ボスニア・ヘルツェゴビナ戦

  • 2008年01月31日(木)

日本代表が30日ボスニア・ヘルツェゴビナと東京・国立競技場で親善試合を行い、後半上げた中澤と山瀬の2得点を守り切り3-0で勝利しました。

ペルナの練習日だったので最後の5分位しかテレビで観ることはできませんでしたが、3-0という結果はまあまあだったんじゃないかなって思います。しかし、両監督のコメントやマスコミの寸評を総合すると、「前半は互角」「後半は日本」っていう感じでしょうか。

国内リーグの選手を中心に来日したボスニア・ヘルツェゴビナの選手は、現在ウインターブレイク中でトレーニングを再開してから10〜20日しかたっていないこと、時差・気候の点などを考慮すると、後半終了間際での日本の得点は明らかにコンディションの差であるといえるのではないでしょうか。

それでも3点取れて無失点であったことは、岡田監督もコメントしていますが、チームとしては非常にいい雰囲気になっているようですし、6日に埼玉スタジアムで行われるW杯アジア3次予選に向けてプラスになったことは間違いないでしょう。

王者ブラジルでさえW杯の南米予選は簡単に勝てません。日本も難しい戦いになるでしょうが是非予選を突破して本戦出場を決めてもらいたいものです。

        Coachしみず

大阪国際女子マラソン

  • 2008年01月29日(火)

大阪国際女子マラソンすごかったですねぇ〜。

3000m・5000mの日本記録を持ち、ハーフマラソンでは日本・アジア記録を持つワコール所属の、トラックの女王・福士加代子選手が北京五輪出場権を賭けて、大阪国際女子マラソンに挑戦しました。

結果は中盤の25km過ぎまでは、2位以下に2分以上の差を付けての独走でしたが、終盤失速し19位に終わりました。

約1ヶ月という短い準備期間と、練習方法はトラックレースのものでマラソン練習は行わず、最長で32kmしか走ったことがなく練習も含めて初めての40km走破。
全てにおいて常識破りの初挑戦は結果的には「失敗」ということになるんでしょうが、私的には大変評価のできる挑戦だったと思いました。

昔の練習方法に「うさぎ跳び」があったように「昔の常識」は「今の非常識」になっていることもたくさんあります。常識を変えていくのは、福士選手のような一見無謀ともとれる挑戦からではないでしょうか?
このレースで福士選手がマラソンに対して興味を以前にも増して持ち、情熱が沸いてきたなら今後のトレーニング次第ではひょっとするとひょっとするかもしれません。

何より驚いたのは4回も転倒したにもかかわらず、直後の顔をTVで見ると必ず「笑って」いるんですよね。
「苦しいときほど笑顔で」が福士さんのポリシーだそうですが、恐らく意識がほとんどなかったであろうあの状態で、笑える精神力は並大抵のものではないと思います。
大きな口がチャームポイントの彼女の「心の強さ」は、感動に値するものでこれからも応援していきたいと思いました。

福士選手のチャレンジを見て自分自身「もっとがんばろう」と思ったし、ペルナの選手がいつも「笑顔」でプレーできるように環境をしっかり整えようと思いました。

        Coachしみず

26日

  • 2008年01月28日(月)

26日はU-10・12が伊賀市へ、U-8が長島町へ試合に出掛けました。

U-8はひでコーチが行ってくれたので、そちらの状況は近々ひでコーチからコラムに書き込みがあると思います。

私はU-10と12の感想を・・・
道路を挟んで2ヶ所に別れた会場だった上に試合時間が重なっていたり、審判をやったりと今回はゆっくり観ることができませんでしたが、雪がちらつく中選手達はよくがんばっていました。

U-10は高い身体能力の選手相手に、「強烈なシュート」を浴びながらもなんとか自分達のサッカーをやろうとしていましたし、U-12は最近練習していることを結構グランドで表現していたと思いました。

しかしまだまだ課題も多く、もっともっとボールを扱えるようにならなければいけないし、1対1の部分ももっとこだわらなければならないし、強く速い相手でもブレない技術を身に付けなければなりません。

これからもたくさん練習して、いろんな経験をして、どんな相手に対してでもグランド上で「ペルナのサッカー」を表現できるように努力していきたいと思います。

        Coachしみず

2010W杯

  • 2008年01月25日(金)

