松阪牛

  • 2006年07月31日(月)

先週末29・30日と松阪の松尾サマーキャンプに参加させていただきました。
29日は低学年(2・4年生)も混ぜて松尾・アズー・ペルナの3チームでトレーニングマッチ、30日はトップチーム8チームのカップ戦でした。
私はどーしても仕事が休めず、2・4年生については「現地集合・現地解散in松阪」というすごい形で保護者の皆様にはたいへんご迷惑をおかけしました。出発前にはひでコーチに「対象は28人やけど、2チーム分(22人)集まらんだらダブって試合に出しといて。たくさんゲームしたほうが楽しいで」なんて言って対応策を考えていたのですが・・・フタを開けてみれば27人の参加。(唯一の欠席者も家族旅行の予定が入っていたのもかかわらず、最後の最後まで悩んでました。大丈夫!また試合ありますからね(笑))正直びっくりですわ!今回試合会場だった「高須グランド」はしょっちゅうお世話になってる場所ですが、初めて行った保護者のかたも多数だったと思います。いつも急な試合計画ばかりで振り回してると思いますが、それでも今回の参加者の多さは本まうれしかったです。
お家で29日の夜お子さんは試合のことを何て言ってました?楽しかったって言ってました?
昼間子どものゲームを観て、夜感想を聞く。2回楽しんでもらいました?いつも思うのですが、本ま子どもにはいつもパワーをもらいます。嫌な(?)仕事がんばるパワーをもらっています。
今回初めてお子さんのサッカーの試合をしている姿を観た保護者のかたもたくさんいたと思います。心配いらないでしょ。お宅の○○君、めっちゃ楽しんでましたよ(笑)
      Coachしみず
PS 松尾の皆様、2日間大変お世話になりました。ありがとうございました。さすが本場ですね。松阪牛は美味しかったです。またお願いします(爆笑)

凄過ぎる!!

  • 2006年07月25日(火)

凄過ぎます!何が凄いかって・・
本日私のPCのメールに、うちの選手のおじいちゃんからメールが届きました。
「小生の孫が3人お世話になってます・・・・・」と始まる文章は少々年代を感じさせますが(失礼します!)非常にうれしく思いました。最後は「アレグロの入会方法は・・・」と続いていました。
うちのコンセプトばっちりですね。うちのコンセプトは「孫にボールリフティングが教えられるおじいちゃんになろう!」ですから、今回のおじいちゃんはサッカーを教えることはできないでしょうけど、ペルナと一体になって応援しようという気持ちからアレグロの入会を考えてもらえたんではないかと想像します。
めっちゃうれしいですね。もしかすると何よりうれしいことかもしれません。孫に甘々なおじいちゃんがチームを応援してくれる。裏返せば、それだけ孫がサッカーにはまってるということじゃないかな。
海外では、老若男女を問わずサッカーに携わり、サッカーを語っています。そんな世界基準に少しだけ近付いたような気がしました(笑)
      Coachしみず

静岡サッカー

  • 2006年07月23日(日)

22・23日はU-12が静岡遠征、U-11が名張遠征にと別れて出かけました。U-11も最後はPK合戦になって相当盛り上がったらしいですが、私は静岡に行っていたので静岡の話を・・

今回2回目の参加となった「うわさのスーパーもちづき杯」の「スーパー」とはスーパーマーケットの「スーパー」らしいのですが、特にスポンサーになってるわけではないみたいで・・(笑)
静岡のチームを中心に神奈川・兵庫・大阪・愛知・三重と各地からいいチームが20チーム集まっての盛大な大会でした。主催チームの「shizunann」は大変いいチームでいろいろな意味で勉強になるチームでした。
中でも特筆すべきは保護者会の会長で(応援する会の会長だったかな?)あごひげは約20cm!あだ名は「仙人!」完全にこの世の人じゃないですね(爆)末っ子が今大学1年で少年時代に「shizunann」に所属していたらしく、子どもが卒業してもそのまま会長で残っているそうです。
この仙人にひっぱられて(?)この盛大な大会は進んでいくのですが、いやはや静岡の保護者はすごいですね!夜の指導者の懇親会の送迎まで全て保護者の仕事で昼間も休む間もなく働いています。本当にお世話になりました。ありがとうございました。
これだけ大きな大会だといろいろなチームがあり、勉強になります。「ドリブル」にこだわるチーム、「パス」にこだわるチーム、「勝利」にこだわるチームなど様々です。いろいろなチームのいろいろないい所をパクッてワンランク上のチームにしたいと思いました。

