「めざせベストサポーター!!」

  • 2007年01月31日(水)

ペルナのHPのトップページの右の下に「めざせベストサポーター!!」っていうコーナーがあるのを皆さんは知っているでしょうか?
「朝食の摂り方」や「水分の摂り方」などサッカー選手にとって大切なことを“生活面”からサポートするコラムです。
私も学生時代から30歳位までは現役のサッカー選手でした。その後指導の道に入って、自分の子どもも育ててみて、選手を(自分の子どもを)サポートすることの難しさを痛感しました。自分が子どものころの考え方ではいけません。それはサッカーだけではなく、生活面でもそうだと思います。
同じ年頃の子どもを持つ親として、サッカー選手を目指す子を持つ親として少しでも役に立てばという思いのコラムです。是非参考にしてください。そして、このコラムの内容について子どもと話す時間を持ってください。大切な親子の時間を持つことができますよ(笑)
       Coachしみず

チャンピオンズ

  • 2007年01月30日(火)

28日日曜日は6年生にとっては小学生最後の県大会となる「チャンピオンズカップ(マインドハウス杯)」でした。各地区予選を勝ち抜いた12チームが3チームずつの4ブロックに分かれ、14日に予選リーグを戦い、上位2チーム計8チームが28日の決勝トーナメントに進みました。ペルナは予選リーグを1位で通過して決勝トーナメントに進んだのですが・・
6年生の大きな大会は、春から夏にかけての「全日本少年サッカー大会」夏の終わりから秋にかけての「フジパンカップ」そしてこの「チャンピオンズ」の3つがあります。ペルナとしては先の2つの大会はまだまだ全然形になっておらず、当然「勝つ」ことはできない大会と位置しています。チャンピオンズは1年生から6年生までの小学年代の集大成の大会で「勝つ」ことは目標ではありませんが、良いゲームができれば自然と結果も付いてくると考えていました。当然、子ども達には勝ちたい気持ちがいっぱいです。我々指導者も勝たせてあげたい気持ちもあります。しかし、それ以上に6年生の今の段階で、中学生につなげていかなければならない段階で、何ができて何ができていないのか?どれ位のプレッシャーがかかるとミスがでるのか?ミスを出さないためにはどうしたらいいのか?勝利以上に考えなければならないことがたくさんあります。
最後はPK戦になり負けてしまいましたが、外してしまった選手はベンチに帰ってきても涙が止まりません。「泣いてる場合じゃないよ、これで終わりじゃないし、どうしてPK戦になったか?PK戦になる前の30分のなかでやらなければならないことがあったんじゃないの?」話しているうちに涙は止まります。もっともっとトレーニングをしてプレーの精度を上げていかないと中学校になったら通用しません。
長くサッカーを続けるために小学生の今やらなければならないことをもっとやろう、話しているうちに選手達に今やらなければならないことが見えてきます。
今「勝利」という結果は付いてきませんが将来必ず良い選手になると信じています。6年生は残り少なくなってきましたが、少しでも良い状態で中学校に上げたいと考え時間を有効に使っていきたいと思います。
        Coachしみず
PS 決勝戦を観ずに隣のコートでブラジル人とゲームをして遊んでいたペルナの選手達。その立直りの早さが素敵です!(笑)

ちびっこ!

  • 2007年01月27日(土)

今日は3年生以下の桑員地区との交流試合でした。2・3年生で2チーム作って参加したのですが、この学年(特に2年生)は試合が少ないので今回のゲームは良い経験になりました。普段の練習ではありえないプレーも自チーム・相手チーム共にたくさん出てました。
でもみんなたくましくなったよなぁ〜。うちはこの年代はドリブルしかしないので、いい所で相手の足がひっかかってこけてしまうことがあります。それでも泣かずにボールを追っかけます。必死にがんばる姿に涙が出ます。
点数はボコボコに入れられましたが、局面ではやっつけられたので満足のいくゲームでした。私は今日他に用事があったので最後のミーティングができませんでしたが、もしその場所にいたらこう聞いたと思います。「今日楽しかった人?」
       Coachしみず

チビリンピックin東海大会

  • 2007年01月22日(月)

