『ペルナの想い』 その14 『サッカーの楽しさ』について

  • 2016年11月12日(土)
アップロードファイル 160,419 byte

『サッカー楽しさ』って何でしょう?


『ゴールを決めること』

『試合に勝利すること』

『相手を抜くこと』

『ボールを奪うこと』 


いろいろあるとは思いますが、ペルナではその全てにおいて『自発的に』というのが、頭に付きます。


シュートを決めました。

周りから『(シュートを)打て!』と言われたので打ったら入りました。

相手を抜きました。

周りから『ドリブルで行け!』と言われたのでドリブルしたら抜けました。


両方とも成功で終わっていますが、なにかおかしいような気がします。


サッカーの楽しさは『自分でプレーを選択し、そのプレーが成功する』ことではないでしょうか。

もしかしたら、その選手は自分でシュートを打つよりも、隣の選手が見えていてパスを出したかったかもしれませんし、そもそもアシスト好きかもしれません。

もしかしたら、その選手がドリブルではなくパスを選択したら、そのパスを受けた選手がゴールを決めるかもしれません。


結果がどうなるかは誰にも分かりませんが、例え失敗に終わったとしても自分で選んだ先の失敗は、『先につながる失敗』になるのではないでしょうか。


自分で選んだプレーが、相手を欺くかのようなプレーができれば、我々指導が、『おーっ!!』って感動のお叫びをあげるようなプレーができたら、それは選手自身大満足でしょうし、それこそが『サッカー楽しい!』って瞬間だと思います。


『自分で選んだ・・・』にはたくさんの失敗がついて回ると思いますが、そこは我々大人が目をつぶりましょう。

子どもたちがサッカーの『本当の楽しさ』を知るまでは・・・


以上、ペルナの考える『サッカーの楽しさ』についてでした。