認められること

  • 2006年11月28日(火)

三重郡の技術部の人から電話をもらいました。「ペルナの○○君が先日の三重県選手権で県トレのコーチの目に留まりました。次回の県トレの練習会に是非参加してください。」というような内容でした。
彼は技術的にそれほど上手い選手ではないと思います(ごめんなさい)しかし、彼のサッカーに対する情熱を日頃から目にしている指導者として、今回三重県のスタッフに認められたことは非常に評価されることだと思います。
その選手は自分の練習日ではない日もほぼ毎回練習にきます。小さい子のめんどうもよく見てくれます。練習日じゃなくてもチームの練習に来ればおのずとボールに触る回数が増えます。やっぱりたくさんボールに触っていると自然と上手くなっていくんだなって今回痛感しました。
もちろん理由はそれだけではないと思いますが、外部の人に評価されること、認められることはやはりうれしいものです。もっともっとトレーニングを積んでうちの選手のスタンダードが「県トレレベル」に近付くようがんばりたいと思います。
今回聴講生で県トレに行くH君、ペルナの誇りを胸に自信を持っていつも通りプレーしてきてください。そして何か一つでもプラスにできるよう良い経験をしてきてください。
         Coachしみず

びっくり!!

  • 2006年11月26日(日)

行ってきました。大阪青英学園。レッドソックスカップ!私も今まで約30年サッカーをやってきましたが、コーチとしても選手としてもこんなすごい結果になったのは初めてです。2日間6試合で失点48!得点0!!みなさんどー思います?「どー思います?」って振られても困ると思いますが・・(汗)

1日目 
1試合目千葉県の名門チーム0-17
2試合目大阪の名門チーム0-10
3試合目ホストチーム0-3

もうこの1日目が全てでしょう?すごかったです。1・2試合目なんか何も出来なかったです。ドリブルする時間も与えてもらえませんでした。でもすごく勉強になりました。やっぱりしっかり指導しているチーム・指導者は違いますね。

指導者の作品(選手)が指導者の言葉以上にうったえてきます。まだまだうちは中途半端です。小学生の間にできることを、やっておかなければならないことを、しっかり、そしてていねいにやることの大切さを教えてもらいました。
継続は力です。普段のトレーニングから繰り返し選手に伝えていくことが必要です。
子どもは正直です。やればやっただけ技術に反映されます。やれば必ず選手は伸びるし、やらなければ伸びません。当たり前のことですが今回の遠征で再確認させてもらいました。

帰りがけに「来年・再来年と今の4年生がどう変化していくか楽しみですね」といろんな人にプレッシャーをかけられました。良い意味で今回お世話になった指導者の期待を裏切りたいと思います。

最後に青英学園さんを始め今回お世話になったみなさん本当にありがとうございました。0-20でやっつけられても「もう一度ゲームしたいな」って思わせるチーム作りをしていきたいと思います。またそれが恩返しになると思っています。本当にありがとうございました。
         Coachしみず

どっきどき!

  • 2006年11月24日(金)

明日から4年生の大阪遠征です。今回は大阪青英学園さんにホームステイでお世話になります。ほとんどの選手が今回始めてのホームステイになりますが、みんな楽しみにしているようです。
今回びっくりするようなチームとたくさんゲームができることを指導者として非常に楽しみにしています。普段まず接点のない関東のチームや大阪でも有名なチームと試合することができます。どんなゲームになるでしょうか?
うちの4年生は今の段階ではまだ「だんごサッカー」です。他のチームはどんなサッカーをしてくるのでしょうか?めっちゃ楽しみです。できることなら、今回戦ったチームと2年後もう一度ゲームしてみたいです。今やってるサッカーを2年後どう変化させてるかを見てみたいです。
今回の遠征でもしかすると一つも勝てないかもしれませんが(点数では!)観た人の心に何か残るサッカーをやってきたいと思います。今回もコーチはめっちゃ気合い入ってます!!
        Coachしみず

指導者

  • 2006年11月21日(火)

