指導者研修・ドイツB

  • 2017年09月12日(火)
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【2日目・8/25(金)】
 
2日目はまず池上さんを含めた今回の参加者15名による自己紹介を兼ねたディスカッション。
 
その後、スポーツ・シューレに合宿に来ていた地元チームのU-9・8のトレーニング見学と指導者へのヒアリング。
 
このチームの指導者はおそらくドイツの指導者ライセンスを取得しておらず、今回見学した他の全てのコーチと違い、ゲーム中もずーっと指示を出して選手を追い立てていました(日本ではよく見られる光景ですが、ドイツでは全く見られませんでした。ドイツではほとんどの時間指導者は選手を見守り、話す場合はポイントを短く伝えているようでした)
 
ドイツにもいろんな指導者がいますね(>_<)
 
昼食後『FC ヘネフ』のU-15のトレーニングを見学。
 
このクラブの施設も前日のアンデルナッハと同レベル。
 
クラブハウスの前には屋根付きのバーベキュースペースがありました。
 
トレーニングは6対6のミニゲームとパスをつないでゴールまでのパターン練習。
 
6人3グループに分けてのトレーニングで、6対6では大ゴールにGKを付けてやっており、今回見学した全てのトレーニングに言えることですが、最後は『ゴール』で終わるトレーニングがほとんどでした。

この日、『サッカー年代別トレーニングの教科書:世界王者ドイツの育成メゾットに学ぶ』の著者でドイツ在住の中野吉之伴さんが合流。

中野さんは17年ドイツで暮らし、地元チームで育成年代の指導をされ、ドイツサッカー協会A級ライセンスを取得。

中野さんによると、ドイツはブンデスリーガだけでなく10部まであり、それぞれが地元に密着しており、10部のゲームでも3〜5ユーロの入場料を払って観戦し、ビール等を売る売店も出るようです。

少年のリーグは高学年リーグ(U-12・11)と中学年リーグ(U-10・9)でU-8以下はなし。

高学年リーグは30分ハーフで中学年リーグは25分ハーフ、1日1試合の1シーズン・ホーム&アウェーが基本のガチンコ勝負で、ヨーロッパでは15年前に『勝利至上主義廃止』のため全国大会は廃止されているようです。


う〜ん・・・


現地の生の話が聞けて楽しかったです(^O^)

COACHしみず