10日はホームでU-11の試合でした。
グランドの都合で午前中のみとなりましたが、2チームでずーっとやったので結構選手はたくさん試合に出れたと思います。
この学年も良くなってきました(笑)
ここのところ、この学年の選手たちの練習への取り組み方を観ていれば、うまくなって当然!
ボールに触っている時間が多くなっているのがよく分かります。
練習中、ミニゲームで待ち時間がでればリフティングしてますし、いろいろな技にも挑戦しているし、なかなか楽しみになってきました!(笑)
11日は全員で『Jogo com PERNA 2012』(ペルナでは主催ゲームのときは必ずこの名前がつきます)を楽しみました。
いつ雨が降り出してもおかしくない天候でスタートしましたが、結構早い時間(10時頃だったかな・・・)から雨が・・・
選手が弁当を食べる頃には雨が継続して降っていました。
グランドも途中から水浸し状態で寒いしコンディションは良くありませんでしたが、高学年は元気いっぱい!
さすがに低学年は寒さに負けてしまいましたが、多くの選手がゲームを楽しむことができました。
使用したグランドは、水浸しになってもそれほどぐちゃぐちゃにならないので、ボールも転がるし問題なくプレーできました。
内容も良かったです!
本当に今年の6年は伸びました。
飛び抜けて足が速い選手がいるわけでなく、身体がでかい選手もいないし、器用な選手もあまり・・・(苦笑)
ただ、今までのどの年代にも負けない『努力する才能』を持った選手が多くいることは確かです。
下の子どもの面倒も本当によく見るし、他のチームの指導者も驚くほどの成長ぶりです(笑)
性格もいい子ばっかりなのでこの先非常に楽しみで、もっともっと上を目指してやっていくつもりです!!
つたえびと しみず
フットサルの世界でも『キング・カズ』の存在感は大きいようです。
フットサルW杯1次リーグで日本はブラジルに1−4で敗れましたが、ブラジルとはその9日前に親善試合をやっています。
その結果は3−3の引き分け。
W杯本戦に戦うチームと9日前に親善試合をやるっていうのも、あんまり考えられませんが(苦笑)世界一のブラジルと親善試合とはいえ引き分けた日本代表は、そのとき何をどう考えていたのでしょう。
こんなエピソードがあります。
親善試合の後、日本の選手たちは『今日のブラジルのできはどれぐらいだったんだろう』という話をしていました。
『(エースの)ファルカンがでていなかったから』とか『疲労がたまっていた』と話をしていたら、カズ選手が『あれが今日のブラジルの100%だよ』と言ったそうです。
『今日のブラジルがブラジル代表だから』と。
相手の状態がどうとか、自分たちの状態がどうとかではなく、『今日のブラジル代表に今日の日本代表が引き分けた』だけだと。
『次にやるときは、さらに上の100%を目指してプレーすればいい』
日々、100%でプレーしているカズ選手ならではの『重み』のある言葉です。
相手のことを考えてプレーするのではなく、『そのとき自分のできるプレーを最大限発揮する』ことに集中することが大切です。
つたえびと しみず
4日は全員練習でしたが、ひでコーチに任せて私は前日に引き続き、八風中と大阪のチームの試合会場に行ってきました。
他に会場を提供してくれた鈴鹿の中学校と、いつも仲良くしているチームの選手の多くが所属する津の中学校も一緒で、各学校の先生と話をして会場を後にしました。
その後はOBが所属する高校の試合を観に出かけ、元気にプレーする姿に安心し次の『トップチームの試合会場』へと移動しました。
はい、老体にムチ打って出場してきました!
