親のための10の心得

  • 2006年07月07日(金)

ノルウェーサッカー協会が提唱しているサッカーをしている子の『親のための心得』です。

1.試合や練習を見に行ってあげましょう。
  子どもはそれを望んでいます。同じ時間を共有することが大切です。しかし、大声で騒いだり、子どもに直接指示を出すような応援など、指導者や審判などの障害になるような応援はやめましょう。マナーを守り節度ある観戦を心がけましょう。あなたはコーチや審判ではありません。

2.試合ではすべての子どもを応援してあげましょう。
  自分の子どもだけではいけません。

3.調子の良い時だけでなく調子の悪い時も勇気づけてあげましょう。
  彼らはプロの選手ではありません。批判してはいけません。頑張ったことをほめてあげてください。 いつでも夢中で頑張っているのですから。

4.チームリーダーを尊重してあげましょう。
  彼らの判断に圧力をかけないようにしましょう。 子ども達の世界に大人が介入することはできるだけ避けましょう。

5.レフリーはインストラクターとみなしましょう。
  少年サッカーのレフリーの判定を批判してはいけません。選手はもちろん、サポーターも審判の判定を否定してはいけません。

6.子どもが参加することを刺激し、勇気づけてあげましょう。
  プレッシャーにならないように。

7.試合がエキサイティングだったか、楽しかったか、聞いてあげましょう。
  結果だけを聞くことのないようにしましょう。

8.サッカーにふさわしい、節度ある用具を準備してあげて下さい。
  大げさになってはいけません。 ちょうど良い最低限のものを用意してあげてください。

9.クラブの仕事を尊重して下さい。
  積極的に親のミーティングを持ち、どのような態度で臨むべきかを話し合いましょう。

10.忘れないで下さい。サッカーをするのはあなたの子どもです。
   サッカーを楽しんでいるのは、あなたではありません。親の満足や一時の感情での過剰な応援や指導などを子どもにしないでください。

 どうですか?読んでいて、ちょっとドキッとするところありませんでしたか?私もドキッとするところあるんです。だからこの心得を忘れないよう時々読み返しています。 

 毎回思いついた事を書いていますが、何かリクエストや問い合わせ等ありましたら、メールしてください。いつも練習の変更などを送信しているアドレス宛にお願いします。わかる範囲で、お答えします。

自己管理能力

  • 2006年07月06日(木)

 KANETO Diving Clubというダイビングのクラブチームの代表の方の記事を紹介します。
 
 【今の子どもたちは練習の後、コンビニで買い食いすることが多い。その時に成分表示に目を向けた上で買う物を決められるかどうか。トップにまで登りつめるアスリートはそういった自己管理が小さい頃からできていますし、逆にこれができない子は残れない世界です。指導者の役割は、選手が自己管理できるための判断の材料、方法を伝えることなのだと思います。「この課題を克服しなければ、あなたの目標には到達できません」と。】

 ペルナでも高学年になると『勉強会』があります。その時に食事の摂り方や普段の生活の送り方を子どもたちに伝えます。
 サッカーが上手くなるためには何が必要ですか?やみくもに毎日ボールを追いかけて練習していればいいのでしょうか?答えはNOです。「トレーニング」と「休息」と「食事(栄養)」のバランスを考え、3つの要素のトライアングル体制を作ることが大切です。
 選手にとって成長期は将来の基礎となる体作りの期間でもあります。よりよい生活習慣を身につけるためにも、各家庭のお母さんやお父さん方にも理解していただき、お子さんにアドバイスしてあげてください。
ご都合がつく時は、是非、お子さんと一緒に勉強会にいらしてください。
 前回、前々回に試合前の食事についてお知らせしましたが、その通りにしてくださいというわけではありません。お母さん方も仕事を持ち、忙しいですね。プロのJリーグのチームのように栄養士さんや調理師さんが付いているわけではありません。知識として持っていただき、「今日のおかず何にしようかな?」と言う時にちょっと思い出していただき、参考にしていただきたいのです。構えたりせず、気楽にできることから取り入れてください。魚の嫌いな子に試合前だから食べるようにと強要したりしないでくださいね。食事はあくまで“楽しく”がベースです。
 お子さんについても同様です。おやつや昼食などを買いにコンビニに行ったとき、「そういえばこないだコーチが言ってたなぁ」とちょっと思い出して、カップ麺やスナック菓子はやめて、おにぎりや乳製品にするとか、甘いジュースはやめ、100%の果汁や牛乳にすることができたらすばらしいですね。
 
 まずはできることから・・・とりあえず炭酸や甘いジュースの買い置きはやめましょうか・・。

試合前の食事 2

  • 2006年07月05日(水)

試合前はなにより「体調維持」!

