指導者研修・ドイツA

  • 2017年09月11日(月)
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【1日目・8/24(木)】
 当日は8時関西国際空港・国際線出発ロビー集合だったので、前日より大阪に入りテンションの非常に高い一夜を過ごし空港に向かいました。
 
ルフトハンザ航空(LH)741便は定刻通り10時に関西国際空港を離陸し、現地時間の15時(時差7時間のため約12時間の空路)予定通りフランクフルト国際空港に着陸しました。
 
空港到着後、専用バスで宿舎へ。
 
今回の宿舎は『ヘネフ・スポーツ・シューレ』
 
日本のJヴィレッジやJグリーンといったサッカー専用の合宿所のようなところで、宿舎の他に天然芝のピッチが3面、人工芝のピッチが1面、体育館に雨天練習場、プールといった施設が山の中に建っており、サッカーの合宿には最適な環境でドイツ代表はもちろん、メキシコ代表やコンフェデ杯にはアルゼンチン代表が合宿をするなど、サッカーに集中できる場所でした。
 
その宿舎へ向かう途中、今回の研修最初の訪問先『SG 99 アンデルナッハ』のU-10のトレーニングを見学。
 
このクラブはトップチームがドイツ6部リーグに所属(日本では県リーグ1部に相当)、 女子はドイツ2部リーグ所属で、大人から子ども、男女合わせて22チームが登録されています。
 
設備は小さな観客席付の天然芝ピッチが1面、天然芝ピッチ1面、人工芝ピッチ1面、子ども用人工芝ピッチ1面にクラブハウスとカフェ。
 
この設備は市が土地を提供し、市がグランド・クラブハウス等を建設し、市による管理のもと、クラブに無料で貸し出されています。

クラブの運営費は、地元企業によるスポンサー費と行政からの補助。
 
コーチの就職先は地元スポンサー等で、例えばトレーニングが18時からだとすると仕事は16時まで等、コーチであることで優遇されることも多いようです。


※今回見学したいくつかの街クラブでは、ハード面ソフト面ともに全て同じような状況でした。
 

トレーニングの内容は、特に目新しいものではありませんでしたが、トレーニングに対する考え方、例えば『U-10年代ならこんなコンセプト』みたいなところは微妙に違っているのではないかと感じ、 そこはドイツが良いか日本が良いかではなく、両方の考え方を理解したうえで、日本人に合ったやり方を模索していく必要があると感じました。
 
トレーニング見学後、途中ドライブインで夕食をすませ宿舎到着。
 
宿舎に併設されているバーで1杯飲んで眠りにつきましたが、日本を発ってから約24時間寝ずに活動していたにもかかわらず、3時間程しか眠れず『時差ボケ』を経験することになりました。

COACHしみず