指導者研修・ドイツC

  • 2017年09月13日(水)
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【3日目・8/26(土)】
 
この日からSCアーヴォリの寺井監督と別行動でたく(浅野拓磨)のゲーム観戦のため陸路シュツットガルトへ。
 
ドイツの新幹線『ICE』で2時間の長旅です。
 
私も寺井監督もドイツ語はおろか英語もほとんどしゃべれません。
 
前日行き方を教えてもらった今回のアテンド役・長道さんに『チャレンジャーですねぇ』と言われるほど無謀な計画は、奇跡的に大きなトラブルもなく、たくとの待ち合わせ場所のホテル(シュツットガルトの選手がホームゲームのときに前泊するホテル、今回私たちもこのホテルに宿泊)に無事到着。
 
しばしたくと懇談後、たくはチームのバスでスタジアムへ、我々はタクシーでスタジアムへと向かい、ゲームを楽しみました。
 
たくは後半15分から出場。
 
キレキレでしたねぇ(^O^)
 
帰国後どこかの新聞に『日本代表合流前のブンデスリーガ第2節の浅野の動きは良かった』と書いてあるのを目にしましたが、まさにその通り。
 
もしかしたら、このゲームのキレでオーストラリア戦のスタメンが決まったのかもしれません、それぐらいいい動きをしていました(^O^)
 
ゲームは武藤擁するマインツに1-0の勝利。
 
ブンデス1部初勝利の後はたくと一緒に食事し、たくは次の日の朝7時の飛行機で日本代表に合流するため飛び立ちました。
 
今回Jリーグとの大きな違いを感じたことが一つ。
 
Jリーグではゲームの前に前泊のホテルからバスでスタジアムに入り、ゲーム終了後は同じくバスでホテルまで戻り解散となることが多いですが、シュツットガルトでは入りは同じようにバスですが、出はスタジアム隣に併設されている練習場・クラブハウスまで徒歩で移動し、自分で車を運転して帰ります。
 
ゲーム後のミーティングはありませんし、Jリーグのようにファン・サポーターから隔離されることもありません。
 
スタジアムを出た瞬間(たくと一緒に私たちも出ました)、『出待ち』のファンに囲まれサイン・写真責めにあいます。
 
一人一人丁寧に接するたくの姿に『成長したなぁ』って思いました(ペルナの練習に来てくれたときも丁寧に対応してくれますが、まったく同じでした)
 
ブンデスでは『ファンあってのチーム』という感覚が根付いていると感じました。
 
日本でもそうなればいいのに・・・
 
これはチーム側の問題だけでなく、ファン側にも少なからず問題があるかもしれません。
 
文化の違いもあるでしょうし・・・
 
食事の後は少したくにシュツットガルトの街を案内してもらい、リーグからの代表合流というたくにとって色んな意味でハードな日程の、つかの間の時間を寺井監督とともに過ごし、2人の癒しが代表でのゴールにつながったんじゃないかなって勝手に思ってます(>_<)
 
ありがとう!たく!

COACHしみず