1年で一番苦手な時期がやってきました。
苦手を少しでも減らすために、去年から『卒部式』を止めてもらいました。
苦手です(>_<)
子どもたちにとって1年の中で最も色々なことが起こる時期です。
入試、卒業、進級、就職・・
進学や就職について少し自分の想いを。
自分の希望する進路が決まった人、自分の希望する進路に決まらなかった人、それぞれだと思いますが、そもそも『自分の希望する』の根拠とは何でしょう?
進学なら『親に言われた』『先生に進められた』『学力的に』など、就職なら『給料面』『休日面』『職種』などがあるかと思いますが、その学校自分に合ってます?その就職先自分に合ってます?
そんなこと『行ってみないと』分かりませんよね(^_^;)
人が羨むような進路でも本人にとって『何か違う』のであれば辞めてしまうかもしれませんし、全く希望していない場所であっても人生最高の『何か』が待っているかもしれません。
よく高校や大学を選ぶときに『将来どうなりたいか?』『そこへ進んで何がしたいか?』と子どもたちに『先を見据える』ようなことを言う大人がいますが、その大人に聞きたい。
『あなたは今の自分を中学時代や高校時代に想像できましたか?』
思うようにいかないのが人生。
希望の進路に進めなくても大丈夫!
『どこへ行くか?』
ではなく、
『そこで何をやるか?』
が大切です。
そこで自分の人生を左右する何かに出会えるかもしれません。
それだけでも、そこへ進んだ価値はあるでしょ?(^o^)
時間は戻らず、やり直しはできないし、時間は無限ではない。
当たり前のことですが、希望の進路に進めなかった人、もう一度再確認してしっかり理解して欲しい。
『時間は戻らず、やり直しはできないし、時間は無限ではない』
君たちには嫉妬するほどの『若さ』がある。
前進あるのみ!
自分の未来を明るくするチャンスは身近な所にあるかもよ(^o^)
Boa Sorte!!
つたえびと しみず
被災地での一コマ。
津波の傷跡ってほとんど残っていませんでした。
唯一残っていたのが、派出所が津波で倒されたこれです。
ここは最大20mの津波が襲ってきた場所です。
現地で20mの位置にある病院に行きましたが、『ここまで津波がきました』って言われても全然想像できないぐらいの高台で、そこから見渡せる湾や風景があまりにものんびりし過ぎていて、逆に胸が痛くなりました。
25日(金)の夜に宮城県に向けて出発しました。
26日(土)が運動会、27日(日)がその予備日に当たっていたので、ペルナの活動を休みにして25〜28日までの間、宮城県を訪問してきました。
今回の目的は2つ。
1つは宮城の強豪『聖和学園』を観ること。
もう1つは『被災地』に行くこと。
1つ目の目的は達成とともに『驚き』を与えてくれました。
Uー16(高1)のルーキーリーグ観戦と高2の練習見学、それに下部組織である『エナブル』のジュニアユースの公式戦観戦とジュニアの練習見学。
一通り見せていただきましたが、特に高校のカテゴリーは『信じられへん』
高校の監督さんには挨拶はさせていただきましたが、直接お話しをさせていただくチャンスは残念ながらありませんでした。
しかーし、隣で他の指導者との話に聞き耳立てまくり!
聖和学園のポリシーの全てを聞かせてもらった訳ではありませんが、聖和学園が聖和学園たる核の部分はなんとなく感じとることができました。
非常に面白い!
勉強になりました!
エナブルのジュニアユースとジュニアも『さすが!』って感じでした。
いろいろと考えさせられたなあ!
