ペルナサッカークラブの『ペルナ』とはポルトガル語で『脚』を意味します。
ここでスペイン語ではなく、ポルトガル語を持ってきた訳は『ブラジル好き』だから。
2001年に指導者研修でブラジル・アルゼンチン・ウルグアイを訪問しました。
ウルグアイは2002年W杯南米予選ウルグアイvsパラグアイを観戦しただけなので(これがまたエグい体験だったのですが)置いといて、ブラジルとアルゼンチの両国ではトレーニングや講習を数日間にわたって受けました。
この滞在が人生を変えるものでした。
アルゼンチンもいい。
しかし、ブラジルは別格。
ブラジルの『空気の流れ方』にはまってしまいブラジル好きに。
以来、ユニフォームのホームは黄青白、アウェーは青白青で統一。
当初はホーム・アウェーともにブラジルから取り寄せ、胸にはブラジルのエンブレムが(もちろん非公式です)
アウェーのユニフォームが送られてくる途中、トランジットのロスで盗難にあい作り直しなんてことも!(ホンマかいな!)
現在はオリジナルになっていますが、ユニフォームにはそんなこだわりがあります。
南米での面白話もたくさんありますので、いつでも聞いてください!
チーム名の由来でした。
『ペルナサッカークラブ』って少し変わったクラブらしいです(指導者はいたって“普通”と思っていますが)
ある保護者の方から、『ペルナの考え方を教えてもらえませんか?』と言われ、『そう言えば昔は保護者の人たちといろんなシチュエーションでいっぱい話したなあ』と思いだし、現状なかなかお話しする機会もありませんので、このコラムで何回かに渡り『ペルナの想い』としてチームの方針・考え方等を紹介したいと思います。
『ペルナには保護者会がありません』
多くの少年のスポーツクラブでは(サッカーに限らず)、『保護者会』なるものが存在し、子どもたちの活動の手助けをしています。
ペルナでも以前は保護者会が存在し、多くの保護者を苦しめてきました(苦笑)
当時の保護者会の仕事としては、
・送迎当番→試合会場への送迎。順番で複数の子どもを乗せての送迎。
・練習当番→指導者が来れないときに練習会場の責任者となる当番。
・お茶当番→試合のときにお茶を作ってくる当番。
・試合時の世話→大会準備等。
・会長、副会長等の役員割り当てと仕事→各種行事の取りまとめ役等。
等がありました。
最初に私が指導者になったときには当然のように保護者の方が交代でこのような仕事をされていました。
半年、1年と指導者をしていくうちに最初は見えなかったことが見えるようになってきました。
『サービス業のため土日に休みが取れない』
『会長の任期が終わったら安堵で寝込んだ』
などなど。
保護者が保護者会で割り当てられる仕事がこなせないために子どもがサッカーできないという状況・・・
『これはあかん』
そこで、少年団だったチームをクラブチームに組織変更し、バスを購入して送迎当番を無くし、練習当番・試合の世話は全て指導者がおこない、保護者会を無くし役割分担を無くし、チーム名を『ペルナサッカークラブ』として再出発しました。
クラブ化したことにより選手数が倍増。
現在に至っています。
『1人でも多くのサッカーファンを作りたい』
選手はもちろん、指導者や審判、サポーター等、何歳になってもサッカーに携わっている『サッカーファン養成』の第一歩としては正解だったのではないかと思っています。
これがペルナサッカークラブの誕生秘話(?)です。
こんな調子でどんどん『ペルナの想い』を紹介していきますので、お付き合いのほどを!
29・30・31日は八風中の中体連・県大会でした。
結果は6年ぶり2回目の優勝!
登録メンバー18人中17人が、ペルナSCジュニアユース所属、もしくはペルナSCのOBという顔ぶれで、懐かしい保護者の方たちとも優勝を喜ぶことができました。
この学年は新チームが発足してから怪我人が多く、なかなかみんなが揃ってプレーすることができませんでしたが、ここへ来て怪我も治り、いい状態で大会へ出場できたことが一番の勝因かもしれません。
この先高校へ進むと全員がバラバラになりますが、子どもの頃からの地元の友達で、少しでも長く一緒にプレーできるといいですね(^o^)
6日からの東海大会でも楽しんで、八風中初となる全国大会への切符を手にしてもらいたいものです(^o^)
みんながんばれ!(^_^)/
つたえびと しみず
23日はペルナのジュニアユースの選手のほとんどが所属する八風中の中体連・準決勝・決勝を観に行ってきました。
今年の3年も思い出深い学年です(^o^)
準決勝を4ー0と危なげなく勝ちきり、決勝を迎えましたが開始1分でコーナーキックからいきなりの失点。
観ていて全く負ける気がしませんでしたが、こういうときこそ『公式戦の魔物』が潜んでいることがあります。
チャンスを決めきれず前半は0ー1。
後半に入り若干のポジション修正をしましたが、なかなかゴールにつながらない。
後半真ん中辺りにやっと同点ゴール!
