本のコンフェデ杯は幕を下ろしました。
普段あんまりサッカーを観ないんですが、今回は日本戦の3試合、ブラジルvsイタリア・イタリアvsメキシコ、スペインvsタヒチなど、結構多くの試合をテレビ観戦しました。
各大陸のチャンピオンに次回W杯開催国、前回W杯優勝国を交えたこのコンフェデ杯は、世界のtopの戦いを観ることができる楽しみな大会でした。
訳の分からない親善試合と違い、アウェーでの本気勝負で日本は何ができるのか?
そして、何をやろうとするのか?
わかったようなわからなかったような大会でしたね(^_^;)
世界のtopに今勝とうとするなら、守備的な戦い方法を選択する必要があるでしょうし、育成年代からそういうサッカーに慣れ親しむべきでしょう。
世界のtop相手にパスを繋いでゴールに向かう攻撃的な戦いをするなら、第2戦のイタリア戦のような『撃ち合い』を挑み、『いいゲームだったが勝てない』を経験しながら力を付けていき、勝てる回数を増やしていく。
そのためには育成年代でも同じサッカーを目指す。
日本中が前者を目指すなら、自分は協力できません。
子どもたちに『夢』を語ることもないでしょう。
後者を目指しませんか。
強いメンタルを持って、『見て楽しい』サッカーを目指しませんか。
間違いなく時間はかかります。
でも、やり始めないと、いつまでたってもできませんけど・・
前回のW杯終了後に同じようなことを言ったような気がします。
あれから何か変わりました?
変えようとしました?
まず、代表監督交代ですね。
根本的な問題はサッカー協会にあるかもしれませんが・・
つたえびと しみず
ブラジルで行われているコンフェデ杯のグループリーグ第二戦、強豪イタリアに真っ向から撃ち合いを挑んだ日本は残念ながら3―4で破れ、最終戦を待たずに予選リーグ敗退が決まりました。
皆さんは、このゲームをどおみますか?
確かに4点取られましたが3点取れたし、パスも繋がって内容的には面白いゲームでした。
でも、勝ちきれない。
いいゲームはするけど勝てない。
ってとこでしょうか。
日本はW杯出場4回というチームです。
しかも『連続4回』です。
王者ブラジルは唯一全大会出場の19回の最多5回優勝。
イタリアは17回の優勝4回。
アルゼンチン15回。
スペイン13回。
・・歴史が違います。
スペインは『無敵艦隊』『永遠の優勝候補』と呼ばれ続け、前回W杯で悲願の初優勝。
後、ドイツ、イングランド・・
いわゆる『世界のtop』と呼ばれる国々に日本は追い付きましたか?
では、セカンドグループではどうでしょう。
オランダはW杯9回の出場ですが、前回W杯を含め3回の準優勝の経験があります。
ポルトガルは5回出場。最高順位は3位ですが、それは1966年に記録しています。
日本は国、協会をあげて急速に力を付けました。
そこは本当に素晴らしいことでしょう。
世界のtopやセカンドグループの国に『もしかしたら勝てるかもしれない』というところまでは来たと思います。
でも『もしかしたら』です。
こっからが難しいんちゃうかな・・
オリジナルな『日本サッカー』を構築するためには、その国の『サッカー文化』が重要です。
それには、まだまだ時間がかかりそう・・
『おしい』からその上の段階に昇るには、今のままでは何かが足りません。
その『何か』を追求していきましょう。
つたえびと しみず
『成長なんか、してなかった』
15日16時(日本時間16日4時)ブラジリアで行われたコンフェデ杯グループリーグ初戦日本vsブラジルは、前半3分のネイマールのゴールで先制したブラジルが、その後2点の追加点を奪い、3―0で圧勝しました。
16日の夜、録画でこのゲームを見ましたが、大きなショックを受けました。
どっかえーとこありました?
『開始直後の失点でプランが崩れた』
『カタールからの長距離移動』
『過密スケジュール』
『本田のけがによるゲーム体力の不安』
言い訳はこれぐらいでいいですか?