今回のように大会が重なると1日目12人、2日目13人と最小人数で出掛けなければなりません。今回も交代選手が少なくいっぱいいっぱいでしたが、確実に今年中にブレイクする選手がその片りんを見せました。ぎりぎりの人数だと大変な代わりにたくさん経験が積め選手も勉強になったと思います。

本当にサッカーが好きな選手たち、今回もいい経験ができたね。その経験をサポートしてくれたお家の人に感謝してもっともっといい選手になろう!!

PS 仙人!いろいろお世話になりました。ありがとうございました!
      Coachしみず

夏休み

  • 2006年07月20日(木)

いよいよ子ども達にとっては待ちに待った“夏休み”が始まります。私たちは夏休みがなくなってからもう何十年と経ちますが・・(寂)
我がペルナも夏休みは招待試合・遠征がぎっしりです。今週の「静岡」「名張」を最初に「松阪」「伊賀」「浜松」・・たくさん試合が続くと暑さもありどうしても欠席や当日体調を崩す場合があります。そんなとき出番なのが、お兄ちゃんに付いて試合会場に来てる弟です。ぎりぎり11・12人で遠征に行ってるときに体調を崩す子どもが出てくると観に来てる弟を何年生でも迷うことなく出場させます。小さいときは本ま「怖いものなし」なので平気でプレーします。そんな経験がその子をたくましく育てるんでしょうね。一回相手チームに嫌味を言われたことがありますけどね(笑)
今年の夏はいったいどんなドラマが起こるでしょうか?今から非常に楽しみです。
       Coachしみず

中体連

  • 2006年07月18日(火)

毎年この時期になると、気温と共に“あつく”なってくるものがあります。中学生の「中体連」です。3年生はこの大会で負けると、中学の部活を引退します。1日でも長く1試合でも多く「楽しい仲間達」とサッカーをするためには1つでも多く試合に勝たなければなりません。
今の中3にはペルナ出身者が4人います。この時期は目の色が違います。「簡単に負けて終わりたくない」という気持ちが目や態度に表れています。中学生はメンタルやサッカー以外の部分に左右されることも多く、勝敗は本当にやってみなければ分かりません。ただ、試合を終えて後悔することのないよう、体調だけは万全にして、自分の力を最悪でも90%位は出せるように今から準備しておいてほしいですね。
体調面・精神面共にみんなが充実して今週の中体連の日を迎えることができればきっと楽しい結果が待っていることでしょう。
今から試合は始まっていますよ、良いゲーム結果は良い準備からきっと生まれますよ。
がんばれ!そして楽しめ八風!!
       Coachしみず

コーチって?!

  • 2006年07月14日(金)

少年時代のコーチって子どもの成長にどんな影響を与えるんでしょうね?

自分が小学生のころを思い出してみると、1年生のときの先生は四中工の城監督の奥さんで、2年生は女の先生、3年生は新採の泣き虫女の先生、4年生は再び城監督の奥さんで、5年生はクセのある名物男の先生、6年生は自分の人生を180度変えた年寄りの女の先生。
ま・でも学校の先生よりサッカーのコーチ、5年生のときに指導にきてくれたサッカーのコーチのほうが、いろいろと影響を与えてもらったと思います。
“緑のいすずの117クーペ”に乗って、リアガラスのところにサッカーボールを置く。靴のひもは普段は結ばない。大人になってからめっちゃまねしました。

自分にとって、少年時代のコーチに憧れまねをしたように、今の私もうちのチームの選手の憧れになってるのかな?「コーチみたいになりたいな」って思われてるのかな?・・・不安です(汗)
まずは見た目から・・・ダイエットしよ!明日から・・・(笑)
        Coachしみず

チビッコ

  • 2006年07月13日(木)

今日はU-8の練習でした。本来、U-8は月曜日が練習日で、今回はコーチの都合がつかず、急遽木曜日の今日に変更になったものでした。

欠席者は“0(ゼロ)”でした。     「すごいなー!」。誰一人休まず練習に来てくれるのは、指導者として本当にうれしいことです。特に、小さい子ども達はごまかしがきかないので、練習に来てくれることが答えかなって思ってます。