前半のみの出場でしたが、『2人合わせて90歳』の攻撃陣で何度もゴールを目指しましたが、残念ながら2人ともノーゴール。
後半に勝利を託しましたが3−4の敗戦。
敗れはしましたが楽しい時間を過ごすことができました。
1日で、『ジュニア』『ジュニアユース』『ユース』『トップ』と全てのカテゴリーを網羅し、満喫した1日になりました(笑)
つたえびと しみず
3日はU-12が中学生と試合でした。
毎年、三重に遠征に来る大阪のジュニアユースのチームが今年も来てくれたので、八風中と鈴鹿の中学校と大阪のチームにペルナも混ぜてもらいました。
後5ヶ月もすれば6年生は中学に上がるので、この時期に中学生とゲームさせてもらうのはいい勉強になります。
自分たちより『速く・でかく・強い』相手にどんなサッカーができるか?がテーマで、来年の4月には同じピッチで戦うことになる(当然1年からレギュラー目指して!)であろう相手にびびることなく普通にプレーできるか?っていうか、普通にプレーできなければいけないし、局面ではやっつけているところもあったので良かったと思います。
普段からペルナのジュニアユースと一緒に練習している選手も多くいるので『中学生だから・・・』という感覚はあまりなかったように感じました。
これからもチャンスがあれば積極的に中学生とゲームをして、4月からに備えたいと思います。
つたえびと しみず
四日市リーグ第8節が行われました。
対レッツ 本日のメンバーです。
0-1でリードされ前半終了。
やすひろ→よう、のりゆき→ゆうだいに交代
後半 しゅんが入れて追い付くも、すぐに入れられ1-2
だいがPKを決めて2-2
またまたすぐに入れられ、2-3
ようがPKを決めて3-3とするも
終了間際にまた入れられ3-4でホイッスルが鳴りました。
応援ありがとうございました。
次回は12月9日(日)霞グランドで9:30〜
対朝日FCです。
応援よろしくお願いします!!
ある雑誌で『やばい』記事を見つけたので紹介します(笑)
『ロナウジーニョとジダンは何が違うと思いますか?』
質問の主は、当時スペイン・ビルバオで指導を学んでいた倉本さんという人でした。
皆さんはどう思いますか?
その答えを彼の知り合いのスペイン人の指導者はこう答えました。
『フットボーラーとプレーヤーの違いだよ』
彼が言うには、フットボーラーとは文字の通りフットボールを行う人のこと。
その瞬間、その状況の中で、自分がもっともやりたいプレーを実践する選手を指す。
言い換えれば感性やひらめきでプレーする傾向があり、自分の長所を発揮することがベースにあるタイプとも言える。
すなわちロナウジーニョだ。
一方、プレーヤーとはゲームをプレーする人を指す。
相手の出方を観察しながら、ゲームの状況に求められている最善のプレーを選択する選手。
相手が右に来たら左へ行く。
左に来たら右に行く。
やりたいプレーではなく、ゲームの駆け引きの中で必要なプレーをする。
すなわちジダンだ。
どうですか?
おもしろい考え方だと思います。
もう一つおもしろいのが、今回のロンドン五輪の日本代表の選手は圧倒的に『ロナウジーニョ』タイプの選手が多かったと筆者が言っていることです。
日本人自体のタイプ(サッカーに関係なく)は多くがジダンタイプだと思うのですが、ことサッカーになるとロナウジーニョタイプが多くなる。
これはどういうことでしょう。
スペイン人指導者が言うフットボーラーの説明は、日本人の苦手なことばっかりだと思うのですが、結局プレーはそうなっている。
納得できるようなできないような・・・
確かに日本人は『どんなときも自分たちのサッカーをやるだけです』って言いますよね。
不慮のイレギュラーに対応するのは苦手ですよね。
そう考えるとロナウジーニョタイプかもしれませんが、ひらめきや感性って苦手分野じゃないんかいな・・・(苦笑)
私個人の意見は、ロナウジーニョがいいとかジダンがいいとかじゃなくて、両方持ち合わせているのが一番かな(笑)
1/3ロナウジーニョで、2/3ジダン、『ロダン』がえーんちゃうかな(笑)
もしくはチーム内で1/3の選手がロナウジーニョで、2/3がジダンのチームがバランス取れてえーんちゃうかな(笑)