南アフリカが今ものすごく「熱い」ようです。

2010年のW杯を開催する南アフリカを最近訪れた人によると、会う人会う人が「ようこそ南アフリカへ」という言葉を口にし、かつてこれほどまでに歓迎の言葉を聞いた国はなかったようです。
滞在中に観戦した南アフリカのリーグ戦でサポーターは他国のサポーター以上の盛り上がりをみせ、南米やヨーロッパのサポーターさえもおとなしく感じるほど熱狂的なようです。ゴールが決まったあとの歓喜のダンスが5分以上続く光景はアフリカでしか見ることができないと言っています。

熱烈な歓迎ムードがあり、熱狂的なファンがいる。そしてスタジアムを離れればテレビや雑誌でしか見たことのない大自然が広がっている。治安面での不安や様々な問題を残しながらも、どんなW杯となるのか非常に興味深いところです。

        Coachしみず

フーリガン

  • 2008年01月24日(木)

イタリアセリエA(イタリアプロサッカーリーグの最高峰。JリーグでいうJ1。)の人気チーム「ローマ」のサポーターと、同じく「カターニャ」のサポーターとの間で試合開始前に暴動が起こり、カターニャのサポーター3人が刺傷する事件がありました。

これによりイタリアの反フーリガン組織は、1/23におこなわれるイタリアカップ(イタリア杯)準々決勝第1戦のサンプドリア戦でのローマサポーターの入場禁止を発表しました。

毎年起こる悲しい事件ですが、「フーリガン(暴力的な行為を行うサッカーの応援団・サポーター)」の暴力行為は、単純なサッカーの応援形態という問題だけでなく、国によっては失業問題や民族、人種、宗教間の対立など様々な問題が根底にあるようです。

フーリガンには大きく3つの種類があるといわれています。
1つは試合の観戦が目的ではなく、暴れることそのものが目的となっている者。
もう1つは自分は暴動に加わらないが、騒ぎを煽る者。
さらにもう1つは自分から騒ぎを引き起こすことはないが、他人が騒ぎ始めればその場のノリでそれに加わる者(アルコールが入っている場合が多い)と分類され、特に1つ目と2つ目のタイプは警察から厳重にマークされているようです。

昔から死者を出すこともあるフーリガンの暴動には、人種差別などの直接サッカーに関係のないものが、引き金になっているものも多いとなると、スポーツって何がなんだかよく分からなくなります。

7年程前にパラグアイで「パラグアイ対ウルグアイ」のW杯南米予選を観戦したことがあるのですが、小さい「暴動」のようなものはスタジアムの内外を問わず起こっていました。
ゲーム観戦中にもかかわらずガラスの割れる音や、レンガが目の前を飛んでいったり、頭から血を流して医務室に運ばれる女性がいたりと、とても試合観戦に集中できる状態ではありませんでした。

それを思うと日本のJリーグや代表の試合を観戦する日本のサポーターのマナーは大変良く、安心してスタジアムに向かえることは世界に誇れることだと思います。

ペルナのベストサポーターである保護者・関係者の皆さん、良い観戦マナーでペルナを応援してください。選手たちにものすごい「勇気」と「パワー」を与えることになります!!

       Coachしみず

ゲームという指導者

  • 2008年01月23日(水)

最近つくづく「ゲームって選手を育てるなぁ」って思います。

普段からどうしてもゲームはU-12が多くなってしまうんですが、時々他のカテゴリーのゲームも入ってきます。
U-12以外のカテゴリーだと比較的多いのがU-10。
これから年度末にかけてはU-11が多くなってきます。
U-11は来年度に向けて活動が増える訳で、その理由の1つに「全日本少年サッカー大会」の県予選が4月末から始まるところが多いからというのがあげられます。
ペルナはこの全日の予選をまったく気にしていないのでU-12を最後まで引っ張りますが、他のチームはどうも「勝ちたい」ようなのでU-11の活動が増えてきます。