近々ゲームも企画しています。1・2年生は本当にゲームが少ないですからチャンスです。サッカーはゲームが全てといっても過言でないほどゲームは楽しいものです。練習でやっていることの「発表会」がゲームです。是非、お子さんが対象になったら観に行ってあげてください。お子さんは必死でがんばってますよ、決して普段見ることのできない顔をして!
うちのU-8はいろいろな意味で期待できそうです。
     Coach しみず

複雑な思い

  • 2006年07月12日(水)

2006 FIFA WORLD CUPがイタリアの優勝で幕を閉じました。
決勝のゲームを眠い目をこすりながらTV観戦をしていましたが・・・ジダンの退場が全てでしょうね。フランスは前後半・延長とジダンを中心に多くの時間ボールをキープし、攻撃的にゲームを進めていました。しかし、イタリアの“カテナチオ(ゴールに鍵をかけるという意味)を崩すことができず、結局PK戦に・・・結果は皆さん知っている通りです。

ジダンは前半早々にPKを決めています。準決勝でもPKを決めました。イタリアのGKはそれを知っていて、準決勝にジダンが蹴ったほうに跳びました。ジダンはそれをあざ笑うかのように逆をついてループ。バーに当たってきわどい判定になったのは、さすがのジダンも緊張して少しずれたのでしょう。ゲーム中に1回PKを蹴っているだけにジダンにはPK合戦で蹴ってほしかった。GKとどんなかけひきをするのかが見たかった。そんな思いも全てが台無しになりました。
今このコラムを書いている時点では、あの“頭突き”の真相は明らかになっていません。ただ、あのすばらしい選手が、顔を見て性格がでているであろうあの選手が、自分の最後の引退を飾る花道にしては最高の舞台WCの決勝で、誰が審判していても解る、一発退場に当たる「報復行為」をするでしょうか?いや「した」のが事実です。彼をそこまで追い詰めたほどの言葉の暴力とは・・・
人種差別か家族の侮辱でしょうね。日本人には理解しにくいでしょうが、全世界的にはありえることなのかも・・・FIFAが打ち出してる「フェアープレイ」に最も外れてるんじゃないかと思いました。どっかの新聞に書いてあって「その通り!」と思った記事に「WCの決勝という最高の舞台で将来ある少年達にあのジダンの退場をどう説明したらいいのか?」というのがありました。試合前のセレモニーで「人種差別はしません」っていう声明文を打ち出したんちゃうん?!ヨーロッパの上流もしくは中流家庭に生まれ育ったことってそんなにえらいんかい!めっちゃハラ立ちます。

選手のコンディションも最高で非常に楽しいパフォーマンスを魅せてくれた今回のWC。最後の最後でケチを付けられ、後味の悪いものになりました。
      Coachしみず

Jogo com PERNA 2006

  • 2006年07月09日(日)

7月8・9日と“Jogo com PERNA 2006”を開催しました。なんとか天気もゲーム運営に影響するほどのこともなく、大きなけが・事故もなく無事終わりました。

2日間こだわりの8チームを招いて、子ども達は「へろへろ」になるまでボールを追いかけていました。8チーム全てがアクの強い個性的なチームで、どのゲームを見ても見応えのあるゲームばかりでした。久しぶりに会う指導者も相変わらず元気で、皆さん熱く情熱的で勉強になった2日間でした。

いくつになってもサッカーに携わっている人ってどの年代かで「サッカーて楽しいな!」って思った経験のある人かなって思います。その年代がジュニア年代(小学生)になるように、いろいろなイベントを兼ねてペルナサッカークラブを企画運営しています。ペルナのOBが大人になって「自分がサッカー好きなのは少年の時の経験のおかげや!」って言うてもらえるように明日からもがんばろーと!!

PS 今回の大会に参加いただいた各チーム関係者を始め、弁当の手配・宿泊の手配等運営のお手伝いをしていただいたアレグロの皆様、お疲れ様でした。ありがとうございました。
        Coachしみず

Brasil!

