見抜く目

  • 2019年11月07日(木)
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11月3・4日の2日間、池上さんとがっつり過ごせました。

池上さんには毎年5月に来てもらってますが、その時に『サカイクの池上カップはどうですか?』とお話をいただき、『やりましょう!』の流れで今回の日程が決まりました。

せっかくお越しいただくので、『サッカーだけでなく他のスポーツの指導者や保護者に向けて講演会もしてもらおう!』の流れで前日の講演会も決まり、まあまあなイベントを計画することができました(^○^)

講演会は『スポーツで子どもを伸ばす〜大人が変われば、子どもは変わる』と題して、今起きている問題やヨーロッパの子ども事情、大人たちはどう変わるべきかなど、う〜んと唸らされることばかり。

勉強になりました!(^○^)

『池上カップ』は午前中サッカー教室、午後は8チームでのゲーム。

ゲームのルールは大人は口出ししないで子どもたちだけでやること、審判なしのセルフジャッジで全員が同じ時間出場すること。

ゲームに関してはいつも通りなので問題なし。

サッカー教室は楽しくできました(^○^)

講演会、池上カップ共にキーワードは『子どもたちが自分で考えて行動すること』

年に数回池上さんから学び(学んだつもりでいた)、実践してきたつもりでしたが、まだまだ甘い!(>_<)

私の『どーする?』には答えが用意されているし、子どもたちが考え行動するのを待つ時間も短いし待てない。

実は全て大人の都合。

日本の子どもたちは『やらされている』から、『教え込まれている』から、低年齢では世界のトップレベルです。

しかし、やらされているのは、教え込まれているのは、実は見せかけの技術だけで、サッカーの本質には迫っていません。

『上手く見えている』だけで、『上手く』はありません。

我々指導者でさえ『上手い』に惑わされているので、保護者の方はもちろん惑わされているでしょう(^_^;)

どうか目先の『上手い』に誤魔化されず、本当の『上手い』を見抜く目を養ってください。

そこに本物の技術や楽しさ、本当の『勝利』が隠されているかもしれません。

やはり指導者(大人)は学ぶことを止めてはいけません。

子どもたちのために・・・

つたえびと しみず