もう1つの目的『被災地』
これも違った意味で考えさせられました。
エナブルの代表さんに一緒に回っていただき、被害の大きかった石巻と女川へ。
途中石巻のサッカー仲間『トメさん』と合流し、リアルな津波の様子を現地でお話しいただきました。
本当に心が痛い・・
仕事中のトメさんが『関西(どうも三重は東北の人には関西に入るようです)から被災地を見に来てもらえるなら是非案内させてくれ』とわざわざ合流してくれ、我々では想像てきない話や、マスコミが報道できない話を聞かせてくれました。
トメさんにしろ、エナブル代表の碓井さんにしろ、余分なことは話しませんし、不器用ですが実直な『東北の男』って感じがして素敵でした。
トメさん、わざわざありがとうございましたm(_ _)m
『石巻の勝新太郎』と呼ばせてください!(結構似てました(≧▽≦))
今回、いろいろなことがありすぎて、とてもここには書ききれません。
興味のある人は直接聞いてください(^o^)
ネタ持ってます!(≧∇≦)b
今回もたくさんの方々にお世話になりました。
特にエナブル代表・碓井さん、皆さん本当にありがとうございましたm(_ _)m
つたえびと しみず
昨日の日本代表vsカンボジア代表のゲームを観て、ずーっとモヤモヤしてたんがなんとなく分かった気がしました。
シンガポール戦は観てませんが、恐らく同じ感じで点が取れたか取れなかったかの違いではないでしょうか。
昨日のゲームで、発展途上で遙かに格下のカンボジア代表を相手に、監督・選手は悲壮な顔で必死に戦ってましたけど、あれってなんなんすかねぇ?
海外組を8人も出して、狙いは監督が海外組を見たかっただけですよね?
昨日のメンバーは現時点でのベストメンバーでした。
ただ、あれは『自分たちより格上のチーム』と戦うベストメンバーであって、格下のカンボジアと戦うベストメンバーではありませんでした。
ヨーロッパや南米、アジアならオーストラリアや韓国と戦うときには昨日のメンバーがベストでしょう。
なぜならほとんどの選手がフィジカルに優れていて、技術で劣っている選手だったから。
日本はワールドカップに出場したら、グループリーグで相手チームが『勝ち点3』を計算するチームです。
そんなチームが自分たちより格上のチームに勝つには『守ってカウンター』が近道。
その可能性が高いのが昨日のメンバーでした。
海外で屈強なDFに勝負できる(勝負している)選手が昨日のスタメンだったということです。
日本が世界と戦うために必要なことは守ってカウンターですから、昨日のように引いてゴール前を固めてくる相手に昨日のメンバーでは崩せないのです。
昨日のような相手にどう戦えばいいかのヒントは『宇佐美』が出てきてからあったんちゃうかな。
宇佐美と香川の関係に。
ここらで日本はどっちの道を進むか決めなあかんのちゃうかな。
世界と戦うために、守ってカウンターなのか、ポゼッションをして崩すのか。
守ってカウンターを選ぶのなら、昨日のゲームは勝ったのでOKです。
もっとスカッと勝ちたければ、違うメンバーで戦いましょう。
最初から宇佐美を出して、香川と絡ませ、乾も出しましょう。
相手が格上になったら昨日のメンバーに戻せばいいのです。
ポゼッションをして格上の相手にも貫き通すんなら、メンバーを変えてやり切りましょう。
次のロシアワールドカップは出れないかもしれませんが・・
ペルナSCでは当然後者を選びます。
協会が『日本は守ってカウンターで世界と戦います』って言ってもね(≧∇≦)b
つたえびと しみず
ペルナジュニアユースの選手の多くが所属する中学の中体連地区予選準決勝が21日行われ、0ー0からのPK戦に敗れ夏のイベントは幕が降ろされました。
後一歩のところで県大会出場を逃し、選手たちは非常に悔しかったことでしょう。
選手たちには地区大会を前にした最後の練習日に『どんな結果になっても悔いは残る。しっかり悔いを残しておいで』と言っておきました。
がっつり悔いを残してきたようです(^o^)
中体連の大会に出場するチームが全国に何チームかるか分かりませんが、その中で勝つのは1チームだけ。
負ければ悔いが残るでしょうからほとんどの選手は悔いが残ることになります。
優勝したチームの選手も全員が満足しているとは限りませんから、ほぼ100%の選手が悔いを残すことになります。
それでいいてしょ?