ペルナでは選手の人数の都合上いつも下のカテゴリーの選手が上のカテゴリーのゲームに参加します。時には2つ上のカテゴリーに参加することもあります。
そのゲームではなかなか下のカテゴリーの選手は通用しません。少しでも「やらせて」もらえればまだマシですが、まったく「やらせて」もらえないこともあります。
そうすると選手はくやしい思いをした分練習にはげみます。一番分かりやすいのは「ボールリフティング」です。
ゲームに出場してくやしい思いをした選手の中で急にボールリフティングが上手くなった選手がいます。「努力してるんだな」って感じる瞬間です。

やっぱり選手はゲームが好きで、楽しみたいから上手くなりたくて、上手くなりたいから練習する。結局「ゲームが選手を育てる」ってことになりますよね。

これからもどんどん上手くなっていくようにたくさんゲームしたいと思います。

        Coachしみず

セリエAの実状

  • 2008年01月22日(火)

ちょいワルおやじの代表「ジローラモ」さんが非常に興味深い記事を書いていました。

「華やかな裏にはびこる悲しいイジメ」と題された文章は、普段から「サッカーをやることと観ることが趣味」と公言しているイタリア人らしく「セリエA(イタリアのプロサッカーリーグの最高峰。日本のJ1にあたる)」に関するものでした。
彼の情報によると、チームにいじめがあるため、最近セリエAでは選手協会というのが、ようやくしっかりした組織になってきたというのです。
セリエAの中でもスター選手というのはごく一部の選手。そういう選手は給料も高く知名度もあります。もしチームの監督がその選手を嫌いだとしても、監督が我慢して使ったりします。それでも監督とうまくいかなければ、他のクラブに移籍することは可能です。
ところが、有名ではない選手はチームから嫌われると強烈な嫌がらせを受けて、チームを去らざるを得ない状況に追い込まれるといいます。
たとえば、監督がその選手を別で練習させて仲間外れにする。練習自体に参加できないこともあります。その空気を感じると、チームメートは一緒に帰らないようにするなど距離を置き始める。そういう仕打ちを受けた選手は心に傷を負って病気になったりしてしまいます。
有名な選手は何とかなるかもしれませんが、そういう嫌がらせで消えていく選手もいるんです。
セリエAとはとても華やかな世界に見えますが、実際はこのような悲しい事実もありますよ、とジローラモさんは言っています。

イタリアを始めヨーロッパ・南米の国々では、サッカーが賭け事の一つになっており、マフィアとの黒い関係の噂は後を絶ちません。
日本でも実力はイマイチでも人気のある選手の起用方法がしばしば問題になっているようです。
人気選手を試合に出して客を呼びたいスポンサー側と、勝利のために人気選手をサブに回したい現場側の対立。
結局はスポンサーに「人気選手を出して勝て!」って言われるらしいですけどね(笑)

華やかなプロの世界にも相当多くの難しい問題があるようです。

        Coachしみず

PS ジローラモさんってホリプロに所属しているんですけど、いったい何をやっている人なんですかねぇ。タレント?モデル?エッセイスト?かっこいいけど怪しいです(笑)

ラストスパート

  • 2008年01月21日(月)

20日はU-11と12で愛知へ試合に行ってきました。

U-12はペルナのジュニアとしての最終段階を迎えて「チームでボールを失わないようにしよう」を目標にプレーしましたが、内容的にはまあまあだったと思います。
ただ、攻撃の部分で「崩す」ことがなかなかできなかったり、パスのイージーなミスであったり、少しのズレがあったりとまだまだな部分もたくさんあったので、今後の課題となりました。

6年生はペルナのジュニアとして後何試合できるか分かりませんが、個人として少しでも「技術」を付けて上のカテゴリーに進めるよう選手と一緒に努力していきたいと思います。

        Coachしみず

北京五輪に向けて

  • 2008年01月18日(金)

中国が北京五輪に向けて「意識」の部分の改革に着手しました。

昨年8月から五輪のテスト大会となる「グッドラック北京」シリーズ大会が続々と開催され、その大会は本大会の競技場を使用し、試合の進行、ボランティアや報道の対応などすべてが「五輪仕様」でおこなわれています。
大会運営をスタッフが競技場ごとにチームを結成し、北京五輪ではそのチームが実際に運営することになっているようです。
いろいろなプレ五輪大会の中で、もっとも応援が整っていて、観戦マナーが良かった「競技場チーム」を表彰しようという動きもあり、北京五輪に向けて市民のマナーアップをテーマに掲げる中国ならではの取り組みといえるでしょう。

