JFAハンドブックH

  • 2008年04月03日(木)

【サッカーを知っているお父さんへ】

『余裕をもってやさしい気持ちで見守ってください。』


若い頃にご自分でもサッカーをやっていて、ついつい子どもがやっていることが気になって、口を出してしまうお父さんがいます。「走れ!」「そうじゃない!なんでおまえは…」。
また、チームやコーチに対しても、「おれが若い頃にはもっと…」「そんなことをやっていては駄目だ!」「もっと厳しく練習しないと」「戦術練習が足りない」などと、歯がゆさを抑えきれないお父さんもいます。
サッカーが好きで、つい黙っていられないのでしょう。
サッカーも年々進歩し、大きく変化しています。世界のサッカーはどんどんレベルアップしています。また、サッカーには非常にいろいろな要素があり、一面的には処理できないことがたくさんあります。いろいろな考え方があり、いろいろなやり方があります。
コーチは、一生懸命勉強して、良い指導をしようとしています。指導者養成講習を受けてライセンスをとったり、その後もさらに研修を受けて勉強したりしています。それを尊重しましょう。
コーチはコーチに任せましょう。
でも、良いものは伝えてください。ご自分がやってきて、良かった経験をぜひお子さんに伝えてください。ご自分が良い経験、楽しかった経験、充実し満足した経験をしてきたからこそ、今でもサッカーが大好きなんですよね?
そんな人がたくさんいることが、サッカーのもつ力、サッカーの財産です。
お父さんのように、サッカーが好きで、一生サッカーを楽しみ続けるような子どもに育てましょう。一緒に楽しみ続けるのは、とてもすてきなことではないですか?

−JFAハンドブックより抜粋−


本文そのまま抜粋しました。

先日、子どものトレーニングに付いて、ある運動公園に行った時、キャッチボールをする親子を見ました。
最初は親子でキャッチボールいいなぁとほのぼのとした気持ちで見ていましたが、どうも様子が違います。子どもが辛そうです。会話をよく聞いてみると、父親が険しい顔で「もっとしっかり捕れ!」「やる気がないならもうやめるぞ!」と言っています。拾いにくい高いボールや低いボールを次々と投げています。子どもは「もうやめる」と言いません。お父さんが怖くて言い出せないのか、でも、優しそうなその子の横顔を見ると『やめる』と言うとお父さんが悲しむ・がっかりするから言い出せないのかなとさえ思えました。見ている私が辛くなってきました。
子どもに上手くなってもらいたい、自分の持っている技術を子どもに伝えたい・・というお父さんの気持ちはよくわかります。それが子どもにうまく伝わればいいですが、一方通行になると、双方が辛くなり、親子関係がぎくしゃくします。
要は伝え方なんでしょうね。一緒にスポーツを楽しんで『あぁ、おもしろかった!お父さん、またしようね!』という言葉が聞くことができたら、上手く伝えられたかもしれません。

JFAハンドブックG

  • 2008年04月01日(火)

【みんな大切な仲間】

『サッカーに「敵」はいません。』

サッカーの試合でも、チーム競技であるにもかかわらず、自分の子どもの一挙手一投足に必死の声援を送り続ける大人はたくさん見かけられます。それが昂じて、相手チームに罵声を飛ばし、勢いあまって味方の子どもにまで怒鳴ってしまう大人もいます。自分の子どもかわいさとはいえ、これは子どものスポーツの場にそぐわない光景です。
サッカーは仲間がいなくてはできません。仲間の大切さに気づきましょう。仲間と助け合うことこそ、サッカーの大きな特徴の一つです。それはチームメイトだけではありません。相手チームもそうですし、レフェリーもそうです。みんながそろって試合が成り立つのです。みんなサッカーを愛する仲間です。みんな子どもにすばらしいサッカー環境を与えようと努力している仲間です。
もちろんみなさんも大切な私たちのサッカー仲間です。
私たちは相手チームを「敵」という言い方はせず、「相手」と呼びます。それはサッカーをするための大切な仲間だからです。
自分の子どもばかりでなく、チームメイト、そして、相手チームにも、みんなの良いプレーに拍手をしましょう。


−JFAハンドブックより抜粋−


ペルナの保護者の方はいつも温かい声援を送ってくださって、このような方はいらっしゃらないように思います。
新年度が始まりましたね。今年も子どもたちの輝く汗と笑顔が見られますよう・・・。