少しずつですが、サッカーの『理解度』が上がってきました。
先日のジュニアユースのリーグ戦でのこと。
前半が終了し、ハーフタイムで選手がベンチに戻って来ます。
そうするとベンチが騒がしくなります。
そのゲームは前半あまり良い内容ではありませんでした。
出ていた選手は水分補給しながら、出ていなかった選手は待ってましたとばかりに(^ω^)、前半の話をし始めます。
『○番が速いからおれは上がれやん。ボール持ったら近くに来て欲しい』
『相手の攻撃は右からばっかやし、裏へどんどん蹴ってくるから、前から蹴らさんよーにせなあかん』
観に来ていた中3もここぞとばかりにアドバイスします。
はい、コーチの出る幕ありません(^ω^)
このままにしといたらハーフタイム終わってしまいますので、『そろそろえー?』って感じで話し始めます。
ほんの少しだけ話して後半のメンバー発表します。
全員出るので5人交代。
今度は交代する選手同士が言われる『引き継ぎ』を始めます。
あっという間にハーフタイム終了。
ここへ来てぐっと成長してきました。
サッカーってそんなスポーツなんですよ。
コーチの言うこと、ベンチで話してること、参考にはなりますが、ピッチに入ったら『自分の意思で』プレーしなければならないスポーツです。
日本人は『言われたことを守る』のが得意で、『自分で考えて行動する』ことが苦手だと言われます。
しかし、いつまでも『指示待ち』では、この先厳しい社会に出てやっていけないでしょう。
ハーフタイムで意見を交換するには、しっかり自分の頭で考える必要があります。
サッカーだけにかかわらず、本当に大切なことだと思います。
負けてるハーフタイムでしてが『成長したなぁ』って嬉しく思っていました(^ω^)
チームとしてもまとまってきましたね(^ω^)
中3の選手は、公式戦なんで出れないにもかかわらず、『審判や見学だけでもいいので行ってもいいですか?』って言って来てくれます。
保護者の応援も熱いものがあり、選手のパワーにもなっています。
OBもそれぞれ次のカテゴリーでがんばっています。
いい感じになってきました(^ω^)
引き続きがんばっていこー!
COACHしみず