しかし、当局の思いとは裏腹に観戦マナーの悪さを指摘されているようです。テニスの大会では、ゲーム中に立ち歩いたり、トスを上げる瞬間や試合のポイントとなる場面で携帯の着信音が鳴ったり、話し声が止まらないなど多くの問題点が指摘されました。

中国としては、単にスポーツの観戦マナーを向上させるだけでなく、市民の生活マナーそのものを向上させたい狙いがあるようです。
電車・バスの列に並ばない、信号を守らない、道路にツバを吐くなど中国でのマナーの悪さを耳にすることがありますが、中国・北京の人たちは「北京五輪」をきっかけに変わることができるでしょうか?
競技場・交通網などのハード面とともにマナーなどのソフト面の向上にも期待したいものです。

       Coachしみず

PS 同じような問題が2014年のブラジルW杯でも出てくると思います。まず中国が良い手本になってビッグなスポーツの祭典を成功させてもらいたいものです。

いい選手・指導者とは?

  • 2008年01月17日(木)

2008年になって早くも2週に渡って大阪遠征をおこないましたが、その全てのゲームが大変勉強になり、ペルナが成長していくために大切な何かを考えるいい機会となりました。

その2週の間に多くの指導者といろいろな話をしました。
その全ての指導者が選手の将来を第一に考え、熱い情熱を持って指導に当っている人たちばかりでした。
どのチームもペルナより大きな組織・大きな規模のチームで、チームの特色を出しながらプロ選手を輩出したり、大学生になってそのチームに指導者として戻ってくる選手の育成をしたり、「サッカー指導者」という仕事を確立しようと努力をしていたりといろいろですが、その全てにその人なりの太い幹・サッカー理論があって楽しく話を聞かせてもらいました。

よく「いい選手とは?」「いい指導者とは?」という話によくなりますが、議論していくと結局は「いい人」っていうことになると思います。
サッカーだけでなく会社でもそうでしょ?
ペルナの保護者の皆さんも、そろそろ会社では中間管理職など重要なポストになっていく年齢になられていると思います。新採で入ってきた新入社員のなかで「いい社員」って「いいヤツ」でしょ?

我々指導者はサッカーを通じて「いい人」の育成を目指し、将来社会に出ても上の人にかわいがられ、しっかり仕事のできる人の基盤を作っていきたい、実はそうすることが「いいサッカー選手」を作る一番の近道であるといろいろな人との話から再認識しました。

これからも「いい人作り」を目指して、他の大阪の指導者に負けないようにがんばっていきたいと思います。

         Coachしみず

3・4年の経験

  • 2008年01月16日(水)

14日はU-11で大阪に遠征してきました。

本当はU-12で12チームが集まる大会だったのですが、12日の四日市少年サッカー大会が雨で14日に順延となったため、U-12は四日市少年サッカー大会に行きその代わりにU-11での参加となりました。

結果は12チーム中12位でしたが内容的にはまずまず満足して帰ってきました。
非常に身体能力が高い相手に対し(しかし大阪の選手はなぜにこんなに身体能力が高いんでしょう)5年生主体に4年生・3年生までが入っていたペルナは、点数こそたくさん取られましたが局面では戦えていたと思います。
日頃から『一学年上とは普通にやれなあかん』と言っているので5年生は意地とプライドでがんばります。
3・4年生は足元にボールが入ればかなり高い確率で一人目を抜きます。ただし3・4年生には「パス」という感覚がまだないので二人目・三人目にはボールを奪われてしまいますが・・・

ペルナではこの「3・4年生のときに6年生と戦う」ことが非常にその選手にとっていい経験になると考えているので、今回急遽試合に呼ばれた選手たちはラッキーだったと思います。

いろいろな経験をたくさんして将来いい選手になってもらいたいと改めて思いました。

          Coachしみず

『全国高校サッカー選手権 決勝』

  • 2008年01月15日(火)

