少年サッカーって・・・

  • 2006年08月29日(火)

先日フジパンカップ2日目が行われ、ペルナSCは惜しくも敗れ3日目に進むことはできませんでした。
2試合して2敗。内容的には全然問題なかったと思っているのですが・・・(負ければ問題あり!ですかね)
フジパンカップのような数少ない公式戦の後はいつも考えさせられます。普通に考えれば内容の良いゲームをすれば、おのずと得点も付いてきて負ける訳がない。というのが私の考え方で・・・
でも少年時代ってもっともっと個人を見て、個人戦術に磨きをかけなければって思います。中学でグループ戦術、高校でチーム戦術、おおまかにはこんな感じで・・でも、それは基本的な部分で個人の“進み具合”に応じて指導していかなければ・・・試合が終わるたびにまだまだいろいろ考えさせられてます!
    Coach しみず

一貫指導

  • 2006年08月21日(月)

先日うちの選手が中学生になると所属するチーム(学校)の先生Yさんとゆっくり話しをする機会がありました。以前からこのYさんとは、選手の将来についてとかいろいろな話をする仲でした。このYさんは、私の4〜5個ほど年上で、当時Jリーグがあれば確実にJリーガーになっていたであろう逸材です。名選手はけっこう変わり者が多いのですが(野球なら長島さん、サッカーなら釜本さん!?)この人は田舎の長男でいわゆる“柔らかい”性格の持ち主です。
どうすれば良い選手を輩出できるか?どうすれば良いチームを作ることができるか?ここ3〜4年ほど定期的に話をしていますが、お互いに本質的には不変のものがありますが、年々微妙に違ってもきています。やっぱり“指導に答えなし”なんでしょうね。幹になる部分は絶対変わらないけど、途中のルートはたくさんあったほうが新しい驚きもあっておもしろいんじゃないかって思います。

「指導」のなかで最も大切なことの一つに「一貫指導」というのがあります。ジュニア(小学生)・ジュニアユース(中学生)・ユース(高校生)とカテゴリーが違っても最終形を同じビジョンを持ちながら指導していける。それが一貫指導で、究極は“同じ指導者”なんでしょうね。しかし、同じ指導者には限界もあるし、選手も新しい刺激も欲しいでしょう。その中で考え方を共有できる指導者が近くにいる!ってことは非常にペルナにとってプラスだと思います。サッカーって様々な指導者とのめぐり合わせも重要なポイントだと思います。サッカー好きになれるかどうかもめぐりあわせが大きなウエイトを占めると思います。
ペルナのみんな、今のところ中学でもサッカーは楽しめそうですよ!!
          Coachしみず

イエメン戦

  • 2006年08月16日(水)

オシム日本代表の公式戦初ゲームがおこなわれました。
アウェーでのゲームを引き分けもしくは最小失点で乗り切りたいイエメンは徹底的に守備的でした。ホームの日本代表は最悪でも勝ち点3、できれば多くの得点をあげ、この先得失点の勝負になったときのためにも優位になれるくらいの得点が欲しいゲームでした。
フタを開ければ2-0。まあまあですかね。内容は・・・絶対的に引いてカウンターを狙うチームに対し、日本代表はDFラインで数的不利な状態を作ることなどできるはずもなく、そうすれば必然的に前線では相手の数が上回るのは当たり前の話で・・・
解説者は「身長が高いのでシンプルにハイボールをゴール前に入れてまず1点を!」みたいな話をしていましたが、少し前までは、フィジカルの強い相手に対してどう戦うか?の話だったのが、平均身長で上回ったらとたんにそんな話かい!!何がやりたいか、どんなサッカーをしたいかが全然伝わらない。
なんぼなんでも、格下の相手に対してその相手に合わすサッカーをするのではなく、自分たちの日本代表のやりたい目指すサッカーをやってもらいたいものです。
あれだけ解り易く守ってくるチームを崩すにはやっぱりドリブルかな。数的不利を打開するのは、個人で1人2人と抜き去れば必然的に数的同数、もしくは数的有利な状況を作れるんじゃないかな。そんなプレーは今の日本代表には無理なのかな?
日本で一番上手い選手の集まりのはずなのに見ていて楽しくなかった。残念です。
      Coachしみず

最初!

  • 2006年08月10日(木)

毎日暑い日が続きます。大人は「夏バテ」になりそうですが、ペルナの子どもは相変わらず元気です。
夜の練習にも休まず参加してくれています。(やっぱり長期の休みは昼間練習ができるように検討したほうが・・)
先日もU-8の練習日に欠席はたったの1名!みんな夜の練習を楽しみにしてくれてるんだなって感じます。
特にこの年代は『生涯一番最初に出会う指導者』として「どう接するべきか?」。非常に難しい年代でもあります。この場所で「サッカーっておもろない」って子どもが感じればもう二度とサッカーはやらないでしょう。その子どものサッカー人生を左右するくらい重要なポジションだと思います。
いろいろな指導者に出会い、いろいろな意見を参考にさせてもらってますが、やっぱり基本は「サッカーって楽しい!」ですね。特に少年年代では逆にそれ以外は必要ないくらいです。

子ども達を楽しませる一番のコツが分かりました。それは「自分が楽しむこと!」(笑)
     Coachしみず

New!

  • 2006年08月04日(金)

5・6日の2日間つつじさんの紹介で、今までほとんどやったことのないチームと試合をやらせてもらいます。どんな出会いがまっているでしょうか?楽しみです。“普通”じゃないサッカーを魅せたいですね。
     Coachしみず

冷静に・・

  • 2006年08月02日(水)

今年最大のスポーツイベント「ワールドカップサッカー」が終わってからはや1ヶ月が過ぎようとしています。
終わってすぐは「ジダンの頭突き」の話題でもちきりでしたが、すっかり今はその影をひそめています。結局真相は藪の中でマスコミも報道できない根の深い問題が潜んでいるのでしょうが、結局「なんやねん!」って感じですわ。
結局、ホナウドの「WC通算得点新記録」よりも「ホナウジーニョ不発」よりも「スター軍団ブラジルセレソン敗退」よりも「頭突き」で今回のWCは決まりですわ。
確かに私たち凡人には、理解できないのが彼らで、いや理解できないからこそ彼らで・・・。もしかすると、もっと他の選手も同じようなことを言われてるのかもしれませんが、スーパースターじゃないがゆえに我慢してるかもしれない。
少しだけ、ほんの少しだけ“戦う”サッカーをやった経験のある者として言わせてもらうと、サッカーって本ま「汚いスポーツ」ですよ。ボールのないとこでの「かけひき」って汚いですよ。
でもね、サッカーをそんな清潔なスポーツじゃなく「仕事」って考えたらどうでしょう?営業をやったことのある人なら理解できるんじゃないですかね?いっぱい理不尽なことってあるんじゃないですかね。サッカーは自分の身体を使ってるだけ「マシ」じゃないですか(苦笑)

結局あそこで「キレ」てしまったジダンはあれだけの選手なんですよ。あの場面でも冷静に戦い、最後にPK戦を制して世界一になっていればジダンの評価はもっと上がっていたんじゃないかな・・。でも、男としてあそこで「キレ」られるジダンにも憧れますけどね(笑)
PS 今回のWCで、Cホナウドのように若きドリブラーの評価が高かったのはうれしかったですね!!
     Coachしみず