『サッカー楽しさ』って何でしょう?
『ゴールを決めること』
『試合に勝利すること』
『相手を抜くこと』
『ボールを奪うこと』
いろいろあるとは思いますが、ペルナではその全てにおいて『自発的に』というのが、頭に付きます。
シュートを決めました。
周りから『(シュートを)打て!』と言われたので打ったら入りました。
相手を抜きました。
周りから『ドリブルで行け!』と言われたのでドリブルしたら抜けました。
両方とも成功で終わっていますが、なにかおかしいような気がします。
サッカーの楽しさは『自分でプレーを選択し、そのプレーが成功する』ことではないでしょうか。
もしかしたら、その選手は自分でシュートを打つよりも、隣の選手が見えていてパスを出したかったかもしれませんし、そもそもアシスト好きかもしれません。
もしかしたら、その選手がドリブルではなくパスを選択したら、そのパスを受けた選手がゴールを決めるかもしれません。
結果がどうなるかは誰にも分かりませんが、例え失敗に終わったとしても自分で選んだ先の失敗は、『先につながる失敗』になるのではないでしょうか。
自分で選んだプレーが、相手を欺くかのようなプレーができれば、我々指導が、『おーっ!!』って感動のお叫びをあげるようなプレーができたら、それは選手自身大満足でしょうし、それこそが『サッカー楽しい!』って瞬間だと思います。
『自分で選んだ・・・』にはたくさんの失敗がついて回ると思いますが、そこは我々大人が目をつぶりましょう。
子どもたちがサッカーの『本当の楽しさ』を知るまでは・・・
以上、ペルナの考える『サッカーの楽しさ』についてでした。