こんばんは。ヒデコーチです。
1/14に行われた決勝戦、流通大柏vs藤枝東の試合をテレビで観ました。流通大柏のコーチには清水コーチの友人である滋賀県Aチームの元コーチが在籍しているという事で、どの様なサッカーをしてくるのだろうと興味深く観ていました。結果は4−0と流通大柏の一方的な試合となりましたが、流通大柏の印象は@非常に組織のバランスがとれている(ポジション毎の役割を選手たちがきちんと理解している)A個々人のディフェンスの意識が非常に高い、B余裕を持ってプレーしている(個々人の技術が非常に高い、背番号8番の選手なんかラボーナしてましたよ!)でした。FWの大前選手、すごかったです。決勝の大舞台で決めるところをきちんと決めてましたから。高校生の試合でしたが正直、プロ顔負けの内容と感じました。これで全日本高校ユース選手権(間違っていたらごめんなさい)
との2冠に輝いたわけですが、Jリーグの下部組織が参加する全日本高校ユース選手権で高校のチームが優勝する事は非常に難しいとの事。(逆を返せば全国高校サッカー選手権で
優勝するべく優勝した)『すげーチームおるんやな〜』と感心、感動した一日でした。

13日の大阪遠征

  • 2008年01月15日(火)

13日はU-10で大阪遠征に行ってきました。

人工芝のきれいなグランドで6チームが集まっての交流試合でしたが、楽しい1日を過ごすことができました。

一応優勝とかってのもあったので決勝戦もありましたが、非常に身体能力が高く驚きました。
うちのチームは全6チーム中3チームとゲームをしたのですが、その3チームともドリブル勝負のチームだったのでおもしろかったです。
なかなかドリブルで相手を抜いてゴールまではいけませんでしたが、所々は「ペルナらしさ」も発揮できて見所もありました。

まだまだボール扱いが甘く、ボールを失う場面も多く見られましたが選手によって「今やれていること」「今やれていないこと」がある程度見えてきて大変勉強になりました。

もっともっと練習して「ペルナらしいサッカー」をやりながら「点数でも勝てる」ようになりたいと思います。

         Coachしみず

スポーツ本来の姿

  • 2008年01月12日(土)

ハンドボール協会がまたもやゴタゴタしています。

男女の北京五輪アジア予選のやり直しを東京でおこなうことを、国際ハンドボール連盟(IHF)が決定しましたがすきっとしません。
男子は五ヶ国に出場を打診しましたが、クウェート・カタール・アラブ首長国連邦(UAE)は参加しない方針だと聞いています。もし三ヶ国が不参加になると日本と韓国の戦いになりますが「なんなんや!(怒)」って感じです。

テレビでも怪しい「中東の笛」についてやってますが、あの笛が本当なら(そのへんがマスコミの怖いところで、一方的な報道はどこまで信用できるか全て信用できませんが・・)ハンドボールのルールが分からない私でも「おかしいやろ!」ってテレビにつっこみいれてしまいます。中立国のドイツ人審判の予定が急遽、中東の審判に変わったりするらしいのでめちゃくちゃですよね。

こんな話がたくさんでてくると「五輪」はやっぱり金儲けの道具にすぎないんだなって思ってしまいます。スポーツ本来の美しい姿が消えてしまいそうで寂しいですね。
恐るべしオイルマネー!

        Coachしみず

ちょっと怖いおっさん

  • 2008年01月11日(金)

ペルナの保護者の皆さんが子どものころ近所に「ちょっと怖いおじさん」みたいな人っていませんでした?
ボール遊びをしていて畑に飛んでいってしまったボールを拾いに畑に入ると「コラーッ!」って叱られるみたいな(苦笑)
最近そんな「おじさん」減りましたよね。
昔は今より近所・地域で子どもを育てていたというか見守っていたような気がします。
悪いことは悪いと叱ってくれ、逆にいいことは自分のことのように喜んでくれる。そんな存在に「ペルナサッカークラブ」がなれたらなって思っています。
親でなく学校の先生でもない大人の存在、子どもが大人に変わっていく不安定な時期の話し相手みたいな存在、実は非常に重要なんじゃないかって考えています。
我々ジュニアの指導者はごまかしようのない少年時代、小学校の低学年からその選手を見守ってきています。その選手の性格もけっこう分かっているつもりです。だからジュニア年代で切れるんじゃなくその先も長い目で選手を見続けて、ときにはアドバイスもできるような存在になれたらなって思っています。
そのためにも今よりもっと選手をよく観ていきたいと思います。

