サッカーに多いケガ 打撲(筋挫傷)

  • 2006年09月09日(土)

【症状】 たかが打撲、されど打撲

打撲”と聞くと、骨折と対比されて、“心配ないケガ”“問題のないこと”という印象が強いのですが、意外なほど治癒までに時間のかかる重症なケースがあり、競技ができなくなることもあります。打撲直後に軽いと決めこんで治療を怠らないことが大切です。

サッカーでは、以下の3つが問題となります。

1)大腿部
サッカー選手が“モモカン”と呼んでいる、ごく一般的な打撲です。強い打撲は筋肉内に血腫を作り、筋内圧が上昇するために、膝を曲げたり伸ばしたりすることができなくなります。

2)下腿後面(ふくらはぎ)
大腿部に次いで多い部位で、相手に蹴られて受傷するケースがほとんどです。筋肉内に血腫が生じると、大腿部よりコンパートメント(筋膜で区切られている部分)が小さいことから、症状が強く出て、ジャンプやダッシュができなくなります。

3)腰部
下部肋骨と腸骨稜の間に相手の膝が入ったり、落下して強打したりすることで負傷します。体幹を回旋することができなくなり、重症の場合、回復まで10日程度を要する場合もあります。下部肋骨も打撲した場合は、腎臓に損傷を受けていないかどうかをチェックする必要があります。

【治療法】早期の現場復帰には、受賞直後から積極的治療を

「早期対応の基本はRICE療法」

打撲を受けた時の急性期(受傷直後から48時間ないしは72時間程度)の基本的な処置は、RICE療法です。
とくにアイシングは、受傷後すぐにビニール袋またはアイスバッグに氷を詰めて患部に巻き、無痛効果があらわれる時間をめやす(15〜20分間)に冷やします。その後、一度皮膚温をもどしてから、さらに数セット繰り返す場合もあります。凍傷に注意が必要です。また、痛みが強い場合は、消炎・鎮痛剤を投与することもあります。
このようなRICE療法の目的は、急性期に生じる局所の腫れや炎症をなるべく抑えることですが、これらの炎症や腫れは、必ずしもマイナス要因とはいえないという考え方があります。というのは、局所の炎症に治癒を促進させる因子が含まれていると考えられているからです。炎症や腫れを抑えることが、長期の回復過程によいかどうかは、現在も議論のあるところです。このような見地からすると、アイシングや消炎・鎮痛剤の投与は急性期に限って行うべきでしょう。


今日中学生の息子のトレーニングを見ていたら、相手選手と接触して、打撲で選手交代していました。たいしたことなかったんですが、すぐにアイシングしてもらっていました。という訳ではないですが、今回はサッカーに多いケガについてです。

 参考:LIVING WITH YOUR SPORTS INJURIES

安定した人間関係

  • 2006年09月08日(金)

 前回に引き続き・・いい親子関係を築くには・・。

『一番大切な夫と妻の関係』

 いい親子関係を作り保つためには、安定した家族間に愛情にあふれた相互作用があることが大切です。家族間に思いやりや優しさがあり、お互いに助け合って、笑いに満ちていれば、子どもは自然に、その中で安心して居場所を見出します。中でも、一番大切なのは、夫と妻の関係です。子どもにとって、父と母の関係が親密で、安定しているのが一番安心なのです。自分の生存に関係するのですから。子どもは親の感情に非常に敏感で、大人間の不和が、安定した関係作りに影響を与えます。


参考:社会福祉学博士 ヘネシー・澄子

自己尊重と自信

  • 2006年09月06日(水)

 最近親子間の悲しい事件が毎日のように起こっています。お子さんは愛情をいっぱい受けて、ご両親の望み通りに育っていますか?心配なことはありませんか?『子育て失敗したかな・・』と思うことありませんか?ある方、もう手遅れだと思わないでください。
 16歳まではまだ大丈夫です。人間の脳でいちばん大切な「前頭前野」の発達途上にあるうえ、親との人間関係がまだとても大切に思われる時期だからです。
 じゃあ、具体的にどんなことをしたらよいでしょう。今日はまず1つ提案させてください。


【子どもが自分の誇りであることを伝える】

 子どもが日一日変化し、成長していくのを目にするのはすばらしいことです。(当たり前だと思わないでくださいね。)子どもが優しい行動をとった時、何かを学びたいと望んだ時、何かを自分で達成した時など、機会をとらえて、「○○が誇りだ」というサインを送ってください。抱き寄せてもいいし、「すばらしい」と言ってもいいですね。
 このような大人の反応が、子どもに自己を尊重することを教え、「自分は生きていてよい人間なのだ」という自信を与えるのです。この自己尊重と自信で、子どもは失敗を恐れず、自分の可能性をいろいろと試し、伸ばすことを覚えます。
 
 このようなことは親子間だけでなく、是非、父親・母親の相互間でも行ってくださいね。 


  参考:社会福祉学博士 ヘネシー・澄子