ハーフタイムのこと

  • 2024年02月16日(金)
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少しずつですが、サッカーの『理解度』が上がってきました。

先日のジュニアユースのリーグ戦でのこと。

前半が終了し、ハーフタイムで選手がベンチに戻って来ます。

そうするとベンチが騒がしくなります。

そのゲームは前半あまり良い内容ではありませんでした。

出ていた選手は水分補給しながら、出ていなかった選手は待ってましたとばかりに(^ω^)、前半の話をし始めます。

『○番が速いからおれは上がれやん。ボール持ったら近くに来て欲しい』

『相手の攻撃は右からばっかやし、裏へどんどん蹴ってくるから、前から蹴らさんよーにせなあかん』

観に来ていた中3もここぞとばかりにアドバイスします。

はい、コーチの出る幕ありません(^ω^)

このままにしといたらハーフタイム終わってしまいますので、『そろそろえー?』って感じで話し始めます。

ほんの少しだけ話して後半のメンバー発表します。

全員出るので5人交代。

今度は交代する選手同士が言われる『引き継ぎ』を始めます。

あっという間にハーフタイム終了。

ここへ来てぐっと成長してきました。

サッカーってそんなスポーツなんですよ。

コーチの言うこと、ベンチで話してること、参考にはなりますが、ピッチに入ったら『自分の意思で』プレーしなければならないスポーツです。

日本人は『言われたことを守る』のが得意で、『自分で考えて行動する』ことが苦手だと言われます。

しかし、いつまでも『指示待ち』では、この先厳しい社会に出てやっていけないでしょう。

ハーフタイムで意見を交換するには、しっかり自分の頭で考える必要があります。

サッカーだけにかかわらず、本当に大切なことだと思います。

負けてるハーフタイムでしてが『成長したなぁ』って嬉しく思っていました(^ω^)

チームとしてもまとまってきましたね(^ω^)

中3の選手は、公式戦なんで出れないにもかかわらず、『審判や見学だけでもいいので行ってもいいですか?』って言って来てくれます。

保護者の応援も熱いものがあり、選手のパワーにもなっています。

OBもそれぞれ次のカテゴリーでがんばっています。

いい感じになってきました(^ω^)

引き続きがんばっていこー!

COACHしみず