被災地での一コマ。
津波の傷跡ってほとんど残っていませんでした。
唯一残っていたのが、派出所が津波で倒されたこれです。
ここは最大20mの津波が襲ってきた場所です。
現地で20mの位置にある病院に行きましたが、『ここまで津波がきました』って言われても全然想像できないぐらいの高台で、そこから見渡せる湾や風景があまりにものんびりし過ぎていて、逆に胸が痛くなりました。
25日(金)の夜に宮城県に向けて出発しました。
26日(土)が運動会、27日(日)がその予備日に当たっていたので、ペルナの活動を休みにして25〜28日までの間、宮城県を訪問してきました。
今回の目的は2つ。
1つは宮城の強豪『聖和学園』を観ること。
もう1つは『被災地』に行くこと。
1つ目の目的は達成とともに『驚き』を与えてくれました。
Uー16(高1)のルーキーリーグ観戦と高2の練習見学、それに下部組織である『エナブル』のジュニアユースの公式戦観戦とジュニアの練習見学。
一通り見せていただきましたが、特に高校のカテゴリーは『信じられへん』
高校の監督さんには挨拶はさせていただきましたが、直接お話しをさせていただくチャンスは残念ながらありませんでした。
しかーし、隣で他の指導者との話に聞き耳立てまくり!
聖和学園のポリシーの全てを聞かせてもらった訳ではありませんが、聖和学園が聖和学園たる核の部分はなんとなく感じとることができました。
非常に面白い!
勉強になりました!
エナブルのジュニアユースとジュニアも『さすが!』って感じでした。
いろいろと考えさせられたなあ!
もう1つの目的『被災地』
これも違った意味で考えさせられました。
エナブルの代表さんに一緒に回っていただき、被害の大きかった石巻と女川へ。
途中石巻のサッカー仲間『トメさん』と合流し、リアルな津波の様子を現地でお話しいただきました。
本当に心が痛い・・
仕事中のトメさんが『関西(どうも三重は東北の人には関西に入るようです)から被災地を見に来てもらえるなら是非案内させてくれ』とわざわざ合流してくれ、我々では想像てきない話や、マスコミが報道できない話を聞かせてくれました。
トメさんにしろ、エナブル代表の碓井さんにしろ、余分なことは話しませんし、不器用ですが実直な『東北の男』って感じがして素敵でした。
トメさん、わざわざありがとうございましたm(_ _)m
『石巻の勝新太郎』と呼ばせてください!(結構似てました(≧▽≦))
今回、いろいろなことがありすぎて、とてもここには書ききれません。
興味のある人は直接聞いてください(^o^)
ネタ持ってます!(≧∇≦)b
今回もたくさんの方々にお世話になりました。
特にエナブル代表・碓井さん、皆さん本当にありがとうございましたm(_ _)m
つたえびと しみず
昨日の日本代表vsカンボジア代表のゲームを観て、ずーっとモヤモヤしてたんがなんとなく分かった気がしました。
シンガポール戦は観てませんが、恐らく同じ感じで点が取れたか取れなかったかの違いではないでしょうか。
昨日のゲームで、発展途上で遙かに格下のカンボジア代表を相手に、監督・選手は悲壮な顔で必死に戦ってましたけど、あれってなんなんすかねぇ?
海外組を8人も出して、狙いは監督が海外組を見たかっただけですよね?
昨日のメンバーは現時点でのベストメンバーでした。
ただ、あれは『自分たちより格上のチーム』と戦うベストメンバーであって、格下のカンボジアと戦うベストメンバーではありませんでした。
ヨーロッパや南米、アジアならオーストラリアや韓国と戦うときには昨日のメンバーがベストでしょう。
なぜならほとんどの選手がフィジカルに優れていて、技術で劣っている選手だったから。
日本はワールドカップに出場したら、グループリーグで相手チームが『勝ち点3』を計算するチームです。
そんなチームが自分たちより格上のチームに勝つには『守ってカウンター』が近道。
その可能性が高いのが昨日のメンバーでした。
海外で屈強なDFに勝負できる(勝負している)選手が昨日のスタメンだったということです。
日本が世界と戦うために必要なことは守ってカウンターですから、昨日のように引いてゴール前を固めてくる相手に昨日のメンバーでは崩せないのです。
昨日のような相手にどう戦えばいいかのヒントは『宇佐美』が出てきてからあったんちゃうかな。
宇佐美と香川の関係に。
ここらで日本はどっちの道を進むか決めなあかんのちゃうかな。
世界と戦うために、守ってカウンターなのか、ポゼッションをして崩すのか。
守ってカウンターを選ぶのなら、昨日のゲームは勝ったのでOKです。
もっとスカッと勝ちたければ、違うメンバーで戦いましょう。
最初から宇佐美を出して、香川と絡ませ、乾も出しましょう。
相手が格上になったら昨日のメンバーに戻せばいいのです。
ポゼッションをして格上の相手にも貫き通すんなら、メンバーを変えてやり切りましょう。
次のロシアワールドカップは出れないかもしれませんが・・
ペルナSCでは当然後者を選びます。
協会が『日本は守ってカウンターで世界と戦います』って言ってもね(≧∇≦)b
つたえびと しみず