 試合の前日、翌日の試合に向けて準備する・・・では遅いです。
 試合の3日ぐらい前から、少しずつ糖質主体の食事を意識し始めて、夜は少しでも早く眠るように心がけましょう。練習でどんなに高い技術を身につけても、試合のときに体調が崩れていては100%発揮することはできません。なんとか前半は気力で戦えても後半にはバテて、結局実力を出せずに終わってしまうことにもなりかねないのです。せっかくの晴れ舞台。悔いが残らないよう、適切なサポートをしてあげましょう。

試合前日に何を食べる?

 前回の話でも出ましたが、筋肉にグリコーゲンをためるため、糖質をしっかりとります。エネルギー吸収のための時間はまだあるので、ご飯やめん類など好みのものを食べましょう。ただしカレーライスやスパゲッティーなどは、消化に若干時間がかかります。もしこれらを食べる場合には、食事時間を早めに設定します。
 おかずには、筋肉再生やホルモンの材料として一定量のタンパク質をとります。量は普段より少なめで、ポイントは調理法。飽和脂肪たっぷりの料理や揚げ物、炒め物をいっぱいとると、一見スタミナがつきそうな感じがしますが、実際は、すぐに息が切れたり疲れやすくなってしまいます。これは飽和脂肪が血液を流れにくくして、酸素の供給の点でマイナスに作用するからです。また、不飽和脂肪酸を使った炒め物なども、体の細胞を酸化(老化)させるので同じ結果になりがちです。
 その点、これらに比べると魚の脂肪は柔らかいため、血流が促進されて酸素や栄養素の運搬がスムーズにいき、結果的にスタミナアップになります。調理法としては、普通の焼き魚でもいいですが、消化を考えると煮魚やブイヤベースなどやわらかく食べやすいタイプの方がいいでしょう。
 試合前日の夕食には、ぜひ魚を使ったおかずをメインに考えましょう。

試合前の食事

  • 2006年07月03日(月)

 試合前の食事で大切なこと・・・ポイントは3つ。
@普段と同じものを食べる
A普段の食事とバランスを少し替える
B即効性のあるものを食べる

 @普段と同じものを食べる
 試合が近付いたからといって、急に何か高級なものを食べたり、普段食べ慣れていない食材をとることは禁物です。そういったものは、体が受け付けなかったり、消化に手間取ったりして、お腹の調子を崩す危険があります。コンディションの乱れは、すぐにパフォーマンスに影響します。
 普段と同じ食べ物で、より消化のよいメニューを選びます。緊張などから、普段より消化能力が衰えている場合があるからです。
 調理法も工夫しましょう。煮物など消化しやすい形にしたり、素材を細かく刻んだり、消化促進のためのヤマイモや納豆などを添えるのも手です。逆に避けるべきなのは、揚げ物など油をたくさん使った料理やきんぴらなど食物繊維が多いもの。揚げ物類は胃腸の負担が大きく、消化にはマイナスです。食物繊維は普段の食事では心がけてとりたい食材ですが、試合前はお腹にガスがたまったりするので控えたほうがよいでしょう。
 
 A普段の食事とバランスを少し替える
 食事の材料は変えずに、バランスを少し調節します。
 サッカーの試合は長時間にわたって持久力と瞬発力、そして集中力を維持しなければなりません。そのためには、試合中に使う「エネルギー」の保持と「機能を円滑にすること」がより重要になってきます。それに「疲労回復」が加わります。
 エネルギーといえば糖質、機能円滑といえばビタミン、ミネラルとその他の栄養素、そして疲労回復にはクエン酸です。例えば、ホウレンソウのお浸し、冷奴、煮魚などを主体に考えて、副菜に酢の物を加えたり、デザートでグレープフルーツなどの果物からクエン酸をとります。
 
 B即効性のあるものを食べる
 「消化がよい+即効性のある」食べ物や調理法が重要になります。
 試合日の朝食や昼食では、同じ糖質類の中でも、素早くエネルギーになるものを優先的に食べて、効率的なエネルギー蓄積を心がけることが重要です。糖質類で体内での吸収・代謝のスピードが早いものには「バターなどを塗っていない食パンやフランスパン・おもち」があります。また糖質を多く含む野菜類では「茹でたじゃがいもやにんじん・スィートコーン」があります。

次回に続きます。

  参考:吉川珠美著 「サッカー食」