本気になれるか?

  • 2020年05月25日(月)
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5月末から6月にかけて少しずつ日常を取り戻せそうな感じになってきましたが、この新型肺炎が世界中の人たちの『生き方』を再考するきっかけとなったようです。

スポーツ界では多くの競技で予定変更を余儀なくされました。

高校ではインターハイの中止に甲子園の中止、中学では中体連の中止、まだはっきりはしませんが来年に延期になったオリンピックも開催が保障されたわけではありません。

こんな状況で特に高3・中3の選手は目標を失い、途方に暮れているようです。

ペルナのジュニアユースにも数名の中3の選手が所属しています。

中体連が中止になっていろいろと思うことが各選手にあったとは思いますが、これでその選手のサッカー人生が終わったわけではありません。

十分なトレーニングができない今こそ他の選手に差を付けるチャンスです。

再開したトレーニングに高1のOBが参加しています。

彼らも高校での活動が制限されており、全くと言っていいほどトレーニングができていません。

それは他の選手も一緒。

そんな環境の中、少しでもトレーニングできる環境を求め、ペルナでの練習に顔を出しているわけです。

それは、うちのジュニアユースの選手にとっても完全にプラスになります。

自分たちより技術も体力も上の選手と一緒にプレーできるんですから、プラスになるに決ってますし、高1の選手もトップの選手が参加しているので同じようにプラスになります。

少年から大人までが一緒にプレーできる。

これこそがペルナの強みだと思っていますし、そんな選手達のプレーを観ることは本当にうれしいことです。

24日(日)のジュニアユースのトレーニング後に、残っていた高1の選手と中3・2の選手にゆうとコーチから体幹トレーニングを正しく指導してもらいました。

ゆうとコーチは『俺は大学2年から始めた体幹トレーニングのおかげでプロになれた』と言います。

体幹トレーニングがプレーにどんな影響を与えるか?

1日をどんな感じで過ごすといいか?

そんな話を選手たちにしながら体幹トレーニングを指導していきます。

選手たちが本気でとりあえず1ヶ月、体幹トレーニングに取り組めば1ヶ月後にはその成果を実感することができるでしょう。

ポイントは『本気になれるかどうか?』

他の選手たちが中体連という目標を失い、モチベーションが上がらず、有り余る時間の使い方に四苦八苦している今こそ、他の選手に差を付けるチャンスです。

体幹トレーニングって地味なんですけど、結構つらいトレーニングです。

自分に負けず、その地味なトレーニングを最低1ヶ月以上続けて、試合が再開されたとき一味違うプレーを魅せれる選手は誰か?

ペルナの全員がそんな選手になっているのを楽しみにしています!

まだまだどうなるかわかりませんが、今この時期に差を付けましょう!

ペルナの選手なら必ずできますよ。

Coachしみず

ピンチをチャンスに

  • 2020年05月11日(月)
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学校が休みになって3ヶ月目に入りましたが、子どもたちはおうちでどんな風に過ごしているんでしょうか?

先日の『コーチが自主トレお手伝いします』に参加した選手の中に、『おっ!上手なってんな!』って選手がたくさんいました。

以前はリフティングが10回ぐらいしかできなかったのに、100回近くできるようになっている選手がいます。

普通にリフティングするのが精一杯だった選手が、色んな技に挑戦しています。

『家にいる間にだいぶやってんな(^○^)』

リフティングには、実は賛否両論あって『絶対やったほうがいい』という派と、『リフティングとサッカーは関係ない』という派に別れます。

確かに試合中リフティングをする場面はありませんし、リフティングが上手くなったらサッカーが上手くなるものではありません。

ではなぜペルナでリフティングを勧めるか?

リフティングは誰でもある程度はできるようになります。

リフティングの色んな技ができるということは、それだけたくさんボールに触っているということです。

そして回数が増えたり、できる技が増えたりすると楽しくなってもっと続ける、という良いスパイラルが生じます。

年を取って走れなくなってもリフティングはできます。

孫にリフティング教えるおじいちゃんって素敵ですよね(^○^)

もちろん、たくさんボールに触っているので、ボールタッチは柔らかくなるし、それってサッカー上達には必要なことなので、リフティングもサッカーが上手くなる1つの条件にはなるとのことからペルナでは奨励しています。

ただ、通常の練習では他にやることがたくさんあり、リフティングに取る時間は多くありません。

それが今回のコロナ騒動で個人で練習する時間ができた。

そんな時間を上手く使い普段あまりできなかったリフティングをがんばった選手は上手くなって当然。

正にピンチをチャンスに変えた訳です。

素晴らしい!(^○^)

また、先日の自主トレでゆうとコーチから『こんなんできる?』って簡単な(私は間違いなくできませんが(^○^))課題が出されましたが、自主トレ中にはできなかった選手。

どうもスイッチが入ったらしく家に帰ってからもやり続けた結果『できました!』とお母さんから動画送ってもらいました(^○^)

こんな時の子どもの集中力はすごいなあ!(^○^)

こういう自主的にやること、自発的なトレーニング(本人はトレーニングと思ってないと思いますが)、このゆうとコーチからの課題やリフティングへの取り組みがサッカー上達への近道です。

コロナ騒動のこんな時だからこそ、ピンチをチャンスに変える行動を!

どんな時もちょっとしたことで成長できますよ(^○^)

三重は県民の努力のおかげで少しずつ規制も解除されていきそうです。

少しですが明るい光が差し込んできたようです。

大人も子どもも共に成長していきましょう!

そのお手伝いをペルナサッカークラブにさせてくださいね(^○^)

COACHしみず