ブラジルは明らかに『流して』いました。
それにもかかわらず日本は遊ばれていました。
『攻撃も守備も最後のところは個人の力。個のレベルアップが必要』
聞き飽きました。
今のやり方では、その差は縮まりません。
今の日本の教育方針では、その差は縮まりません。
そこ認めません?
認めたうえで、それでも世界一を目指すのか、それなりの順位を目指すのか、考えません?
前回の南アW杯で岡田監督は後者を選び結果を残しました。
今さらですが、岡田監督は凄いなぁ・・
賢い人やわ。
前者を選ぶんなら育成から変える必要があるでしょう。
今の20代以上では世界一にはなれません。
なぜなら、彼らが育成年代のころのサッカーでは、世界のtopを倒すことはできないから。
今のA代表は『それなりの順位』を目指してください。
次の世代が世界のtopを目指します。
それには育成の指導者の『覚悟』が必要です。
最低でも20年かかりますけど。
観戦後、こんなに絶望的な気持ちになったゲームは初めてでした。
相変わらずザックのメンバー交替は受信できません。
変えられるのは子どものpowerやな。
我々指導者は、子どもの将来と本気で向き合う必要があります。
つたえびと しみず
9日はチーム初の『子どもだけで電車に乗って試合会場へ行こう』を敢行しました。
6年が中心になって4・5年を連れて子どもたちだけで試合会場へ行くことにchallengeしました。
結果は特に問題なし。
前回、電車で試合会場に行ったときは、自分が引率して3〜6年で行きましたが、その時はホームにかばんを置き忘れそうになるなど、小さなトラブルがありました。
今回は、そんなこともなく無事往復できました。
結構子どもたちってしっかりしていますよ(^o^)
朝、券売機で切符を買うときには、下調べをしてきた6年が横で指示をしています。
『まずお金入れて。先に子どものボタンを押す』など。
逆の横から他の子が『これこれ』と言ってボタンを押そうとすると、『待って。自分で押す。覚えやなあかんで』と注意するなど、大人顔負けです(^o^)
『迷うんじゃないか?』
『危なくない?』
など心配なこともありますが、そこは大人が我慢。
やらせてみないことには成長はありません。
分からなければ聞けばいいだけ。
ときには、テンションが上がり過ぎて少し騒がしいかもしれません。
そんなときはおこられればいいんです(^o^)
失敗から学べばいいことです(^o^)
どうしても大人は『子どものために』と先回りしてしまいがちです。
それは本当に『子どものために』でしょうか?
大人が『手間を省く』ことが目的じゃないですか?
注意が必要です。
本当に子どものためになることを考えましょう。
それには、大人の我慢と少しの勇気が必要です(^o^)
つたえびと しみず
4日埼玉スタジアムに強敵オーストラリアを迎えた日本代表は、1点を追う後半46分、MF本田がPKを決め1ー1で引き分け、14年ブラジルW杯出場を世界最速で決めました。
自分はジュニア・ユースの練習があったので、後半からのTV観戦でしたが、内容はともかくW杯出場が決めれたので良かったっていうのが本音です(^_^;)
なんかしっくりこーへんねんな・・(>_<)
後半しか見ていませんが、内容は良かったような気がしていました。
特に左サイド。
香川、本田、遠藤に前田、長友が時々絡んで面白い攻撃ができていたと思うし、右サイドの岡崎も常にチャンスを狙っていました。
しっくりこーへんのは、どうもメンバー交代の辺りからやな(^_^;)
本田のワントップは明らかに機能してなかったと思うし、失点後のハーフナーの投入には幻滅しました。
ハーフナーはいい選手だと思うし、交代で入って流れを変えることができる選手だと思います。
自分が幻滅したのは、あの交代でザッケローニはどんなメッセージをピッチに送ったか?ということ。
どうしても1点欲しい場面であの交代。
メッセージは
『放り込め』
でしょ?
ショートパスとドリブルでいいリズムやったんちゃうかな?