悔いが残るから次の努力をする。
やり残したことがあるから次にチャレンジする。
この大会でサッカーを辞めるのなら別ですが、まだ次のステージが待ってるんでしょ?
だから『悔いを残しておいで』です。
うちの選手はみんな悔いを残してきたようです。
負けたその日の夜のペルナの練習にみんな参加してましたからね。
次のステージに上がる準備をすでに始めた選手たちを見て、安心したし誇らしく思いました(^o^)
みんながんばれ!(^_^)/
つたえびと しみず
『第9回オリニフットサル全国大会』に日韓親善協会・津支部で理事をやってる方の紹介で参加させていただきました。
事前に詳細は何も分からず、『参加させていただきます』と答えたもののフットサルはルールも知らんし・・
大会要綱がきてびっくり!
北海道から福岡まで全国各地から来るやん・・
大丈夫かいなと思っていましたが、当日はそんな心配は全くなし!
それどころか随所に『おもてなし』の心を感じることができました。
内容はフットサルの勝負をするというよりは親善の部分が大きかったかな。
もちろん勝ち負けにもこだわってましたが、最初に主催者の方が言われていた通り『普段あまりサッカーをやっていない子』もたくさんいて、勝敗にこたわりながらもしっかり交流する感じでした。
実はペルナでは以前にもブラジルの子どもたちとも交流をしたりするほど『異文化交流』をすることが大好きです(^o^)
さすが子どもたち。
試合の合間にすぐしゃべってましたね。
『どこから来たの?』
『ここから近いの?』
こういうのが大事やと思うねんけどなあ。
ゲームのほうも勉強になった。
普段あまりサッカーをやっていない選手がたくさんいるにもかかわらず、みんなちょっと身体を寄せて守備してきたり『ちょっとがんばって』くるんだよなぁ・・
そんな選手を相手にうちの選手の技術が微妙に引っかかるんだよなぁ・・
考えさせられました(・_・;)
これからもチャンスがあればドンドンこういうのに参加したい!
夢は海外遠征!
学校では学べない何かがここにある気がしてます。
今回は本当に貴重な経験ができました。
主催者の方に『是非来年も!』と言っていただきましたので、こちらこそ是非お願いします。
お世話になった皆様、ありがとうございましたm(_ _)m
つたえびと しみず
大丈夫か!?新国立競技場
最近やたらと問題になってます『新国立競技場』
大丈夫かいな・・(・_・;)
何より2520億円はかかりすぎやろ?
過去の五輪メーンスタジアムの整備費は、
00年シドニー480億円
04年アテネ360億円
08年北京510億円
12年ロンドン580億円
16年リオデジャネイロ550億円
直近5大会のメーンスタジアム整備費の合計2480億円より高いとは・・
素人が見ても『おかしいんじゃない?』ってなりません?
来年完成予定のガンバ大阪のスタジアムはなんと140億円!!
サッカー専用であるため陸上のトラックがないのと、4万人収容のため新国立競技場よりはだいぶ小ぶりでしょうけど、比べようもないほどの金額の違いは・・
この2520億円、どっから出てくるかと言うと、
国費392億円
JSCスポーツ振興基金125億円
toto109億円
以上合計626億円しか確保できていないという。
文部科学省とJSCが期待しているのが、
toto600億円
東京都500億円
これでも1617億円にしかなりませんけど。
これで『国立』競技場って言えます?
誰が聞いても『えー加減にせー!』ってなりますよね。
なんかまた政府にだまされるよーな気がしてます!
