今日は、学年をごちゃ混ぜにして活動する訳についてお話します。
ペルナでは、練習や試合のときに1つの学年で活動することはありません。
少なくても2学年、多いときは中3から幼稚園まで、一緒に練習することもあります。
雨でグランドが使えずやむを得ない場合もありますが、意図して多学年で活動するようにしています。
それはなぜか?
上の学年も、下の学年も、圧倒的にメリットがあるからです。
下の学年の選手は、明らかに自分たちより大きく・強い相手に、立ち向かっていくことになります。
もちろん、簡単にやっつけられませんから、自然と工夫したり、多人数で戦いを挑んだりして、何とかして『やっつけよう!』としますし、年上相手にプレーしていると、いつの間にか技術やアイデアが身についてきます。
自分より上手い選手と普通にプレーしていれば、自然と上手くなるのは当たり前ですよね。
逆に年上の選手は、同学年とやっているときには気がつかないことに気づきます。
普段は少々パスがズレても通ってしまうのが、ちびっ子相手では通らない。
パスの精度を上げる必要がありますね。
ルールややり方も分かりやすく説明しないと理解できない。
これは、自分がルールややり方・技術をしっかり理解していないと、人に特に小さい子に伝えられないということです。
インプットしたものをアウトプットして、始めて自分のモノになると普段から言っていますので、そこの部分のいい練習になる。
何より、末っ子で下の子の面倒を見るようなタイプの子ではないのに(失礼・笑)、意外やすごく面倒見が良かったりして・・・(笑)
下の子の面倒を見ていると、人に対して『優しく』なれますよね。
これが一番かな。
同じ学校の選手も多いですから、ペルナで縦の関係を作っておけば、学校生活でもプラスになるんじゃないかなって思ってます。
多学年であったり、同じ位の学年であったり、様々な環境をバランス良く提供し、サッカー面でも精神面でも、ペルナで成長できたらいいなっていつも思っています。
これが学年ごちゃ混ぜでやる理由です。
COACHしみず