『ペルナの想い』 その5 『声のかけかたについて』

  • 2016年08月24日(水)
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ペルナでは選手に対する声のかけかたについても少々こだわりがあります。

『できるだけポジティブな声かけをする』

例えば、PKを蹴る前に、『絶対外すなよ!』と言うのと、『絶対入るよ!』って言うのと、両方同じことを言っていますが、聞いた方はどうでしょう?

言葉は身体を引っ張ることがありますから(この辺はメンタルトレーニングで勉強します)、前者は『外す』が大きく意識され、後者は『入る』が意識されます。

結果は分かりませんが、間違いなく後者のほうがポジティブに取り組めます。

リフティングがどれほどサッカーに影響するかは分かりませんが、努力をすれば必ず1000回ぐらいはできるようになります。

『リフティングができない選手はゲームに出さない(注1)』のではなく、『たくさんできた選手がたくさんゲームに出れる』という方式をペルナでは採用しています。

結局は同じことなんですが、できない人が罰を受けるのではなく、努力した人が報われる、そんなチームでありたいので、少しの言い方も工夫しています。

全てがこんな感じで、これがペルナの想いです。

以上、声のかけかたについてでした。

(注1)指導者を始めたころは『できない』人を『出さない』でいました。指導者として非常に未熟でした。反省しております。