1月20日・21日の両日、審判部として4年生以下の大会(愛知、静岡、岐阜、三重)に、いって来ました。今回も、審判員がスムーズに業務が遂行できるよう、業務の運営を担当してきました。選手証のチェックや、記録を付けたり、エントリー票の確認等の仕事で、本部席から離れることは出来ず、あまり試合を見ることはできなかったです。本当は、審判員(レフェリー)がやりたかったです。 
 自分の事は、それくらいにしておいて、今回の、大会は、4年生以下ということで、ドリブルを多く用い、子供らしい面白いサッカーが見られると思っていたのですが、パスが多く一対一の駆引きが少なく、県の6年生大会を、4年生バージョンにした感じです。少し前までは、4年生以下と言うと、団子サッカーが、主流じゃなかったのかなあ?
 今では、勝つためのサッカーに変わってしまって面白みがありません。  確かに、東海大会で優勝すると、次は、全国大会に出られるということは、うれしいことですが、何か、忘れているのではないかと思います。4年生は、6年生のミニチュアサイズではないはず。4年生までに、身に着けるべきことがあるはず。
 今回の参加チームの中に「J」のジュニアチームもいましたが、周りに人がいうほど、すごいとは、思いませんでした。先日の大阪遠征で見た、新春カップのほうが、よっぽど凄いと思いました。目先の勝敗にこだわって、子供の将来を忘れているように感じられた二日間でした。
 来週は、いよいよチャンピオンズの決勝です。ペルナのサッカーを見せて、本当のサッカーの面白さを見せたやって欲しい。
                                 Coachながき

なんだかな・・・

  • 2007年01月21日(日)

今日はひでコーチに練習をお願いして「チビリンピック」のお手伝いに行ってきました。4年生以下の東海大会で、東海4県の上位4チームが鈴鹿ガーデンに集まり、昨日今日の2日間グループリーグと決勝トーナメントを戦う大会でした。
いろいろなチームがエントリーしていました。1学年に40人以上いるチーム、小さな少年団クラブ、Jの下部チームも出場していました。(我がペルナが以前にゲームしたチームも何チームかいました)
その会場で1日ゲームを観せてもらいましたが・・・
Jの下部はかわいそうですね。どんな時でも「J」っていう名前が付いて回ります。4コートあるなかでもJクラブがゲームしているときは明らかに観客が多かったです。勝って当たり前みたいな雰囲気が流れています。結局、決勝で0-1で敗れ準優勝に終わりましたが・・・
Jリーグの下部組織・ジュニアチームって日本のトップレベルの指導をしているんじゃないでしょうか?日本のジュニアのトップじゃないんでしょうか?負けを知らせるホイッスルと同時に芝生にうずくまる選手達。負けて悔しいのは分かります。4年生の最後の公式戦で、この大会を今までやってきたことの発表の場に位置していたのでしょう。でも4年生ですよ。4年生としてやってきたことを発表してくださいよ。4年生の集大成の場所で「勝ちたい」ですか?勝たなければならない、勝って当たり前のプレッシャーのなかでやってることは本ま大変だと思います。でもそこを前面に押し出してくるのなら「普通のチーム」と一緒ですよね?日本のトップレベルじゃないですよね?当然、相手チームは「J」をやっつけたい、「J」に勝ちたいっていう気持ちで普段以上のモチベーションで文字通り“倒しに”くると思います。「J」の下部組織って“倒す”“倒される”のサッカーを指導してるんですか?4年生に“倒されるな!”って教えてるんですか?「Jを倒したい」っていうチームと同じ考え方で指導したらあかんでしょ。
必死に倒しにくるチーム・選手相手に今練習しているスキル(技術)の部分がどれだけ通用して、どの部分は通用しなかったか?だから明日からどんな練習をするかを考えてやらないと、ユニフォームが泣きますよ。身体能力の高い選手が集まってくるんですから、周りの観る目が特別きびしいでしょうけどあれでは「J」の下部組織、日本のトップのチームとしては私は認められません。もっともっと選手の将来を考えて指導してはどうでしょう?「なんだかな・・・」って考えさせられた1日でした。
      Coachしみず

クラムジー

  • 2007年01月19日(金)