違うオプションはなかったんかいなぁ・・(>_<)
このままではブラジルW杯は勝てんなぁ・・
やり抜いて勝てるようにしないと先はないと思うし、やり抜くために負けることも仕方ないと思うけど・・
やり抜いて負ける経験があるから、どうすればやり抜いて勝てるかが分かると思うんですけど(^_^;)
選手層が薄いんか、固定した起用が層を薄くしとるんか・・
良かったことはW杯出場が決まったことだけ。
ホームで格下(?)に勝ててないしね。
次にやること考えましょう。
ブラジルでは最低ラインが『ベスト8』ですよ(^_^;)
しかし、昨日もTVを見てても素直に喜べへんねんなぁ・・
なんか分析してまう・・(>_<)
楽しめてないわ(^_^;)
ブラジルW杯では内容、結果ともに満足させてもらって、素直に喜ばしてもらいたいものです(^o^)
つたえびと しみず
PS 優勝Tシャツ可愛いなぁ(^o^)欲しい・・(>_<)
昨日のブルガリア戦見ました?
自分は練習があったので、帰宅してから後半30分くらいしか見れませんでしたが、『・・?』って感じでしたよね(^_^;)
内容はよく分かりませんが、良くなかったことは確かっぽい感じです(>_<)
ペルナの関係者や友人の何人かが、現地で観戦したようですが、がっかりして帰ってきたことでしょう(^_^;)
親善試合ですからそれほど問題はないと思います。
それより重要なのはW杯予選。
直前に本田と岡崎が合流するので『なんとかしてくれるやろ』って感じが日本中に蔓延しているようですが、そんなうまいこといくんかいなぁ・・(>_<)
自分が問題にしたいのは、システム云々より選手起用。
海外組が実力的に上なのはわかりますが、それら海外でプレーしている選手のコンディションは本当に上がっているのでしょうか?
自チームでコンスタントにゲームに出ていない選手は、この際外してもえーんちゃうかな・・
日本代表に選ばれる選手ですからうまいのは当たり前で、どうしても勝ちたいゲームであれば一発勝負的な要素もあるので、優先的にコンディションで選手を選んだらえーんちゃうかな・・
帰国早々の『本田頼み』に失敗して、日本中が慌てなければえーのになって心配してしまいます(>_<)
つたえびと しみず
本当に大切なことって何?
19日は久しぶりに聖地でまったりゲームを楽しみました。
あそこでプレーしている子どもたちを見ると、なんかいろんなことを思います。
まずびっくりしたのが最初から妙に仲がいいこと。
『いつ友達になったん?』ってぐらい会ってないはずなんやけど・・
それに、異常なほどハイテンション!!
そのハイテンションなまでの勢いでプレーする中で時々スーパープレーが!!
雨で下がスリッピーで滑ってこけても笑いながらプレーを続けるし・・(^o^)
仲良しチームの中に1人好きな選手がいます(もちろん、仲良しチームの選手・ペルナの選手も全員好きですよ!)
こいつがめっちゃえー顔してサッカーするんだ(^o^)
いつも笑ってるんやけど、ふざけてる訳じゃ無く、本当に『サッカーを楽しんでる』感じ。
ボールを持ったときの顔は、例えて言うなら『止まっているトンボを後ろから行って捕まえようと狙っている顔』
分かります?(^o^)
あの顔見たら、サッカーが上手いとか上手くないとか関係無いわ!!
誤解を怖れずにあえて言えば、少年の指導者の仕事ってあの顔のためにあるんちゃうかな・・
ミスを見つける『粗探し』でもないし、自分の思うように動かして勝った負けたを競う『サッカーゲーム』のコントローラーでもないし・・
現状の育成現場、なんとかならんかなぁ・・
勝った負けたのみを競ったり、そこでのみチームや指導者を評価するんやめなあかんなぁ・・
もちろん、スポーツである以上、勝つために最善の努力をする必要はあります。
でも強いチームがいいチームで、そこの指導者がいい指導者っていう訳じゃないでしょ?
それよりも、上のカテゴリーで活躍する選手がどれだけ出ているかでチーム・指導者を評価する。
もっと言うと、どれだけ多くの選手(チームの主力になっている一部の選手だけではあかん)が、楽しくプレーしているか、うれしそうな顔をしてサッカーしているかで、チーム・指導者を評価してはどうでしょう?
絶対そこやと思う。
そこに少しでも近づけるよう我々指導者は努力し続けなければいけません。
そんな原点に戻れた場所は、やっぱり『聖地』でした。
つたえびと しみず