  • 2006年07月04日(火)

絶対的な優勝候補のブラジルは今回優勝できませんでした。多くの人が「なんだかんだ言っても優勝はブラジルやろ」と思っていたのに(私も思っていた)ベスト8で破れました。
ブラジルの多くの選手が、早過ぎるワールドカップを終えサンパウロ空港に降り立ったとき、ブラジル国民は一斉に批判をしました。ほとんどの選手は裏口から逃げるように空港を後にしました。DFのカフーは表玄関から空港を出て、サポーターに「引退しろ!」と罵られたそうです。
常に勝ち続けることを義務付けられたカナリア軍団は、“負けた”ことに対し日本のサポーターが言うように「良くやった」とは言われません。かと言って勝てばいいのかというとそうではなく、勝ち方が悪くても批判されます。

ブラジルって本とおもろい国です。人生の全てが「サッカー」と「カルナバル(カーニバル)」のような国です。自分の人生の半分を占めているサッカーがワールドカップで負ける、さしずめ日本人に当てはめると人生の半分は仕事ですかね(苦笑)大きな商談に失敗する、そんな感じじゃないでしょうか?そう考えればブラジル人の精神状態も少し解るような気がします。
今のペルナの選手はもしかするとブラジル人のように、生活の半分がサッカーの人もいるんじゃないかな?(笑)そんな気持ちを長く持ち続けて大人になっていったら日本のサッカーも変わるんじゃないかなって考えたりもします(笑)

中田選手の言う「サッカーすることが純粋に大好きだった子どものころの気持ち」っていうのが今の日本には必要なのかもしれない・・・
       Coachしみず

中田引退!

  • 2006年07月03日(月)

日本代表として3度のワールドカップを経験した中田が引退を表明しました。29歳という若さです。
前々回のワールドカップのときから彼の「自分プロデュース」の上手さは認めていました。今回もこの引き際のプロデュースの仕方は本ま“巧いな”って思いました。

前々回のワールドカップ後イタリアのセリエAに活躍の場を移し、そうなることを予知していたかのごとくイタリア語を習得しておき、いち早くチームに溶け込む。頭の毛を金髪に染め、一人目立っていましたよね。

あのころの代表は彼ほどはっきり年下でも意見を言う選手は皆無で(日本独特の“年功序列”かな)、彼に近い年の選手はひっぱられていきました。世界のリーグを経験している選手も少なかった前回のワールドカップでは、まだ彼のカリスマ性は健在でチームの中心でした。
今回、彼のカリスマ性が前回ほど絶対的でなかったのは、この4年の間に他の選手のレベルが上がったこと、自分のポリシーを持った選手が増えたことが原因ではないかと考えます。
世界中のスカウトの目が光るワールドカップ、チームの、自国の勝利が大切なのは解りますが、自分が目立つ、自分が良いプレーをする。ひいてはそれがチームの勝利につながるというような考え方を持った選手がもっと出てこなくては世界を相手に戦えない!ような気がします。

今回のワールドカップを観ていて結局南米はベスト4に残れませんでした。南米の、もっと言うとブラジルの選手は実は日本人が思っているほど「ワールドカップ」って大きな大会ではないのかもしれません。注目を浴びる大会として、自分のアピールの場として位置付けしてるんじゃないかなって感じた今回の大会でした。

前回のワールドカップで彗星のように現れたホナウジーニョ、日本人は「今回のワールドカップはホナウジーニョの大会になる」と信じて疑いませんでした。私もその一人です。しかし、前回のような輝き、バルサでの輝きはみせれませんでした。
世界中の期待を背負って答えれなかったホナウジーニョ、現実には前回ワールドカップ終了後の4年間に「カカ」「アドリアーノ」「ホビーニョ」というスーパースターが出てきています。
4年前ブラジル人がインタビューに答えこう言ってました
「ホナウジーニョはいい選手だ。しかしブラジルにはもっといい選手がいる。なぜならブラジルではいい選手は日々地面から生えてくるからね」と。

中田はいい選手でした。確かに世界を肌で感じ、日本にいろいろなものを残してくれました。29歳の若さで引退もいいでしょう。彼の人生です。“中田引退”で騒ぐのは今週限定にしときましょう。彼の後にいい選手はきっとすぐに“生えて”きてますよ(笑)
        Coachしみず