しっかり食べる選手が強くなる!!

  • 2010年02月06日(土)

日本サポーター協会の方が管理栄養士の関根豊子さんに行ったインタビュー&レポートです。

関根さんは、現在、スポーツ選手、特にサッカー選手を対象として食事へのアドバイスを行ったり相談を受けることを仕事とされています。

《スポーツ選手にとって栄養学はなぜ重要なのですか?》

 トレーニングを行ったらエネルギーを使いますよね。そのなくなったエネルギーを補充するために食事を取ります。トレーニングと食事は切り離して考えることができません。トレーニングをしたら食事をし、またトレーニングをする。スポーツ選手は運動する量が普通の人に比べて多いから、自然と補充する量も多くなる。その時、トレーニングの質にこだわるように食事の「質」にこだわるのは当たり前だと思うんです。
 食事には主に3つの役目があります。エネルギーを補充する役目。身体作りのための材料を補充する役目。トレーニングやゲームにベストな状態でのぞめるよう体のコンディションを整える役目。これの役目がきちんと働くように栄養素の組み合わせを考えて食事を取ることが重要なのです。
 選手によくこういうことを言います。『県大会に出たいと思うならそれなりのレベルの練習をするよね。じゃあそれなりの食べ方もしなきゃ』って。食べることを疎かにすると練習の効果を減らすことになるんです。
 プロの選手は食べないと次の練習ができないってくらいまで練習するんですね。だから食べることの必要性を痛感している。食べることの重要性を理解し、食事に気を使っているプロ選手は、自分に今足りないものは何か、そのために食べるものは何かが自分で分かるんですよ。例えば疲労がたまっているなと思うと疲労回復に効くあれを食べようとか考えるわけです。

《食べることって大切なんですね》

食べないでも上手い選手はいますよ。でも後がないです。そのレベルで留まってしまうんですね。私が見てきた中でも、しっかり食べる選手は強くなりますね。

関根 豊子
管理栄養士(フリー)

東京農業大学農学部栄養学科卒業
筑波大学大学院体育研究科修了 体育学修士

中学生から大学生まで幅広い年齢層のサッカー、テニス、ボートチーム・選手などへの食事・栄養アドバイスを行う(セミナー、食事診断、個人カウンセリング、献立・食事提供 etc.)
活動範囲は国内各地から、海外遠征帯同までさまざま
各種学会へも参加


 食べることもトレーニングの一貫です。
ペルナにいるジュニアの選手のみなさんは、サッカー選手として、また体がどんどん大きくなる大切な成長期として、小さな時から食事のとり方を知っていくことが大切です。「これを食べなさい!」「あれを食べなさい!」ではなく、お家の人と楽しく食事をしながら、知らせてあげてください。中学生・高校生になった時に、それを知っているのといないのとでは、大きな差が出てきます。