その後も圧倒的にポゼッションし、攻め続けますがゴールが決まらない。
いやな予感もしましたが、終了1分前に勝ち越しゴール!
このまま終了かと思われましたが、まだゲームは終わらず。
ラストワンプレーのキックオフから相手センターフォワードのゴリゴリドリブルにペナルティーエリア内でたまらずファール。
相手チームにPKの判定。
絶好のチャンスに相手選手あっさりPKを外しタイムアップ。
八風中の地区大会優勝が決まりました。
このPKのときには7年程前の中体連を思い出しました。
宿敵の中学相手に2回のリードを許し、応援する全ての人が祈る中、2度のPKをきっちり決め、八風中を初の東海大会へと導いたきっかけのゲームを。
あのときのPKは入るのが当たり前。
今回のPKは外れるのが当たり前。
そう思える程、今回『力の差』もあったし、サッカーに対する普段からの『思い入れの差』もあったように思えました。
完全に普段からの積み重ねの違いが出ていて、八風中は優勝に値するチームだったと思います。
次は県大会。
しっかり準備して、2年連続出場してから6年程空いている東海大会出場を決めて欲しいものです(^o^)
楽しんでがんばれ!(^_^)/
つたえびと しみず
すごいことになりました。
ペルナOBの浅野拓磨選手が@リオ五輪日本代表に選出Aイングランド・プレミアリーグ・アーセナルに完全移籍が決まりました。
まずリオ五輪日本代表選出。
これすごいことです(^o^)
先日も松本で行われたUー23日本代表の南アフリカ戦を観に行きましたが、日の丸のユニフォームも見慣れた感じになってますし、自信が感じられました。
リオ五輪代表選出に気を取られていたら次はアーセナル移籍!
これもすごいことです(^o^)
現時点でアーセナルでプレーできるのか、最初からレンタルで他のリーグに出されるのかは分かりませんが(通常は日本代表の実績が少ないのでプレミアリーグでの就労ビザがおりない)、どちらにしてもたくにとってビッグチャンスが巡ってきました。
世界のトップレベルを感じて、経験して、一回りも二回りも成長してもらいたいものです(^o^)
松本での試合後に少し話をすることができました。
ゴールシーンについて、『3人いなした(手玉に取った)な(^o^)』と言ったら、『(コーチに)観に来てもらったときにゴールできてよかったです。あのプレーがぼくの原点でペルナで学んだことです』って言ってくれました。
優しい男ですからリップサービスも入っていると思いますが、そうやって言ってくれるとうれしいなあ(^o^)
保育園のころからお兄ちゃんの試合を両親と観に来てた頃を思い出しました(^o^)
本当にすごい選手になりました(^o^)
写真はペルナのペナントに『行け!たく!』と入れて渡しているところです。
『海外(リオ、イングランド)にペルナの魂も連れて行って!』と頼んでおきました(^o^)
海外に行ったら苦しいことも多いと思います。
もしかしたら上手くいかないことのほうが多いかもしれません。
そんなときにペルナのエンブレムを見て、楽しくプレーしていた頃を思い出してくれたら・・少しでも手助けになるかもしれません。
本当にがんばって欲しいですね(^o^)
ペルナからサッカーはもちろん、それ以外の分野でも世界に羽ばたいて行ってもらいたい!
OB、現役、ペルナにかかわった全ての人、みんな感謝を忘れずがんばれ!
ペルナサッカークラブはかかわった全ての人を応援し続けます!
つたえびと しみず
26・27日のJogoで6年生のペルナSCでのゲームが終わりました。
この学年も色々あったなぁ・・
5年生ぐらいに他から移籍してきた選手、他のチームと掛け持ちの選手、色々いましたが最後のゲームでは『ペルナらしさ』が出て、いつまでも観ていたい気分にさせてくれ、なかなか終了のフエが吹けませんでした(>_<)
他のチームからの移籍、掛け持ち、個々に様々な事情があったことでしょうが、子どもたちがプレーできる環境作りとしてペルナとしては上手くいったと思っています。
勝った負けたとか、サッカーのスタイルとか、戦い方とか、なんかそんなもの全てを超越したゲームを最後に魅せてくれました。
感動した(^o^)
選手が『躍動』してたし、何より顔がよかった(^o^)
本当にえー顔してプレーしてました(^o^)
今年の6年生にも色々学ばせてもらいました。
また、保護者の方々にもお世話になりました。
本当にありがとうございましたm(_ _)m
まだジュニアユースもありますので、これからもよろしくお願いしますm(_ _)m
ゲームは昨日終わりましたが、今日もほとんどの選手が練習に参加してくれることでしょう(^o^)
Enjoy Soccer!!