目指せ近所の「ファンキーなおいちゃん!」

        Coachしみず

マリーシア

  • 2008年01月10日(木)

南米・ヨーロッパには「マリーシア(イタリア語ではマリッツィアという)」という言葉があります。日本では「ずる賢さ」と訳されることが多いのですが、なかなか日本人には理解できない言葉です。
日本では、勝っているチームが終了間際によく行う「時間かせぎ」など相手を焦らせたり、イライラさせたりすることのように理解させていますが、カカー(ブラジル代表・ACミラン)に言わせると「相手をイライラさせるのはやりすぎじゃないかな。そうじゃないマリーシアもあるよ」と言います。
例えば、サッカー以外では「オフィスで女性が男性をじっと見つめる。自分から誘わないで、相手から誘われるように持っていく」とか「車で進路変更したいときに、先に方向指示器を点滅させるのではなく、自分が行きたいほうにゆっくり幅寄せしていく。そして相手に気付かせ自分の入るスペースを作ってもらう」なども「マリーシア」に入るらしい。
日本人の感覚「マリーシア=精神的なもの」ではなく、「自分がそうしたいと思うことを実行するためのテクニック」というふうに、日本以外の世界では理解されているようです。
ホナウジーニョがよくやる「ノールックパス(パスするほうを見ないで出すパス)」も「マリーシア」の1つになるということですね。

ペルナでもこの「マリーシア」を理解して身に付ければ、また一味違ったサッカーが展開できておもしろいんじゃないかなって思います。
        Coachしみず

「真のドリブラー」

  • 2008年01月09日(水)

こんばんは。ヒデコーチです。
先日テレビを観ていたら、とあるサッカー番組で「世界のサッカーゴールシーン、ベスト10」というテーマが取り上げられていました。(全世界の有名なサッカー記者が投票により
決定した価値あるものです)インテル時代のジョルカエフ(元フランス代表)、ユベントスのデルピエロ、レアル時代のジダン、ACミラン時代のマルコファンバステン(元オランダ代表)と名選手の素晴らしいゴールシーンが目に飛び込んできました。1位に輝いたのは1986年メキシコワールドカップ、準々決勝アルゼンチンvsイングランド戦でマラドーナが見せた「5人抜き」からのゴールシーンでした。(ヒデコーチの予定通り)このゴールシーンを良く見てみるとマラドーナがあまりボールに触っていないことに気付きます。
要はタイミング・ボディバランス・絶妙なコース取りで次々と相手を抜き去っているのです。そういえばクラブ世界選手権のACミランvs浦和レッズとの試合でセードルフにアシストしたカカも坪井を相手に絶妙なタイミングで抜き去っています。彼らは「究極のドリブラー」なんでしょうね。彼らは刀に例えると研ぎすまされた真剣です。少年時代の早い時期にあらゆるボールを運ぶテクニックを身に付け、年を重ねる毎に経験を積み、世界で通用する為に余分なものを削ぎ落とし、ドリブルの完成系に辿り着いたのでしょう。ペルナの選手(〜U−11)には、いずれは削ぎ落とされるであろう「ボールを運ぶテクニック」を色々身に付けることが必要です。私の可能な限り選手たちにアドバイスをしたいと思いました。(偉っそうでスイマセン)

純粋な気持ち

  • 2008年01月09日(水)

日本バスケットボール協会がピンチになっています。

次期役員人事についての審議のため7日臨時評議員会を招集しましたが、反執行部派の欠席が相次ぎ昨年4月以降6回目の流会となりました。
同協会は麻生太郎・前外相(バスケットボール女子日本リーグ機構会長)を会長とする次期役員案をまとめ、この日の提案を予定していました。しかし76人の評議員のうち32人が欠席したため流会となりました。
日本オリンピック協会(JOC)は昨年12月、同協会に対し「組織運営が適正でない」として07年度強化交付金(約1100万円)の中止を決定。10日までに人事を終えるように求めていましたが、この期限を過ぎることは決定的で、人事の成立が遅れれば、さらなる交付金等や、主要国際大会への派遣を中止する可能性も示していました。選手たちは予選を勝ち抜いても北京五輪に出場できない可能性も出てきたということです。