裏でラグビー関係の元総理の思惑がチラチラと・・
この新国立競技場の問題に国民の目を向けといて、他のもっと重要で国民に不利益になる案件を『しれー』っと通してしまおうと考えてるんじゃないかっていうのは考えすぎですか?(・_・;)
つたえびと しみず
なでしこジャパンのW杯カナダ大会が終わりました。
持ち味のチームワークで決勝まで駒を進めることができましたが、強豪アメリカに前半16分までの4失点で勝負あり。
連覇を逃し準優勝という結果でしたが、選手をはじめ監督、スタッフの人たちは本当によくがんばったと思いますし、お疲れさまでしたと伝えたいですね。
前半3分の先制点はアメリカの狙い通り。
ここしがないというタイミングで、練習通りのプレーが、最高のできでゴールにつながった。
まさに『おみごと』
これは仕方ないというか、強豪アメリカ相手ですし、想定内と考えてもよかったんじゃないでしょうか。
前半5分の2点目はある意味アンラッキー。
たまたま当たったボールがえーとこに転がったかな。
前半14分の3点目はDF岩清水選手のクリアーミスとマスコミは報道していますが・・
この件は後ほど。
前半16分の4点目は超ロングシュート。
これも『おみごと』でしょ?
その後2点を返し、反撃ムードが高まり『さあ、これから』ってなった2分後の5点目が痛かった(>_<)
そのまま2ー5で終了。
残念な結果でしたが、最後まで諦めないなでしこジャパンの姿は、美しいものでしたし、感動しました。
気になるのは3点目。
岩清水選手は結局前半33分で澤選手と交代。
まるで失点の責任を問われての交代のような報道をマスコミはしていますが、果たして佐々木監督の真意は・・
決して佐々木監督が『ミスがあったので交代しました』ということはないと思いますし、真意を語ることはないと思いますし、ごくごく親しい友人に話したとしても漏れ伝わることはないと思いますが、小学5年から高校3年までずーっとスイーパー(今ならセンターバック)をやってきたものとしては、あの失点をクリアーミスによるものって言われたらちょっときついなあ。
ゴールを決めたホリデー選手も同じシュートはもう打てないと思うし、ましてやあのプレーが原因で今まで不動のセンターバックとしてなでしこジャパンを支えてきた選手を、しかも前半33分という時間に交代させるっていうようなことは考えられやん・・
まあ、今回の決勝戦はアメリカは上手くいって、日本は何もかも上手くいかなかった決勝戦だったと言えると思います。
当初から言われていたくじ運の良さをしっかり利用して、固く決勝まで進んだなでしこジャパン、本当によくやったと思いますし、キャプテン宮間選手が言う『女子サッカーを文化に』という面では、十分今回の準優勝は役割を果たしたと思います。
さあ、問題はこの先。
佐々木監督の続投は早々と決まっているようですが、個人的な意見を言わせてもらうと『あかんのちゃう』です。
来年2〜3月のリオデジャネイロ五輪アジア最終予選や、その後の本大会に向けて監督を変えてイチからという時間がないことが続投の理由でしょうが、私の見る限りマンネリ気味の停滞感は否めませんし、選手との一体感や信頼関係があったとは思えません。
勘違いしないでくださいね、佐々木監督は本当に素晴らしい監督です。
W杯ー五輪ーW杯と3大会連続の決勝進出なんてそう簡単にできることじゃないですからね。
だからこそ日本協会は『佐々木監督続投』を決めたんでしょうけど、パワーとスピードだけで勝負してきた国がポゼッションと守備戦術を入れてきたことは明らか。
その中で日本がふたたび世界の頂点に立つためには『何かを変えないと』
監督をこのタイミングで変えることによってリオデジャネイロ五輪ではいい結果が出ないかもしれない。
しかし、勇気を持って変えないと前に進めませんよ、協会さん!
とは言っても新しいことに批判的な体質でしょうから、佐々木監督を『総監督』として残し、新しい監督に託してみるのはどうでしょう。
今回の準優勝を『惨敗』と見ないと、世界から置いてかれますよ!
つたえびと しみず