18日の夜Jogoに参加していただいた指導者数名とゆっくり話しをする機会を得ました。みんな非常に熱く、また子どもの「今」ではなく「将来」を見つめた良い指導者達です。
18歳から20歳くらいに選手としてのピークを持っていくために、少年時代の今何をすべきかを追及していました。逆算して1年生では、2年生では、6年生では何を身につけるべきか?全ての指導者の答えは決して同じではありません。ある6年生の選手の現在のありかた、今何をアドバイスするかについても指導者によって少しずつ違います。それは指導に答えはなく、特効薬もないからです。しかも“くせ”のある指導者ばかりなので上から(日本サッカー協会から)の指導指針も全て鵜呑みにすることなく、協会の発信することを参考にしつつも“自分色”を前面に出していく。非常に興味深く、非常におもしろい懇談会になりました。
これからも、いろいろなレベルの高い指導者と答えのない討論を交わしながら、少しでも子ども達のためになれるようもっともっと勉強していきたいと思います。
         Coachしみず

Jogoを終えて

  • 2006年11月19日(日)

18・19日とJogo com PERNA2006が開催されました。
めちゃめちゃおもしろかったです。種類は微妙に違うのですが、どのチームも相当な「こだわり」があって、勉強になりました。
ただ19日は午後から雨が本降りになって結局最後までゲームが消化できませんでした。それだけが残念です。
最後は子ども自身が「何ができるか?」なので子どもの創造力やアイデアをこれからも、もっともっと尊重して指導していきたいと思いました。

今回大会の設定・準備などお手伝いして頂いた指導者・保護者の皆様、何より参加してくれた選手たち本当にありがとうございました。これからも定期的に開催していくつもりなので、また参加お願いします。
         Coachしみず

11月18・19日

  • 2006年11月17日(金)

今週土・日曜と“Jogo com PERNA”が開催されます。うちのチームの主催のゲームが年に数回開催されますが、その全てがこの“Jogo com PERNA 200○”と名前が付きます。意味は、「ペルナでゲーム」とか「ペルナで遊ぼう」とかの意味があります。
ペルナの主催のゲームに「優勝」「準優勝」「3位」などの順位は絶対ありません。確かに優勝チームには金メダル、優秀選手にはメダルなどと賞品を付ければ子どものテンションは上がるでしょう。でもそのために、優勝のために犠牲にすることが多いような気がして・・うちのチームも年に何回かそういう招待試合に呼ばれることがあります。立派なパンフレットには歴代の優勝チームが書いてあります。当然うちのチームの名前はそこにはありません。よく言いますが、うちは「記録」には残りませんが「記憶」に残るサッカーがしたいんです。
今週の週末に「Jogo com PERNA]に参加してくれるチームは、その全てが「記憶」に残るチームばかりです。今回も楽しみな「発表会」になりそうです(笑)
        Coachしみず

かぜ

  • 2006年11月14日(火)

かぜがはやっていますね。私も鼻声です。今年は例年より暖かい日が長かったような気がしますが、最近一気に冷えてきて体調を崩しやすくなっています。練習中もあちらこちらで「コンコン」「ゴホンゴホン」と聞こえてきます。小さい子が少ないゲームの前にかぜをひいて泣く泣く欠席してしまったり、ゲームに来ても体調不良で力が発揮できなかったり・・子どもは楽しみにしていただけにかわいそうですが・・しょんぼりしている子どもの顔を見ているのは本当につらいものです。体調を崩さないように親として出来る手助けはしてあげたいものです。
        Coachしみず

三重郡選手権

  • 2006年11月10日(金)