小学生から中学生に進学する頃、ちょうど身体が大きく変化する頃“クラムジー”という現象が起こります。代表的な身体の変化に「オスグッド」というのがあり、ひざの下の骨が出てきて痛く正座もできません。身体の成長に骨格が付いていけず起きる現象である程度仕方のないことではあります。
そういう身体の変化によって小学生のときに出来ていたことが出来なくなる(時間がたてばまた出来るのですが)現象を“クラムジー”といいます。
小学生のときは出来ていたのに中学生で出来なくなる、これって「身体が原因のクラムジー」と「精神が原因のクラムジー」と二つあるんじゃないかと最近思います。中学生って大人の入り口で精神的に急激な変化がある年代だと思います。自分が子どもの時もそうでしたし、自分の子どもの時もやっぱりそうでした。
心と身体は切り離せるはずがなく、間違いなくどちらかのバランスが崩れると「クラムジー」になるんじゃないかなって思います。そんな身体的にも精神的にも不安定な年代を見守っていくのもCoachの仕事かなって思います。
     Coachしみず

寂しさ・・

  • 2007年01月17日(水)

毎年この時期になると“寂しさ”がやってきます。「あと○ヶ月で卒業やな」みたいな言葉が保護者から聞こえてきたり、選手から聞こえてきたりします。育成の現場にいる以上、毎年年度変わりを経験するのが当たり前で、3月には別れがあり4月には出会いがあります。毎年経験することなのに全然慣れることができません。
私は指導するなら小学生が一番です。なぜなら選手が最初に出会う指導者であることと、一番長く接することができる指導者だからです。中学・高校は3年間で小学生は6年間、一番変化も大きく1年生(幼稚園の場合も有)のときは泣き虫だったのが6年生では見違えるように成長します。サッカーバカになるのもサッカー嫌いになるのも、この年代の指導者の影響が非常に大きいのではないかと思います。責任は大きいけどやりがいも大きいのが少年の指導者だと思います。
小学校を卒業して、ペルナSCのジュニアを卒部して“お別れ”する訳じゃないのですが(ペルナSCのジュニアユースに入る選手もいる)ひとつのくぎりみたいで寂しい気持ちになります。残り少ない6年生を後で後悔しないよう最大の努力をして中学に送り出したいと思います。
     Coachしみず

つながりと伝統

  • 2007年01月14日(日)

今日は審判講習会でした。うちのチームの指導者全員とスケジュールの合ったOBとで講習会に参加しました。
「今のペルナはこんな感じだ」「ぼくらの時はこんな感じだった」「××は○○高校でサッカーを続けている」講習の後食事に行って出た話の一部です。そんな話をしながらOBのいろいろな“今”の情報を聞くのが非常に楽しみです。
数年前までは小学生だったのに少し大人の仲間入りをした、背伸びしてる話を聞けるのがおもしろかったです。
ある一人が「小学校のときのサッカーが一番おもろかったな、またあんなサッカーがやりたいな」って言ってました。指導者として一番うれしいことです。少年時代が楽しかったから、一生サッカー好きになれる、サッカーバカになれると思っているので、OBが小学生時代のサッカーがおもしろかったって言ってくれるのが一番うれしいです。そんなサッカーがうちのベースでうちのチームカラーになれば大成功だと思います。
    Coachしみず

少年の最終形

  • 2007年01月10日(水)

今週日曜日は「チャンピオンズカップ」があります。6年生には最後の公式戦・県大会になります。
去年は準決勝で敗れ3位でした。今年はどうなるでしょう?今年の6年生も早い選手で1年生から見ています。去年のこの大会に参加している選手も多数います。去年のこの大会も非常に印象に残る大会だったので、今の6年生の多くは覚えていることでしょう。
少年時代の最終形(完成形ではない)を披露するために最後の県大会は絶好の場所だと考えています。去年と今年は微妙にタイプは違うけどそれなりに“個”が育っておもしろいチームになったと思います。去年もけっこうインパクトを残したと思うのですが、今年はそれを超えられるでしょうか?
少年ではここまで!という線が今の私にはあるので、その部分のパフォーマンスを選手が発揮できれば指導できているし、発揮できなければまだまだ足りないということだと思うし・・どんなゲームでもやっぱりゲームは「発表会」だなと思います。上手く発表できるも、できないも全て自分達の責任です。
小学生最後の県大会が終わりではなく、またそこで感じたことを勉強して始まりになっていくような、そんな大会にしたいと思います。とりあえず、ペルナとペルナの6年生(5年生も含みますが)の集大成の大会になるよう、最後の良い準備をして臨みたいと思います。
     ペルナしみず