つたえびと しみず
1年で一番苦手な時期がやってきました。
苦手を少しでも減らすために、去年から『卒部式』を止めてもらいました。
苦手です(>_<)
子どもたちにとって1年の中で最も色々なことが起こる時期です。
入試、卒業、進級、就職・・
進学や就職について少し自分の想いを。
自分の希望する進路が決まった人、自分の希望する進路に決まらなかった人、それぞれだと思いますが、そもそも『自分の希望する』の根拠とは何でしょう?
進学なら『親に言われた』『先生に進められた』『学力的に』など、就職なら『給料面』『休日面』『職種』などがあるかと思いますが、その学校自分に合ってます?その就職先自分に合ってます?
そんなこと『行ってみないと』分かりませんよね(^_^;)
人が羨むような進路でも本人にとって『何か違う』のであれば辞めてしまうかもしれませんし、全く希望していない場所であっても人生最高の『何か』が待っているかもしれません。
よく高校や大学を選ぶときに『将来どうなりたいか?』『そこへ進んで何がしたいか?』と子どもたちに『先を見据える』ようなことを言う大人がいますが、その大人に聞きたい。
『あなたは今の自分を中学時代や高校時代に想像できましたか?』
思うようにいかないのが人生。
希望の進路に進めなくても大丈夫!
『どこへ行くか?』
ではなく、
『そこで何をやるか?』
が大切です。
そこで自分の人生を左右する何かに出会えるかもしれません。
それだけでも、そこへ進んだ価値はあるでしょ?(^o^)
時間は戻らず、やり直しはできないし、時間は無限ではない。
当たり前のことですが、希望の進路に進めなかった人、もう一度再確認してしっかり理解して欲しい。
『時間は戻らず、やり直しはできないし、時間は無限ではない』
君たちには嫉妬するほどの『若さ』がある。
前進あるのみ!
自分の未来を明るくするチャンスは身近な所にあるかもよ(^o^)
Boa Sorte!!
つたえびと しみず
被災地での一コマ。
津波の傷跡ってほとんど残っていませんでした。
唯一残っていたのが、派出所が津波で倒されたこれです。
ここは最大20mの津波が襲ってきた場所です。
現地で20mの位置にある病院に行きましたが、『ここまで津波がきました』って言われても全然想像できないぐらいの高台で、そこから見渡せる湾や風景があまりにものんびりし過ぎていて、逆に胸が痛くなりました。
25日(金)の夜に宮城県に向けて出発しました。
26日(土)が運動会、27日(日)がその予備日に当たっていたので、ペルナの活動を休みにして25〜28日までの間、宮城県を訪問してきました。
今回の目的は2つ。
1つは宮城の強豪『聖和学園』を観ること。
もう1つは『被災地』に行くこと。
1つ目の目的は達成とともに『驚き』を与えてくれました。
Uー16(高1)のルーキーリーグ観戦と高2の練習見学、それに下部組織である『エナブル』のジュニアユースの公式戦観戦とジュニアの練習見学。
一通り見せていただきましたが、特に高校のカテゴリーは『信じられへん』
高校の監督さんには挨拶はさせていただきましたが、直接お話しをさせていただくチャンスは残念ながらありませんでした。
しかーし、隣で他の指導者との話に聞き耳立てまくり!
聖和学園のポリシーの全てを聞かせてもらった訳ではありませんが、聖和学園が聖和学園たる核の部分はなんとなく感じとることができました。
非常に面白い!
勉強になりました!
エナブルのジュニアユースとジュニアも『さすが!』って感じでした。
いろいろと考えさせられたなあ!
もう1つの目的『被災地』
これも違った意味で考えさせられました。
エナブルの代表さんに一緒に回っていただき、被害の大きかった石巻と女川へ。
途中石巻のサッカー仲間『トメさん』と合流し、リアルな津波の様子を現地でお話しいただきました。
本当に心が痛い・・
仕事中のトメさんが『関西(どうも三重は東北の人には関西に入るようです)から被災地を見に来てもらえるなら是非案内させてくれ』とわざわざ合流してくれ、我々では想像てきない話や、マスコミが報道できない話を聞かせてくれました。
トメさんにしろ、エナブル代表の碓井さんにしろ、余分なことは話しませんし、不器用ですが実直な『東北の男』って感じがして素敵でした。
トメさん、わざわざありがとうございましたm(_ _)m
『石巻の勝新太郎』と呼ばせてください!(結構似てました(≧▽≦))
今回、いろいろなことがありすぎて、とてもここには書ききれません。
興味のある人は直接聞いてください(^o^)
ネタ持ってます!(≧∇≦)b
今回もたくさんの方々にお世話になりました。
特にエナブル代表・碓井さん、皆さん本当にありがとうございましたm(_ _)m
つたえびと しみず