今度の日曜日は6年生の三重郡での最後の公式戦となる「三重郡選手権」があります。長い選手で6年間三重郡でいろいろなゲームをやってきましたが、一応これが最後の公式戦になります。(少々リーグ戦が残ってますけどね)
いつもどんなゲームの前にも選手に同じことを言います。「この1試合でどうのかこうのかなることはない。たとえそれが県大会の決勝でも全然関係ない。このゲームでサッカーを辞めるのならそれは特別なゲームかもしれない。この先長いサッカー人生の中でのたった1ゲームにしかすぎない。いつもと同じようにペルナらしいサッカーをやろう」と。
子どもってテンションが上がるとびっくりするような力を発揮することがあります。何かの大会の決勝戦では、そんな子どもの力を引き出せたチームが勝つかもしれません。実際多くの大人はそんな子ども・チームを観て盛り上がりたいのかもしれません。ペルナにはそんな場面はあんま考えられないですね(笑)それって偶然ですよね。偶然テンションが上がって偶然持っている力以上のものが出せる。そして勝てる。ペルナではありえません。偶然はしょせん偶然で、できたりできなかったりでしょ?ペルナではそれはNO!です。どんな舞台でもいつものことが、いつも通りできる。必然じゃなきゃだめです。どういう狙いがあって、そのためにどんなプレーをして結果がこうなった、じゃなきゃだめです。ですから今週末の三重郡選手権もいつもと同じようにゲームをおこないます。ただ、三重郡のラストなのでペルナとして最も良いパフォーマンスを発揮できるように、6年間の集大成が出せるように最大限の努力はしますけどね。いつも通り観ている人を楽しませることのできるサッカーをやりたいと思います。
       Coachしみず

「スイッチ」

  • 2006年11月09日(木)

ペルナのちっちゃい選手が上手くなってきています。(笑)
子どもってほんの小さなきっかけで「スイッチ」が入ることがあります。それは私達コーチにも分からないことが多々あります。年齢が小さければ小さいほど「スイッチ」が入ると短期間で選手は伸びます。そのスイッチを入れる手助けもコーチの仕事の重要な一つですよね。もしかするとちょっとした一言だったかもしれない。それはコーチによるものか、親によるものか、先生によるものかはもしかすると本人すら分からないかもしれませんが、「スイッチ」の入っている選手はみな一様にうれしそうな顔をしてボールを追っかけています。楽しくて楽しくてしょうがない!って顔しています。それこそが全てなんでしょうね。
先日もある指導者と話をして出た話なんですが、「我々指導者は選手を育てたなどと大それたことは言えない。選手が育つ環境を与えるだけだ。その環境の中で選手自身がどうするか?何ができるか?でその選手が伸びるかどうかが決まる」まさにその通りだと思います。指導者が育てることができるのなら、一度Jリーガーを育てたらまた育てることは可能ですよね(笑)
与えられた環境と少しの指導(助言)。後は個人の努力・気持ちの持ち方でしょうね。
良い環境を与え、少し「スイッチ」押す、もしくは本人が押しやすいところに「スイッチ」を移動させる。そんなアシストが出来たらと思います。
       Coachしみず

4年生

  • 2006年11月06日(月)

11月3日・5日と偶然にも続けて4年生の試合がありました。6年生以外の試合が続くのは非常にめずらしいことでしたが、4年生の選手は楽しんでいたようです。
一般的な4年生のチームはそろそろポジションの理解もでき、少々それらしくなってくるのですが、ペルナではまだ「だんごサッカー」です。当然その「だんご」からボールが出てパスで逆サイドに振られると、到底子どもの足では間に合わず失点になります。だから試合では負けてしまいます。ペルナでは勝てないことを解ってやっています。(勝てないのは点だけですけどね!)
ペルナでは4年生までは完全にドリブルだけで勝負します。個人でボールを持った時に何ができるか?だけをやっています。今いっぱいボールを持ってボールを持つことにストレスを感じない選手を育てようと思っています。ボールを持つことにストレスを感じる選手は、来たボールを「はじく」ことしかできなくて、そんな選手からは想像力が見えず、観ている人を楽しませることはできないと思います。
“観客を魅了できる選手”がペルナのテーマです。
        Coachしみず

営業

  • 2006年11月01日(水)

最近、今まで全然付き合いのなかったチームから試合のお誘いを数回受けました。いろいろな所での招待試合でたまたま一緒になったチームからのお誘いです。うれしいですね(笑)
いつも招待試合で初めてやるチームとのゲームのときは必ずこう言います。「(うちとゲームをして)いいチームやったな、またやりたいな!と思わせろ。そうすれば自然と試合に誘ってもらえる。自分達のゲーム内容で営業してこい」と。
いろんなチームといろんな場所でゲームをすることによって得られるものは非常に大きいです。しかしコーチの知り合いとゲームをするのには限界があります。そこで子ども達の出番です。ゲーム内容で「営業」するのです。そうしてどんどん輪を広げていって子ども達の大好きなゲームをいっぱいやりたいと思います。
      Coachしみず