池上サッカー教室

  • 2022年05月09日(月)
アップロードファイル 380,365 byte

5月8日は『池上サッカー教室』でした。

毎年1年1回、GW明けの日曜日にお願いしていましたが、コロナで2年連続中止。

やっと開催することができました。

池上さんの本に出会ってから、ジェフ千葉の育成コーチだった本人に会いに千葉へ出掛けてから12〜3年。

今の私の指導のベースを作ってくれた人です❗

先日オシムさんが亡くなりました。

日本のサッカーに一石を投じた偉大な指導者です。

土曜日の池上さんとの事前打合せでオシムさんの話になりました。

オシムさんと池上さんはジェフ千葉で3年半一緒にやられていたそうです。

オシムさんと言えば『考えて走る』を日本に浸透させた人。

池上さんに『明日そんなメニュー(考えて走る)やってください』とお願いしました。

当日、午前中1〜3年、午後4〜6年とジュニアユースでやってもらいました。

私も私なりに『自分で考える』ことに重点を置いて指導しているつもりでしたが、その思いは9時半には打ち砕かれてました(9時スタート)(>_<)

4つのコートでゲームをやります。

全員を学年毎に並ばせて順番に1〜8まで番号を付けます。

『1と2は手前右のコート、3と4は手前左のコート、5と6は奥右のコート、7と8は奥左のコートね』と説明してから、順番に『1』『2』と子どもに番号付けていきますが、『はい、君6ね』と池上さんが言うとほぼ全員が『6?どこやった?』と聞き直します。

あちゃー(×_×)

池上さん曰く、『結局『聞いて』いるが『考えて』いないということ』らしい(×_×)

幼稚園、小学校でもこんな場合は先生が『○○さんはこっちね』と子どもが考える間もなく振り分けてしまう。

大人が手を貸してしまうので、子どもは考える必要が無くなるということです。

誰にも聞くことができなければ、自分の番号を言われる前にゲームのコートの場所を覚えておかなければならないとか、同じ番号の人を見つけておいて一緒に行くとか、『考える』必要がありますね。

それを我々大人な様々な理由から『手を貸してしまう』ため子どもは考えなくなってしまう。

う〜ん・・なるほど・・

ペルナでは学年を越えた縦の関係も重視しているので、ちびっこのお世話を高学年やジュニアユースの選手がやりますが、もしかしたらこれもやりすぎはちびっこが考えない原因の一つかも・・

いや、それより我々大人が手を出しすぎるのが、子どもの成長を止めていると考えるほうが正解かも・・

やはり子どもを変えるには、まず大人が変わる必要があるようです。

分かっているつもりでしたが、少々甘かったようです(>_<)

最低年1回は池上さんにお会いして『バージョンアップ』が必要です(^○^)

保護者の皆さん、20年指導者をやって、30年『親』をやってきました。

多少は経験もありますので、いつでもお話させていただきます。

お気軽に声を掛けてください(^○^)

一緒に子育て楽しみましょう!(^○^)

COACHしみず