今日は、コートの中でぐちゃぐちゃでプレーすることについてお話します。
ペルナでは、1対1や2対2なんかの練習のときに、コートを個別に作らず、全員がひとつのコート(体育館なら全体)の中で一斉にやることがあります。
もちろん、小さなコートを作る時もありますが、作らない時も結構多いです。
これにも理由があります。
一つは、コートを作って順番にやると休みが多くなるから。
長い時間練習することを良しと思っていませんので、できるだけ短い時間を集中してやりたい。
並んで順番を待っている時間がもったいないということです。
『サッカーはサッカーをプレーすることで上達する』ので、並んで見ていても上手くならないんですよね(笑)
もう一つは、わざとぐちゃぐちゃでプレーして、ぶつからないようにするためです。
年齢が小さくなればなるほど、ボールのみに集中してしまいがちです。
周りに目がいかない状態ですね。
ボールだけを追いかけてしまうので、ぶつかってしまうこともよくあります。
そうならないように、ぶつからないように、周りに気を配りながらプレーしてほしい。
なぜか?
それは、『サッカーってそんなスポーツだから』です。
例えば、ドリブルしながらボールを奪いに来る相手を観て、パスを出す味方とその周りの状況を観ながらプレーする。
サッカーってそんな器用な非常に難しいスポーツです。
たくさんのことに気を配れる、周りがしっかり観れる選手が良い選手の条件ですから、多くの人が思い思いの方向へプレーしていても、ぶつかることなくボールをキープする。
そんな選手になって欲しいという想いがこめられています。
だから、おうちの人と一緒に見学に来ている小さい弟や妹が乱入してきても、気を配って上手くよけてね(笑)
だいたい、お兄ちゃんやお姉ちゃんが練習してたら、思わず混じりたくなるような、そんな『楽しそう』な練習じゃないといけないと思っていますから(^ω^)
これが、ぐちゃぐちゃで練習する理由です。
COACHしみず
7月25〜27日、ハワイから14〜10歳の選手がペルナにやってきました。
選手14人、スタッフ5人。選手の家族17人、総勢36人の団体でした。
団体の団長的な立場の人(日本人)が、ゆうとコーチの大学の先輩で、この先輩から『ハワイの選手を日本に遠征させたい』とオファーがあり実現しました。
結果は大成功!
大変喜んでもらい、『是非、冬はハワイに来てください』と言っていただきました(^ω^)
ホームステイで10人受け入れてもらったり、食事会でゲームをやってもらったり、スイカを切り分けてもらったりなど、保護者の皆様には大変お世話になりました。
保護者の皆様のご協力があったからこその大成功です。
本当にありがとうございました。
サッカーの内容をはじめ、文化の違いというか、生活習慣の違いみたいなのも経験できて勉強になりました。
『あ〜、これがハワイ流か、っていうかアメリカ流か』
なんかすごくおもしろかったです!
27日の最後にはみんなで写真(トップの写真)を撮りました。
別れに涙ぐむ人もいるぐらい仲は深まりました。
やっぱりホームステイは距離を縮めます。
なんか、このまま長く関係が続くといいですね(^ω^)
今は携帯もありますし、継続して連絡を取り合うことは難しいことではありませんから、20歳ぐらいで再会なんてのもロマンがあっていいかもしれません
これからもいろいろチャンスがあれば、様々な経験ができるようにチャレンジしていきたいと思います。
お楽しみに(^ω^)
お世話になった皆さん、ありがとうございました!
COACHしみず