新春カップ U

  • 2007年01月06日(土)

 昨年は、仕事の関係で行けなかったのですが、新春カップを見ての感想は、「これが、5年生以下なの?」と、いうのが実感です。私は、審判部を担当する関係で、県大会及び東海大会へ審判団として行き、試合を通して子供達を見てきていますが、この大会に参加している子供の、個々の技術レベルや、身体能力の高さの違いを感じさせられます。三重県のレベルなら、6年生とでも、対等に戦う「力」があるでしょう。 その中で、ペルナが、勝とうとしても無理があります。そんなことよりも、1対1のこだわりです。
 サッカーは、11人対11人のスポーツですが、局面では、1人対1人の、ボールの奪い合いです。ボールを奪われることが無ければ、点を入れられることも無く、負けることは無いでしょう。しかし、勝てないかもしれませんが・・・・・。(笑)
 サッカーは、日々進化しています。 私が、子供の時より、今の子供の方が、上手いです。世界のサッカーも進化しています。私のころは、ポジション別に役割が決まっていました。フォワードは攻撃する人、ディフェンダーは守備をする人。今は、2〜3のポジションをこなしポジションチェンジをする。そして、攻撃を組み立てたり、守備をする。将来的には、どこのポジションでも出来る、オールランドプレーヤーが、世界で活躍する選手ではないかと思いますが、三重県の指導者の多くは、11人制とか、 8人制とか言って、勝つための戦術面に目がいって、個人については、軽視されているように思われます。
 私達大人でさえ、面白いサッカーは、テクニックのある選手の、華麗なプレーに魅力を感じるはずです。
 だから、1対1に、こだわるんです。
今回、二日間で8試合、全て負けてしまいましたが、遠征で子供達が何を感じ、どう変わって行くか、今後の、プレーを見ながら、私も成長していきたいと思います。                        Coach ながき

新春カップ

  • 2007年01月05日(金)

1月4・5日と大阪・新春カップに行ってきました。5年生以下の大会で、5年生と4年生の一部で参加しました。
去年も参加させてもらったのですが、この時期の5年生というのは全日を意識してチーム作りをしているチームが多いです。関東の強豪チームも複数参加していますし、大阪の強豪チームもたくさん参加しています。その多くがこの大会を5月頃から始まる「全日本少年サッカー大会」で各地区予選を勝ち抜くための前哨戦のような位置づけにしています。やはり、地区大会を勝ち抜くようなチームの完成度は高く(何を持って完成かは怪しいものですが・・)“強い”チームを作ってきています。
うちのチームの4・5年生はまだまだ形もできておらず、まったくサッカーにならないので全て負けてしまいました。チームとしての小学生の完成形、言い換えれば小学生で「ここ」まで出来ていればという所にたどり着くのは、うちのチームでは6年生のこの時期なので当然今は試合では勝てません。
でも、1試合のうち何回かは局面でやっつけれたのではないかと思いました。今は局面だけですが、小学生の最終形の時期には「局面」「内容」「点」の全てでやっつけたいと思います。
すぐに4月がやってきます。今6年生に頼りきっている5年生!もうすぐ最上級生ですよ。ひっぱられていた側からひっぱっていく側にすぐ変わりますよ。自覚と責任を持ってしっかりやろう!下の子の面倒をちゃんと見てやろう。小さい時自分達がやってもらっていたことですよ(笑)
         Coachしみず

Feliz 2007

  • 2007年01月01日(月)

新年あけましておめでとうございます。
昨年中は「コーチの独り言」にお付き合い頂きありがとうございました。
新年早々、我が「ガンバ大阪」が天皇杯の決勝に進みましたので、東京・国立競技場に行ってきました。1日朝3時(!)にこっちを出て、車で途中休憩を入れながら6時間かけて行ってきました。
結果は皆さん知っての通り0-1で破れました。内容は完全にガンバのほうが良く、何回もあった決定機の半分でも決めていれば帰りの車中でぼやくこともなく、気分良く帰れたはずだったのですが・・内容プラス得点で完全勝利してもらいたかったのですが・・思わずぼやいてしまいます。
何年か後にはペルナの選手が元旦の国立のピッチに立つ日を夢見て・・
今年も言いたい放題言わせてもらいます(笑)よろしくお願いします。
     Coachしみず