先日このコラムで紹介したハンドボールの「中東びいき」といい今回のこの問題といい、本来のスポーツとは関係のない部分の問題が多すぎるんじゃないでしょうか。
純粋に努力をしてきた選手・スタッフが結局一番の被害者になることを国・協会のトップは分かっているんでしょうか?
頭でっかちでスポーツを真剣にやったことのない人ばかりじゃないでしょうね?
中には「元選手」もいることでしょう。選手・スタッフのことを第一に考えてもらいたいものです。

「政治」「権力」「金」の姿が見え隠れして気分が悪くなります。
        Coachしみず
PS ハンドボールの世界も「予選やり直し」のはずがまたもや中東がごねているようです。

まだまだこれからです!

  • 2008年01月08日(火)

1月4・5日と大阪へU-11で遠征に出掛けました。

今年で3年連続となる大会参加で、関東・北陸からも出場する25チームの大きな大会でした。
ペルナは今回、体調不良などのいろいろな理由から5年生13人中6人が欠席し、7人の5年生と5人の4年生・1人の3年生で参加してきました。

2日間を通して「速く」「強い」チームが多く1試合も勝つことはおろか、8試合で1点しか取れませんでしたが、みんなよくがんばっていました。
5年生には意地とプライドがありましたし、3・4年生はどんどんチャレンジする気持ちがありました。
もちろん課題もたくさんありました。ボールタッチ・ボールの扱い方・ファーストタッチの質など「速く」「強い」相手には通用しないことばかりで、それが点差・勝敗につながっていきました。
やはりまずノープレッシャーの中でボールが自由に扱えること(止めること、運ぶこと、蹴ること)からやり直す必要があるんじゃないかって思いました。

今回の遠征では2引き分けを挟んで全敗でしたが、もし来年の今頃同じチームと戦うことがあれば絶対やっつけたい!内容・点数ともにやっつけたい!そう感じて帰ってきた遠征でした。
       Coachしみず

高校サッカー

  • 2008年01月07日(月)

やってくれました津工業!

第86回全国高校サッカー選手権で三重代表・津工業高校が3位に輝きました。

1月6日に東京・国立競技場でおこなわれた準決勝では、今年度の全日本ユースチャンピオンの流通経済大柏に0-6と敗れましたが見事な結果を残しました。
残念ながら津工業の試合を今回一度も観ることができなかったので、ゲーム内容については触れることはできませんが、全国的にまったくの無名(失礼!)のチームがここまでやれたのは評価できることだと思います。

それ以上に興味深いのは「流通経済大柏」です。Jリーグのユースチームも混ざった「全日本ユース」に優勝、その前の夏の「全国高校総体」では3位。そして今回の決勝進出と圧倒的な強さをみせています。
実はこのチームの試合も観たことがないのでなんとも言えませんが、内容的にもすばらしいサッカーを展開していると聞いています。

そして、なんとこのチームにはAチーム(いつもペルナがお世話になっている少年のチーム)の前監督が指導者として所属しています。
少年チームの指導者時代からいろいろと勉強させてもらっていて、選手の将来を第一に考えるいい指導者でした。

この現在高校ナンバー1の流通経済大柏に古豪藤枝東はどんな戦いをいどむのか?大変興味深いところで1月14日の決勝戦が楽しみです。
どちらも悔いの残らないゲームで今年度の高校サッカーを締めくくってもらいたいものです。
      Coachしみず
PS 近い将来ペルナの出身者が高校サッカーの舞台で活躍することを夢見て今年もがんばります!

Feliz ano novo!

  • 2008年01月01日(火)

Feliz ano novo!(ポルトガル語であけましておめでとうの意味)

去年もいろいろなことがあった1年でしたが、保護者の方々を始め関係者の皆様のご協力のおかげで無事に過ごすことができました。ありがとうございました。

今年はどんなドラマが待っているでしょうか?
想像もできませんが、何より選手・保護者・関係者の皆様が健康で、いろいろな角度からサッカーをそしてペルナサッカークラブを楽しんでもらえるよう、我々スタッフは最大の努力をしていきます。
今年もよろしくお願いします。
      Coachしみず