5月末から6月にかけて少しずつ日常を取り戻せそうな感じになってきましたが、この新型肺炎が世界中の人たちの『生き方』を再考するきっかけとなったようです。
スポーツ界では多くの競技で予定変更を余儀なくされました。
高校ではインターハイの中止に甲子園の中止、中学では中体連の中止、まだはっきりはしませんが来年に延期になったオリンピックも開催が保障されたわけではありません。
こんな状況で特に高3・中3の選手は目標を失い、途方に暮れているようです。
ペルナのジュニアユースにも数名の中3の選手が所属しています。
中体連が中止になっていろいろと思うことが各選手にあったとは思いますが、これでその選手のサッカー人生が終わったわけではありません。
十分なトレーニングができない今こそ他の選手に差を付けるチャンスです。
再開したトレーニングに高1のOBが参加しています。
彼らも高校での活動が制限されており、全くと言っていいほどトレーニングができていません。
それは他の選手も一緒。
そんな環境の中、少しでもトレーニングできる環境を求め、ペルナでの練習に顔を出しているわけです。
それは、うちのジュニアユースの選手にとっても完全にプラスになります。
自分たちより技術も体力も上の選手と一緒にプレーできるんですから、プラスになるに決ってますし、高1の選手もトップの選手が参加しているので同じようにプラスになります。
少年から大人までが一緒にプレーできる。
これこそがペルナの強みだと思っていますし、そんな選手達のプレーを観ることは本当にうれしいことです。
24日(日)のジュニアユースのトレーニング後に、残っていた高1の選手と中3・2の選手にゆうとコーチから体幹トレーニングを正しく指導してもらいました。
ゆうとコーチは『俺は大学2年から始めた体幹トレーニングのおかげでプロになれた』と言います。
体幹トレーニングがプレーにどんな影響を与えるか?
1日をどんな感じで過ごすといいか?
そんな話を選手たちにしながら体幹トレーニングを指導していきます。
選手たちが本気でとりあえず1ヶ月、体幹トレーニングに取り組めば1ヶ月後にはその成果を実感することができるでしょう。
ポイントは『本気になれるかどうか?』
他の選手たちが中体連という目標を失い、モチベーションが上がらず、有り余る時間の使い方に四苦八苦している今こそ、他の選手に差を付けるチャンスです。
体幹トレーニングって地味なんですけど、結構つらいトレーニングです。
自分に負けず、その地味なトレーニングを最低1ヶ月以上続けて、試合が再開されたとき一味違うプレーを魅せれる選手は誰か?
ペルナの全員がそんな選手になっているのを楽しみにしています!
まだまだどうなるかわかりませんが、今この時期に差を付けましょう!
ペルナの選手なら必ずできますよ。
Coachしみず