この辺にも日本サッカーの育成のヒントが隠されているような・・・
みなさんはどう思いますか(笑)
つたえびと しみず
日本代表・本田選手の興味深い記事を見つけたので紹介します。
『海外では1度応援し始めた人を、最後までしっかり応援する文化がある。サッカーでも同じ。いい時は祭り上げて、少しでもだめになったら捨てるように扱うのは日本だけ。オランダで、あるチームに実績十分のベテラン選手がいた。ただ、その選手は開幕からしばらくパフォーマンスが物足りなかった。日本だったら「もうあの選手は終わった」と言われたりする。でも、オランダの監督やコーチたちの声は違った。その時聞こえてきたのは「いい選手であることに疑いはない」という言葉。すごく冷静な分析だったと思う。マスコミも「技術のある選手が明日(技術が)なくなることはない」と伝えていた。サッカーの本質を突いていると思った。マスコミも監督や選手も「君たちはあの選手がどれだけ貢献してきたか忘れたのか?」という論調。これこそ、本物だと思った』
この記事を読んだ瞬間、キング・カズのことを思い出しました。
W杯初出場を決めた日本代表に、キング・カズの姿はありませんでした。
初出場を決めるまでの予選を含めた、それまでの日本サッカー界をけん引してきたカズ選手を『衰えた』の理由で、日本中が念願だったW杯出場を、なによりカズ選手自身の念願だったW杯出場を当時の監督・日本協会をはじめ、マスコミを含めた日本中が『カズ・落選』で決めてしまいました。
前回のW杯、直前までは『日本らしいパスサッカーで戦う』と公言していたのに、それでは世界で戦えないと分かった途端に『守ってカウンターサッカー』に変更。
ベスト16入りして日本中が大喜び。
分かった・・・
日本中が『勝てばよし!』なんや。
勝つためには、それまでの貢献度も関係なし。
それまで地道にやってきたこともひっくり返す。
勝てば官軍・・・
本田選手の最後の言葉が身にしみる。
『これこそ、本物だと思った』
『誠実に物事に向き合っていますか?』
『常に自分の考えを持っていますか?』
そして、
『あなたは、本物ですか?』
私は、常に『本物』でありたいと真剣に思っています。
つたえびと しみず
五輪を終えて、陸上短距離界の第一人者・為末さんが書いた記事で泣きそうになったので、その一部を紹介します。
『人生の苦しさとは、努力は報われるとは限らないところにあり、才能を持って生れつくとは限らないことにある。そして人生の素晴らしさとは自分が生まれた環境を受け入れて、今、自分にできることを一生懸命にやることにある。
長い競技人生で、努力と成果が出ないことを繰り返してきた。結局、最後の五輪に出られなかったけれど、今はとてもすっきりした気持ちでいる。人は結果によって努力に報われるのではなく、何かに夢中で努力しているその毎日は確かに輝いていて、それが報酬なんじゃないか。今はそう感じている。
今回いい結果が出なかった選手たちに伝えたいなと思うことがある。君たちは素晴らしい。そして今はそう思えなくても、いつか必ず努力は報われたと自分自身が納得できる時がくる』
五輪が終わって、『勝者』についての記事は多くありましたが、『敗者』についての記事はそう多くなかったと思います。
その中でこの記事はぐっときました。
多くの選手が、考えられないような努力の日々をストイックに送っています。
その中で、結果的に報われる人はごくわずか。
ただ、それは『結果的に』というだけで、本当の『報酬』を得られる、または得られたと感じられる日がいつか必ず来ると信じられる、そんなふうに思える文章で感動しました。
ペルナの多くの選手がプロサッカー選手を夢みています。
結果的になれるかどうかは分かりませんが、間違いなく彼らは『努力する才能』を持っています。
いつも、『すごいなぁ』って思うし、感動するし、そんな姿から我々大人は元気をもらいます。
やっぱり、『子どもに教えている』んじゃなく、『子どもに教えてもらっている』ほうが正解ですね。
我々大人も子どもたちに負けていられません。
がんばりまっせ!!(笑)
つたえびと しみず